※New!特典が追加されました。
※New!注釈が追加されました。
名前:森岡亮輔
種族:人間
装備品
頭:88式鉄帽+個人用暗視装置JGVS-V8
胴:迷彩服3型+防弾チョッキ2型
腕:なし
手:絶縁性防水手袋
足:迷彩服3型
履物:マジックテープ式戦車靴
個人用兵装(New!):RPG-7D-3×1(予備弾薬10発)、AK-74M×1(30発バナナマガジン×12個)、ベレッタM1951×1(8発入り弾倉×5個)、RGD-5手榴弾6個
特殊能力:希望特典並びに神特典による特殊能力は以下の通りです
1、 現代兵器の無制限召喚とそれを扱う知識(整備能力含む)
2、 現代兵器並びに兵士と増産・維持・管理・改造・保管を行う施設の無制限召喚(兵士の年代や国籍、性別選択可能)
3、 現代兵器の知識と独自改造・増産能力
4、 兵士と兵器の絶対忠誠心の初期からの付与と永続
5、 設備の整った初期拠点(メガフロート×1)
6、 (New!)術の達人(“術”と名の付くあらゆるものを自在に操ることが出来ます。存分にチートしてください)
7、 (New!)神罰の地上代行者(“神罰”を代行する権限です。己が信じる“神”に従い、悪を誅し、神罰の地上代行を成し遂げて”魅”せてください ※無理にカトリックに拘る必要はありません)
8、 (New!)絆の力Lv.1(他者(特に異性)と心を通わせることで、能力の強化等の恩恵が得られます。目指せハーレム♪ ※現在受けられる恩恵はありません)
9、 (New!)収奪者(倒した敵が何らかの特殊能力を持っていた場合、その能力を自分のものとすることが出来ます。怪しい奴は片っ端から片していきましょう ※注意!得られるのは希望特典のみです。相手の神特典については収奪出来ませんので気をつけてください)
※このうち、1~4は強力すぎる能力なため、現在“無制限”の項目を一部制限されています。詳細は後述。
※このうち、6~9は神々からの特典による能力です。あなたはそれだけ多くの神に注目されているということを念頭に置いておいてください。(New!)
※このうち、6~9は神々からの特典による能力です。今後、あなたに注目する神が増えれば、それに応じて特典が追加されます。逆もまた然りです。どんどん派手に活躍して、彼らの気を引きましょう。(※注意:特典を与えるのは神だけとは限りません。下手な特典は逆にマイナスに作用するものもあるので気をつけてください)(New!)
召喚制限:レベル22
現在以下のものが召喚可能です。
兵器年代:ベトナム戦争期に開発されたものまで全て(~1975年4月30日)
兵種別数量:歩兵⇒5個軍(野戦軍)(300,000名)(アメリカ陸軍基準に従う) 小火器⇒無制限 重火器(火砲)⇒120,000 車輌⇒60,000 艦艇⇒600 航空機⇒800
これらはレベルの上昇によって制限を解除していくことが可能です。
なお、重火器、車両、航空機、艦艇の運用人員については歩兵とは別枠扱いとし、各々必要に応じて召喚されます。
また、自分自身に関しては一部の制限が無効化されています。詳細は自分でお試しの上、確認してください。
第四話 サンドリア王国 装備更新編
「まったく、何から何まで世話になって、申し訳ない気がするな・・・」
「気になさらないでください。人助けするのも我々の目的の一つですから」
王都への途上、日が暮れてしまい野宿することになった一行だったが、シルヴィア達王国騎士団には食料も換えの衣服もなかった。
それもその筈。彼女達は先の馬賊の襲撃から逃れるために、機動力を少しでも上げようと足枷となる荷車の類を全て放棄していたのだ。当然、その荷車の中には予備の武装や飲食料、着替えなども含まれており、それが失われたということは彼女達は今や無一文なのである。いかに人数が少ないとは言え、王都まではどう少なく見積もってもあと2日はかかる。その道中を全て飲まず食わずで強行突破するには、彼女達の疲労は大きすぎた。
そこに手を差し伸べたのが、亮輔達ヤマトだ。
彼らは火を囲んで交代で食事を取ろうとしたのだが、王国騎士団側から(申し訳なさそうにしつつも)食料提供の要請を受け、これを快諾。結果、王国騎士団と傭兵部隊ヤマトが同じ火を囲み同じ釜の飯を食うという状況が出来上がり、そこから冒頭の会話に繋がったのであった。
「いやしかし、この“筑前煮”という料理はいいな。素朴なのに深い味わいがあって実に美味い」
「それはよかった。私もこの筑前煮は好物の一つなんですよ。特にこの牛蒡は味が染みていて歯応えもあっていい味出してるんですよねぇ・・・」
「同感だが、私はこの蓮根という野菜の方が好きだな。少々味は物足りないが、独特の粘り気が癖になるよ」
食べながら和気藹々と盛り上がりつつ、食事は終始和やかに推移した。
二人以外にも、ヤマトのメンバーと近衛騎士達もまた親睦を深め合い(ヤマトにも女性が多かったため、女騎士達も親しみやすかったようだ)、騎士達にもだいぶ余裕が戻ってきた様子。
そうこうしているうちに一行は無事に食事を終え、休息をとることとなった。
そこで問題となったのが、見張りのやり方である。交代で歩哨を立てつつ仮眠を取るのが普通だが、近衛騎士団は全員が疲労困憊しており、とてもではないが寝ずの番に立てる調子ではない。
その点を考慮して亮輔は、ヤマトが全面的に歩哨の任を請け負うことを申し出たのだが、これにシルヴィア達近衛騎士団側から猛反発を受けた。
「リョースケ殿の申し出は大変ありがたいが、私達にも騎士としての矜持がある。責任をもって完遂するので、私達も歩哨枠に組み入れていただだこう」
「ですが、あなた方は心身ともに疲れ果て、とてもではありませんが安心して歩哨を任せられません。ここは私達の安全をより確実なものとするためにも、全力でお休みいただきたい」
しかし、亮輔はそんな彼女達の嘆願を一蹴した。簡単に言えば“信用できないから引っ込んでいろ”と言っているのである。
当然そんなこと言われてはシルヴィア達も面子があるため黙っておれず、是我非でも歩哨に立たせてもらおうといきり立つが、「面子や矜持だけでは何も出来ない。頭に血が上って、自分の体調管理一つ満足に出来ない者達に自分の命を預けることは出来ません」と言われては、沸騰しそうになるもののぐうの音も出ない。結局押し切られる形でヤマトの面々に寝ずの番を頼むこととなった。実際問題、威勢のいいことを散々述べ立てて反論を重ねてはいたものの、騎士達の疲労度合いはとうに限界を超えていたのは確かなのである。
一部の騎士は、ヤマトの要請など無視して強引にでも歩哨に立ってやろうと意気込む者もいないではなかったが、ヤマトの者達から貸与された“寝袋”に押し込まれて地面に転がされると、最初は反抗していたが急速に襲い来る眠気と倦怠感には抗うことができず、瞬く間に深い眠りに落ちていったのであった。
「―――ふぅ。やっと休んでいただけたか」
騎士達が寝静まったのを確認して、亮輔は溜息とともにそういった。彼の腕時計では、時刻は既に夜中の2時を回っている。
「・・・小隊集合。お客様方が目を覚まさないうちに装備の増強・更新を済ませる」
「了解しました」
亮輔の命令に応じ、星田少佐が騎士達を起こさないよう密かに、しかし迅速に隊員達を整列させる。
装備の更新自体は速やかに推移した。これまで使用していたStG44突撃銃は、全てがAKに更新され(AKMとAK74の混成。6kh4銃剣装備。一部GP-25グレネードランチャー装備)、パンツァーファウストはRPG-7に置き換えられた。さらに副武装として軍刀や短刀、さらに拳銃としてベレッタM1951並びにH&K MP5A1(9㎜弾仕様)が支給され、個人火力の大幅な増強が実現した。最大の更新内容は戦車で、ソ連製T-34だったものが一気に飛んでソ連製T-72と日本製の74式に代わり、数も3両から12両と実に4倍に増えたことである。また、対空火力に関しても車輌はヴィルベルヴィントを廃してアメリカのM42ダスター8両とした他、個人装備として9K32ストレラⅡ携行型地対空ミサイルシステムを配備。対空火力もまた大幅に強化された(9K32は本来大隊用だが、亮輔のデタラメな補充能力を頼んで、組(1~6名で編成される戦術単位。現在は3人で一組を形成する)単位での配備が実現した)。
これ以外にも、マサラ島と薩摩島においては、亮輔の能力によって更新・増強された戦略空軍から、B-29およびB-36から更新されたB-52HやTu-95といった戦略爆撃機による爆撃支援が受けられるようになったことで非常に取りうる選択肢は広まったことが大きい。亮輔としては近接航空支援が可能なB-1BランサーやTu-22Mバックファイアなどが欲しかったのだが、残念なことにまだそこまで制限が解除されたわけではないため断念せざるを得なかった。
「やっべぇ・・・やりすぎた感がハンパネェぞおぃ・・・」
都合四時間かけて戦力の再配置を終えた後、改めて手持ちの戦力について確認した亮輔は余りにも急激に強化されすぎた自軍戦力を目の当たりにして脂汗が止まらなかった。下手をすれば国家相手に戦争を仕掛けて勝利しかねないレベルの軍事力である。頬の筋肉が引き攣って仕方が無かった。
「ですが、逆に言えばそれだけ心強い戦力を手に入れたとも言えます」
そんな亮輔に、星田少佐がフォローを入れる。彼女の細やかな気遣いが今はありがたい。
「・・・だよね。やっちまったもんはしゃーないし、開き直るか。何より、随伴戦力も歩兵1個大隊に機甲1個中隊にまで増えたんだし、なにより戦略爆撃機による支援がいつでも受けられるようになったというのは大きい。大抵のトラブルには対処出来るでしょ」
亮輔はそう言って、星田少佐のフォローに感謝しつつ、前向きに考えることにした。
目が覚めたら騎士団の方々に何がしか言われるであろうが、その時は味方が近くにいたから合流した。古い装備は廃棄したとかなんとか言って乗り切ろうと考えた。実に行き当たりばったりな感が丸わかりの対応である。
「まぁ、これで今後戦闘に巻き込まれるとしてももっと余裕を持って戦えるだろうし・・・ん?」
そういって締め括ろうとした矢先、視界の端で何かが動いたのを亮輔は見つけた。
そこは背の高い木々が密集しており、魔獣の類が潜んでいる可能性が極めて高い場所。そんなところにわざわざ、しかも隠れるようにして駆け込んでいくとは只事ではない。亮輔は警戒心を募らせるとともに、すぐさま命令を下した。
「・・・総員、第一種戦闘配備。数名俺について来い。なんかいるぞ」
それを聞いた隊員達の表情に一斉に緊張が走る。
大多数は馬車と騎士団の護衛のため、見張りの範囲を狭めつつ警戒を強化し、星田少佐以下数名はAKを構え亮輔の見た人影を追って林へと突入した。
「ふぅ・・・」
それから数分後、亮輔達が林を捜索しているその時、件の人影――服装からおそらく女性と思われる――は用足しを終えて一息ついていた。
「シルヴィ達には悪いけど、やっぱりこんなこと人には言えないわよねぇ」
人影はそう独りごちつつ、ゆっくりとその場を離れて来た道を戻っていこうとした。
――グルルルルルルッ
「!?」
しかし、数歩進んだところで突然背後から低い唸り声が聞こえてきたので咄嗟に足を止め振り向くと、そこには全身が青褐色の毛に覆われ、剣のように鋭い爪を複数持ち、赤い目を光らせながらゆっくりと迫り来るチーターのような巨獣がいた。しかも三頭。
「す、スラッシュクーガーッ!?」
彼女は思わず叫んだ。スラッシュクーガーといえば単体でも危険度Cクラスの強力な魔獣である。それが三頭もいるとなると、小規模な集落なら半日足らずで全滅を余儀なくされるだろう。その分個体数が少ないとされており、群れを作るのはせいぜい母親と独り立ち前の子供だけであり、気が立っていて凶暴さは増していても、反面警戒心が一際強まり滅多に人前には姿を現さなくなるため、遭遇することは稀であるとされていた。
そんな稀な存在に遭遇したことは、通常なら珍しいの一言で済ませられたかもしれない。しかし、間違いなく目の前のスラッシュクーガー達は彼女を獲物として捉えている。つまり、殺す気なのだ。
(そ、そんな・・・ちょっと用を足しに来ただけなのになんでこんな・・・ッ)
ジリジリと迫り来る魔獣達を前に腰が抜け、それでも必死に這うようにして後ずさりながら、最悪の予想が脳裏を過ぎる。
(い、いやだ・・・死にたくない。こんなところで、死にたく、ないッ!!)
――グルアアアアアアアアアッ!!
「いやああああああああああああああああッ!!!」
雄叫びをあげ襲いかかってくる三体のスラッシュクーガーに対して、腕で頭を庇いながら悲痛な叫びを上げる少女。
このままでは確実にやられる。
絶望に染まる彼女は、しかし次の瞬間、ありえない光景を目の当たりにすることとなる。
――ダンダンダンッ!!
「ガアアッ!!」「ピギャッ!?」「ニ゛ャアッ!」
ブレイドクーガーが彼女に飛びかかったのとほぼ同時に、突如甲高い連続した音が響いたと思うと、ブレイドクーガーのうち最も大型の個体――恐らく母親と思われる――が突如赤く染まりながら吹き飛ばされ、その衝撃で残る二体も悲鳴を上げながら母親から飛び退く。
「な、なにが・・・」
あまりに突然のことに呆然とする少女。
「伏せろぉ!!」
その直後、背後から突如聞こえた叫び声に反応して反射的に身を屈めると、自身とスラッシュクーガーとの間に礫のようなものが降ってきた。
と思った瞬間、凄まじい閃光が辺りを覆い、耳を劈く轟音が周辺の大気を震わせた。
血塗れのクーガーたちはこの追撃に身を捩らせて悶え苦しんでいる。
そこへ、自身の頭上を飛び越えるようにして一人の男性が現れた。
「間に合ったか・・・大丈夫かッ!?」
月明りを背負って立つその姿は神々しく、まさに姫の危機に颯爽と駆けつける勇者様のようであったと、のちに彼女は語った。
あとがき
研究室に実験に課題に・・・なんやかやと忙しい日々を過ごしているうちにいつの間にやらこんなに間が空いてしまいました・・・。
この一ヶ月そこらで体重が1kg程減ったのにはびっくりしましたよ・・・。
大学生って、思った以上に辛いものなんですねぇ・・・。
でも、これからも頑張っていきますので、どうかよろしくお願いします。
では、今回はこのあたりで。
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や・・・やっと書けた・・・