白のヒロインは千棘と小咲とオリキャラまでは決まっているのですが、楽はどうしようか迷っています。何か名案があれば、コメントでご記入ください。後、オリキャラもう少し出すべきならそれも書いてください。お願いします
楽「お、お前・・・ギャングの娘だったのかよ・・・」ガタガタ
千棘「あ、あんた達こそ、ヤクザの二代目だったの・・・」ガタガタ
白「・・・なんでお前ら震えてんの?」
一条「改めて紹介しよう。こいつがビーハイブのボス、アーデルト・桐崎・ウォグナーだ。こっちが桐崎千棘お嬢ちゃんだ」
アーデルト「よろしくね、白君に楽君」
白「あ、はい、よろしくお願いします」
楽「あ、どーも・・・じゃなくて!!」
お、元に戻ったか、さすがに今の状況をうのみにできるほど、お前は大人じゃないもんな
楽「無理無理無理!白ならともかく、俺とコイツは無理だ!」
千棘「そうよパパ!こいつならともかくなんでもやしなんかと!!」
楽「俺だってお前なんか願い下げだ!!このゴリラ女!!」
白「どっちも、カッコよくて可愛いから、どっちも言い過ぎじゃないか?」
千棘「か、可愛い・・・!!/////」
楽「カッコよくないし!!コイツのどこが可愛いんだよ!!」
いや、桐崎の事はよく知らないけど、見た目は美人で可愛い女の子だろ。お前も見た感じはイケメンなんだから、そこまで否定するなよ
白「本当のことを言ったまでだ。それより親父・・・」
千棘「あんた誰が可愛くないですって!?」
楽「へぇ~、鏡見たら分かるんじゃないか?」
千棘「なんですって!!#」
一条「なんだ、仲がいいじゃねぇか」
楽・千棘「良くない!!」
白「親父、恋人はともかく二人で桐崎の相手をするのか?それじゃ、悪印象じゃ・・・」
一条「おめぇらのどちらかが、お嬢ちゃんの相手してくれ」
どちらかが、ね。状況的に俺が成るべきなんだろうが・・・
白「お前らはどうしたい?」
楽「俺は嫌だ!なんでコイツと・・・!」
千棘「私に選択権はないの!?」
白「だそうですが・・・どうします?」
一条「なら白、お前がお嬢ちゃんの恋人役だ」
白「ふぅ、予想通りで・・・」
ドガンッ!!!!と勢いのいい音が鳴り響いた。どういうことだよ・・・!!
???「お嬢ーー!!ご無事ですか!?このクロードが来たからには、もう安心です!」
千棘「く、クロード!?アンタなんで・・・!!」
竜「おう!ビーハイブの大幹部さんや、ちょいとおいたがすぎませんか」
クロード「糞豚どもが、お嬢に手を出しておいて、よくもぬけぬけと・・・!!」
一条「ああ、問題になりそうだな、白、あいつら止めろ」
白「へいへい、わかりまし・・・たっ!!」
一気に竜さん達に詰め寄る!そして劉さんは刀を、クロードという男は銃を持っていたので、それぞれ叩き落とした
白「できればさ・・・問題事は外で頼むよ。近所迷惑だからさ」
竜「白坊ちゃん、すいません。頭に血が上ってやした」
クロード「ほう、私のマグナムを一瞬で叩き落とすか・・・血筋は侮れんな」
白「あんたも一度話を聞いてくれるといいんだけど?」
アーデルト「まぁ落ち着いてよ、クロード」
クロード「ん?ぼ、ボス!?なぜここに!?」
白「気づくの遅いな~・・・」
所謂、眼中になかったって、ことなのかな
一条「それにな、手を出すなんてとんでもない。なにせ・・・」
俺の肩を持って桐崎とガッチリ合わせた。おい、結構な力だな、年取ってるように見えないよ
一条・アーデルト「この二人はラブラブの恋人同士だからね」
千棘「なっ!・・・・・/////」
白「ふぅ・・・・・」
クロード「なっ!・・・それは本当ですか・・・ボス」
アーデルト「ああ、僕らが認めた仲だ」
全員「そ・・・そりゃーーーーめでたい!!」
この展開を予想できなかったのは、おれだけだろうか。喜ぶとは思わなかった
竜「いや~!白坊ちゃんに彼女ができるなんて!!こんなにめでたいことはない!!」
白「まぁ・・・・・ありがとな」
クロード「お嬢、クロードは嬉しゅうございます!!長年お嬢が育つところを見てきて、やっと立派なレディになられて・・・!!」
千棘「えっ!?ちょっと・・・!!」
どの連中も俺らが恋人になったことに喜んでいた。楽のセリフを聞くまでは・・・
楽「ゴリラ女と付き合うなんて災難・・・」
バキュン!!と楽の右頬を擦れ擦れで通り抜けた
クロード「聞き間違いか?こともあろうことか、お嬢をゴリラだと!!鉛玉ぶち込まれてぇか!!」
竜「楽坊ちゃんになにしやがんだてめぇ!!」
竜の振るった刀をクロードが避け、ギリギリのところで千棘に当たりかけた
ギャーギャーとまた騒ぎ出す、もう収拾がつかないので、俺は責任として楽を残して俺と桐崎は退場した
白「お前も災難だったな」
千棘「あんたはいいの?私なんかとこんな関係になって・・・」
白「さぁな、でも、お前みたいな美人と俺は釣り合わないって、思うかな」
千棘「そんな・・・美人じゃないよ。彼氏がいた経験もないし」
白「始めてか・・・俺もだけどな」
千棘「(でも、あんたの事・・・嫌いではないし・・・)」
白「どうした?顔が赤いが・・・」
千棘「う、ううん!!なんでもない!!/////思ったんだけど、そのペンダント、もやしもあんたも同じ奴持ってるけど、それなんなの?」
白「ああ、これか。俺と楽は十年前にある約束をしたんだよ。再会したら『結婚しよう』っていう、約束をな」
千棘「そ、そんなことが・・・なんだかロマンチックね」
白「・・・ふふっ、そうだな」
俺はなぜか、この時間が心地よく感じた。まるで、昔感じたような
白「それにしても、お前がそういう風に笑ってるとこ見るの初めてだな」ニコッ
千棘「(ドキッ!)そ、そんなことないわよ/////」
この後、桐崎は顔を赤くしながら、この場から帰って行った
白「これからは波乱の学園生活になりそうだな」
竜「白坊ちゃん!お客さんですぜぇ~!!」
白「ううん、客?俺にか?」
今日は休日だろう?集の奴なら俺はあいつをブッ飛ばす。そう心に決めたが、あえなくその決意は消えた
千棘「は、は~いダーリン!私とこれからで、デートしない?/////」
白「・・・・・状況は分かった。だけど、ダーリンはやめてくれ」
クロード「今日はいい天気ですし、絶好のデート日和、こんな日にデートしないなんて恋人ではありえないでしょう」
白「言いたいことは分かった。でもまて・・・俺は着替えてないから少し待ってくれ」
千棘「(なんであんたは否定しないの?)」
白「(意味のないことはしない、この状況で俺が断っていい事なんて無いからな)」
こうして俺らは街中にデートをすることになったわけだ
千棘「アンタなんで嫌じゃないの?」
白「俺はお前みたいなやつとデートするのが嫌なんて、そうそう言えないな」←自覚なし
千棘「うっ!/////(なんで真正面からそういうこと言えんのよ!)」
自覚のない白の発言は、男子と付き合ったことのない千棘には効果てきめんで、一気に顔を真っ赤にした
千棘「うう!!そ、それに!デートする必要はないわ!適当にブラついて後で合流・・・」
白「その一言が言いたいなら、後ろを見てから言った方がいいな」
逃げ道を作ろうとした千棘に、俺は指摘する。何のことかと千棘は見ると
集英組「あっ!いけねぇ!」ササッ
千棘「・・・・・」チラッ
ビーハイブ「あっ!ばれちまう!」ササッ
千棘「・・・・・」
白「あいつらがいる限り、逃げるなんて方法はないよ」
がっくりと肩を落とす千棘、あいつらの事よりも、白と居ることに緊張しているみたいだ
白「無理すんなよ?お前が体調不良を訴えれば、この状況からは脱出できると思うし」
本人は気が付いてないようだ。だからこそ、質が悪い
千棘「兎に角!私はプランとか考えてないから、任せるわよ!」
白「あいよ~、お任せあれ」
一方、隠れていると思い込んでいる不良達
竜「白坊ちゃん、いい雰囲気だな~このまま行けるんじゃないか?」
ヤクザ「ええ!竜のアニキ!」
ギャングA「千棘お嬢、いつもよりたくさん喋ってないか?」
ギャングB「ああ!彼氏がいるからだろうな!」
クロード「(怪しいところは特にない、だが何かがおかしい)」
妙に鋭いクロードであった
まずはドリンクバー
千棘「えっ?無料なの!?」
白「俺が前助けた人が、此処のマスターでさ。俺と俺の連れは無料にしてくれてんだ。ただし!ドリンクだけだがな」
千棘「あ!ここのドリンク美味しい!」
白「俺が教えた調合にマスターが改良を加えたんだ。いつもおいしいよマスター」
マスター「いえいえ!坊ちゃんに助けられたからこそできることで・・・」
次に料理店
千棘「モグモグッ!安い肉とか!モグモグッ使ってる割に、ガツガツ!おいしいわね!」
白「どんな食材も使い方次第でうまくも、まずくもなる。それをわかっているからこの味が出るんだ。参考にさせてもらってるよ、大将」
大将「ありがとうございます!」
次は映画
千棘「まぁ、基本と言えば基本よね」
白「デートではな。で、どれ見る?」
千棘「う~ん、あっ!これ!CMで爆発とかやってて、面白そうだった!!私これ見たい!!」
白「はいはい、券買ってくるから待ってろよ」
千棘「(なんであんたは嫌々言わずに私の事、見捨てないでいられるの?)」
千棘も自分がわがままを言っているのは分かってる。それでも、照れ隠しで白にはあんな態度をとってしまう。それでも、白は文句ひとつ言わない。それどころか、笑って了承してくれる。初めて自分を見てくれる。そんな感じがした
白「お~い!買えたぞ!中に入ろう!」
千棘「え、ええ、分かったわ」
どうしてそんな顔ができるのだろう、それを知るのはまだ先の話
白「ほほう、中々面白いな・・・この映画」
千棘「ガツガツ!!ゴホッ!」
白「はい、水。気を付けろよ、喉痛めるぞ」
千棘「わ、分かってるわよ・・・!」
緊張をほぐす為に、ジャイアントポップコーンを食べている。流石にここまで近い距離でいることはない
千棘「・・・・・?ねぇ、どうしたの?さっきから黙って・・・」
白「・・・・・スゥ~~~~(-_-)zzz」
千棘「(ね、寝てるーーー!!)」
寝るの!?この状況で!?なんでそんなことができるわけ!?でも、寝顔が結構可愛い、いつもの凛々しい顔とは違うギャップ・・・って、何考えてんのあたし!!
ギャング「お嬢、お嬢!」
千棘「うん?な、なによ・・・」
ギャング「これはチャンスですぜ!手を握ってキスまで持っていきましょう!」
千棘「(え、ええーーーーーー!!!)」
さらなるピンチが千棘を襲った。この状況下で、キスどころか手を繋ぐことすらできそうにないのに
クロード「(お嬢、頑張ってください!)」
少なからず、クロードも応援していた。敵視はしているが、千棘を思っての事だと応援は惜しまない
千棘「うううううっ!!」
頭を掻き毟って、何度も頭を振る。どうしたらいいの!!この状況!!
白「う~ん、ううん。お、寝ちまってたのか・・・」
千棘「(ナイス!あんたの所為だけどナイス!)」
する寸前で、目を覚ました白に感謝する千棘だった
白「もう夕方か・・・結構楽しかったな」
千棘「ええ・・・そうね」
千棘だけは疲れてしまっていた、映画の事もあってか、余計に疲れたのだろう。当の本人は気づいていないが
白「それじゃ、帰ると「一条君?」・・・小野寺?」
買えるよ宣言をしようとしたとき、たまたま近くで友達と遊んだ帰りの小野寺と出会った
小咲「桐崎さんまで、もしかして・・・デート?」
白「えっとだな。まぁ家の事情でな、こんな感じになっちまって」
小咲「家の事情?」
千棘「私達の親が特殊でね、家同士でのもめ事を無くす為に、恋人のフリをしないといけなくなったの」
白「楽がやる筈でもあったんだが、桐崎が嫌がってな、俺が恋人役を演じてるわけだ」
小咲「そ、そうなんだ・・・・・」
なんだか安心したような顔をする小野寺、そんなに気が気でなかったか?
小咲「これから帰るの?」
白「ああ、最後まで見送らないと、怪しまれても嫌だしな」
千棘「ばれたら・・・想像したくないわね」
小咲「そうなんだ、じゃあ、私は帰るね」
白「ああ、またな」
千棘「バイバイ!!」
千棘「アンタ料理もできたのね・・・」
白「ああ、しかし、此処まで来て飯を食わずに終わるなんて、最低でもあるだろ?」
晩御飯に桐崎を呼んで、今料理を作っている
白「楽しいって思えば、何でもできる」
千棘「おいしそうね」
楽「涎垂らすなよ、今にもたれそうだ」
千棘「う、うるさいわね!もやしの癖に!!」
楽「なんだと!!」
白「はいはい、わかったから。食べてよ、口に合うか分からないけど」
楽「お前の料理はおいしい分時間が掛かるからな、朝は俺、夜はお前と料理当番を変えてるんだ。うまくない訳がない」
千棘「お、おいしいわよ・・・!お、おかわり」
楽「早くね!?もっと味わえよ!!」
千棘「なによ!!文句あんのもやし!!」
楽「なんだと!ゴリラ!!」
仲がよく見えてしまうことが、俺の欠陥だろうか?
白「ふふっ」
でも、そんな空気がとても心地よかった
次回「友達作りと千棘の料理」
千棘「クロードとかの所為で友達作るのにどれだけ苦労するか・・・」
白「納得してしまった」
Tweet |
|
|
2
|
0
|
追加するフォルダを選択
恋人になることを宣告された白と楽、その相手は桐崎だった