No.729001

真恋姫無双 舞い降りし剣姫 第二話

ZSANさん

第二話を投稿します
やっと主人公の名前が出せました

2014-10-09 22:36:31 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:4959   閲覧ユーザー数:4436

 

 

 

 

 

天下乱れ、民の怨嗟が地を覆う時流星が二人の天の御使いを舞い降りさせるであろう

 

 

   御使いはその知、その武、その徳を以て乱世を鎮め太平の世に導く者なり

「キャー」

女性の悲鳴が聞こえた森の中へ走って行く

 

すぐに、叫びの主は見つかった

見るとその女性は見た感じ、私と同年代だろうか 虎に襲われていた 

 

「今日は変なのに、よく会う日だね~」

 

虎が女性に飛びかかる

私はその間に割り込み手甲『玄武』で虎の攻撃を防ぐ

虎はいきなり現れた私を警戒してか少し距離をとる

私は腰を少し落とし鞘に納めてある日本刀『朱雀』の柄に手を添える

「確かこの手の肉食動物は目をそらさないと中々襲ってこないって聞いたことがある。それなら」

私は虎から一瞬目をそらす

その瞬間虎が飛びかかってくる

だが、それを狙っていた私は日本刀『朱雀』を一閃

〈抜刀術〉で虎の首を斬り落とす

斬り口から血を大量に噴き出して虎は絶命した

 

「いくら動物でも生き物を斬るって、気持ちいいもんじゃないわね」

「あ、あの」

 

私が『朱雀』鞘にを納めるとその女性が話しかけてきた

「助けていただいてありがとうございます

 私は姓は徐、名は庶、字は元直、真名は静里といいます

 命の恩人であるあなたに真名をお預けします

 受け取っていただけますか」

え、この娘今なんて言った

 

徐庶元直 三国志で有名な軍師 それくらい私でも知っている

 

「あの~、つかぬ事を聞くけど今の王朝って何?」

私の質問に徐庶と名乗った少女は怪訝そうな表情で

「漢王朝ですよ」

「今の皇帝の名前は?」

「劉宏様です」

え~、タイムスリップ?でも徐庶が女性だしパラレルワールド?

どうなってるの~

それにパラレルワールドだとしても元々男の徐庶元直がこんな美少女なんて~

 

背は私のほうが少し高い

同年代の女性の中では少々高目の私より少し低いということは彼女は平均位の身長なのだろう

胸は見た感じ私と同じくらい

私も決して小さくない、決して小さくない、大事なことなので二回言う

足はすらりと細くて長い

うらやまし~、私も太いと言うほどではないが筋肉がついて彼女ほど細くない

顔は理知的で大きなコバルトブルーの瞳がとても綺麗だ

 

と、そんな事より彼女今聞きなれないこと言わなかった?

「重ねて聞くけど、真名って何?」

「真名を知らないんですか」

驚いたように徐庶は言うが知らないものは知らない

「知らない」

「真名とは、その人の魂までもを含む全てを表す神聖なものです

 本人の許可がなければ知っていても決して呼ぶことは許されない

 本人の許可なしに呼んだら首を斬られても文句を言えないくらいです」

え、でもさっきこの娘名乗ったよね

「そんな大事な真名を私に教えちゃっていいの」

「命の恩人に真名を預けても問題ありません

 受け取ってもらえますか?」

これだけ言われたら断るのは失礼だよね

「私は性は北郷、名は鞘華、字と真名はなし

 貴女の真名、静里を預からせてもらうわ」

「ところで鞘華様、先ほどの剣術はとても変わっていませんでしたか?

 それにこの剣も見たことが無い形状です」

ああ、そうか

この時代のこの場所に日本刀なんてあるわけない

 

「この剣は私の国の伝統的な剣で〈日本刀〉て言うの

 銘は『朱雀』

 剣術のほうは、私の家は分家だけど本家で代々継承されてきた剣術

 〈北天一心流〉という流派なの

 で、分家筋の私も5歳の時から〈北天一心流〉を習わされているわけ

 そのおかげで静里を助けれたのだから

 〈人間万事塞翁が馬〉とはよくいったものよね」

と言って笑いかけると

「本当に感謝しています」

と微笑み返してきた

う、ほんとに可愛い

百合の気はないんだけど可愛いと素直に思える

 

「ところで、ここは地理的にはどの辺なの」

「ここは荊州です

 この辺りには大きな町はありませんが3里程北に言ったところに小さな村があります

 取り敢えずそこに移動しませんか」

「そうね、そうしましょう」

 

静里のいう村に向かう私達

しかし、私は忘れていた

私の今日はとても忙しい、と自分で言っていたことを

~あとがき~

 

主人公ばかりかモブキャラを除く最初のキャラがオリキャラっていいんでしょうか

 

でもオリキャラはこの後少し控えます(多分)

 

更新はゆっくりになりそうですが続けます

 

前回こういってたのに連投しただろといったツッコミはご容赦ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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