No.696927

Gundam SEED another Destiny =PHASE 06=

RASNさん

…最近近所で見かける野良猫がかわいい…
だって…近づいて足をスリスリしてきてニャーンですよ…アカンワァ…

2014-06-27 18:01:45 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:569   閲覧ユーザー数:560

PHASE 06 宇宙を駆ける光

 

アーモリーワンで強奪された三機のMSの追跡の為に発進したミネルバ、艦内ではプラントの代表ともいえるギルバード・デュランダルとオーブの代表ともいえるカガリ・ユラ・アスハがいた。そして突然ボギーワンの反応が消えその確認の為にミネルバから4機と1機のMSが発進された。

 

 

 

 

「…やっぱさ隊長の事を待とうぜシン?」

 

「そうだよ、隊長がいないとさ締まりがないじゃんか。」

 

ユニラより先に出撃したシン達はちょうどミネルバが見えるか見えないかの距離を進んでいた。

 

「ショーンまさか臆病風に吹かれるわけ?」

 

「んな事は無いけどさ!」

 

「…隊長は直ぐにやって来るさ、だからさデイルもそうビクビクすんなよ。」

 

「俺は別にびびっていないからな!シンこそ隊長が遅くて心配じゃないのか?」

 

「…大丈夫だよ、それにもうすぐ来ると思うぜ。」

 

「…来るってもうかなり離れているし、それに発進確認信号が出たのはついさっきで…確か…」

 

「ちくわ大明神」

 

「えっと…70秒ぐらい前だろ?」

 

「何なのいまのは?」

 

「その声は…隊長ですね。」

 

「…正解だ。」

 

シン達の後ろから青色のブレイズザクファントムが来たのであった。

 

「てか速くないですか、ユニラ隊長?」

 

「そうですよ、いくらブレイズだかんらと言ってもあんな速度は…通常よりも三倍ぐらい早いですよ。」

 

「(ピクッ…)ん…?」

 

ショーンがそう言った瞬間ルナマリアの赤いガナーザクウォーリアが少し震えた気がした。

 

 

「…それじゃおふざけはここまでにして真面目にやんぞ、…フォーメーション5だ!。」

 

「「「「了解!」」」」

 

5機は正五角形状に広がり先頭がユニラのザクであり、その脇をインパルスとルナマリアのザクが固めて後方にデイルとショーンがいる形となった。

 

「各機警戒を厳に、それと何か怪しいのがあれば動く前に報告。いいな?」

 

「シン、またあの時のように突っ走らないでよ?」

 

「ルナこそ見落とすなよ?」

 

「…デイル、ショーンそっちはどうだ?」

 

「こちらデイル、異常無しですよー」

 

「こちらショーン、…?…ってあれは?」

 

「どうしたんだショーン?」

 

「いやさ、なんか上から…」

 

その瞬間後方の2機のゲイツRに緑色の閃光が貫いていった。

 

「デイル!?ショーン!?」

 

「待ち伏せ!?どこだ?!」

 

「上です!!」

 

ユニラ達の上方からアビスにカオスそしてガイアが接近してきた。

 

「よくもデイルとショーンを!」

 

「あぁもう!ミネルバには応答無しだし、どうすりゃいいのよ!」

 

「…取り敢えずデブリを盾に一端退くぞ、あとの事は合流してからだ!」

 

「「了解!」」

 

 

 

 

「…隊長、どうですか?」

 

「…取り敢えずは巻いたみたいだが見つかるのも時間の問題かな…」

 

「あいつらがいるなら、ボギーワンだって近くにいるはず…よね?」

 

ユニラ達はデブリを利用して逃げてきて今は大きなデブリの影に隠れていた。

 

「そういやルナマリア、ミネルバとの連絡は?」

 

「あっ、はい…連絡といっても、向こうから連絡が来てみたみたいですが…」

 

「流せるか?」

 

「…行きます。」

 

ザッ…ザザッ…ザッ…

 

ユニラとシンに流れてきたのはノイズ音であった。

 

サザ…ザ……ムサ…ザッ…

 

「…ルナ、通信解読のOSアップデートしてないのか?」

 

「ちゃんとしてるわよ!…あっ!隊長そろそろです!」

 

ザッ…ザザ…お姉ちゃ…隊…ぅ…後…ぅ…ボ……ワンが!……ザ-

 

「…。」

 

「…メイリンから…しかもボギーワン…後ろから!?」

 

「それじゃ俺達、ダブルで待ち伏せされたってことか!?」

 

「そういう事だが…ミネルバは今はレイだけで手薄だ、向こうのほうが確実にヤバイって。」

 

「それじゃ早く戻って援護を!」

 

「待てよシン!今行ったら後ろからやられるぞ!」

 

インパルスがデブリから出ようとした時ユニラでもルナマリアでもない誰かに止められた。

 

「…この声って…」

 

「デイル…か?」

 

よく見るとユニラ達が隠れているデブリの近くに2つの人影があった。

 

「隊長…俺もいますよ…」

 

だがそのうちの1つはもう1つの人影に肩を担がれており脇腹のあたりにテーピングが施されていた。

 

「ショーン!大丈夫か!」

 

「…脱出に少し手間取ってしまってこの様ですよ…でもそんなに心配しなくても大丈夫ですよ、隊長…。」

 

「そうか…よかった…」

 

「…あっ!隊長それよりミネルバどうします!?」

 

「………よし、シン及びにルナマリアはミネルバへと救援を、デイルとショーンはもう少しここにいてくれ。…俺は後ろ3機を引き付ける。」

 

「…でも隊長…」

 

「1人だけだなんて…危険ですよ!せめて俺だけでも…」

 

「シン!これは命令だ!いいな!」

 

「……。」

 

「…シン?」

 

「…分かりました、けど必ず帰って来てくださいよ!?」

 

「…分かった、それじゃ早速行くぞ!」

 

ユニラのザクがデブリ帯を飛び立ち、シン達と別の方向へと向かっていった。

 

 


 
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