ロミオ「おお~~!!無事生還だな」
カズマ「先輩、笑えないですよ。それ」
ギル「ロミオはともかく、なにもされなかったようだな」
ナナ「副隊長大丈夫?」
カズマ「大丈夫だよ。シエルは?」
ナナ「シエルちゃんは庭園だよ。副隊長が来たら来てくださいだって。シエルちゃん凄いんだよ。ブラッドアーツが使えるようになったんだよ!!」
カズマ「シエルが・・・・・何かあったのかな?」
ギル「お前は変わらんな」
カズマ「兎に角行ってみるよ。お先~~」
エレベーターで庭園に向かう、ブラッドアーツか・・・
ナナ「ロミオ先輩?どうしたんですか?」
ロミオ「いいんだ・・・俺なんて」
シエル「副隊長。呼んでしまって申し訳ございません」
カズマ「いいよ、用事って何?」
シエル「これから先のことです」
シエルと俺は近くのいすに座り、戦力の向上を話し合うこととなった
シエル「やはり、遠距離からの攻撃が必要になると思うのです」
カズマ「シエルのはスナイパーだから遠くの敵も倒せるし、頼りにしてるしね。俺たちも頑張らないといけなくなるわけだ」
シエル「はい。バレットエディットの改造により、多種多様なバレッドが作れます。散弾にして、ホーミングをかければ、たくさんの敵を倒せる」
カズマ「俺の場合は、ブラストだからね。一つだけだけど超強力な一撃だしね」
シエル「すいません。なんだか夢中になってしまって・・・」
カズマ「気にしないで、シエルの抗議は参考にもなるし」
シエル「そうですか・・・その、できればなんですが/////バレッドの検証実験に付き合ってもらえないかな/////・・・・・と」
カズマ「よし!!なら善は急げだ!!さっそく行こう!!」
カズマはシエルの腕をとって走る
シエル「え!?・・・ふふっ」
どうしてか私は心が躍るような感じを胸に抱いていた
カズマ「距離・高度・速度・風向き・・・・・ここだ!」
カズマ特製のホーミング弾の公転大砲がザイゴートの頭か顔か分からないところを撃ちぬく
ザイゴート「がぁぁぁぁぁぁぁぁ」
カズマ「シエル!そっちのヤクシャはどうだ!?」
シエル「もう少しで終わります!!」
カズマとシエルはドンドンアラガミを倒していく・・・もう残骸しかない。
カズマ「ブラッドアーツはこうだっけ・・・”朧月”!!」
最後の一体を倒す
カズマ「終わりかな・・・シエル?どうしたの?」
シエル「いえ、神機の方が・・・調子が悪いというか、いえ、違いますね。いくつかのバレットが、今までと違う挙動になってるんです。それも・・・悪くない方向に・・・」
カズマ「(シエルのバレットだけが反応を見せたか・・・なんでだろう)」
肝心なところでも天然ボケなカズマである
シエル「自慢っぽく聞こえたらすいません」
カズマ「OK、そんなこと思ってないから」
シエル「はい・・・少し詳しく調べてみようと思います」
カズマ「それがいいよ。解らないままだと嫌だしね」
シエル「はい・・・今日はありがとうございました。またお願いしてもよろしいですか?」
カズマ「シエルさえよければ」ニコッ
シエル「はい/////」
放送『現在フライヤは”赤い雨”の中を通過中、いかなる理由があれ、屋外に出ることを固く禁じます』
ナナ「はーい、良い子は雨の日、外に出ちゃいけないもんえねー」
カズマ「そういう問題でもないけどね」
シエル「極東の範囲に入りましたからね、やがて極東支部に到着するのでは・・・」
ロミオ「赤い雨に濡れたらマジでヤバいんだっけ」
ギル「ああ、神機兵護衛の時の赤乱雲のことだ」
ナナ「何だっけ、あれでしょ。コクシャ・・・コクシェ・・・」
カズマ・シエル「黒蛛病」
ギル「息ピッタリだな」
カズマ「それだけ、コミュニケーションが取れてるってことだよ」
ナナ「む~~~~~~」
ななはなぜか不機嫌だった。気づかないのはお決まりなので許してください
シエル「ゴホンッ/////・・・赤い雨に触れることにより、高い確率で発症する病。通称、黒蛛病」
カズマ「最近では極東方面でよく見るものらしい」
シエル「現段階において、有効な治療法は確立されておりません」
カズマ「そして、発症した場合の致死率は・・・100%とされている」
だけど、この黒蛛病はなんか引っかかる、まるで”選んでいるような”そんな感じが・・・
ロミオ「ぬ・・・濡れなきゃいいだけだよ」
放送『現在、フライヤは”赤い雨”を抜け、極東地域を南下中です』
カズマ「極東に来たのは本当に神機兵の為なのかな。でも、”姉貴”に会うのは久しぶりだからな。用意しとかないと・・・」
ジュリウス「ブラッド隊長、ジュリウス・ヴィスコンティ。以下隊員各位、到着しました」
サカキ「ようこそ極東支部へ!私がここの支部長、ペイラー・サカキだ」
銀髪に近い髪の色に、以下にも研究家というオーラを放っていた。三日月型の目は、何を考えているのかを悟らせないような気がした
サカキ「エミールが世話になったそうだね。できれば直接会いたいと思っていたんだ」
ロミオ「あれでしょ、マルドゥーク!撃退したのコイツですよ、コイツ!」
サカキ「おや?君は確か・・・」
カズマ「お久しぶりです、サカキ博士。三年ぶりですね」
サカキ「思い出した、マナカ君の弟君じゃないか、君だったのか」
カズマ「姉貴がお世話になっています」
サカキ「お姉さんと違って律儀だね。あの子もいい弟さんを持った」
久しぶりの再会に花を咲かせる俺とサカキ博士。みんなは唖然としている
ジュリウス「副隊長。知り合いなのか?」
カズマ「はい、三年前に姉貴に連れてこられえて知り合ったんです」
サカキ「おっと、忘れていたよ。彼女のいるんだった」
カズマ「なんだか嫌な予感」
・・・・・・・・ドドドドドドドドドドッ!!!!!
ナナ「な、なに!?」
ギル「地鳴りか?」
シエル「いえ、ドンドン近づいています」
ロミオ「ただ事でないことは確かだ」
マナカ「カズマ~~~~~~~!!!!会いたかった~~~~~~!!!」
カズマ「ドゲバッ!!!??」
顔にいきなりボディタックルが命中した。柔らかいけどキツイ
マナカ「ごろごろ~~~~」
カズマ「あ、姉貴は相変わらずだな・・・いいから離れてよ!!」
マナカ「い~~~~や~~~~~」
カズマ「はぁ、嫌いになりそう」
マナカ「それでも好きでいてくれるカズマは大好き!!」
サカキ以外「ポカ~~~~~~ン」
予想外を通り越して、規格外だ。いきなりあらわれて、副隊長に抱きつく謎の女性
サカキ「紹介しよう、彼女は極東支部第一部隊元隊長であり、カズマ君大好きっ子(ブラコン)であり、極東の救世主だ」
カズマ以外「ええぇ~~~~~~~~~!!!!???」
次回「アラガミの子!?シオの登場」
シオ「いただきます、だなー」
カズマ「不思議と違和感がない」
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いよいよ極東ですねぇ~