No.724951

クール風紀委員長ちゃんと面倒くさがりくん

yamimaruさん

処女作です

2014-09-30 22:23:54 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:439   閲覧ユーザー数:439

~クール委員長ちゃんと面倒くさがりくん~

 

 

-1話

 

 

 

「野口先輩!!服装ちゃんとしてくださいって何回も言ってますよね!!

 早く直してください!!」

 

 

「うっせーな、後で直すって言ってるだろ。」

 

 

    やってるな、、、やっぱりあいつは聞く耳持たずか、、、

    全く今から自分がこいつに注意すると思うと憂鬱に

    なってくるな、、、

 

 

 

「そう言っていつも直さないじゃないですか!!今日こそーーー

 あっ、坂口委員長!!委員長からも野口先輩に服装注意してください!!」

 

 

    この子かなり怒ってるな。そのせいで私にも結構きつい

    口調だ。仮にも私は委員長なんだがな、、、

 

 

「野口亮、服装の事は何回も注意しているだろう。なんで直さない?」

 

 

「めんどくせーからだよ。」

 

 

    どれだけこいつはめんどくさがりなんだ。いつもズボンから

    シャツを出して、、、全くもってだらしない。

    そしてなんだあのやる気のない顔、すべてがめんどくさい

    感満載だ。

 

 

「そのセリフは耳にタコができるほど聞いたぞ。貴様のそういう

 態度が風紀を乱すんだ。」

 

 

「へいへい」

 

 

    このやる気のない返事が私にこいつを注意したく

    なくならせるのだ。ほんとにこいつとはあんまり

    喋りたくない。 

 

「そのやる気のない返事をやめろ。全く、いいか、朝のHRまでには

 必ず直しておけ。いいな?」

 

 

「へいへい分かりましたよ、坂口風紀委員長さんよ。」

 

 

    やっぱり変える気がないようだな。はぁ、、、

    なんで朝からこんな憂鬱な気分ならなければ

    ならないんだ、、、こんな厄介者がいると分かっていたら

    風紀委員には入らなかったんだがな、、、

 

 

「委員長、ありがとうございました。それとさっきはきつい口調

 で注意してくれるよう頼んでしまってすいません。」

 

 

「なに、大丈夫だ全く気にしていない。ほら、私たちもずっと

 ここにいると朝のHRに遅れるぞ。」

 

    ほんとは気にしているが、、、

 

「はい!じゃあお互いに朝の事は気にせず楽しくいきましょう!」

 

 

    彼女は元気な笑顔で去っていった。

 

 

 

 

 

 

    私も早く教室に向かわないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   昼食前の授業が終わった。だが、まだ朝での出来事思うと

   不愉快でしかたがない。

 

 

「麻理ーいっしょにお昼食べよー。」

 

 

   あの男はどうのかならんのか、注意はほぼ毎日している

   というのに直そうとする気が全くない。

 

 

「ちょっと麻理(まり)ー話聞いてるー?」

 

   

   ほんとになんで風紀委員に入ってしまったんだ、そのせいで

   毎日ゆうう「坂口麻理っ!!!!!!」

 

「うわっ!!  なんだ桜か。どうした?」

 

 

 

「どうした?って麻理話聞いていなかったの?」

 

 

   この子は朝川桜(あさかわ さくら)クラスの盛り上げやくで

   とても明るい私の親友だ。   気分屋で大雑把なのが

   たまに傷だが、、、

   さて、朝の事を考えていたせいで話を聞いていなかったな。

   多分昼食の話だとは思うのだが、、、

 

 

「すまない、話を聞いていなかった。」

 

 

「やっぱり、いっしょに昼食食べよって言ったんだよ。もうっ、

 聞いててよね!」

 

 

「ほんとにすまない。それで、どこで食べるんだ?私は教室が

 いいんだが」

 

 

「いいよ!じゃあ、教室で食べよっか。」

 

 

   野口にも桜のこの明るい顔を見習ってほしいものだ。

 

 

 

 

 

 

   昼食を桜といっしょに食べていとき桜が、

 

 

「ねぇ、麻理、今日も野口くんと言い合ったんだって?」

 

 

「桜、ニヤニヤしながら聞かないでくれ。朝の事を思い出すと

 嫌な気持ちになる。」

 

    やはり、目立っていたか

 

「最近は麻理と野口くんの言い合いが名物になってるんだよ」

 

 

   まさか名物にまでなっているとは、ほんと嫌になってくる

 

 

「言い合いをしている私はかなり憂鬱になるぞ。あの男は注意しても

 全く直そうとしない。あんな奴がいるから風紀も乱れるんだ」

 

 

「そーなんだ。でも野口くんって頭も良いし運動もできて

 いつもやる気のない顔だけど結構カッコいいから女子から

 人気なんだよ」

 

「そうなのか」

 

    

    知らなかったな。

 

 

「私も野口くん結構いいと思うんだよね」

 

 

    まさか、桜までとはな、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

   私は、女子から以外と人気があり、親友の桜も好意を

   持っている野口亮という男が嫌いだ。

 

 

 

 

 

ーあとがき

今回は作者としては長くかけたと思います。また、近いうちに

投稿したいと思うのでよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

誤字、内容に不満等ございましたら、コメントお願いします。

 

 


 
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