No.702738

ゴットイーター2 アナザーストーリー 9話

白蓮さん

何と何と!シオが登場してしまいます!

2014-07-22 09:32:27 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:4182   閲覧ユーザー数:4128

tサカキ「ふむふむ、なるほど。つまり、感覚的に発動できるわけだね」

 

マナカ「にゅふふふ~~~♪」

 

カズマ「はい、そこらへんはよく分かりませんが」

 

ナナ「ねね、あれって日常茶飯事なのかな?」

 

ロミオ「俺に聞かれてもな・・・」

 

シエル「副隊長の方は慣れているご様子です。無視を続けています」

 

俺はあの後少しばかり残ってサカキ博士の質問に答えている。ギルとジュリウスは直ぐにここを去ったが、ナナ・ロミオ先輩・シエルは残っていた。なぜかは知りません。姉貴は俺の膝の上でゴロゴロしてます

 

カズマ「それよりいいの?姉貴はサテライト拠点のリーダーでもあるんじゃ・・・」

 

マナカ「あ・・・・・忘れてた!”アリサ”に怒られるよ!バイバイ!カズマ~~~~!」

 

早くも思い出したかのように走り去っていった姉貴であった

 

カズマ「忙しいのは分かるけど、なんで俺に会うためにここまでするのかな?」

 

サカキ「ふふっ、彼女にとって大切なことだからじゃないかな?」

 

なんでそこで不敵な笑みを浮かべるの?サカキ博士・・・

 

???「博士~入るぞ~」

 

サカキ「おお!入ってくれたまえ」

 

ドアの方を見ると白い肌に白い髪をした俺より少し年下に見える女の子がいた

 

サカキ「紹介しよう、シオだよ。カズマは知ってるよね」

 

カズマ「はい、ですが・・・姉貴からはシオは月に行ったって」

 

サカキ「最近月面に行ってね。その時にソーマ君と一緒にシオが帰って来たんだよ。だからさ」

 

シオ「おお~!かずま!久しぶり、だな!」

 

カズマ「うん、久しぶりだね、シオ。ソーマさんと一緒じゃないの?」

 

シオ「そーま、研究で忙しいから・・・一緒じゃない」

 

サカキ「そうだな、ここに居る皆に言っても大丈夫だろうか?カズマ君」

 

カズマ「大丈夫だとは思いますが、信じられないと思います」

 

「そうだね」といいつつも、ニコニコした顔は崩してなかった

 

サカキ「ナナ君、ロミオ君、シエル君。君たち今から言うことは真実だ」

 

全員が?を浮かべている。当然だろうが、今から言うことのほうが一番理解できないと思う

 

サカキ「ここに居るシオは・・・アラガミなんだよ」

 

三人「・・・・・はい?」

 

シオを見てサカキ博士を見てを繰り返している。やっぱり、信じられないよな

 

シエル「・・・本当なのですか?副隊長・・・」

 

カズマ「うん、信じられないと思うけど事実だよ」

 

ナナ「人間にしか見えない・・・」

 

ロミオ「ということは、俺ら食われる!!?」

 

全員が身構えて戦闘態勢に入る・・・

 

サカキ「大丈夫さ、アラガミは自分と同じ姿をしたものは食べない。彼女は人間の姿をしているから君たちを襲わないよ。おなかが減っていたら別かもしれないけど」

 

シオ「ごはん!!」

 

ロミオ「シャレになってない」

 

ナナ「不思議なものだね~」

 

シエル「ここの人たちは知っているのですか?」

 

カズマ「大半の人は知っているよ。マスコットみたいなものだからね」

 

最初は毛嫌いされたんだろうけど、だんだん慣れていったから気にすることがなくなったんだろう

 

サカキ「ともかく、仲良くしてくれると助かるよ。そうだ!エミールが君にお礼したいと言っていたから、後で会いに行ってくれ、ロビーに居ると思うから」

 

カズマ「分かりました。それでは失礼します」

 

シオ「またな~~~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エミール「おお!会いたかったぞ!我がライバルよ!」

 

カズマ「久しぶりだねエミール。相変わらずだな」

 

???「貴方がブラッドの副隊長さん?私はエリナ、エリナ・デア・フォーゲルヴァイデと言います」

 

帽子をかぶって、少し銀髪の背の少し低い女性だった

 

カズマ「まぁ、副隊長はやらせてもらってるけど・・・」

 

エリナ「私達は極東支部第一部隊所属のゴットイーターで・・・」

 

エミール「極東はどうだい?フライヤも優雅だが、ここはここで趣があるだろう」

 

エリナの言葉をエミールが遮った。これもしかしていつも続いてる?

 

エミール「土と油の匂い、それは決して不快ではない。むしろ懸命に生きる人々の活力が伝わってくる。さらにその中でいっぱいの紅茶を飲む。それらすべての匂いが混ぜ合わさった時に感じるんだ」

 

それでもお構いなしに喋っているエミールである。こんな人だから志高く持てるんだろう

 

エミール「ああ、僕らは彼らを護り、また、僕も彼らに護られているのだと」

 

なんでか説得力があるのは気のせいだろうか?

 

エリナ「エミール煩い!!」

 

怒りの大爆発が聞こえた

 

エミール「む、どうしたエリナよ。新しい極東の仲間同士親睦を深めるべく・・・」

 

エリナ「私が話してるんでしょ!」

 

ごもっともな意見でございます

 

エミール「そう!ここに居るのはエリナ。我が盟友エリック・デア・フォーゲルヴァイデの妹」

 

カズマ「えっ?エリックさんの妹さんなの?」

 

エリックさんは確か姉貴に一度助けられてるって聞いたけど、妹さんがいるとは聞いてなかったな

 

エリナ「知ってるんですか?」

 

カズマ「うん、初めて来たときに一番やさしくしてくれてね」

 

エリナ「そうですか・・・って、エミール煩い!!」

 

まだ話を続けてたエミールとまたもや言い争う、日常茶飯事にしか見えない

 

???「おーい!二人とも任務に行くぞ・・・って、さっそくもめてやがる」

 

うん?この声・・・どこかで聞いたような・・・

 

カズマ「・・・・・あ!コウタさんじゃないですか!」

 

コウタ「おお!誰かと思えばカズマじゃん!元気だったか!?」

 

カズマ「おかげさまで今では、ブラッドの副隊長をさせてもらっています」

 

コウタ「副隊長か!出世したな!」

 

あの時の元気な姿は健在だけど、なんだか雰囲気が変わっている。前よりも爽やかっていうか

 

コウタ「それにしてもごめんな、うちの部隊の奴が迷惑かけて」

 

カズマ「いえ、前のアリサさんと姉貴みたいで新鮮でした」

 

エミール「む、改善するべき点があれば、ドンドンご指導願いたい」

 

エリナ「ちょっと!私とコイツを一緒にしないでくださいよ!」

 

姉貴よりも、アリサさんとコウタさんかな・・・

 

コウタ「もう、分かった分かった。まぁ、これから仲良してやってよ」

 

カズマ「はい、これからよろしくお願いします」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラッド自室前

 

ロミオ「いやー、極東支部って美人さんが多い!楽しくやっていけそう!」

 

カズマ「それって美人さんが居なかったら楽しくないってことだよね」

 

ロミオ「うっ!?・・・・・でも、設備が何かちょっとボロい?いかにも最前線って感じだよなー。俺、フライヤの方で寝泊まりしようかなー」

 

ギル「フライヤは貴族趣味過ぎる。フツーはこんなもんだ」

 

どちらにせよ俺らの価値観だけどな

 

???「フツー?それは聞き捨てならないですねー」

 

声がした方に振り替えると眼鏡をかけ、赤い髪の色をした、いかにもビジネスマン的な女性がいた

 

???「ここがフツ—なら、外の世界は何なんですかねー。アラガミに怯える人たちをほって置くのがフツ—なんですかね?」

 

もっともな意見にたじろいでしまう

 

ギル「誰だ、あんた」

 

その質問は今する物じゃないと思うよ、ギル

 

サツキ「高峰サツキ、フリーのジャーナリストです」

 

俺達三人を見てから言った

 

サツキ「ふーん・・・貴方たちは本部からの出向ですか?」

 

ギル「気分を害したなら謝る、だが、ジャーナリストって人種は苦手でな。ロミオ、後は頼んだ」

 

ロミオ「え?おい!、ちょっとー!・・・」

 

完全に置いてけぼりを喰らった俺とロミオ先輩、ギルの奴は後でシエルに頼んで訓練増加にしてもらおう

 

カズマ「えーっと・・・ごめんなさい」

 

ロミオ「すいませんでした・・・」

 

サツキ「あら、意外と素直」

 

すると、またドアが開く音がして、振り返ると

 

ロミオ「うあ!あ・・・」

 

そう、ロミオ先輩が興奮していた

 

ユノ「あら、サツキ?先に行ったんじゃなかったの?」

 

葦原ユノがいた

 

ユノ「あら、貴方は確か・・・フライヤにお邪魔した時・・・」

 

俺とユノの言葉を遮って————ロミオ先輩が話しかけた

 

サツキ「・・・もしよかったらあの子と仲良くしてあげてくださいね。あの子、同じ年頃の友達がほとんどいないから・・・ついでに、私の代わりにそのロミオって子抑えといてくださいねー。それじゃ、私は呼ばれているので」

 

カズマ「ほんと・・・今日は嵐の日だよ・・・」

 

この後ロミオ先輩が暴走しかけたので、抑え込んで帰りました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回「ブラッド歓迎会!ユノの歌」

 

ユノ「お礼に歌を・・・」

 

コウタ「それ待ってたー!!」

 

カズマ「テンション高いな、コウタさんは」

 

 


 
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