No.712227

英雄伝説~運命が改変された少年の行く道~

soranoさん

外伝~特別模擬戦最終戦 VS特務支援課~

2014-08-30 08:12:18 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1852   閲覧ユーザー数:1662

 

 

~グラウンド~

 

「みんな、行くぞ!」

「みんな、一気に行くぞ!」

戦闘開始の号令がかかるとロイドとリィンはそれぞれ号令をかけて仲間達の闘志を高めた。

 

「ガーちゃん、ブッ飛ばせ~!」

「――――」

ミリアムの指示によってアガートラムはロイド達にクラフト―――バスターアームを放ったが

「おっと、させないぜ?」

「―――!?」

「ええっ、嘘!?ガーちゃんの一撃を受け止めるなんて……!」

なんとランディがスタンハルバードでアガートラムの攻撃を受け止めた!

 

「今だ!クロスミラージュ!!」

「ぐっ!?」

「きゃあっ!?」

「あうっ!?」

「チッ!?やりやがったな……!お返しだ!」

そしてエリィが導力銃からレーザーを放ってリィン達に次々と命中させるとクロウがクラフト―――ダブルクイックを放ってロイド達を怯ませたり牽制したりしていた。

 

「四の型―――紅葉切りっ!!」

ロイド達が怯んだ隙を狙ったリィンはロイド達に強襲したが

「させるかぁっ!!」

「クッ……!」

ロイドがトンファーでリィンの太刀を受け止め

「リィン、下がってろ!」

「!!」

クロウの警告を聞いたリィンはロイドから下がった。

 

「凍っちまいな!」

「グッ!?しまった……!」

するとクロウは2丁の銃から凍結させる弾丸をロイドに命中させ、クロウのクラフト―――フリーズバレットによってロイドの身体は凍結し始めた。

「リカバーモード、起動します……―――これで大丈夫です。」

「アークス、駆動……」

しかしその時ティオが傷と共に状態異常を回復させる特殊魔法(クラフト)―――エナジーサークルでロイドの傷と凍結を回復し、セレーネはオーブメントを駆動させ

「ガーちゃん、ぶっ放せ~!!」

「――――」

ミリアムの指示によってアガートラムはクラフト―――ライアットビームをロイド達に放った!

 

「!散開!」

「わかったわ!」

「えい!」

「ったく、ビームとかそんなのアリかよ!?」

襲い掛かるレーザーを見たロイド達は散開して回避したが

「えい!ダークマター!!」

「しまった!?」

「キャアッ!?」

「ダークマターですか……!」

「チッ!?」

オーブメントの駆動を終えたセレーネが放ったアーツによってダメージを受けながら一か所に固められ

「二の型―――疾風!!」

「俺様のとっておきだ!―――喰らいやがれ!―――カオストリガー!!」

その瞬間を狙っていたリィンが電光石火の速さで次々とロイド達に斬撃を叩き込み、リィンに続くようにクロウは禍々しい狂気の詰まった弾丸をロイド達に命中させた!

 

「ミリアムさん、今です!」

「うん!ガーちゃん、速攻で決めるよ~!」

「――――!!」

そしてセレーネがミリアムに呼びかけたその時ミリアムはアガートラムを巨大な槌に変形させ

「どぅりゃああああああっ!!」

ロイド達に向かって突撃し空高くへと跳躍した。

「絶対障壁を展開させている時間はありません………なら……!」

するとその時ティオは自分を中心としたドーム型の結界を即座に展開し

「ギカント………ブレイ―――――クッ!!」

ティオが結界を展開したその瞬間、ミリアムは巨大な槌と化したアガートラムを結界に叩きつけた!

 

「嘘!?そ、そんなのアリ~!?」

罅だらけになった結界の中にいる無事な様子のロイド達を見たミリアムが驚いたその時

「さあ、今度はこっちの番よ!絶対に逃がさない!!」

「わあっ!?」

エリィがライフルを構えてミリアムに集中攻撃し

「ミリアム!?今助ける!」

その様子を見たリィン達は援護をしようとしたが

「させねえよ!」

「クッ!?全員、目をつぶれ!」

ランディが投擲したスタングレネードの光から目を守る為にその場で目を閉じてスタングレネードの爆発を受けて怯み

「そこだぁっ!!」

「あうっ!?」

エリィが銃撃を終えると電撃を流し込んだトンファーをミリアムに命中させて怯ませ

「ハァァァァァァ……!ゼロ―――ブレイクッ!!」

「かはっ!?ご、ごめん……ボクはギブアップ……」

クラフト―――スタンブレイクから続けて零距離で強烈な一撃―――ゼロブレイクをミリアムに命中させて吹っ飛ばしてミリアムを戦闘不能にした!

 

「ミリアム!?」

「クソ、いきなり一人減らされるとかヤヴァすぎだろ……!?」

「わたくしが復活魔法でミリアムさんの傷を回復します……!…………」

戦闘不能になったミリアムを見たリィンは驚き、クロウは唇を噛みしめ、セレーネは魔術の詠唱を開始した。しかし!

「みんな、”アレ”で一気に決める!エリィ、ティオ!頼む!」

「わかったわ!ティオちゃん、お願い!」

「お任せ下さい!」

号令をかけたロイドに指示をされたエリィとティオは同時に詠唱をし

「「コールドゲヘナ!!」」

「なっ!?」

「キャアッ!?」

「嘘だろ、おい!?」

二人は膨大な氷のエネルギーを放ってリィン達を凍結させた!

 

「今だ!ランディ、行くぞ!」

「合点承知だぁっ!」

「「バーニング………レイジ!!」」

そして凍結して動けないリィン達にロイドとランディは猛連撃を放ち続けた後強力な一撃を放ってリィン達の中心で大爆発を起こすと共に通り抜け

「次!エリィ、行くぞ!」

「ええ!」

「「スター…………ブラスト!!」

「ティオすけ、俺達も行くぞ!」

「はい、ランディさん!」

「「ハーケン……ストーム!!」」

通り抜けたロイドとランディはそれぞれエリィとティオと共に強力な一撃を放つと共に再び通り抜け

「まだだっ!ティオ、行くぞ!」

「はい、ロイドさん!」

「「Ω――――ストライク!!」」

「お嬢、こっちも頼んだっ!」

「ええ!頼まれましょう!」

「「ライアット―――スター!!」」

さらにロイド達は組み合わせを変えて強烈な攻撃を同時に放ってリィン達に大ダメージを与え続けた後、リィン達を包囲するような陣形にそれぞれ着き、ロイドは上空に向かって跳躍しながらトンファーを構え、エリィは懐から白と黒の銃を取り出してそれぞれの手に持った後構えてエネルギーを溜め、ティオは魔導杖を変形させて砲口に膨大なエネルギーを溜め、ランディは武器をブレードライフルに持ち替えて怒涛の銃撃を撃ち続けた。

 

「これが!」

そして跳躍したロイドは回転しながら突撃し

「私達!」

エリィは双銃から白鳥の姿をしたエネルギーを放ち

「特務支援課の!」

ティオは銃に変形させた魔導杖から膨大なエネルギーを解き放ち

「絆だっ!」

ランディは突撃しながら銃撃を続けリィン達に近づくと一瞬で無数の斬撃を叩き込んだ!

 

「「「「ゼロ―――ブレイカ―――――――――――ッ!!」」」」

 

4人全員で放つ事が出来る協力奥義(チームクラフト)―――ゼロ・ブレイカーを放ったロイド達が協力奥義(チームクラフト)の締めにそれぞれ同時に放ったそれぞれのSクラフト―――ロイドの『メテオブレイカー』、エリィの『デバインクルセイド』、ティオの『エーテルバスター』、そしてランディの『ベルゼルガー』による強烈な一撃が交わったその時、辺りを轟かせ、さらに地震も起こすほどの超越した大爆発がリィン達の中心で起こり、爆発による煙が消えるとリィン達全員は地面に倒れて呻いていた!

 

「―――そこまで!勝者、特務支援課!」

そしてリィン達の状態を見て戦闘続行は不可能と判断したサラ教官は戦闘終了の号令をかけた!

 

 

と言う訳で予想通り、アレが発動しちゃいました(遠い目)


 
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