No.688110

星降る夜に 13

白蓮さん

霊帝が死に、また狂い出す歯車
この戦いから始まる新たなる物語とは?

2014-05-20 19:01:22 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1033   閲覧ユーザー数:918

他のアニメ等から技をパクる場合がありますが、ご了承下さい。

 

 

―――天水―――

 

月「岳さん、大丈夫かな」

 

詠「大丈夫に決まってるわ、あの霞に買ったんですもの、死んだら霞が暴れてしまうわ」

 

月「そうだね・・・・・」

 

兵士「報告します」

 

詠「どうしたの?」

 

兵士「はっ、董卓様に十常待達から伝言が・・・・・」

 

月「なんですか?」

 

兵士「・・・・・洛陽に来いと」

 

詠「あいつら!!!」

 

月「分かりました。」

 

詠「月!!!??」

 

月「詠ちゃん、私がいかないとみんなに迷惑がかかってしまうの。だから、私いくね」

 

詠「くっ!!・・・・・分かったわ、けど、僕と恋を連れていってね。あと、ねねも」

 

月「うん、わかった」

 

詠「ご苦労様、戻っていいわよ」

 

兵士「はっ!!」

 

ここからはいっぺん足りとも気が抜けないわね。月のためにも頑張らなくちゃ!!早く戻ってきなさいよ。バカ・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃岳はというと―――

 

岳「・・・・・同じ所」

 

迷っていた。普段は迷ったりはしないのだが、こういう大事なときに限って、問題が発生するのはおかしいと思う。役立たずなのかな?意外と

 

岳「これはどうにもならないよ」

 

ずっと思っていたことなのですが、なんでこんなにも作者の言葉を聞きかつ意見を返してくるのですかね?あれですか?サイコパス?

 

岳「下らねぇこと言うな」

 

じゃあ早く迷ってないでさ天水に、行ってくださいよ

 

岳「天水はどっちだ?」

 

華雄「こっちだ」

 

岳「うん?・・・・・おお、華雄じゃないか!!元気か!?」

 

華雄「見ての通りだよ」

 

岳「そっか、良かったわ」

 

華雄「よく言う、あんな手紙を押し付けておいて、何のつもりだ?」

 

岳「月やみんなをね、助けたいだけだよ」

 

華雄「私には怯えてるようにも見えるがな・・・・・」

 

岳「誰かを失うのが初めての事じゃないからね」

 

華雄「・・・・・すまない」

 

岳「いいよ、気にしなくてさ、話す機会があったら言うよ」

 

華雄「楽しみにしておこう」

 

岳「面白くないよ?」

 

華雄「関係ないさ・・・・・それより、月様が張讓に呼び出されたんだ。」

 

岳「いよいよか・・・・・誰が着いていくの?」

 

華雄「恋、詠、ねねの三人だ」

 

岳「良いのか?軍師が全員行っちまって?」

 

華雄「実はな、おまえがいない間にな兵士を募集したんだ。その中に司馬懿と言う優秀な戦う軍師が出来たんだ。お前の天の御使いと言う風評を使ってな」

 

岳「(司馬懿って、超名門じゃねぇか)よくそんな人が来たな」

 

華雄「何でも、お前に憧れて来たらしい。大陸を歩いてる間に有名になったな」

 

岳「(俺の所為かよ!!)」

 

華雄「他にも高順や李厳とか言うのもすごい将も来たしな、だけど高順は癖が有りすぎる」

 

岳「そうなの?」

 

華雄「ああ、これも岳の風評をつかったからなんだが、お前が強いかどうか気になって来たらしいんだ。」

 

岳「め、迷惑すぎる」

 

華雄「まあ、それはいいとして、どうする?お前も月様に付いていくのか?」

 

岳「そうだな、月が呼ばれたと言うことは皇帝が死んだと言うことだろ、それを月が、やったことにするつもりだろうから、出来るだけ防がないと」

 

華雄「とにかく、月様の所へ行くぞ」

 

岳「おう!!」

 

再会は最悪と共にか・・・・・くそったれな時代だな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岳「ただいま~」

 

詠「せいっ!!」

 

岳「がはっ!!!??な、何故に腹にコルクスクリューブローを・・・・・」

 

詠「うっさい!!あんたの所為で月がどんだけ寂しがったと思ってんの!!」

 

月「だ、ダメだよ詠ちゃん、それに、それを言うなら詠ちゃんも・・・・・」

 

詠「わぁーーー!!な、なに言ってんの月/////」

 

なんとも嬉しい状況だけどなんでこんなに嬉しくないんだろう。ああ、そうか腹が痛いからか、ははは

 

岳「心配してくれてありがとう」なでなで

 

月「い、いえ/////////へぅ~/////」

 

詠「わぷっ/////ふ、ふん!!/////」

 

華雄「見せつけてくれるな、岳」

 

岳「華雄もしてほしい?」

 

華雄「い、いや、遠慮しておこう。(恥ずかしくて死ぬ/////)」

 

岳「???そう、残念」

 

そんな雑談は置いておいて

 

岳「で?現在の状況は?」

 

少し真面目に聞いてみた。月達の命がかかっているのだから

 

詠「皇帝が死んだのよ。これから私たちは洛陽にいくわ、あなたも来るのでしょう?」

 

岳「もちのろんだ。」

 

詠「なら、恋はやめて雫達にしようかしら」

 

雫?誰のことだろう?まあ、大方見当はついてるんだけどね。

 

詠「そう言えば、紹介がまだだったわね。入ってきて!!」

 

そういって入ってきたのは、恋にねねに霞、そして―――。

 

雫「初めまして、私は司馬懿です。」

 

鈴「私は李厳だよ。よろしく♪」

 

嵐「・・・・・高順だ、早速だけど・・・・・」

 

岳「手合わせはもう少し待ってね」

 

嵐「ちっ・・・・・」

 

こりゃ結構骨がおれそうだな、けど、結構強いじゃないかこの人"達"

 

恋「・・・・・岳、久しぶり」

 

岳「久しぶり、恋。相変わらずマイペースだね。」

 

恋「???」

 

まあ分かるわけないか、分かったら凄いけど

 

霞「岳!!これが終わったら、手合わせや!!」

 

岳「やるとしても、高順さんの後だからね」

 

霞「分かっとるわな」

 

ねね「ねねを無視するなです!!」

 

岳「そんなことはないけど。」

 

少し和んでしまう状況だと思わざるを得ない。こんな毎日が続けば戦いなんて・・・・・

 

岳「それで?この人達と一緒に洛陽に行けばいいの?」

 

詠「ええ、けど、張讓たちは月を一人にしたいはずなの、そこをどうするか・・・・・」

 

岳「そこは大丈夫だよ。俺の天の御使いを使えば入ることができるし。それに、理由はいくらでも作れる、貴族ほど誇りが強いやつはそうそういないから。」

 

詠「???まあ、頼んだわよ。じゃあ「まちな!!」なによ」

 

嵐「私はまだあんたらについていくなんて言ってない。私は天の御使いの強さを知りに来たんだ。私は弱いやつに興味はない!!」

 

詠「それなら心配ないわ、貴女より彼の方が強いから」

 

岳「あれ?なんか勝手に決まった気がするよ」

 

嵐「ほう、ならそれを示してみな!!今ここで!!」

 

岳「理不尽だーーーーーーー!!!」

 

帰ってきてそうそう闘いをおっ始めるなんておかしいだろう!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところかわって、鍛練所。俺は今睡魔と言う悪魔と闘っている。えっ?高順はどうしたかって?何でも武器を置いてきたので取りに行っているらしい。ヤバイ、まけ・・・・・そう・・・・・

 

嵐「待たせたな!!」

 

睡魔には負けなかった。俺が勝てないもの、じいさん、睡魔、妹(精神的な意味で、力では負けない)位である

 

岳「うん、大丈夫だよ。何処からでも」

 

構える。高順の武器は大剣である。春蘭のより少し大きいな。あれをどう使うかが勝負の鍵になりそうだ。彼女にとってはだけどね。

 

嵐「なめんなよ!!」

 

縦に振った後直ぐ様追い討ちを掛けるが岳には届かない。いや、届かせられないのだ。

 

嵐「(こいつ!!ただ速いだけじゃない!!私の動きを読んでいるだ!!それに、攻撃一つ一つが重い!!)はぁぁぁ!!」

 

岳「せいっ!!はっ!!」

 

嵐「ぐっ!?ま、まだまだ・・・・・」

 

岳「終わりだよ。俺の勝ちだ」

 

嵐「な、なにいってやがる!!私はまだ・・・・・ぐっ!!」

 

岳「動かないでしょ?まあ動かないようにしたんだけどね。」

 

嵐「くっ!!負けた。好きにしろ」

 

岳「じゃあ、これからよろしく」

 

嵐「は、はい/////が、岳様/////」

 

岳「さ、様!?ちょっ、まじでそれは無しにしよ!!な!!」

 

嵐「いえっ!!私は主人と決めた人にはそういう感じでいかせていただきます。」

 

これは絶対にどんなことをいった所で変わりはしないのかよ。畜生間ずったな。これからは気を付けよう

 

岳「はぁ、とにかく俺の自己紹介はまだだね、俺は藤代岳だ。よろしく高順」

 

嵐「嵐(らん、)とお呼びください」

 

岳「うん!!嵐」

 

雫「嵐、抜け駆けは行けませんよ。私の真名は雫(しずく)です。岳様」

 

岳「う、うん、よろしく雫」

 

鈴「私は鈴(すず)だよ。私は岳って、呼ばせてね」

 

岳「君が一番親近感わくからいいわ、とにかくよろしくね」

 

様付けは苦手すぎるな。これにより新たなる仲間、嵐、雫、鈴が増えた。董卓軍である。これから起こることに耐えていけるだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回「忌まわしき過去と踊り子貂蝉!!

十常待大虐殺と岳の憎悪」

 

 

岳「誰だって、心の奥底に憎しみを一度は持った事がある。それの所為で、俺の中には―――。」

 

 

 

 


 
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