No.688969

変革のススメ~プロローグ~

TEITARAKUさん

初めましての方は初めましてKANNBARU です。
今回初のオリジナル小説になります。
オリジナルに関しては意見を書いてくれたら嬉しいです。
批判や中傷は止めてください、かなり傷付きます。

2014-05-24 19:52:40 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:907   閲覧ユーザー数:883

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦うことが生きること

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???

 

 

 

???side

 

 

 

 

「ハァ…………ハァ………」

 

 

 

強烈な雨の中を剣を引き摺りながらただ歩き続ける。

部隊は壊滅、そりゃそうだ敵地のど真ん中で見捨てられ孤立無援、援軍もない、それでも戦い続けた…………生きて帰るために…………。

結局生き残っているのは俺1人。

周りは屍となった兵士達の遺体が至るところに転がっていて地面を覆い尽くした。

首から上が無い遺体、無数の剣が体に突き刺さっているモノや上半身から下半身が真っ二つになっていたり、体の左側だけ炭になっているものまであった。

 

 

 

「………重い………」

 

 

 

着ていた鎧を歩きながら脱いでいく。

脱いだ鎧を見ると、倒した兵士達の血で鉄の色をしていた鎧は赤く染まってきた。

 

 

 

「ハハッマジかよ」

 

 

 

これだけ俺は命を奪ってきたってのか。

今さら自分の罪に苛まれる。

 

 

 

「帰らねぇとな………」

 

 

 

心配性で口煩いアイツが待っているからな。

 

 

 

「うっ…………」

 

 

 

疲労からか足に力が入らず倒れそうになるが持っていた剣を地に突き刺し踏ん張る。

 

 

 

カチャッ………

 

 

 

「ん?」

 

 

 

鎧の動く音が後ろから聞こえて振り向くと数人の敵兵が向かってくる。

残党狩りの部隊だろう。

 

 

 

「……ざけんなよ…………」

 

 

 

もういいだろ…………帰らせてくれよ…………。

 

 

 

「俺は………帰らなきゃいけねぇんだよ!!!!」

 

 

 

その叫びは雨の音で掻き消されたが、そんなことは関係ない。

 

 

 

ザシュッ、ドスッ、バキッ!!!

 

 

 

残党狩りを殺し事なきを得る。

 

 

 

「ハァ!!!ハァ!!!」

 

 

 

呼吸が苦しい、体力がもう無い。

 

 

 

「帰る…………んだ…………」

 

 

 

全身から力が抜け、死体の山に倒れる。

視界が暗くなる中で見たものは………………。

 

 

 

「なん…………で?」

 

 

 

涙を流しながら悲しく微笑むアイツの姿だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

科学と魔法が混雑した世界、アルトラーデ。

その世界にはシュタル帝国とヒュルンベル王国という2つの国があった。

 

 

 

帝暦1693年

エネルギー資源の枯渇の心配されていたシュタル帝国はエネルギー資源の確保の為、隣国のヒュルンベル王国に進行を開始した。

 

 

 

同年

帝王戦争勃発

 

 

 

帝暦1696年

戦争は膠着状態になるが、痺れを切らしたシュタル二世は少年兵を戦場に派遣する事に決定し徴兵令を発令。

ある一定の額を出せば免除されるようにはされていたが、貧富の格差が激しく、貧困層の子供達は戦場へと送られていった。

 

 

 

帝暦1698年

シュタル二世はシュタル三世に暗殺される。

 

 

 

同年

シュタル三世とヒュルンベル二世との会談により、帝王戦争は終戦。

 

 

 

帝暦1969年

シュタル三世、暗殺

 

 

 

そして帝暦1700年、そこから時代はさらに加速する。

 

 

 

世界に抗え

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

厨二の香りバンバンのプロローグでした。

仕方がないよ、この小説は中学生の時に考えてた小説だから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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