No.687476

とある傭兵と戦闘機(IS編第四話後半) 対話と性格 後編

とある日常を過ぎ、機体の稼動があまりうまく進んでいないセシリアの機体を動かす事になった主人公、そして、主人公は自分の異常に気がつき始める・・・

2014-05-17 22:32:15 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:6355   閲覧ユーザー数:6210

 

 

 

 コンコンッ

 

ドアを控えめに叩く音を聞いて、私は部屋の扉の鍵を開けた

 

 「・・・・・・」

 

そこには、無言で立ち尽くす金髪のクラスメイトが居た

 

 「いらっしゃい、セシリア・オルコット代表候補生」

 

用件は先程のアレだろうね・・・それ以外にないもんね

 

 「とりあえずここで話すのもアレだし、中に入りなよ」

 

 「・・・はい・・・」

 

そうしてセシリアを部屋の中に招く

 

もちろん、フィアはそのままベットの上に座っていた

 

 「・・・!?」

 

一応、セシリアは初対面じゃないけど・・・同じようなものだね

 

 「フィア、挨拶しなさい。前に来たお姉ちゃんだよ」

 

 「はいっ!!フィア・フェイリールドですっ。よろしくおねがいしますっ」

 

そうして、三者による秘密のお茶会が始まった

 

 「さて・・・セシリア、何か思う事は無い?」

 

 「・・・ブルー・ティアーズをお返しください」

 

 「だからさ、この子がセシリアを嫌ってるじゃんか

 

  私が説得するのもおかしい話だし、直接話したら?」

 

 「機械と・・・どう会話すればいいのですか」

 

んー・・・そうだねぇ・・・まぁ、アレだね

  

 「とりあえず、この子を機械と呼ばないようにして。ちゃんとこの子には名前がある」

 

 「”ブルー・ティアーズ”ですね」

 

 「うん。それを忘れないで。それじゃあ”あの場所へ”行こうか」

 

セシリアに手を差し伸べる

 

 「私が手助けするのはこの一回が最初で最後。この手を取るかどうかはセシリア次第だよ

 

  ・・・どうする?」

 

考え込むセシリアに、さらに背中を押す言葉を投げかける

 

 「相手は人だよ。そんなに気にする事じゃないよ

 

  それにーーーセシリアと物凄く気が合いそうな人だしね」

 

それからふと顔を上げ、セシリアは私の手を握った

 

 「よろしく、お願いします」

 

その目には、明確な意思と決意の灯が宿っていた

 

 「それならーーーティアーズ、システムオープン」

 

システムだけを起動させ、私とセシリアの意識を機体に溶け込ませる

 

 

 

 

 「・・・来客かしら」

 

と、ISのコアの奥深く。中枢に存在する意識は反応を見せる

 

 「今の搭乗者と・・・あら、負け犬が一匹ですわね」

 

その負け犬は、今私を所有している人の前の専属搭乗者

 

セシリア・オルコットという人間だ

 

彼女が私を扱えず、私がヒントを出してもその声は彼女の耳には届かなかった

 

彼女自身が、”私”という存在を否定していたから

 

向こうが聞く耳を持っていないのなら、こちらから伝える事もできない

 

私は、試験稼動の際から人というハードウェアを見てきたが

 

誰も・・・私の存在に気付かなかった

 

それから、私はただ過ぎ去る時間を無意識に人の姿に変えて過ごしていた

 

だがーーーつい最近になって、私の前に現れたその人

 

 「フィリア・フェイリールドさん・・・不思議な人間ですこと」

 

同じイギリス生まれなのに、互いにフィリアさんとセシリアは鏡のような対称さと

 

山と海のような非対称さを併せ持っている

 

そこから算出される違いは、根本的な本当の意味での実力と精神のバランスの違い

 

セシリアの方は、実力で精神を保護している状態

 

この場合は、先程見たように自分の実力に絶望した時、精神面の脆さが露呈してしまう

 

それこそ、バランスを失ったブロックの塔のように

 

あっけなく、簡単に崩れて跡形もなくなってしまう

 

だが、フィリアさんの方は違う

 

あの人は、実力と精神で相互強化している状態

 

それも互いのバランスが取れており、更に強靭な支えとして”意思”がその二つの芯に通っている

 

揺らぐ事があれど、崩れる事はまずありえない

 

あるとすればーーーその”意思”が何らかの理由で変化した時

 

まあ、その意思というものが強いからこそ支えになっているのだけど

 

 「待たせては申し訳が立ちませんわね・・・そろそろ姿を見せましょう」

 

 

 

 

 

 「うん、いつもと同じ場所だね」

 

その場所で目覚めた私は、横で棒立ちしているセシリアの肩を叩く

 

 「・・・はっ!?ここはどこですの!?」

 

 「う~ん、説明は難しいね。所謂、”意識の世界”って所かな」

 

説明しろと言われても、目の前にある世界の有無を認めない限りは無理なんだけどね

 

 「まあそんな事はどうだっていいんだけどね。さて・・・ティアーズ。居るんでしょ?」

 

と、視覚上何も無い空間・・・何も無いけどそんな気配がする所に呼びかける

 

すると、何も無かった場所に突然人影が現れた

 

 「あら、ごきげんよう。フィリアさん」

 

と、裾をつまんで少し上げながら挨拶をしてきた金髪の女性

 

 「こんにちわ、シズク。相変わらず仕草が上品だね」

 

 「これも英国淑女の嗜みです故」

 

おお、やはり英国製。国の性格のようなものがいい感じに出てるね

 

 「それで・・・負け犬が私に何用かしら?」

 

と、シズクがセシリアに投げかける

 

 「・・・っ!!」

 

そんな安っぽい挑発にピクッとセシリアの眉間が反応する

 

さあセシリア・・・ここが試練だ

 

少し離れて様子を伺う

 

と、丁度いい所に何やらのプレハブが建っていた

 

・・・この世界、何でもアリになりそうな気がするよ。仮設の部屋・・・待合室みたいだ

 

その小さな湖の畔にポツリと建つ小屋に、入ってみる

 

 「さて・・・貴女は、認める事ができる?」

 

そう背中に残して、私は扉を閉めた

 

 

 

 「とりあえずお茶にしません事?」

 

目の前の女性・・・ティアーズと名乗るその女性が私に口を開いた

 

 「ええ・・・よろしくてよ」

 

恐る恐る返して、目の前にある茶席に座る

 

 「警戒しすぎではありませんか?」

 

 「警戒しないほうが不思議ですわ」

 

動揺を隠しながら、目の前にあるティーカップに手を伸ばす

 

 「貴女が私を用いる理由は何なのですか?」

 

 「・・・・っ」

 

いきなり核心を探る質問に少したじろぐ

 

それを”機械”からの単純な質問と切り捨てる事は容易・・・ですが・・・

 

 「まだ私を機械として認識しているのですか・・・成長しませんね”愚か者”」

 

その挑発に反応しかけて一瞬だけ思考が停止する

 

 「今の貴女の感情を言葉で表しましょうか?・・・”気持ち悪い”」

 

 「っ!!」

 

 「貴女、私を用いている時に何を思って行動しているの?」

 

 「・・・・・私は・・・」

 

思考する。引きずり込まれる

 

最初は、世界最強の力を手に入れたという躍動感と

 

代表候補生という責務で私は動いていた

 

インフィニット・ストラトスという機体・・・戦闘を前提として製作された専用機

 

それは、本当の意味での私の専用機ではありませんでした

 

ただ適合率が高かっただけの、”数ある選択肢の中から選ばれたパイロットと呼ばれる部品”

 

私は、ただのパーツでしかなかったのです

 

試験稼動機であるブルー・ティアーズを操る事が仕事の、唯のハードウェアでしかなかった

 

しかし・・・・

 

 「今は、大切な人と共に居られるだけで満足なのです・・・」

 

 「それが貴女の理由?」

 

私がブルーティアーズを・・・戦う力を欲する理由

 

 「私は、恩人と・・・想い人と共に戦える

 

  今はその力が・・・貴女と共に戦う力が・・・」

 

心から零れ落ちた、その想いは自分でも歯止めが効かない程心を蝕んだ

 

 「それが貴女が私を持ちいる理由?」

 

 「ええ・・・笑いたければ笑えばいいのです。嘲笑って、侮辱してもこの想いは変わりませんわ」

 

私は、いつのまにか俯き

 

零れ落ちる涙をただ見つめていた

 

 「笑う?貴女のその想いを笑う?私が?そんなに私は下品で滑稽ではありませんわ」

 

と、自分の肩に温もりを感じる

 

 「その想いだけで十分ですわーーー嗚呼、やっと・・・私を理解してくれましたわ」

 

いつの間にか、私は目の前の金髪の女性に抱きしめられていた

 

 「貴女が私に示したその”意思”。しっかりと聞き刻みましたわ」

 

その女性が抱擁を解き、笑顔で私に言った

 

 「始めまして。私は”イギリス製第三世代特殊IFW、ブルー・ティアーズ搭載試験稼動機

 

  試作一号機、”ブルー・ティアーズ”。よろしくね」

 

その笑顔に、私は涙を拭って

 

 「始めまして。私は、その専属搭乗者”セシリア・オルコット”ですわ

 

  以後お見知りおきを」

 

その時私は、やっと”本人”から名前を聞いた

 

製作者ではなく、名付け親でもなく

 

・・・私の、唯一たる”力”から

 

 

 

 

 

 

 ”IFF識別信号、及びFACS識別信号共に確認。ようこそ”日本”へ”

 

広い機内にアナウンスが響き、その合図に顔を上げた

 

 「思ったより早く到着したな」

 

一人、広い機内で呟いた俺は煙草をふかして窓から外を見る

 

 「日本領空に入りました。目標基地到達まで、後一時間」

 

さて、俺が戻っているって事は恐らくアイツも戻ってきているって事だ

 

無駄足じゃ無い事を祈るしかねーけどよ

 

 「それにしても、戦闘機と一緒に一般教員を空輸だとよ」

 

 「あの教員、どこかで見た事ある気がするんだが・・・気のせいか?」

 

 「気のせいだ気のせい。何でも総司令直筆の渡航書を持ってたんだとよ」

 

なんか機内無線切るの忘れて醜態晒しかけてるバカは放っておくとして

 

 「IS学園か・・・訪れた事は何回もあるが、これからそこで暮らすってのもな」

 

 

 

 

 

 

仮設部屋(プレハブ)内は意外にーーー

 

 「・・・そのまんまだね。すごく・・・プレハブだ」

 

なんというか・・・スカスカだ

 

真ん中に業務用テーブルとパイプイスが数個並べてあるだけの会議室みたいだった

 

ちょっと豪華なの期待したけど、思ったより見た通りでなんか安心した

 

 「お久しぶりです」

 

と、呼びかけられた私はテーブルの端に陣取る一人の女性に目を向ける

 

 「うん。会ったの一ヶ月近く前だよね・・・サイファー」

 

そこには、かつての自分の姿そのままの・・・打鉄零式の姿があった

 

 「ごめんね。しばらく離れてたからここに来れなかったの」

 

 「いえ。私自身も整備その他の調整でしばらく動けずじまいだったので」

 

 「調整って・・・あの時のあの状態で調整したままだったの?」

 

稼動試験と言う名の殲滅戦に物理的に叩き出された時の事を思い出す

 

 「一応形態移行後のデータを基にして調整を行ったようなのですが・・・」

 

何故か、頭を抱えるサイファー・・・何かあったのかな

 

 「整備員ではない少女が私のシステムを覗いてきたので、

 

  情報を隠匿する為に一度システム全体をフォーマット。そのまま稼動システム関連の

 

  モニタリングを拒否しました」

 

・・・・・・・

 

 「それって・・・”関係者ではない誰かがこの機体のデータを覗いた”って事?」

 

 「そうですね・・・一応その時の人物の意識を探ってみましたが

 

  その人物はどうやら”驚き、そして焦り”の感情を抱いていました」

 

その事を聞いて、私が一番最初に頭に浮かんだのはシャロだった

 

シャロがIS学園に来た本来の理由は”他の機体のデータを盗む”事だ

 

それはとても危険を伴う一種の自殺行為。自身の命に関わる事だったのだ

 

でも、彼女は私と織斑君にその事を話してくれた

 

そして、その事に関わる彼女の安全性はIS学園の規約によって三年は確実に保障される

 

そもそも、公式には”稼動不可能な第二世代の欠陥機”とされている私のストラティアのデータを盗んだとしても

 

彼女が提出した時点で切り捨てられるだけだ

 

つまりーーーシャロが私の機体のデータを盗む事はまずあり得ない

 

それに、ストラティアは他の機体とは根本的に方向性が違う。そのデータを基にすると言う事は

 

彼らが目指す”戦力としてのIS”に辿り着くには逆に遠回りになるはず

 

となると、他の第三世代型の専用機を持つ皆である可能性も極めて低くなる

 

それにサイファーが言うように、その人物は驚いて焦っていたと言う事なら

 

私が知る専用機持ちである可能性はゼロ・・・その感情を抱く必要が全くない

 

あるいは・・・私が知らない他の専用機持ちか

 

 「サイファー。IS学園に在学する第一学年専用機持ちのリストをリストアップして」

 

 「判りました。どうぞ」

 

目の前に空中投影される一覧表

 

 「そこから第一学年一組全員と二組のリンさんを除外してみて」

 

 「除外します。どうぞ」

 

そうして除外されたリストは、一箇所を除いて全て黒い射線が入っていた

 

 「残ったのは”一年四組所属の更識 簪さん”か。専用機の名前は・・・”打鉄弐式”

 

  サイファー。ストラティアの名前って他の人から見ればどう表示されてるの?」

 

 「ステリシットアーマー展開時は”打鉄零式 改”と」

 

 「ふむ・・・」

 

 「それと追記事項ですが・・・」

 

 「?」

 

 「打鉄弐式はまだ一度も稼動できていません。機体の稼動部調整

 

  飛行システムとフレキシブルスラスターのリンクも未調整・・・かなり手こずってる模様です」

 

ーーーそれなら

 

 「納得の理由と動機になるね。サイファー、整備室には誰か居る?」

 

 「一人のみ・・・件の人物ですね」

 

お、丁度いいね。

 

 「ちょっと驚かせてあげよう。うん、そうしよう」

 

 「今度は待機状態の私を忘れないで下さいね」

 

 「ま、前はごめんって・・・」

 

そうして、私はコーヒーカップに手を伸ばした

 

 ガチャ

 

 「何という事ですのこの貧相な小屋は!!」

 

 「もう少し趣きのある内装と外見にしてもらいたいです事」

 

部屋に入ってくるなりいきなり文句を垂れるお嬢様が二名。セシリアとシズクだ

 

 「知らないよお二人さん。そんな事よりちゃんとお話できた?」

 

って聞くのもね・・・この様子なら大丈夫だね

 

二人の距離が、その間の空間が狭くなってる

 

 「そちらの方は?」

 

 「私も聞きたいですわ」

 

と、何故か私の方を見て言う二人

 

 「って言われてもね・・・サイファー」

 

 「そうですね・・・では名乗りましょうか」

 

サイファーが一呼吸置いてから説明する

 

 「私は、第零世代特殊機”シース・ストラティア”

 

  ティアーズや他の子達とは全く違う思想の基に生み出された

 

  ”たった一人の為に用意された絶対的で唯一無二の力”」

 

私自身、そのサイファーの説明を初めて聞いた

 

 「つまり・・・あなたは、フィリアさんの為に生み出されたと言う事?」

 

 「はい。私は、フィリアさんが欲する力を実現させる為に存在しているんです」

 

そう言われると何か不思議な感じだね

 

それにしても、博士は何故ストラティアを生み出したんだろうか

 

私という人格を基に基本システムの中枢部を構築したって・・・

 

 「ま、私の相棒だって事に変わりないから。これからもよろしくね」

 

 「よろしくお願いします」

 

と、挨拶してセシリアとシズクを納得させる

 

 「所で、何のお話をしておりましたの?」

 

 「うん、サイファーのシステムを覗こうとした人が居るらしいんだ」

 

それから情報交換をして、セシリアが口を開いた

 

 「条約違反・・・とは、言えませんわね。同じ国で同じ開発局で開発されたと言う事は

 

  単純に考えても”データの交換は自由”と言う事と同意義ですもの」

 

 「しかし、覗かれると言うのはあまり気のいいものではありませんわね」

 

シズクが少しむすっとした表情になる・・・気持ちが分かるんだね、やっぱり

 

でもなんか、サイファーを凄く羨ましそうに見てるんだけど・・・何?

 

 「うん・・・現にサイファーは嫌がった訳だし、少しちょっとした反撃の意味を込めて

 

  イタズラをしてあげようかなって」

 

ニッコリと微笑んで私は席を立つ

 

 「セシリア達はゆっくりしておくといいよ。色々積もる話もあるだろうし。それと、セシリア」

 

 「は、はい」

 

 「今、私の部屋に居る子供を怯えさせたりしたらシバくから気をつけてね」

 

そう残してから、私はこの世界を後にした

 

 

 

 

 「・・・んぁ・・・」

 

瞼を開き、私は席を立って背伸びをした

 

セシリアは机に突っ伏したままだから、まあ放っておけばいいや

 

 「おはようございますっ」

 

目の前で、今日も笑顔が眩しい私の娘は夕暮れなのに朝の挨拶をする

 

 「おはようフィア。今何時くらい?」

 

と、フィアが時計を確認して

 

 「4時30分です」

 

 「ん~それなら明日にしようかな」

 

時間的にも余裕が無いし、明日冷かしに行ってみよう

 

そうして私は冷蔵庫から食材を出して簡易キッチンに並べた

 

 「よし、ついでにセシリアの分も作ってあげようか」

 

 「おねえちゃんのぶんも?」

 

 「うん、ついでついで。文句言われないようにしないとね」

 

頭を撫でて、制服の上に腰エプロンを巻き付ける

 

 

 

 

 

 「米大型貨物機到着。本学園の滑走路にて格納庫に誘導中

 

  届きましたね・・・織斑先生」

 

 「ああ、届いてしまったんだな」

 

 「ええ・・・」

 

モニターに写っているのは、滑走路を移動する大型の輸送機だった

 

この輸送機が運んできたのは、この学園を守る為の正規常駐戦力

 

それも、かつて”たった二機の編隊で一航空師団と同等の戦力を持つ”と呼ばれた

 

あの、私とは違う本当の意味での物理的世界最強

 

空の戦力図の頂点に君臨するパイロットの翼だ

 

 「搭載貨物の変更届け通り、多目的戦闘機が二機

 

  ”F/A-45” エクスカリバー計画において開発された”特務戦術戦闘機”か」

 

 「それと・・・退役したパイロットが一人、寮機として選出されたそうです」

 

ふむ・・・どんな人物だろうか?

 

流石に彼女の本来の寮機とは違うだろうが

 

 「これから彼女には頼りっぱなしになるだろうが、それでもこの戦力は

 

  この学園の切り札になりえるからな」

 

 「パイロットの名前は、”ゴーストイーグルドライバー”・・・なんか、嫌悪感を覚えますね」

 

 「腕は確かだろう。しかし引っかかるな」

 

 「何がですか?」

 

 「この書類の許可印とサインが、だ。ナターシャのサインと指印の所がな」

 

何か悪巧みを企んでいる・・・そんな気がする

 

 

 

 

 

  はい、どうも、作者で、あります

 

  執筆最中にやたらと多彩なルートが浮かんでくる・・・不思議!!

 

  と、言い訳をしてみましたがすみません

 

  実際は中々ストーリー絞れず死苦八苦していただけです。はい

 

  そんな訳でセシリア編でした(淡白

 

  オマケの艦これの方は別作品として投稿、執筆しております

 

  そちらの方もよろしければドゾー

 

 

 

     艦これなんて開発した・・・運営が・・・悪いんだぞ・・・

 

     やって・・・やる・・・(先に)書かれる・・・前にッ・・・!!(投稿ボタンをクリック)

 

     皆さん間違えてもアスロックの発射ボタンなんて押さないように(砲雷長)

 

     意見感想募集中★

 

     よろしくお願いします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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