No.728664

真・恋姫無双~項羽伝~

あかさん

前半終わるまであと一か二話

2014-10-08 02:20:43 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:3597   閲覧ユーザー数:3067

第三章 2話 帰還、一時の安らぎ

 

 

 

 

咸陽から呉に帰ってきた一刀たち・・・

 

一刀「呉よ!!私は帰ってきたーーーーー!!!!」

 

 

 

 

涼「何をしてるんですか?旦那様」

 

一刀「いや、お約束だし・・・やらないといけない気がした」

 

 

そう言い訳しながら家に戻っていく一刀たちでした

 

 

蓮乱「そんな事より一刀、このお土産で家族は喜ぶかな・・・・大丈夫だよな?星龍のとこみたいにお父さん臭―いみたいな感じできらーいみたいなこと言わないよな??」

 

一刀「落ち着け蓮乱大丈夫、大丈夫だから(ただ他のこと言われるかもしれんが)」

 

蓮乱「ほんとに、ほんとだな!!俺は娘に嫌われたら・・・・」

 

冥生「大丈夫ですよ。咸陽で、あれだけ迷って買ってきたのですから」

 

蓮乱「だ、だよな。あれだけ迷ったんだ喜んでくれるよな」

 

そう言いながらみんな家族に会える嬉しさから笑顔があふれていた

 

城について・・・・まず目についたのは十歳ぐらいの女の子が六歳ぐらいの女の子を叱ってる風景だった

 

 

一刀「なあ、あの叱ってる娘は星龍のとこの空(そら)ちゃんで叱られて今に泣きそうな二人は蓮乱の火(ひー)ちゃんと冥生の鈴(りん)ちゃんじゃないか」

 

三人「ああ、そうだと思う」

 

一刀「思わぬ出迎えにあったな・・・」

 

少し前、女の子たち

 

鈴「ねー火ちゃんお父さん達いつ帰ってくるんだろうね」

 

火「そうだね、早くお父ちゃん達にあいたいね」

 

そんな話をしながら城を歩いているとどこからか怒鳴り声が聞こえてきた・・・

 

鈴「何だろーね、火ちゃん」

 

火「行ってみよーよ鈴ちゃん」

 

そう言いながら火は鈴の手を引き声がした場所に駈け出した

 

 

 

 

 

空「何故です母様。この技術を民たちに伝えれば町は住みやすくなり兵たちの武も一段と強くなるではないですか!!」

 

母「私に言われてもわかりませんよそんなこと。しかし、あなたは、その技術を習う時誓ったのではないのですか?その技術は門外不出の物。たとえ、親しきものでも制作してるとき人を近づけてはいけず、知られた場合は殺さなければならないと・・」

 

空「しかし、私は民たちのことを思うと・・・それに父様が使われているあの傑作龍牙を見ると悔しくて仕方のないのです・・・あのようなすばらしい武器をどのようにしたら作れるのかと」

 

母「民を思う気持ちはわかります。それに教えないのはそれなりの理由があるはずです、そしてわからないなら聞けばいいじゃないですか」

 

空「うぅ~わかった。父様が帰ってきたら聞いてみるよ。そして、父様や他の将軍様達や一刀様の武器をどの様に作ったか聞いてみるよ」

 

母「空、一つ勘違いしてるけど皆様の武器を作ったのは一刀様よ。星龍様はその手伝いをして技術を教えてもらったのよ。あと一刀様の剣はもともと持ってられたものらしいから作り方すら知らないはずよ・・・」

 

 

空「ええええええええええええええええええ~~なにそれ・・初めて聞いたんですけど・・」

 

そんなやり取りをしてると

 

火「なにかあったの~?」

 

鈴「駄目だよ、勝手に部屋に入っちゃ。ちゃんとノックしなきゃ火」

 

火「あ、そうだった。ごめんなさい」

 

空「いいのよ、何でもないから」

 

母「あら、いらっしゃい二人とも」

 

二人「「趙お母さん、こんにちは」」

 

母「はい、こんにちは。そうだ調度いい空二人と遊んできなさい。もうすぐお父さんたちが帰ってくると連絡があったから遊ぶついでに出迎えてきて」

 

火「ほんと!!お父ちゃん帰ってくる?」

 

鈴「ほんとですか、お父様がかってくるのですね」

 

母「ああほんとだよ」

 

二人「「やったーーー!!」

 

空「ほら二人とも嬉しいのは解ったから行くよ」

 

二人「「うん」」

 

 

 

そして、門まで来たとき

 

火「あっ猫だ~~」

 

涼「ほんとだ猫さんだ~」

 

と言って二人わ駈け出した

 

空「こら二人とも急に駈け出すと危ないといつも言ってるだろう!!」

 

その時、一人の兵が歩いて来て二人にぶつかった

 

空「ごめんなさい兵隊さんこの子らがぶつかってしまって」

 

兵「大丈夫ですよ。それよりそっちの二人は?」

 

空「ああ~大丈夫です。なので、兵隊さんはお仕事がんばってください」

 

兵「そうですか、それでは自分は失礼します」

 

 

空「二人とも・・・いつもお姉ちゃんいつも言っているよね~~~急に走り出したら危ないって!!だからいつも・・・・・・・・・」

 

二人「「ううう~~~~」」

 

 

 

星龍「お前えらいったい何してんだ?」

 

三人「「「え?」」」

 

時間は戻り・・・

 

一刀「お前らあの子達の親だろ・・・誰かとめに行ってやれ」

 

蓮乱「お前が行けよ星龍、怒ってる子はお前の娘だろ」

 

冥生「そうですよ、早く言って止めてください」

 

星龍「いや、怒られてるのもお前たちの子だろうが・・・・はぁ~」

 

 

 

星龍「お前あらいったい何してんだ?」

 

三人「「「え?」」」

 

 

 

 

星龍「なるほどな・・」

 

蓮乱「ゆるさね~~よくも俺の可愛い娘を突き飛ばしやがってどこの兵だ~~」

 

冥生「手伝いますよ蓮乱、うちの可愛い子を押し倒すとはいい度胸をしてますねフフフフフ」

 

 

一刀「やばい、星龍二人を止めろ」

 

星龍「いや無理だ。俺まだ死にたくない」

 

 

 

火「お父ちゃんおかえり~~~」

 

鈴「お父様お帰りなさい」

 

そう言いながら親に向かって飛び込んでいった

 

その時星龍はちらちらと空を見ていた

 

 

空「やんないわよ私は、でも一応お帰り」

 

星龍「ああ、ただいま空」

 

ひと騒動あった後、中庭に集まっていた

 

将たちの奥さんと娘たちに冬蘭、夏候嬰の紹介をするためである

 

 

冬蘭「このたびより楚軍にお世話になっております名を夏候嬰、真名を冬蘭といいますよろしくお願いします」

 

趙母「ええよろしくね」

 

孫母「よろしく頼むぞ」

 

周母「よろしくお願いしますね」

 

司馬母「あらあら、一刀様と何やらよからぬ匂いが」

 

冬蘭「/////////////////////////////////////////////////」

 

涼「一応私の同意のもとですよ、みなさん」

 

一瞬だけすごい殺気が出たが、涼のフォローですぐ霧散した

 

趙母「あら、それはとても気になる話ですね」

 

孫母「私にも聞かせてよ」

 

周母「いったい何が起きたのです」

 

司馬母「すべて話すまで話しませんよ」

 

涼「私も参加しますね」

 

冬蘭「え、え、え、え、え、え、」

 

あれよあれよと冬蘭が連れ去られていった・・・・

 

残った父親と子供たちはというと・・・・

 

蓮乱「ほら火、お土産だぞ~」

 

火「やったーーお父ちゃんありがとう!!」

 

冥生「お前にもお土産だよ」

 

鈴「ありがとうございます父様。大切にします」

 

星龍「ほら、空一応お前に土産買ってきたぞ。要らんなら捨てていいからな」

 

空「・・・・・・ううん。ありがとうね父様」

 

葉「ほらお前たちお土産だよーーー」

 

「「アウーーー!!バブーーーーーー!!」」

 

葉「そうかそうか、うれしいか」

 

 

 

 

一刀「平和だねーーーー」

 

漢中にて

 

劉邦「さて漢中に着いたか・・・まずは民を纏めるぞ!!そのあと建国だ!!!!」

 

臣下「ハッ」

 

劉邦「千紀、楚以外の諸侯に今の現状に不満を持っていないか聞いて、俺劉邦にはこの書状があると諸侯に伝えまわってくれ」

 

千紀「わかりました、主様」

 

 

劉邦「よし、冬と蘭は街道の整備、乱己は警備案の制作、花華は人口の調査だわかったな

 

全員「「「「はい」」」」

 

 

 

そうして時代は動き出す・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

呉にて・・・・

 

一刀たちが帰って来て半年が過ぎ去っていた

 

夜一刀はある夢を見ていた

 

 

涼が死に・・・呉覇将と数百の仲間を引き連れ百万以上の敵に突撃し・・・

 

烏江で仲間と別れ・・・・仲間の時間を稼ぐため戦い・・・・・そして消えた

 

 

 

一刀「ハー、ハー、ハー今のは・・・・もしや」

 

 

涼「旦那様、いかがなさいました?」

 

冬蘭「一刀様すごい汗ですよ・・今拭くものを持ってきます」

 

 

涼「落ち着かれましたか?」

 

一刀「ああ、悪いな騒がせて」

 

冬蘭「心配しましたよ」

 

一刀「寝なおそうか、二人とも」

 

二人「「はい」」

 

 

次の日一刀は冬蘭に葉と冥生を呼ばせここら一帯を誰も入ることが無いようにさせた

 

一刀「来てくれてありがとう、葉、冥生」

 

冥生「別にいいんですよ」

 

葉「それにしてもいったい如何したんですか?こんなにあたりを厳重にして」

 

一刀「ああ、昨日の夜のことなんだがな・・・・・・・・・・・・・な夢を見たんだ。これは、俺の知っている歴史とほとんど一緒だった。つまりこの夢は、俺のこの時代の最後かもしれない・・・・」

 

二人「「なっ・・・・・」」

 

一刀「なので、もしもの時のためにお前らに渡したいものがある・・・・・」

 

冥生「これは?」

 

一刀「今渡した書簡には、もしさっき話したことが起きた場合お前ら呉覇将にしてもらいたいことを書いている。冥生には蓮乱と勇、冥生のこと。葉には星龍と葉のことだ」

 

葉「そうですか・・・・」

 

一刀「こんなもの使わないに越したことではないが・・・・どうもこの夢あたる気がするんだ・・・だからあとのことは頼む」

 

二人「「わかりました」」

 

 

 

外でその話を冬蘭は聞いてしまっていた

 

 

一刀「出ておいで冬蘭・・・・駄目じゃないか、ここら辺は少しの間立ち入り禁止にするって伝えただろう」

 

冬蘭「一刀・・様・・・本当に・いなく・・なられるんです・・か?」

 

そう言いながら冬蘭は一刀に抱き付いていた

 

一刀「・・・・・・わからない。ただ、冬蘭にだけは教えておこうか・・・今度俺が消えてまた、現れる時を・・・・が廃れ・・・き・・・・・があば・・・・時、俺はまたこの大陸に現れるだろう」

 

 

冬蘭はやはり悲しいのか一刀の胸に顔を押し当てていやいやと顔を横に振っていた

 

一刀は冬蘭の頭を撫でてやることしかできなかった

 

 

 

時はたちあれから一年の歳月がたっていた

 

漢中

 

劉邦「いよいよだな、項北郷待っていろよ・・この俺がお前を殺しに行ってやる」

 

 

 

 

 

そして呉、玉座の間にて・・・

 

兵「報告、漢中の劉邦と周辺の諸侯に動きあり」

 

一刀「そうか・・・・ついに・・」

 

 

 

 

 

あとがき??

 

 

いよいよ次回楚漢戦争です

 

一話でで終わるか二話で終わるかわかりません

 

取りあえず前半はそこで終わりとなります

 

 

三国のヒロインたちどうしよ・・・・

 

あの人たちの子孫は必ずいろいろと起きますけど(おもにg・・ゲホッゲホの人たち)・・・それ以外は・・

 

何か希望ある人意見もとめます

 

ぜひコメントお願いします

 


 
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