二人の劉備と二人の御使い~咎を受けし御使いの最後の旅
黄巾党殲滅、記憶回帰
For一騎side
黄巾党北上。その情報を得たのは三姉妹が襄陽を出発してまだ数日の事だった。兵数は三万、俺は急ぎ彼女たちを確保するため、一度璃々ちゃんと合流したのち、一人で三姉妹の確保に向かった。
一騎「ちっ!思いのほか行軍速度が速いな・・・」
魔法は使わない、そんな縛りを付けていても、氣を使った移動ならかなりの移動速度が出すことは可能。他の皆が居る時は皆に合わせて居なければならないけど、一人なら別の話なのだ。
一騎「噂で聞いた事がある・・・洛陽に北上する黄巾党三万が呂布一人に殲滅させられたって話・・・まさか天和達だったなんてな。」
襄陽で得た情報はそれだけではない。どうやら冀州で黄巾党本隊が居るとのことで諸侯がこぞって冀州に向かってしまったそうなのだ。
これは間違いなく陽動だろう。現に彼女達は俺が向かっている場所に居るのだから。確か波才だったか?そいつが動かしてるんだろうが、残念だったな。お前が利用しようとしてるあの子たちは俺が貰って行くぞ。
一騎「見えた!洛陽領までは・・・あと半日って所か。」
あぶないあぶない、洛陽領に入れば明らかに“あの闘気”とぶつかる事になりそうだからな。おそらくあれが呂布なんだろう。
一騎「そこの賊軍!止まれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええええええええ!!!!!!!!」
ずがあああああああああああああああん!!!!!!!!!
黄巾兵「「「「「うぎゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」」」」」
・・・あ~、やりすぎちゃったwww
黄巾兵A「だれだ!?」
黄巾兵B「だれだ!?」
黄巾兵C「だれだ~!?」
一騎「空の彼方に踊る影~♪・・・じゃなかった。貴様ら、張三姉妹は何処に居る!」
黄巾兵A「はぁ?どうしてお前なんかに教えなきゃならねえんだ??」
黄巾兵B「そうだそうだ!もっと言ってやれA!」
黄巾兵A「って言うか俺達の張角ちゃんに何の用だよ、この良いおのこめ!」
黄巾兵C「良いおのこ引っ込め!・・・お前そう言う趣味だったの?」
黄巾兵A「え?違うが??っと、俺らの張角ちゃんに会いたかったら500銭だ!」
黄巾兵「「「「「そうだそうだ!」」」」」
こいつら・・・馬鹿なのか?まあいい・・・
一騎「・・・・・・・・・50000銭だとどうなる?」
黄巾兵「「「「「親衛隊入隊おめでとうございますアニキ!!!!」」」」」
こいつら・・・本当に大丈夫か??
一騎「ほ、ほら。あと吹っ飛ばした奴等の治療代な。がめるんじゃねえぞ。」
黄巾兵A「はい、分かりましたアニキ。」
アニキって呼称安いな・・・嵩。
それからしばらく周囲の兵からアニキアニキと呼ばれ続けてげんなりしながら三姉妹の居る本陣に到着する事が出来た。
一騎「あ~、張三姉妹さ~ん。面会で~す。」
???「あ、は~い。」
???「ってちょ、ま、お姉ちゃん!?」
???「天和姉さん、明らかにおかしいでしょ?誰ですか?」
一騎「はい、今しがた親衛隊のアニキになりました鄧艾士載です。・・・君たちをとっ捕まえに来ました。」
三人「「「・・・・・・はぁ!?(へ?)」」」
一騎「と言う訳で失礼しますよっと!」
???「きゃあ!」
一騎「お・・・軽い・・・違うな、俺の膂力が上がってるせいか。」
???「ちょ、お姉ちゃんを離しなさいよこの変態!」
一騎「変態じゃない、変態紳士だ!」
???「それってどのみち変態じゃあ・・・」
一騎「・・・だなぁ。」
黄巾親衛隊員A「貴様!張角ちゃんを離せ!!」
一騎「嫌ですよっと。」
ドガ!
黄巾親衛隊員A「ぷぎゃ!?」
張角「うえ~ん、離してよ~!」
一騎「それは出来ない相談だ。事情は説明しても受け入れてくれないだろうし。だから連れ去ってから説明しようと思ってね。」
???「そんな犯罪者みたいな安易な考えで・・・」
一騎「だめ?駄目なの??おじさん・・・駄目?」
???「うん、おじさん駄目。」
一騎「しゅん・・・分かった説明する。」
張角「あ・・・」
一騎「ごめんな、性急すぎた。」
張角「い、いえ~。(・・・ちょっと残念と思っちゃうのは何でだろう~?)」
黄巾親衛隊員B「今だお前ら!張角ちゃんに手を出したこの野郎をぶっ殺せ~!!!」
???「そうよ!やっちゃいなさい!」
一騎「ま、こうなるわな・・・じゃ、改めて・・・張角、張宝、張梁。君たちを捕らえる。異論は認めない。と言う訳で・・・はああああああああああああああああ!!!!!!」
どおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!!!!!!
黄巾親衛隊「「「「「ぎゃああああああああああああああああああああああああ!!!」」」」」
俺の一撃で正面に居た親衛隊30人近くが空へと舞う。
一騎「ふぅぅぅぅ・・・猛虎・・・・・・・・・・・蹴撃!!!!!!!!!」
俺の放った彼女の技・・・本来弧を描いて着弾するその技は俺の手を加えられて一直線に賊の密集地帯に直進して行く。触れた賊どもを薙ぎ払いながら。
張角「うわぁ・・・」
張宝「ま、まずいじゃないこれ!?」
張梁「天和姉さん、地和姉さん。に、逃げる準備を・・・」
一騎「させないよ~。」
三人「「「ひ!?」」」
一騎「いいかい?君たちがしてるのは賊行為だ。殺して奪って酷い事をさせてるよな?」
張宝「そ、そんなのあいつ等が勝手に・・・」
一騎「・・・勝手に?」
張宝「う・・・」
一騎「ま、もうお前らは後戻りできないんだ。だから此処で・・・死んでくれ。」
黄巾親衛隊「「「「「かかれー!!!!」」」」」
そこからは俺の独壇場。無双、無双、無双。
一騎「ふっ!破!疾!」
一人の首をへし折り、物になったそれを振り回し回りに居た者を叩き殺し、引きちぎれてしまってむき出しになった骨を次に来た奴の喉に突き立てる。
一騎「金剛・・・。はあああああああああああああ!!!!」
俺は外套に手をしまい、金剛を装着する。その拳は大地を抉り、敵兵を吹き飛ばす。地面に落ちて絶命する者、おかしい方向に足が折れ曲がり、苦痛に悶える者が続出する。
一騎「せい、はぁ!ぜい!!」
その後氣弾を放つ、放つ、放つ。その氣弾は敵を吹き飛ばし、時に体に穴をあける。
一騎「次・・・七星牙龍。」
俺はそのまま外套に手を隠し、細身の大剣を取り出す。
一騎「ふぅぅぅぅぅ、やあああああああああああああああああああ!!!」
俺の振り下ろした剣は地面にぶつかると同時に一直線に大地を切り裂いて行く。その距離は約200メートル。余波は幅5メートル。その攻撃に周囲の黄巾兵は大きくひるんだ。
一騎「次・・・龍牙爪。」
外套に七星牙龍をしまって、今度は龍牙爪を取り出す。
一騎「
俺はそのまま天に弓を向け弦を引く、そこには矢は無い。だが、氣を込めると矢が出現する。そのまま俺はそれを天に放つ。一定の高さに達した氣の矢ははじけ、無数の矢となり周囲の黄巾兵を射ぬき、殺していった。
一騎「これで五千、か。次は・・・天龍偃月刀。」
次に取り出したのは天龍偃月刀。物としてはまんま偃月刀なのだが、龍の頭の装飾部分が無く、持ち手の部分が龍の鱗を模して造り上げている。
一騎「龍爪陣。展開。」
氣を込めるとその鱗部分が剥がれ落ち、空へと舞った。
一騎「ふっ!!!!!」
偃月刀を振り抜くとまるで生きているかのように鱗達が敵兵を切り裂きながら流れて行く。その姿はまるで龍が飛ぶが如くである。
一騎「はあああああああ!!!」
俺はそれを何度か繰り返す。気が付けばそこは血の海だった。だが俺は返り血をまったく浴びていない。彼女たちも俺を恐れ、抱きあって震えているが、その体に帰り血は無かった。
一騎「次は・・・」
そうつぶやき次を取り出そうとしたが・・・
黄巾兵A「に、逃げろ!ば、ば、化け物だ~!!」
黄巾兵B「で、でもよ、張角ちゃん達を見捨てるのか!?」
黄巾兵A「だ、だけどよ・・・だけどよぉ・・・」
彼等も逃げればいいのに、踏ん切りがつかない。大事な張三姉妹を放ってはおけないのだ。
一騎「・・・はあ、彼女達は殺さない。死にたくなければさっさと逃げろ。さすがに彼女たちも君等を責めやしないさ。なんたって・・・化け物を相手にしてるんだからな。」
黄巾兵B「く・・・くそぉ・・・!!」
そう言うと黄巾兵達は後ろ髪を引かれながらも四方八方に逃げ始めた。残ったのは一万人近くの死体・・・だった物の残骸と、俺、張三姉妹だけだった。
一騎「さて・・・怯えてる所悪いけど、君たちは捕らえさせて貰うよ?君たちは何をしたか、それを教えるために・・・ね。」
張角「ほ、本当に、こ、こ、殺さない?」
一騎「ああ、約束はする。さあ、招待しよう。我が家へ。」
そして外套を翻す。その場にもはや俺達の姿は無い。
此処は北郷邸。その広間の一つ。
一騎「はい、それでは自己紹介から!」
張角「え、えっと・・・張角です。」
張宝「・・・張宝よ。」
張梁「えっと・・・張梁っていいます。」
一騎「はい、よろしく~。ぱちぱち~」
と言う感じの軽いノリで始まった。
一騎「それじゃあ君達には勉強会に出てもらいます。」
三人「「「勉強会?」」」
三人はきょとんとした顔で聞き返してきた。
一騎「ぶっちゃけ説明めんどくさい。毎回それをするのも端折りたい。」
張宝「ぶっちゃけすぎ!?」
正しく言う通りである。確かに記憶がある人、仲間になる人、そう言った人達に説明するのははっきり言って面倒の一言に尽きる物がある。
一騎「と言う訳でよろしくお願いします。于吉先生。」
だが呼ばれたのは正直人選に難有りではなかろうか?
于吉「貴方に先生と呼ばれる日が来るとは・・・感慨深いですね。(≡▽≡)」
一騎「・・・さっさとしろや、このクソ眼鏡。」
すぐに落とす一騎にほっとするのは駄目だろうか?
于吉「・・・短い夢でした(≡△≡)」
左慈「眼鏡焼くぞ?」
そして左慈はこの為だけに出演である。
于吉「こほん・・・それでは説明しましょう。」
・・・駄眼鏡説明中・・・駄眼鏡説明中・・・駄眼鏡説明中・・・
于吉「で、彼は彼方達にとって大事な男性な訳です。彼も貴女達を怖がらせる気があった訳ではありません。そこの所を分かって差し上げて下さい。」
説明が終わり、張角が口を開く。
張角「つまり・・・私が鄧艾さんを懐かしいって思うのは錯覚じゃなくて・・・」
于吉「はい、深層心理に根付く彼への思いがそうさせるのです。」
張宝「そ、そんなことを信じろって言われても信じ切れないわよ!!」
張宝は少しばかり混乱していた。だがしかし、彼女自身も一騎に懐かしさを感じているのは事実ではあった。それを認めたくないのだろう。
張梁「待って、ちぃ姉さん。ちぃ姉さんが声を遠くに届ける妖術をどうして使えるのか、その理由が判ったと言えるわ。」
張梁はそんな張宝を窘めながら、張宝が自分で開発したと言って譲らない声を遠くに届ける妖術を何故使えたのか?と言う事の説明が付くとして、彼女を窘める。
張宝「そ、それは・・・」
張宝もそれが判っていた故に黙るしかなかった。
張角「・・・あの、于吉さん。私達の記憶って戻らないんですか?」
唐突に張角がそんな事を云い始める。もちろん可能。だが・・・
于吉「戻す事は可能ですが・・・貴方達は他の魂とは違います。繰り返した数によって、かなり欠落がある可能性がありますが・・・よろしいですか?」
そう、データを修復してもそれが劣化してしまっていては完全には修復は出来ないのである。
張角「・・・はい、構いません。ちぃちゃん、人和ちゃん。お姉ちゃんは鄧艾さんの事・・・思い出したいの。いいよね?」
張宝「・・・わ、わかったわよ・・・」
張梁「もとよりそのつもり。思い出せばこの話ももっと理解できるし、協力もしやすいと思う・・・って私の中の何かが言ってる。」
于吉「分かりました。一騎殿、貴方も協力を。貴方の記憶を用いて補てんできるかもしれません。」
一騎「わかった。」
その後、于吉、藍、一騎がラボに籠り術式をくみ上げて行く。その間、左慈が沁達に連絡し、襄陽にしばらくとどまっているように伝えた。
三人が術式を組んでる最中に張三姉妹は嵩、晏、鴻と顔合わせをして自分達が三人の世話役になる事を伝えたり、セイバー達と自己紹介したり、北郷家での暮らしを半月にわたり学んでいく。そして・・・
一騎「・・・で、出来たぞ。」
藍「では一騎様・・・私はちょっと寝て来ます・・・」
于吉「ふぅ、さすがに眠いですね・・・」
藍は自室に戻り、于吉は術式を持って外に出た。一騎は三姉妹を呼びに行き、ついに記憶を呼び戻す儀式を開始する事になった。
For張角side
鄧艾さんが私達をこの居世界って所に連れて来て半月がたった。遂に私達の記憶を取り戻すことが出来るようだ。正直言ってまだ実感が無い。鄧艾さんが私達三人と恋仲で、その・・・えっと・・・そう言う事をしていたなんて。
だけどこの胸に湧く気持ちは間違いない。確かに怖かったけど、あの人が笑う度に私の心は弾み、あったかい気持ちになる。恐怖より勝る温もり・・・私はそれの正体が知りたいのだ。
一騎「よし、これより記憶回帰の儀を執り行う。」
鄧艾さんの一言に私達は唾を呑む。正直どうなるか怖い。でも、知りたい。思い出したい。だから・・・
張角「お願いします。鄧艾さん。」
一騎「わかった。それじゃあ行くぞ。」
于吉「術式展開、出力安定。」
于吉さんがその術式と言う物を使うと同時に私達の足元に光の模様が浮かび上がった。
張宝「うぅ・・・こ、怖くなんかない・・・怖くなんかない・・・」
張梁「ち、ちぃ姉さん、よ、妖術だと思えば、いいんじゃない?」
二人はかなり怯えている、だけど私は違った。何でかな?どうしてかな?やっと逢える、そう思っている自分が居る。早く、早く、早く。あぁ、貴方に・・・やっと・・・そう思いながら私は静かに目を閉じた。
暗い暗い、闇の中。誰かが私に話しかける。
???「・・・ねえ、本当に良いの?」
張角「・・・うん、だって、この気持ちも私が生きているのも・・・貴女のおかげ。貴女が居てくれたから私が生まれたんだから。」
???「貴女が押しつぶされちゃうかもよ?」
張角「それは怖い。だけど・・・大丈夫。だって・・・」
???「・・・うん、そうだったね。大丈夫・・・」
張角「私は貴女なんだから。」
天和「私は貴女なんだから。」
そこで私の意識は途切れた。
一騎「・・・三人の様子は?」
茶々丸「良好です。意識もすぐ取り戻すでしょう。」
一騎「そうか・・・」
儀式終了と同時に三人は地面に倒れた。それを一騎達は客間に運び込み、目覚めるのを今か今かと待ち構えていた。
于吉「ご安心ください、儀式は成功です。記憶は戻っている筈ですよ?」
一騎「だがそれは・・・」
于吉「ええ・・・魂を書き換えると言う事。」
一騎「・・・」
一騎は于吉から聞きたくない単語を聞き、顔を顰めた。予想と言うより、分かっていた事だ。それでも一騎は思い出してほしいと言う自身の我がままで彼女たちには黙っていたのだ。だが、その事実を振り払うかのように少女の声が響いた。
天和「・・・大丈夫だよ、一刀。あの子はちゃんと私の中で生きてるから。」
一騎「!?・・・天和・・・だよな?」
天和「うん、一刀・・・あ、でも今は・・・」
一騎「ああ、一騎だ。そう呼んでくれ・・・」
天和「一騎・・・えへへ・・・やっと・・・やっと逢えた。」
一騎と天和はそのまま抱き合った。しばらく二人はそのままだったが、さすがに回りの目があるので離れることにした。
一騎「それで・・・天和の中で生きてるってどういう意味だ?」
天和「そのままだよ?お姉ちゃんはお姉ちゃんなんだからそもそもどっちが消えるとか無いと思うの。唯一つになる・・・そんな感じかな?」
一騎「・・・そうか・・・よかった。」
地和「えい、目つぶし。」
ぶす。
一騎「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!!目がああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?!?」
人和「えい、浣腸(長い柄的な何か)」
ぶすぅ。
一騎「んおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?!?!??!?!?」
二人「「何時までイチャ付いてるか、この種馬野郎。」」
一騎「ふおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
客間をのたうち回る一騎を余所に、二人は次の拷問器具を用意する。茶々丸の手伝いの元に。
一騎「茶々丸!?どうして協力するんだ!?!?と言うよりそれはシャレにならん!アイアンメイデンは止めてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
しばらくお待ちください。
一騎「どうだ・・・まいったか?まいったか??」
茶々丸「ま、マスター。今日も一段と激しい掻き回し方でした・・・」※ただネジを巻かれただけです。
地和「さ、さすが一刀・・・すごい手技だった・・・」※ただ足ツボマッサージされただけです。
人和「さすが一刀さん・・・足なんて考えも付かなかった・・・」※ただ電気按摩されただけです。
天和「もう、せっかく一騎と二人きりでイチャイチャしてたのに・・・」
一騎「地和、人和。二人とも・・・平気か?何処か具合が悪い所とか無いか?」
地和「え?う、うん。大丈夫。」
人和「わ、私も大丈夫です。」
一騎「そうか・・・よかった。」
そう言うと一騎は二人を纏めて抱きしめる。二人も嫌な顔をせず、その行為に身を委ねた。
その後は三姉妹の中で話し合いが行われ、一騎と一緒に旅をするのは三人のローテーションで決定した。三人一緒だとばれる可能性がある為である。こうして、黄巾党の首魁張角は鄧艾士載の手に堕ちたのだった。
あとがき
黄巾党との戦いは無双で終わり・・・っと。
一刀「人で人を殴るって酷いな。」
ええじゃないか。化け物殿?
一刀「まあ・・・否定はしないけどよ。それでこれからどうなるんだ?」
ひとまず一騎ルートは此処までさ。華琳さんもそろそろ載せてあげないとな。
一刀「そうか・・・華琳と俺の邂逅は何時頃になる予定何だ?」
予定でいいなら教えるが・・・反董卓連合終了までは顔合わせは無いぞ。
一刀「そうなのか!?」
会ってしまえば抑えられなくなるだろう?華琳って・・・
一刀「・・・あ~、欲しがりだからなぁ。」
だろ?と言う訳で一騎、一刀両名は未だ出会わず・・・だ。
一刀「ふむ・・・じゃ、次回から華琳ルートって事で。」
皆、次回にまた会おう。
一刀、そう言えば雪蓮が探してたぞ?良い笑顔で。
一刀「ああ・・・きっとうまい酒が手に入ったんだろ?冥琳に報告しておく。」
おま・・・それ酷くないか?
一刀「ごめん・・・雪蓮はちょっと疲れるんだ。」
愛が足りなくないか?
一刀「愛してるからこそ・・・愛の鞭を使うのさ。」
深いな・・・
一刀「と、いうわけで・・・(ぷるる、ぷるる。)あ、冥琳?雪蓮が俺を探してるって話知ってる?あ、やっぱり?たぶんいい酒を見つけたんだと思うんだけど・・・え?台所に置いてあった献上用の酒が無い?また??・・・うん、がんばってね。」
・・・なあ一刀。
一刀「言うな。」
・・・学習って言葉をあの小覇王に教えた方がいいぞ?
一刀「・・・わかってるやい。」
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続き投稿。
一騎ルートはひとまず一区切りになります。
それでは本編どうぞ