No.72867

銃を抱えた女の子2話

kikiさん

とある~の設定とマゼマゼして書いていきます!(これは当初から決めてました)

2009-05-10 16:58:31 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:908   閲覧ユーザー数:881

 

少女は涙目でオレに声を張る。ゴハンを作らずに出かけた事で自分が飢え死にそうになったのだそうだ。そして捜しに来たら子の様、、て事の様だった。オレに顔だけ向けて尚!もっと私に対しての扱いと言う物をですね・・ と愚痴る。この場所は視界の入らない場所だ。建物と建物の間、コケが生え放題、排水流れ放題の湿気が濃い気持ち悪い空間。

どんな探し方をしたか知らんが、、どうやって見つけたんだ?「私が屋根から屋根まで飛び移りながら探していなかったら貴方は今頃切り身ですよ!!」「そんな探し方してたんかい!?ってか屋根から屋根ってお前人様の家踏みつけるなよ!」 

 

 

最初はクレジャも固まったまま動かない。状況を読みきれなかったせいだろう。が。直に体制を取り直して動く。レイゼンをオレの味方と見切ったのだろう。いや、コイツからしたら関係などどうでも良く、ただ目標が増えただけかも。それにオレもレイゼンも直反応する。

オレは目を眼に切り替える。どんな万物にも絶対存在し。いかに最強の盾にも存在する。それは綻び。オレの眼はソレを見逃さない。そうだ、。どんな万物にもだ、。、、ああ。なんてばかだったんだろ、、。オレ。冷静になれば、、こんな物。、、当んなかったんだった!!そう思い切り突っ込んだ。

 

「うぉおおおおおおおおおお!!」姿勢は低い。この低さに合わせる様にクレジャは目でオレを追い、指を鳴らす。するとそこに”綻び”が宙を浮いている。

「ここぉおお!!」ナイフがその綻びを断ち切る。ガッシュン!と音を立ててナイフは砕けたが眼が一瞬金色に光ったら手に光が走りナイフが元の形に戻っている。

 

 

クレジャは驚きが隠せない。まさか自分の攻撃が見切られるとは。衝撃のストック。ソレがクレジャの能力。ソレの配置。クレジャの能力。ソレは目には見る事の出来ない爆弾。宙に浮く爆弾と同じだ。が、断ち切られた。まるでそこにあるのが見えているが如く切り裂いた

その眼の奥には収まり切らんばかりの殺気があった。見るだけで気絶してしまいそうな程の、全身の汗が吹き出る。だがその顔には笑みが。そうだ。私には、、奥の手がある、、!

 

レイゼンは観察していた。出来るだけ彼を理解しようとしている。

レイゼン・マグナスがここに来たのは、、必然だ。尚の背中には自らが貼り付けた「瞬間圧力」と言う魔術が施され、それに衝撃が走ると破裂し、その発動者に強力な重力がのしかかるのだ。

ソレはバスケットボールが、人間が、みしみしと時間を立てながらならば確実に押し潰さ押し潰される程の圧力だ。だがレイゼンはソレを使い、自分にダメージが走る事が尚にも危険がある事という事にも繋がるのだ。

尚に危険が迫る事を避けたかった。この街はあまりに危ない。我々魔術側からしたらここは敵地のど真ん中と言える。世界に存在する。「学園都市」「超能力育成大学区部位所」と言う所はここより激しい戦闘が起こってるのが嘘の様だ。信じがたい物だ。だが、魔術サイドの人物。しかもあれ程の人材がいたら納得が行く。学園都市には魔術者が屯している。「イマジンブレイカー」(情報ではイマジンブレイカーは科学側)と「禁書目録」であるDedicatus545(献身的な子羊は強者の知恵を守る)がいるからだ。ほかにも多数の魔術師がいる様だ。Fortis931(我が名が『最強』である理由をここに証明する)から天草式十字凄教、さらには聖人までいるのだ。そんな所は戦闘が起こるのも無理は無い。戦闘した相手も相手の様だ。だがこちらは魔術サイドではないが魔術サイドにもなり得る存在がここにいて、ソレが彼だと言う。、、信じるには至る程の情報は無いが、上部が言う事には私は従わなければならない。いかに彼が料理で誘惑してきてもコレを彼に知られる訳にはいかなかった。だから今確認する。彼が本当に「鬼殺し」の所有者か。我同胞であるのかある載らば、、私のこの力も、、

 

「く、、おおおおおおおおお!」ッ!! 

くっそ!どうなってる。尚は進もうとする。今のオレにはやつの瞬間凝縮が見える。ソレをかわしながら進めばアイツの顔面をぶん殴れる。のにだ。前に移動しない。歩がオレの意識を無視し後に歩いていく。「あ、、、あはは、、あああは、、ははっはははははぁ!!そりゃあそうだよぉ!!私にはもう一つ能力があるって、いってたじゃないのよおぉぉぉぉぉおぉ!!」クレジャは辛そうにして攻撃を続ける。尚は腑に落ちない。確かにこの街は特殊だ。学園都市より小規模な5万3千人が住み暮らす。もう一つの能力の件だが、ソレは多重能力(デュアルスキル)の事だろうか?

だとしたらコレは快挙だ。まだ学園都市も作り出せない多重能力者がこの街で生まれたならば、、だ。だがその確立はまずない。一人の人間(一つの脳)に二つ以上の能力を持たせるのは脳の負担を考えると不可能だからだ。

だがこの街は多重能力(デュアルスキル)のレプリカとも呼べる起動副演算(サブアタックァス)ができた。噂ではコレはまだ外に漏れていない情報だ。

実際。この街に来た学園都市出身者はみんな腰を抜かす。そして記憶操作を能力者に施されそれが普通に感じるようにされる。と言う噂。

 

機能はそもそも能力者は量子力学を使い、その限界を利用し発動する。その時AIM拡散力場(エーアイエムかくさんりきば)を発生させる訳だが、、このAIM拡散力場(エーアイエムかくさんりきば)はあまりに微弱なためやっと精密機器を使わないと測定できない。その拡散力場に対応し。その個人個人の周波数に合った能力を発動させる二つ目の脳の代代わりをする。ソレが起動副演算(サブアタックァス)の能力だ。つまり、だ。一定の能力がインプットされた起動副演算をAIM拡散力場(エーアイエムかくさんりきば)に周波を合致する物を探し出し。それにより小さなもう一つの”脳”を作り出すのだ。小さな脳を遠距離演算する事でもうひとつの能力を発動させることが出来るのだ。しかし、やはりだ。これには弱点があるのだ。

コレには数週間内の数時間を自分の脳で演算延長させる時間が必要だ。

 

しかも小さい脳だ。その脳は少なくとも最大で最強で銃に打ち勝つ能力とデータがでている。本脳の能力よりも数段さがるはずだ。しかもだ。コレはAIM拡散力場(エーアイエムかくさんりきば)を使った物でもある。AIM拡散力場(エーアイエムかくさんりきば)の量程度の大きさの脳しか作り出せない。

この結果は樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)が叩き出した計算であり、寸分のズレもない。(、、らしい)。情報が大きすぎる能力は作り出せない。しかもコレも噂だが人体にも影響があるそうだ。だがソレを噂としか思ってないのも一般だ、よって殆どの学生達はこの街独特の技術、起動副演算「サブアタックァス」を使用している

その小さい脳には少しの力しか込められない。ソレがコレ程強力な能力は難しいはずだ。

ましては同時演算などと言う技術ならばすごい消耗のはず。すごい消耗は見て取れるがそれほどの強力な力すぎないだろうか?相手の考えを無理やり捻じ曲げて相手の考えを無理やり意識を書き換えるなど、ソレはランクA以上でも難しい芸当だ。ソレを同時に発動だと言うのは無茶ではないだろうか?「ほら、ほらぁ!もっと、がんばってよぉ!!!」

必死になる。必死に絶えて、必死に力を絞り、演算を続ける。ドスンッ

「ぶ、、は、、っ!」逃げようと行動しようするが、アイツはずっとオレを目で追い、まるで誘導する様にオレに確実に当ててくる。吐き気が込み上げて来て体中からは水蒸気が立ち上った。まるで体が思い切り熱湯をぶち当てられ茹で上がってしまった様だ。「ほらぁ、ほらぁ、ホラぁ!もっと、がんば、ってよおおおぉ!」ズギュッ! ドッ! 「ぐ・・ふ・・!」まるで釘を刺される様に、まるで水分吸酸機で水分を思い切り吸いだされた様に「あ・・が・・っ!」空気が持って行かれる。が、レイゼンはオレの万事休すの状態でやっと動き出した「・・ッ!!尚!」

 

 

これ以上は見ていられない!このままでは彼が死んでしまう!そんなのは許されない!!

グリップ深く握りこんで銃を構え直す。少女はこちらを睨んでいたが、無視して弾丸を撃ち込んだ。が、腕が予想の通りの位置で無い。

予想より18cmもずれている。腕は横になっている

「おじょおさんぅ!、じゃ、ましちゃ、だめ、、でしょおお!!」

声が途切れ途切れになっている。

もうボロボロなのは見れば解かる。だがこのままでは相手が折れるよりこっちが負ける。

「・・クッ!!」

レイゼンは力を込めてクレジャに銃口を向けようとするがクレジャが睨みつけるとソレと反対の思念とともに体が反対の行動を取る。

引き鉄を引くと弾丸は飛び出し建物に音を立てて食い込んだ。

細かくなったコンクリが振ってきて雨がかかるが如くレイゼン達に目掛け降って来る

 

「レイゼン!」

尚が叫び手を伸ばそうとするがまた睨まれると行動が反対になる。

「・・!尚!!」

レイゼンがハッとした表情で大声をだす。狭い空間に声が跳ね返りエコーした。

「彼女の力には条件があります!!相手を見続けるのが条件のようです!!」

レイゼンがその言葉を発した瞬間にオレにもレイゼンにもクレジャにも岩石と化したコンクリが降って来る。「・・!尚!!」オレは睨まれていた。クレジャに鬼の形相で。ならどうする!もしレイゼンの考えが正しいならオレはこのままではアイツにやられたい放題のはず、!

「く・・あああ!」こうなったら、!!「、!しまっ、」クレジャがそう言葉を零す。「、、え?」オレは言葉を失くした。激痛が後1秒後に降って来るビジョンの反対だ。激痛など走らない。もしあるとしたら、、チクチク?コンクリのでかい塊はオレのナイフにより断ち切られていた。

おかしい、オレは、、オレは今しようとしたのは、、

岩石を真っ二つする事ではない。

 

ただしゃがみ込んで抜けようとしただけ、、

?もしかして、、

バッ!

オレは眼をつぶってアイツに突っ込む。ただ瞬きする瞬間に集中する。

指がパチリと鳴る音がした。瞬間に瞬きをする。そしてその一瞬に見えた物を記憶し、後は直感。

 

「ここ!」ガッシュンッ!

「?!」音を立ててオレの手に手応えと鉄の跳ねる音がする。

瞬時に瞬き、その眼が開く時は金色にあり一瞬でナイフが複製。そして周りの鉄分などを使いナイフを複製する。数は、、6本、コレが勝負だ!

「レイゼン!」眼を閉じたまま声を張り上げる

はい! と元気な声が聞こえる。

ただ無事かどうかが気になり声を張り上げていた。

弾丸の様に走りこむ、

「・・ハァ・・ゼェ・・く・くっそ・・なんでぇ!!」

指を鳴らす、そして眼を開く。そして殺気に満ちた眼に、

「おらおらぁ!アンタもがんばれよお!!」

殺気に満ちたオレの言葉。それに身をビクリとさせるクレジャ。

その表情を瞬きした瞬間に覗き、そして爆弾の位置を知る。

ナイフを記憶した方向に投げ込む。すると ガシュン! ズッ!

さまざまな音を立った。そして眼の前にも数本投げ込むと同様に音を立てる。

「・・!!な・・なんでえ!」クレジャはあまりにも信じられない物でも見る様に言った。

確かに。目を瞑りながらでここまで辿り着くなど不可能としか思えないだろう。

「、、アンタぁ!もっと隠すって言葉勉強しなぁ!」

眼を閉じたままオレは声を張り上げてクレジャの目の前にいた。

「アンタ、別に意識を捻じ曲げてる訳じゃないみたいだな。どうもコリャ・・オレの意識と意識を入れ替えた様な、そうだな・・オレの神経回線を入れ替えて立ってとこか?」

ビクッと身を跳ねさせる。クレジャから笑みは完全に消えオレに怯えてる。

「ずっとオレのやレイゼンを見てたのは・どうも読唇術やら心理学でも学んでたのか?それでオレの心境を理解、そして・・ソレを阻止した。オレの意識を書き換えるんじゃなくて、もともとある考えと取り替えたてだ・・それなら無理やりじゃねえから情報量も少なくて済むなぁ!」

「ア・・アンタ・・なんデェ・・」泣きそうな顔になり質問してきた

オレは笑顔で答えた

「俺自身が脳にいて見てたんだからぁ・・解かるに決まってんだろおぉぉぉぉぉおぉおおおおお!!!!!!!!!!!」

荒々しいもう一人のオレは、女の顔を拳で吹っ飛ばしていた。細い道をその細い体は吹き飛んでいった。薄汚れた空間に殺人鬼は降り立ちそして消えていった。そして尚は呟く、。

「・・・・なんで・・今回は・殺さなかったんだ?」そして脳に囁く様な乱暴な声が響いた

、殺して欲しかったか?、ならもっかいでてやってもいいが、、まぁ、いいだろ?最近は血に飽きてる所だ、、ま。後2年位したらまた血に飢える時期が来る、、その時は、、宜しくな、相棒♪

 

薄くなって行く意識とともに体が重くなる。そして軟らかい空間に包まれ意識は落ちていった、、


 
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