No.689559 ノーゲーム・ノーライフ異世界奮闘記第11話ハールさん 2014-05-26 23:41:37 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:1427 閲覧ユーザー数:1412 |
いの「こちらにおすわりください。今お茶を入れてきますので。」
龍太「ありがとうございます。」
アスカ「相変わらず広い家じゃのう。」
龍太たちは家に上がり、リビングにいた。
龍太「ちょっと聞きたいんだけど…」
アスカ「なんじゃ?」
龍太「いのさんとはどこで知り合ったの?」
アスカ「私の父が知り合いだったのじゃ。」
龍太「へー、そうなんですか。」
アスカ「うむ、最近は来てなかったからのう。そういえばあの子は元気にしておるじゃろうか。」
龍太「あの子って?」
アスカ「あのことはのう、「そのことは私が話しましょうか。」」
いのがお茶を入れて戻ってきたようだ。
いの「どうぞですぞ、それとお茶菓子を持ってきましたのでいただいてください。」
そこには、緑茶と桜餅があった。
龍太(まさかここにきて、お茶と和菓子が食べられるとは…故郷が懐かしいな)
龍太「それじゃあいただきます。」
龍太が一口お茶を飲んだ。
いの「それでは、話としましょうかのう。では先にあのこについてですな。」
龍太「あのこって誰ですか?」
いの「今呼びましょうか、おーい、いづなこっちに来なさい。」
いのがそういうと、黒髪黒目でフェネックのような大きく長い耳と尾を持った、見た目年齢は一桁台の幼女が出てきた。
いづな「呼ばれたから来てやった、です。」
いの「この子はわしの孫娘じゃ、仲良くしてやってくれんかのう?」
龍太「…まぁわかりました。」
龍太はいづなに手を差し伸べた。
龍太「僕は佐上龍太、よろしくね。」
いづな「初瀬いづな、です。これからよろしく、です」
いづなは龍太と握手をした。
アスカ「久しぶりじゃのう、元気にしておったかいづな?」
いづな「会えなかったからさびしかった、です。なでなでしろ、です」
アスカ「おぬしはいつまでもかわらんのう。ほれ、これでよいか?」
アスカはいづなの頭をなでた。
いづなは気持ちよさそうに目を細めた
いの「ほほほ、和む光景ですのう。」
龍太「本当ですね。」
男2人はお茶を飲みながら、そのやり取りを見ていた。
アリエル「これおいしいですね。」
エイミ「今度、作り方教わって作ってみましょうか。」
アリエル「本当ですか、わーい。」
エイミ「そんなにおいしいのでしたら、私の一つあげますね。」
アリエル「エイミさん、ありがとう。」
いの「こちらのまたいい光景じゃ。」
龍太「ですねー。」
男2人はズズーとお茶を飲みながら、温かいめで見ていた。
龍太「いづなちゃん、ちょっと耳触ってもいいかい。」
いづな「触るならはやく触りやがれ、です。」
いづなは龍太の膝に座った。
龍太「……」
龍太は無言になって、耳を触りながら、頭をなでた。
いづな(!!!、気持ちいい、です。ふみゅー…)
いづなは目を閉じて、気持ちよさそうに、龍太に体重を預けた。
龍太(髪さらさらだな。耳もふさふさだし。やっぱ最高!!!)
龍太は内心とても喜んでいた。
アスカ「ずるいのじゃ…私のなででほしいのじゃ。」
アスカは龍太に聞こえない声でいった。
龍太「何か言いましたか?アスカさん?」
アスカ「!!…何でもないのじゃ!」
龍太(うーん、僕何か変なことしたかな…?)
いの「ほほほ、青春じゃのう。」
エイミ(ここでの話聞いて帰ってきたら、なででもらおう。うーん次はどんな手できょうは…お願いしようかな♪)
エイミは黒い笑みを浮かべていた。
龍太(なんか僕後日死にそうな気がしてきたなー。)
龍太は自らフラグを建てようとしていた。
いづな「手が止まっている、です。もっとなででほしい、です」
龍太「へ?ごめんごめん。」
龍太はそういって撫でるのを再開した。
いの「それで、龍太さんはだれを探しているんですかな?」
龍太「最近、人類種で2人組の人見かけませんでしたか?」
いの「最近は見てないですなぁ。もしかして、人類種の王のことですかな?」
龍太「その王の名前は、空と白ですか?」
いの「そうです。その名前ですな。」
龍太「…その国はどこにあるんですか?」
いの「かなりここからはなれていますしのう、今からじゃ無理ですな。」
龍太「……」
いづな「今日は泊まっていけ、です。もっとなででほしい、です」
いの「いづな!!?なに言ってるのだ。」
いづな「じじい、部屋は空いているのでいいだろう、です。」
いの「たしかにそうだが…」
龍太「……」
アスカ「龍太?」
龍太(……やっと手がかりを見つけた。これで空たちと会える……)
アスカ「聞いておるのか龍太?」
龍太「…へ、何か言いました?」
アスカ「今日はここに泊まることにしたからのう。」
龍太「…わかりました…」
いづな「こっちの部屋に来て、もっとお話ししろ、です。」
龍太「うん、わかった。いこうか」
龍太といづなは別の部屋に行った。
エイミ「龍太さん大丈夫でしょうか?」
アスカ「…まぁだいじょうぶじゃろう。」
いの「それじゃあ、夕食の食べる準備でもしようかのう。」
アスカ「私は手伝うぞ」
アリエル「私も手伝います!」
エイミ「お姉ちゃんたちがするなら、私もしますね。」
いの「これはこれは、たすかりますのう。」
いのたちはキッチンへ向かった。
同時刻、とある場所。
ハーデス「どうした?先ほどから魔力がとぎれとぎれになってきているが…」
テト(まさか、ここまでやるとわ。…すこしピンチかもね)
ハーデス「ならこちらから仕掛けさせてもらうぞ。」
ハーデスがそういうと、体の周りに黒いオーラが出てきた。
ハーデス「こいつで終わりだ!!すべてを闇にそめろ!!!シュバルツアロー!!!」
ハーデスが手をかざすと、いくつもの魔法陣がでて、無数の黒い矢が出てきた。
テト「!!!」
テトはすかさず手をかざして、魔法陣を出し、その中から槍を出した。。
テト「その力ですべて粉砕しろ!!ゲイボルグ!!!」
テトがそういうと、槍から、光線が出てきた。それもかなり膨大な量の。
二つの攻撃がまじり、爆発した。
テト「はぁはぁはぁ、これでどうだ…」
テトは腕から流血をしていた。
爆発に巻き込まれた際に腕に傷を受けたのだ。
ハーデス「くくく、この勝負いただきだ!!!」
テト「!!」
テトが上を振り向くと、ハーデスがいた。
その横には巨大な矢があった。
大量の血が体から出た。
ハーデス「さよならだ、テト」
テト「しま・・・・・」
テトに巨大な矢が刺さった。
テト「まさか…僕が負けるとは…」
テトはそのまま倒れた。
ハーデス「……倒したぞ。とうとう倒したぞ!!!!」
テト「……この…世界は…」
テトはそこで意識を失った。
ハーデス「これからは俺が神だ。さてこの世界をどうするか…」
ハーデスは不敵な笑みを浮かべていた。
ハーデス「くくく…」
世界が変わりつつあるのであった
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今回は、原作キャラが登場します。
また、今回の後半は少しない設定かもしれませんが、気にしないでください。
口調が安定しませんが、どうぞ。