No.697463

ゴットイーター2 アナザーストーリー 7話

白蓮さん

いよいよ神機兵の登場です

2014-06-29 19:58:18 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:7033   閲覧ユーザー数:6962

シエルとカズマのシーンを見ていたブラッドメンバーとフラン

 

フラン「なかなか面白い展開ですね・・・」

 

ロミオ「なんでフランさんまで・・・」

 

ギル「そんなに気になるなら直接言えばいいじゃねぇか」

 

ナナ「副隊長は、鈍感だから・・・」

 

ロミオ「ナナの好意に気付けないからな」

 

ナナ「うっ//////」

 

フラン「ナナさんは恋する乙女ですね」

 

ナナ「恥ずかしいからやめてよぉ~/////」

 

シエルと話し終えて、戻る直前で不思議なものを見た

 

カズマ「・・・何してんの?」

 

全員「何もしてないよ~~」

 

完全にばれること前提でやっているようにしか見えない。嘘が下手。特にナナ

 

フラン「まぁまぁ。それでですね・・・ナナさんが頭撫でてほしいそうですよ」

 

話を逸らした。しかも、仲間を売って・・・

 

ナナ「えっ!?」

 

カズマ「(まぁいっか)これでいいかな」ナデナデ

 

ナナ「わぷっ・・・ふわ~~~~」

 

なんだか気持ちいいなこれ、ずっと続けばいいのに・・・

 

ナナ「あ、ありがとね・・・副隊長」

 

カズマ「いいよ。またして欲しくなったらいってね。いくらでもしてあげるから」

 

ナナ「うん♪えへへ~~」

 

少し離れた所で、

 

シエル「やはり、副隊長は太陽みたいですね。誰とでも分け隔てなく寄り添い、分かち合う。そんな副隊長だからこそ皆はあんな顔をするんでしょうね」

 

カズマ「お~い!!シエル!!こっちに来いよ!!」

 

シエル「本当に暖かいですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズマ「極東に行くって?」

 

ロミオ「ああ、なんでも神機兵の運用テストを行うとか・・・」

 

神機兵か・・・あれが完成すれば、少しは被害が小さく済むかもしれない

 

ギル「そう簡単に行くもんか?」

 

カズマ「さぁ、とにかくやるべきことをやるだけだよ」

 

ナナ「うん!!そうだね」

 

シエル「副隊長・・・グレム局長から招集がかかりました。行きましょう」

 

カズマ「分かったよ、今いく」

 

局長室へ向かう途中で、レア博士が血相変えて出てきた。ともかく入る

 

ジュリウス「ブラッド隊長、ジュリウス・ヴィスコンティ、以下二名入ります」

 

グレム「ご苦労、ラケル博士から聞いていると思うが・・・神機兵の無人運用テストおよび、その護衛をしてほしい」

 

カズマ「相変わらず煙たい男ですね。少しはやせたらどうですか」

 

グレム「黙れ・・・貴様に言われる筋合いはない」

 

カズマ「デブじゃないし、早く終わらせてくださいよ。ミスター・スモーカー」

 

グレム「詳しくは・・・あー・・・クジョウ君」

 

自分で説明くらいしろよ。

 

クジョウ「はい、えーと・・・ジュリウスさん、シエルさんは、確か、ラケル博士とレア博士のもとで・・・」

 

ジュリウス「ええ、我々は両博士に育てていただきました。ですので、神機兵の運用テストで搭乗したこともあります」

 

いいなぁ~、と目をシエルにやる。私に言われても、という顔になっていた。この頃、シエルとは仲が良くなっている気がする

 

クジョウ「ならば話は早い、要するに神機兵が戦う様子を観察しつつ、万が一の時には、守ってほしいのです。なるべく、一対一で神機兵とアラガミが戦う状況を作りたいので、まずは、付近のアラガミを一掃していただきます」

 

ジュリウス「露払いをしろ、と言うことですか?」

 

グレム「そういうことだ、今回の主役はあくまでも、神機兵だ、ということを肝に免じておけ、いいな?」

 

カズマ「まるで豚だな、あんた」

 

グレム「早く行け、聞きたくもない声がする」

 

お前の顔の方が嫌だよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、今に至る訳だが、やっぱり釈然としない。あいつのために戦っているようなものだ。

 

コンゴウ「グギャアアアアアアア!!」

 

ナナ「やぁぁぁぁぁ!!!」

 

ハンマーで頭を叩き隙ができているとこにロミオ先輩のチャージクラッシュ・・・痛そうだな。

 

ギル「神機兵の護衛はいいとしても、露払いは嫌いだな」

 

文句を言いながらも時間は過ぎて行った。

 

しばらくして、フライヤロビー

 

ジュリウス「ブラッドはまだ現場か!?」

 

フラン「はい、神機兵βがまだ戦闘中です・・・あっ!」

 

シエル『神機兵β!背部に大きな損傷!フライヤ、判断願います!』

 

クジョウ「背部だと!?回避制御の調整が甘かったか!いや、空間把握処理の問題か?くそぉっ!なんでだ!」

 

フラン「神機兵βを停止します。アラガミを撃退し、神機兵を護衛してください」

 

ジュリウス「待て!帰還の途中で赤い雲を見かけた!あれは、おそらく・・・」

 

フラン「まさか・・・”赤乱雲”?」

 

ギル『こちらギル・・・ここからも、赤い雲を確認した』

 

ロミオ『噂には聞いてたけど・・・初めて見た・・・すげえ・・・』

 

ジュリウス「総員即時撤退だ、一刻を争うぞ」

 

シエル『既に、赤い雨が降り始めました。ここからの移動は困難です』

 

ジュリウス「クッ・・・フラン、輸送部隊の状況は?」

 

フラン「周囲にアラガミの反応が多数見られます。輸送部隊単体での救出はできませんね・・・]

 

ジュリウス「シエルは救援を待て!」

 

グレム「待て!神機兵が最優先だろうが!神機兵を守れ!」

 

ゴンッと強い音が響く

 

ジュリウス「人命軽視も甚だしい!」

 

シエル『隊長・・・隊長の命令には従えません。任務を、遂行します』

 

ジュリウス「シエル!応答しろ、シエル!」

 

グレム「よく躾けてあるじゃないか、結構、結構」

 

ナナ『あの~隊長。副隊長がね・・・神機兵に乗って行っちゃった・・・』

 

グレム「なんだと!!」

 

ギル『あと、グレム局長に伝えてくれってさ。豚扱いしてごめんなさい、豚に失礼ですよね。だそうです』

 

グレム「・・・部下の不始末は片付けておくように」

 

ジュリウス「はい・・・・・総員戻れ、どうせ生きて帰る・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シエル「・・・・・・!!」

 

シュウですか・・・こんな時に・・・もう無理でしょうか・・・

 

シエル「・・・・?」

 

異変を感じ、目をあけると彼が・・・来ていました

 

カズマ「助けにきたよ」

 

その後雨は止み、おれは懲罰房行きになった

 

シエル「なんであんなことをしたんですか?こうなることが分かっていたのでしょう?」

 

カズマ「うん、もちろん」

 

シエル「貴方は命令違反を・・・し過ぎですね」

 

カズマ「命令よりも、自分よりも、大事な物」

 

シエル「(隊長・・・隊長の指示には従えません。任務を遂行します)」

 

俺は彼女に手を伸ばす

 

シエル「命令よりも、自分よりも、守りたい、大事な物・・・」

 

カズマ「シエルは俺にとって大事な人だから」

 

シエル「え?//////」

 

頬が熱く感じました。でも、不愉快ではありません

 

シエル「・・・君の手・・・暖かいですね・・・/////」

 

シエルの中でカズマと同じ赤い光が輝いた気がした。今の俺はいい笑顔で

 

カズマ「守るよ、これからもずっとね」ニコッ

 

シエル「・・・・・はい!!/////」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回「極東到着!!カズマは救世主の弟!?」

 

マナカ「会いたかったよぉ~!!カズマ~~~!!」

 

カズマ「離れろ!!姉貴」

 

 

 


 
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