No.717555 PSO2×IS(仮)番犬屋さん 2014-09-15 04:31:40 投稿 / 全2ページ 総閲覧数:3182 閲覧ユーザー数:3124 |
某国の倉庫にて数人の男女と椅子に縛り付けられた一人の少年がいた
「おい!織斑千冬が試合に出ているぞ!」
「…何だと?」
「チッ、こいつを攫えば必ず辞退すると思ったのにどういうことだ?アァ?」
近くにいた誘拐犯の一人が、憂さ晴らしに少年の腹を蹴る
「ガハッ!」
「どうせ出来損ないの弟より自分の名誉を取ったんでしょ。それよりもこのガキはどうするの?」
「もう殺してもいいが、憂さ晴らしにはなる。おい、俺達にも殴らせろ」
他の誘拐犯達も少年に近づき、一斉に、暴行を加え始めた
それから数分後…
「…もう殺せ…生きる気力も失せた…」
「言われなくても、やってやるさ。せめて苦しまねぇように一発で殺してやるよ」
誘拐犯の一人が、少年の頭に銃口をつける
(箒、鈴、弾、数馬、ごめん。もう会えないや…。でも、せめて生まれ変われるのなら、自由に色んな人と冒険ができる所がいいな…)
少年は、ゆっくりと目を閉ざす
そして、誘拐犯が銃の引き金をゆっくりと引き…
パンッ!!
少年は頭を打ち抜かれ、死んだ
その後しばらくし女性が施設を発見し乗り込んだ
しかし女性が見たのは死体となった少年であった
「い、一夏?一夏!?一夏ァァァァァ!!!!!!!」
死体を見た女性の悲痛な叫びが、倉庫に響いた
[惑星間航行船団]通称[オラクル]その中にあるアークスシップの一隻で一人の産声が上がった
その子は男の子で名を[イチカ オリムラ]と名付けられた
しかし、イチカは生まれつき体がとても弱かったがとても上手くフォトンを扱えた
そう、誰よりも万能に
だが、体が弱いことはアークスにとってはとてももったいないことだった
そう、少年はキャストになった
だが、その手術は難航した
なぜなら、少年の内蔵と神経系を残さねばフォトンを扱えなくなる可能性が出てきたからだ
そこで、ひとつの案が採用された。それは…
内臓と神経系以外の全てを金属製のものに取り替えることだった
そうしてキャストとしては異端のヒューマンボディを持つキャストが生まれた
だが、その時から少年にはある一つの記憶が存在することになった
そう、[織斑 一夏]の記憶が…
そして、彼はアークスとしてまず一歩を踏み出した。織斑一夏が死の直前に望んだ冒険者としての一歩を
物語は始まる、彼がアークスになるための修了試験から
物語は動き出す、彼がある女性達[シオン][マトイ]と出会うことによって
物語は加速していく、出会いと別れを繰り返しながら
物語は続いていく、光を求めて
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うp主のPSO2情報
Ship8:ウィン
キャラ名:レイズ・ブロウニング
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