No.687182

真・恋姫D×D 第三話

アサシンさん

一刀、出会います!?

2014-05-16 20:43:09 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:6907   閲覧ユーザー数:4132

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が中学校に入って数ヶ月、最初の夏がやって来た

 

長期の休みが取れるこの時期は『喫茶店ラブラドール』の営業が大変だ、朝の涼しい間に魔法で氷柱を作って店の周りに配置する。コレだけでかなり涼しくなるし魔力でできた氷は長持ちするから重宝する

 

07GHOSTで司教見習いの人達が来ていた白い服を着て接客をする。本当はウェイターの方がイイのだが少し違和感があってこの格好をしている

 

午前中はティーシードと花の砂糖漬けを買いに来るお客さんが主だ。お使いに来る少年少女も最近は良く見かける

 

お昼頃から夕方前に、お茶とお茶菓子(花菓子)の注文が主になる

 

そして俺の容姿と店で出している物の所為か十中八九女性客が殆どだ・・・・っで。見目麗しい少女女性たちを見にバカが覗きに来たところを

 

 

 

一刀「ふんっ!」

 

 

ドバババァン!

 

 

一誠・元浜・松田「「「のぉおおおおおおおおおおおおおお!!?」」」ゴロゴロ・・・・!

 

 

一刀「御巡りさんは言いました、覗きは犯罪です・・・・っと」

 

 

 

椅子に座っているご婦人や少女達のスカートの中を覗こうとするエロバカトリオに経典の一撃をお見舞いする

無警戒の所に強烈な一撃を貰いゴロゴロと転がっている。とりあえずつまみ出しておく

 

夕方辺りの午後五時頃で終了だ

 

ずっと立っていても疲れないのは鍛錬の御蔭だ。昔の俺だったらとっくに根を上げている

 

テーブルや食器類を片付けて夕食を取ったら眠る。えっ?夏休みの宿題?学校で配られたその日の夜までに全部終わしましたが何か?

 

俺の部屋は三階の屋根裏にある、屋根から見える星空がとてもきれいで夜風が心地いい

 

 

夜風に辺り星の光に照らされながら眠る所に

 

 

 

??「あら?もう寝ちゃったの?」

 

 

 

窓の外から黒髪の美少女がやって来た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふんふふ~ん♪ソーナちゃんの入る学校の下見に来てみたけど中々いいじゃない。グレモリー家とシトリーケの二人が来年入学するのか~・・・・・・授業参観には絶対に行かなくちゃ♪

 

・・・ん?

 

??「こんな所に女の人がいっぱい・・・・・ケーキ屋さんでもあるのかな?」

 

 

ソーナちゃんの学校のある町を散策していたら女の人がいっぱい集まっている所に来ちゃった・・・・・えっ?

 

 

??「此処は・・・・教会?」

 

 

可笑しいな?私すごく強いけど聖なる気配には敏感なんだけど?ここまで近づいて気付かないなんて感が鈍っちゃったかな?

 

試しに門から入ってみたけど嫌な感じがしないなんて・・・・教会じゃないのかしら?

 

でも何処か神聖で清められた綺麗な空間。周りに植えてあるお花も綺麗♪

 

あら?ここ喫茶店だったのね。ええっと・・・『喫茶店ラブラドール』って言うのね。憶えとこっと♪

 

ウェイターの男の人が居たんだけど・・・・不思議だな~

 

あの子完璧に信者の筈なのに私の身体に害意が感じられない。服装も首から下げている変な形をしたロザリオも神聖な魔力を感じるのに、『私達みたいな存在を拒まない』なんて・・・・・普通の教会だったら本能的に避ける部類なのに・・・・あの男の子にも興味もっちゃった♪

 

昼間はお店やお客さんで大変そうだから夜になってからお邪魔しましょっ♪

 

けどまずは・・・・・

 

 

??「すいませ~ん!おすすめのメニューくださ~い♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??「と言う事なのですっ!」

 

 

一刀「よし、家宅侵入罪だ」チャカッ♪

 

 

とりあえず俺はこの黒髪ツインテールの侵入者に手錠を掛けた

 

 

??「ふぇ~!?なんでなんで~!!?」ガチャガチャ

 

 

一刀「当たり前だ、何所の世界に興味を持ったからって夜中に三階の屋根裏に忍び込んでくる美少女が居るんだ?ギャルゲーでも殆どねーよ」

 

 

??「ぶ~!本当の事なのに・・・・・」

 

 

一刀「つか話の中に教会に気付かなかったとか神聖な気配に敏感だとかアンタ何者だ?」

 

 

??「悪魔です」

 

 

一刀「・・・・・・っは?」

 

 

??「私は悪魔の中の悪魔、現四大魔王が一人。魔王(魔法)少女セラフォルー・レヴィアタンで~っす♪」

 

一刀「・・・・・・」スタスタ・・・・

 

 

俺はベットの側に置いといた端末を手に取り

 

一刀「もしもし御巡りさん?この人です」

 

 

セラフォルー「なんで~!?」バッ!?

 

 

一刀「とりあえずまだ通報してないから離れろ。と言うか何時の間に手錠外しているんだ?」

 

 

セラフォルー「魔法少女に不可能はないのですっ!そ・れ・と。レヴィアたんって呼んで?」えっへん!&ウィンク♪

 

 

一刀「ふんっ!」ブォッ

 

 

セラフォルー「ピィッ!?」ゴチン♪

 

 

とりあえず経典鉄鎚を軽めに撃ち込んどく

 

 

セラフォルー「いっっっっった~い!こんな美少女の頭を聖書で殴らないでよ!って物理ダメージ以外特に痛みが無い?」

 

 

一刀「ウチの神は多分言いました。頭がおかしな美少女の頭を治す為には軽めに撃ち込め・・・・・っと(本当に悪魔で魔王なのか?この人)」

 

 

セラフォルー「多分ってナニ!?多分って!!それにこれでも軽めなのっ?!」

 

 

一刀「まぁその辺は置いといてこの教会と俺に興味が沸いたって言ったけど。何が知りたい?」

 

 

セラフォルー「へ?・・・あっうん、どうして悪魔である私が此処に入れたり聖書で殴られても普通なのかなって?悪魔にとって教会に入るって事は死と同列に考えられているから」

 

セラフォルー「それに私達悪魔は聖なる場所、普通の教会に近付くだけでも危険なのにそれを全く感じなかったの」

 

 

一刀「あ~それは此処は俺が始めたからな~。それにウチの神って多分この世界には居ないし」

 

一刀「まずウチの教会は俺が建ち上げて始めたんだ。崇める者は特にないし、こっちの神や他の神とは全くの無関係だし。何よりウチは種族人種の差別を一切していないしな」

 

 

 

 

其処からは自称魔王少女に色々と話聞かせた。天界の長の話・三つの願いの話を主に

 

そしてこの教会の在り方を

 

お茶を飲みながらコクコクと頷きながらコッチをジ~っと好奇心に染まった瞳で俺を見つめ話を聞く

 

質問に答えながら語る内に俺達は互いを名前(愛称)で呼び合うようになっていた

 

 

セラ「へ~、それじゃぁカズ君がこの教会の創設者で私達も受け入れてくれるんだ」

 

一刀「まぁな、昔知り合いの人にセラたちの立場。悪魔・天使・堕天使の三すくみの関係も教えてもらった」

 

セラ「ふ~ん・・・・・ねぇねぇカズ君」

 

一刀「何だ?」

 

セラ「私の眷属に成らない?」

 

一刀「・・・・・はい?」

 

 

 

いきなり何を言っているんだこの魔王少女は?

 

 

 

一刀「俺を眷属にって・・・・俺一応神父であり司祭的な立ち位置何だけど・・・・・この教会俺しかいないけど」

 

セラ「いいじゃん此処って規則なんて無い様なものでしょう?それに悪魔の私でもOKなんだからカズ君が悪魔になってもいいじゃん♪」

 

一刀「いやいやいや、確かにセラの事は結構好きになったけどいきなりh」

 

セラ「私の事はキライ?」

 

一刀「・・・・・好きです」

 

セラ「よかった~♪」

 

一刀「だが出会ったバカリでそんな急に・・・」

 

セラ「私これでも人を見る目はあるんだよ♪」

セラ「それに悪魔は恋と本能に忠実に生きるの♡」

 

一刀「(そこは欲望じゃないんだな)・・・・・家族とか他の眷属たちは良いのか?」

 

セラ「だいじょ~ぶ♪私王様だもん!」

一刀「(王の前に魔が付くけどな)」

 

セラ「それに私に眷属なんて一人も居ないもん♪」

 

一刀「・・・・・・・っは?」

 

セラ「だから~眷属は居ないの!」

セラ「私実は妹大好きっ子で今日この町に来たのもソーナちゃんが入学する学校の下見に来たの」

セラ「そこは人間界で悪魔が統治する予定の場所なの、もちろんこの辺一帯もね」

 

一刀「だからこんな所に魔王が来たのか」

 

セラ「も~カズ君!魔王(魔法)少女だよっ」

 

一刀「はいはい、んで?俺を眷属にするって言うがどうするんだ?」

 

 

人(他の種族)を悪魔に転生する『悪魔の駒』イーヴィル・ピースと言う真っ赤なチェスの駒を入れれば悪魔に転生出来るらしい。ついでにレーティングゲームの事も教えてもらった

 

そして彼女は一応全て持っていた・・・・オイ

 

 

一刀「ちょっと待て」ガシッ

 

セラ「な~に?」グググ・・・

 

一刀「いきなり人の胸元によりにもよってその駒をいきなり入れようとするな」

 

セラ「ぶぅ~」プク~♪

 

一刀「はぁ。じゃぁ俺と賭けをしないか?」

 

セラ「・・・・賭け?」

 

一刀「っそ、一目惚れでもないのに会っていきなり一緒に居ようってのは嬉しいが気持ちの整理が付かない」

一刀「俺もセラの事は好きだから悪魔に成るのもやぶさかではない」

 

 

セラ「やった~♪」ピョン♪ピョン♪

 

一刀「経典鉄鎚!」

 

 

ゴスッ!

 

 

セラ「ギャンッ!?」ボガッ!?

 

一刀「もちつけ」

 

セラ「強い!さっき私を殴った時より強い!!」

 

一刀「そりゃあさっきのより分厚いからな」

 

セラ「なんでよっ!?」

 

一刀「親しくなれば遠慮などむしろ失礼にあたる」

 

セラ「遠慮してっ!」

 

一刀「まぁいい(良くないッ!)セラが俺に特別な感情を抱いてくれている事が一時の感情かどうか。俺がセラの想いに応えられるか賭けるんだ」

 

セラ「・・・・・賭けの内容は?」

 

一刀「セラは悪魔で寿命が長い、そして魔王の立場なら自由な時間なんて殆どない」

一刀「人間にとって長くても悪魔としては短い時間、そうだな・・・・今から俺が高校を卒業するまでに死んだら即セラの眷属に。死なずに元気に卒業できれば改めて俺を口説き落とせばいい」

 

セラ「そんなにま~て~な~いぃー!」

 

一刀「チェスト」ビンッ

 

セラ「ンキャッ!?」パシィン!?

 

一刀「俺は思う、デコピンなら体罰に成らない・・・っと」

 

セラ「デコピンで衝撃波は普通出ないよ!?」

 

一刀「そんな些細な事はどうでもいい・・・・っで?どうする?」

 

セラ「・・・・・やる」

 

 

 

セラは了承し、空中から魔法陣を浮かべその中から羽ペンと契約書を取り出した

 

契約書には高校卒業するまでに死んだら即セラの眷属に。死ななかったら俺を口説きに来ると言う趣旨が書かれており。後は俺とセラの血で自分の名前を書いたら契約成立だ・・・・・オイ

 

 

一刀「セラ?この俺が死んだときに使用するイーヴィル・ピースが少し、おかしな気がするんだが?」

 

セラ「えっ?そう?」ペロッ♪

 

 

バサッ・・・

 

 

セラ「じゃぁねカズ君!また此処で一緒にお茶飲もうね♪」

 

一刀「・・・ああ、約束する」

 

 

書き終わって気づいたが時既に遅し

 

契約書片手にチロッっとしたを出して惚けた・・・・やられた

 

彼女は時間が無いと言って入ってきた窓から飛び降り、悪魔の翼を羽ばたかせ初夏の夜空に消えて行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・つづく?

 

 

 

 

あとがき

 

どうもアサシンです

 

 

後半何時もの様に少し無理やりな感じが出てしまいました

 

書いていて思ったのですが今作の一刀はツンデレ?か何かの属性が備わったような気がします。内心彼女のことをかなり好いているのに照れ隠し?の経典鉄鎚を何度か撃ち込んでいますし

 

そしてアニメ第二期やウィキペディア先生に聞いて見ても彼女は眷属を持っていないらしいので一気に(無理やり)フラグを建てました

 

そして今作のメインヒロインが『セラフォールー・レヴィアタン』魔法少女に憧れる魔王ちゃんでした

そして彼女の妹と言えば駒王学園の生徒会長、支取(しとり)蒼那(そうな)ことソーナ・シトリーであります、えっ?知っている?すみません補足と確認です

 

之で(前から既に)一刀の悪魔サイド入りが決定されました♪

 

 

 

 

では次回予告を

 

 

 

次回 真・恋姫D×D 第四話

 

       一刀、また出会います!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おっぱい!

 


 
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