No.716615

別冊阿蘇阿蘇 対談シリーズ第一回

hujisaiさん

その後の、とある王の雑誌対談記事です。

2014-09-12 20:22:25 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:10646   閲覧ユーザー数:6916

記者:楊修(以下―)「今月から始まりました今を時めく方々との対談連載、記念すべき第一回は魏の覇王、曹操様です!」

曹操様「宜しくお願いするわ」

―「宜しくお願い致します!さて曹操様と言えば積もるお話も多々御有りなんですが、まず如何ですか最近の御政務は?」

曹操様「そうね。仕事は増えるばかりで忙しくはあるけれど、着実に色々な事が整備されていくのが実感できるから戦乱の頃を思えば幸せな事ね」

―「人も大分増えましたが」

曹操様「まだまだ十分ではないけれど、人材も各所へあてがう事が出来るようになって来てるから桂花達の負担も大分軽減されてるわ。それになにより、三国塾で自前で人材を育成できるようになったのが大きいわね」

―「重臣には旗揚げの頃からの方々が多いですが、近年の入職者で有望な者などは」

曹操様「そうねぇ…陳羣、荀攸は特に伸びたわね。派手さはないけれど曹真、司馬懿、張郃にも嘱望するところは大きいわ」

―「外部の人材の御活用も進まれているのでは」

曹操様「例えば麗羽の元部下の登用も増えていて、特にその中でも田豊・沮授は特に優秀ね。多少大人し過ぎて自己主張が足りないのが玉に瑕だけれど」 

―「そこらへん一刀様の御尽力も切っても切り離せないところとは思いますがそれは一旦おいときまして二国との関係の方は如何でしょうか?」

曹操様「基本的に呉、蜀とも良好であると認識しているわ。桃香や蓮華との連絡も密に保てているしね」

―「国を越えた会合的なものも持たれているようですね?」

曹操様「そうね。統一的に取り扱う事務については作業部会も組織されているし、個人的な趣味上のものもあるようね」

―「ただ個人単位では多少軋轢もなくもないとか」

曹操様「経緯上ね。まあ国対国の話じゃなくて私的な理由によるところが大きいし、そこは皆大人なんだから公私は切り離してくれると信じてるわ」

―「対外状況的には如何でしょうか?」

曹操様「匈奴とは概ね良好な関係を築けているわ、それに軍事的にも人材の充実や装備の最新鋭化によって優位に交渉できる立場になっているしね」

―「内政上の課題などは」

曹操様「元々公共工事には予算を割く方針だったけれど、各国の本国側の意向が強くて交通網の整備がちょっと突出し過ぎているところかしらね。あとは今も桂花を頭に推進しているけど法整備が喫緊の課題よ」

―「程昱様命名の『桂花ちゃんの!仕事減らしてお兄さんといちゃつこう計画』ですね」

曹操様「その呼び名は桂花は嫌がってるけど、それが動機でも事業が捗るなら良い事だわ」

―「以上内外総じて、良好な状況だと?」

曹操様「そう言って差し支えないんじゃないかしら」

―「―――有難う御座います。さてでは私生活のほうですが、お忙しい中でも余暇の過ごし方等は」

曹操様「いろいろよ。詩吟や本を読んだり、遠掛けや弓に剣戟で体を動かしたりもしているわ」

―「御料理もなさっているようで」

曹操様「いい材料が入ったときにはね。流琉と一緒に作る事もあるわ」

―「それを一刀様にも御振舞われているとか」

曹操様「互いに忙しいけど、時間が合えばね」

―「流石曹操様、賢妻にして良妻でいらっしゃいますね!」

曹操様「特に私がという事も無いわ、桃香や蓮華も大分上達してきてるし、それぞれの料理にはそれぞれの良さがあるんじゃないかしら」

―「さてその話に出ました一刀様ですけれども。如何ですか、最近は?仲睦まじくされている姿もお見かけ致しますが」

曹操様「まあ相変わらずよ、ふふっ」

―「騒乱時代に比べ曹操様は大分丸くなられたと譜代の方々から聞くこともありますが、そこらへん一刀様の影響が?」

曹操様「まあそれも無くは無いけれど、何しろ平和だからね。余りギスギスする必要もなくなったという事だわ」

―「一刀様と話されている曹操様は『たまににゃんこのようだ』と言われる方もいらっしゃいますが」

曹操様「…誰が?」

―「元譲様が」

曹操様「…そう。まあ、たまには少し気が抜けてしまっている事もあるかもしれないわね。執務中以外は大目に見てもらえないかしら」

―「元譲様以外でも、今までは美しく凛々しかったが年相応の女の子らしく可愛らしくなったと仰る方々は多いですよ」

曹操様「あらそんなに今までは可愛げなかったかしら、うふふ」

―「袁紹さんとか、御身内の方々とかが言われてまして」

曹操様「麗羽に言われるのもね…」

―「――――納得行きません?」

曹操様「まあ、いいのだけれど」

―「さて、事前にこんな事聞いていいのかと伺って御承諾頂きましたが!如何ですか、一刀様と夜の方は」

曹操様「ふふっ…そうね、充実しているわよ?」

―「きゃー流石曹操様!以前言われてましたように夜も覇王なんでしょうか?」

曹操様「あらそういう訳には行かないわよ。一刀も今じゃ立場もあるんだし、男を立ててあげないとね」

―「そして男を勃てて差し上げるんですね!?」

曹操様「あ、貴女うまいこと言ったつもりかしら…まあでも、それくらい出来ないと女としては…ね?」

―「男を立ててあげると言いますと、色々甲斐甲斐しく奉仕して差し上げてると」

曹操様「うふ、まあ色々とね。彼もあれで、舌使いひとつ取っても好みがあるから」

―「(正妻専用用語『彼』入りましたー)下着とかも一刀様のお好みに合わせて?」

曹操様「あれ着ろこれ着ろって言うから、展示会の前後とかは特に増えちゃうわね。それなのに着たら着たですぐ汚しちゃったり破いちゃったりするんだから、もう・・・」

―「夜も人も羨む程の愛されっぷりですね!具体的にどんなプレイされてたりとかって、伺っても宜しいでしょうか?」

曹操様「ふふふ、本当に色々過ぎて覚えてないくらいなんだけど。例えば私が仕事の疲れを癒そうとお風呂に行こうとしてたら付いて来て洗わせろだとか、三国塾の女教師の真似をしろだのメイドの真似をしろだの、ちょっと暇があって二人きりだと抱き寄せて物陰に連れ込もうとしたり、乱暴にしてみたいから縛らせろとか、ほんとあれだけの数の娘達を相手にしてて尚よくそれだけ求めてくるわねって逆に感心しちゃうくらいよ」

―「いやぁ、夜も天才曹操様!そんな曹操様に一刀様もメロメロなんじゃないですか?」

曹操様「そうね、中々寝かせてくれなくて…一度終わってもまたすぐ華琳華琳、って困っちゃう事もあるわね。忙しいんだけど今夜もこの後どうしてもって言われてるのよ、そろそろ失礼してもいいかしら?」

―「はい、有難う御座いました!昼は賢妻、夜は良妻を地で行く曹操様でした!」

曹操様「御機嫌よう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…とか取材では言ったけど!もう少しべたべたしなさいよ貴方は、人前でちゅーくらいしてもいいのよ!?桃香と蓮華の前じゃしなくてもいいけど!んく…もう一杯、もう一杯注ぎなさいよ!大丈夫、これっぽっちで酔うような私じゃないわよ。…やだ。一刀が飲ませてくれなきゃやだ。

…何それ、そうじゃないでしょう!?恋人同士の飲ませ方は違うわよね、やり直し。まず抱っこからよ。……………んっ…そうよ、やれば出来るじゃない。日頃からしなさいってのよ。

…って言うかね、私もう少し恵まれてもいいと思わない?貴方が居なけりゃ今が無いのはそうかも知れないけど、あの頭の中花畑おっぱい娘と桃尻箱入り娘二人相手にいつも調整してきたの私なのよ!?最初桃香なんか会話成り立たせるところからよ?蓮華だってこの法令素案で国内調整しといてねって言ったら『わかった国内の各地で掲示しておく』とか言ってんのよ!?そうじゃなくてこれで良いか部下とか地方とかを納得させるように打ち合わせておけって意味なのに、もうしょうがないから穏にこまごま私から説明するしかないじゃない、冥琳はもう面倒くさそうに全部穏に振ろうとするし。

それと春蘭も桂花も稟も、貴方とするようになってから手のひら返すように私の事はもういいやみたいになって!まあ私も貴方と一緒ならたまに春蘭いじめてもいいかなくらいでもういいと言えばいいんだけど、…いやわかってるのよ、別に嫌われてるわけじゃないし慕われてはいるっていうのは。…あ、そうよ秋蘭、秋蘭だけはね、今思えば悪かったわねって。直に聞いてはいないけど秋蘭だけは無理してって言うか、当時のうちのノリを崩しちゃいけない的なところで夜もついて来てくれてたと思うのよね、風みたいに一歩引いてても良かったのに。貴方一杯世話になったんだからちゃんとお姉ちゃんプレイしてやんなさいよ?

…まあそれは良いとしてもね、何て言うの、私凄く頑張った割には恵まれてないわよね!?今までだって今だってこんなに頑張って!泡踊りだって雌奴隷プレイだってお尻でだってしてくれてしゃぶり上手な国王なんていないわよ!?

……そんなわけで一刀。もっと華琳ちゃんを可愛がりなさい。もっと執着心をあらわにして。…足りない。まだ足りないもん。変態一刀は○才の華琳ちゃんにお酒を飲ませてお尻に当たってるこのおっきーのでいけないことしちゃうんだもん。あと今日の華琳ちゃん早熟小悪魔じゃないから。何も知らない華琳ちゃんだから。せっかく初等部の制服に着替えたんだからもう奥の部屋行こ、このまま抱っこで。あと華琳ちゃん失神しても絶対起こして。…ん。

 

…あ?誰よ貴女。会計ぃ?華琳ちゃんと一刀お泊まりだからかいけー明日だもん。ねーかじゅとっ、こんなのほっといて早くいこっ♪」


 
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