No.698372

マブラブオルタネイティブトータルイクリプス外伝 銃騎士過去編 第10話 補給基地防衛戦

kaennさん

不知火の新兵器登場!まぁ短いですが気が向いたら見てやってください

2014-07-04 00:24:12 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:698   閲覧ユーザー数:695

マブラブオルタネイティブトータルイクリプス外伝 銃騎士

第10話

補給基地防衛戦

 

第3ハンガー戦術機用区画

 

ブラッド『何や?BETAが来てるんやろ?弾薬と推進剤入れてくれりゃワシも防衛参加出来るで?』

ブラッドはハンガーにガッチリ固定された自身の不知火を見て近くに居た整備員に尋ねた

『はい、只今当基地の副司令より開発中の新兵器を搭載するためのハードポイントを兵装担架と交換するよう指示があり現在その作業を行なっております』

BETA接近を聞き、早く自分も外に行くため作業を急がせようとすると整備員からそんな返事が返ってきた

 

ブラッドは『開発中の新兵器?そんな慣れんもん使えんのかい……』

と、思いながら自機の整備を見ながらレーションと合成コーヒーで腹を満たしていた

同時刻補給基地外縁部

柿崎『よーしお前等〜今度は俺たちの家と仲間を守るための戦闘だがあくまで時間稼ぎだ、かと言って後ろにBETAを通してはならん』

 

フェイ『其れとブラッド少佐の不知火は現在基地(うち)で開発中の装備を取り付けているため若干遅れるそうだ』

折角の戦術機が居ないことに他の隊員が不安そうな顔をして柿崎とフェイを見る

 

柿崎『嬢ちゃんからの話じゃその装備1個で戦車大隊クラスの戦力に成るそうだ期待して待ってるとしよう………よし!時間が無いぞ、総員搭乗!フォーメーションを組め!』

 

30分後

『BETA接近!射程まで30…29……………5…4…3…2…1…今!』

柿崎『発射ぁ!』

柿崎の合図と共にBETA群に向けて戦車の砲火が降り注ぐ

 

フェイ『各車危険だと判断した場合は基地まで後退を!判断は各自に任せます!』

と言いながら自身も砲撃を開始した

 

更に20分後

柿崎『くっ、基地に侵入を許すとは…後退急げ!入り口のブロックを閉鎖して時を稼ぐそうだ!急げ!』

 

『隊長、と、取り付かれて……ひっ![ドッガガガガガガン……]へっ?』

後退の遅れた車両がBETAに取り付かれ、もう駄目かと思って居ると爆音と共に目の前のBETAが爆ぜた、驚きつつも後方を見るとUNブルーの戦術機が長刀と大きなガトリング砲を使いながらBETA群の排除を開始していた

ブラッド『よっしゃ!無事か?その戦車はもう無理やな、道作るから走れぃ!』

不知火の登場で戦況は一転し基地内のBETAを全滅させた

少し後

第3ハンガー戦術機用区画

『もう!少佐、まだガトリングランチャー組み立て途中だったのに!』

 

ブラッド『まぁええやないか全員無事やったんやし、おお!これがガトリング装備ってのか!』

先程未完成だったガトリングランチャーを持たせた不知火を見て基地職員は歓声をあげた

 

ブラッド『……しかし、残りは戦車が3台に俺の不知火だけか…流石にな……』

と周りの喧騒とは反対に冷静に状況を分析していた

第11話 脱出 へ


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
2
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択