No.710259

真・恋姫†夢想 妖魔伝  4

スネークさん

はい、どうも皆さんお久しぶりです。
実に約半年ぶりの投稿ですね。もはや自分でも何書いてたか忘れかけてましたww
今回、やっとサブタイが決定しました。
「妖魔伝」・・・小物臭がプンプンしますね~
いったい完結は何年後になるやら・・・

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2014-08-21 12:19:43 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:971   閲覧ユーザー数:932

長武「・・・ここはどこだ?風呂に入ってたら鏡の中に今まで見たこともないおぞましいものが・・・」

 

クルッ

 

長武「そうそう、ちょうどこんな感じの・・・」

 

??「だあぁれがウェ○カーも裸足で逃げ出すBOWですってぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

長武「言ってねえぇぇぇぇ!!」

 

ドガッ

 

長武渾身の右アッパー炸裂。

 

??「・・・卑弥呼の言った通り、いい反応・・・だ・・・わ・・・」

 

ズズーン…

 

長武が殴った物体はその場に倒れ…

 

長武「ハッ!?つい生存本能が・・・」

 

ガバァ!!

 

??「な~にが生存本能よまったく・・・イタタ・・・美しい漢女の顔に傷が付いちゃったらどうするのよん」

 

マ○リックスよろしく一瞬で起き上った

 

長武(美しい・・・?乙女・・・?本気か?)

 

??「ま、お遊びはここまでよん。そろそろこの真っ白な空間の説明とか色々教えてあげるわ。まず服を着てちょうだい」

 

長武「ん?あぁ⁉寒いと思ったら風呂入ってる時のまんまじゃないか!!」

 

長武お着替え中…(貂蝉にニヤニヤ見つめられながら…)

 

 

 

 

お着替え完了

 

 

 

長武「よし、じゃあ教えてくれ。お前は何者だ?ここは何なんだ?なんで俺はここにいる?」

 

貂蝉「まず、私の名は貂蝉、都の踊り子よ~ん。そしてここは外史と呼ばれる平行世界とあなたが元居た世界をつなぐ場所。そしてあなたがここに居る理由なんだけど、ちょっと知り合いが変なこと始めちゃってねぇ、いつものご主人様にはちょ~っと荷が重すぎるの。そこで、代わりに誰かに行ってもらおうと探してたら、あなたが卑弥呼を倒す一歩手前まで戦ったって本人から聞いてね、ぜひお願いしようと思ったの」

 

長武「…戦った?…卑弥呼?…それってもしかして…」

 

??「ワシのことじゃ」

 

長武「うわあ!?いきなり後ろから現れるな!!」

 

卑弥呼「はっはっは!!すまんすまん」

 

長武「お前がこの前戦った…?」

 

卑弥呼「そうじゃ、ほれ、この傷を見てみよ」

 

そう言って卑弥呼は右腕を長武に見えるように掲げてみせた。そこにはあのとき長武が斬った跡が残っていた。

 

長武「本当だ、確かに俺があの時斬った時の傷だ。もう治ったのか?」

 

卑弥呼「あと数日もすれば傷跡も消えて元のピチピチした漢女の肌に元通りじゃ!」

 

長武(この人も乙女って…よく見たら上半身白ビキニ…)

 

卑弥呼「それで、貂蝉よ、お主はこやつを見てどう思ったのだ?」

 

貂蝉「そうねぇ~、卑弥呼を追い詰めた事といい、さっきのパンチといい、この子なら問題ないと思うわよ?」

 

卑弥呼「そうか、ならばこやつで決定じゃな!」

 

貂蝉「そうね、早く準備済ませちゃいましょ」

 

長武「準備?何のだよ」

 

貂蝉「何って、あなたが外史に渡る準備よ?」

 

長武「なにぃ!?俺はまだ行くなんて言ってないぞ!?」

 

貂蝉「あ、この空間まで来た以上、元の世界には戻れないわよ?」

 

長武「なんだって!?」

 

貂蝉「戻りたければしっかり自分の役割果たしてちょうだい、そしたら帰れるわ」

 

長武「最初から決定事項かよ…分かったよ!やりゃあいいんだろ!?」

 

貂蝉「ドゥフフフ、よろしくね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貂蝉「さて、長武ちゃん、あなたにプレゼントよ♡」

 

長武「え?ちょっまっギャアアアア⁉」

 

 

 

 

お察しください…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貂蝉「ぷは~♪ご馳走様♡」

 

長武「人生モウ一度ヤリ直シタイ…」

 

貂蝉「何バカなこと言ってんの、ほらしっかりなさい!」

 

ビシィッ

 

長武「ハッ⁉」

 

貂蝉「ほら!サッサと立つ!こっちを見てごらんなさい?」

 

言われて周りを見渡してみる長武

 

長武「‼?これは⁉」

 

貂蝉「どう?気の流れが見えるでしょう?」

 

青く輝いている長武の目に見えたもの、それは

 

長武「これが貂蝉の気の流れ?」

 

貂蝉「正解♪これは鬼の眼と言って、これを持つ者は気が増幅され、相手の気も感知できるの。妖の気が見えれば動きが予想しやすくなるでしょう?」

 

長武「なるほど…(貂蝉の気が下半身の一部に集中しかけているのは気にしないほうがいいだろうか…)」

 

貂蝉「ただし、今は残念ながら右眼しか無いの。もう片方は外史のどこかにあるはずよ」

 

長武「それは自分で見つけなきゃいけないのか…」

 

貂蝉「そういうことよ。さて、早速鬼の眼の力、試してみない?」

 

長武「どうやって?」

 

貂蝉「まぁ、自分の身体能力の強化に使えるし、あとは…か○は○波みたいな?」

 

長武「つまりは、使い方次第でいろんなことができるってことか」

 

貂蝉「そういうことね。あ、あそこでだんだん空気になってきて落ち込んでる卑弥呼に気弾撃ってみて?手に気を集中すれば力が溜まるから、そのあとは前に押し出す感じでいいと思うわ」

 

長武「手に気を集中…」

 

長武の突き出した左手が光る…

 

長武「ハッ!!」

 

ドンッ!

 

卑弥呼「ぐはぁ!?」

 

長武の気弾は見事にうずくまっている卑弥呼の後頭部に直撃した

 

貂蝉「あら、やるじゃない。しっかり後頭部に当たってるし」

 

長武「いいなぁ、この力」

 

貂蝉「でしょでしょ?もっと褒めてぇぇぇぇぇ!!むちゅぅぅぅぅぅぅ!!!♡」

 

長武「させるかぁぁ!!」

 

ドンッ!

 

貂蝉「ごふぅ!?」

 

長武「二度目の失敗は犯さん!!」

 

貂蝉「長武ちゃんのいけず~」

 

長武「うっさいわ!!(次やられたら本気で死にたくなっちまうだろうが)」

 

 

 

――そんなこんなで数十分――

 

 

 

 

貂蝉「じゃあ、そろそろ行きましょうか」

 

卑弥呼「ウノじゃ!もうそんな時間か。なら始めるかのう。そして、これで上がりじゃな」

 

長武「くっ…鬼の眼でカードは透視できないか…」

 

貂蝉「バカバカしいことに力使ってんじゃないわよ」

 

卑弥呼「準備はできているのか?」

 

長武「あ、まだしてないな…」

 

貂蝉「まぁ、あとで送るわよ」

 

長武「そうか?じゃあ頼むよ」

 

貂蝉「それじゃ、いってらっしゃい♪」

 

長武(あれ?どうやって行くのか聞いてな‥)パチンッ「ん?」

 

パカッ

 

貂蝉「あ、私が指を鳴らすと床が…」

 

長武「遅いわあああああぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・!!!」

 

長武は叫びながら穴の中へと落ちていき、そのまま意識が途切れた…

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

あ~みじけぇ・・・

 

と、いうわけで4話終了となります。楽しんでいただけましたでしょうか?

鬼の眼に関してはどこかで似たようなものを見た人もいるかと思います。知らない人は探してみてね(>ω・)b

 

ではまた次回お会いしましょうノシ


 
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