前作のマットアロー１号がちょっとアレな内容だったのでジャイロは果たしてどうかと危惧していましたが
どうしてどうして、アンダーゲート方式のパーツで組み易く、コクピットやカーゴルームも見事再現しており
なかなか優秀なキットだと思います。　唯一不安なのはファンの回転機構のプラ＋ポリキャップが強度上
ちょっと頼りない事でしょうか・・・　まあ軸を真鍮線等に替えれば問題無さそうですが。

続きを表示

今回は U.W.W. のイラスト等のイメージに近づけるべく、固定脚をコンパチで収納状態にしてみたり
（さすがに固定脚なのに設定で最高速度マッハ１は無いわな w) 積んだら飛べなさそうな武装を
わんさか盛り込んでみたりでいろいろ手を入れてみました。　

イメージとしては劇中の輸送中心の裏方的役割機から U.W.W.イラストの F型への移行を前提とした
武装強化版みたいなノリで、武装以外の外観の変化は最小限にしてカラーリングも特に変えていません。


主な改造点は　：－


脚
キットは設定宜しく固定脚ですが、U.W.W. の飛行状態のイラストでは引込脚前提か、脚は描かれてません。　

幸い機体下面とカーゴルームの間には適度なスペースがあるので脚収納庫・カバーをプラ板等でデッチアップして
コンパチにて飛行姿勢状態も可能としました。　後述のガトリング砲をセンターに据えた関係上
A-10宜しく前脚はオフセット（左右間違えたけどな w)


武装
機種のガトリング砲は市販で適当なモノが見当たらなかったので（さすがにガンプラ系のやつではデカ過ぎる w)
真鍮パイプとプラ板・プラ棒でそれらしく自作（それでもやっぱりデカいけど）　やはり怪獣相手にはコレが一番強そうに見える w
そして・・・何故か同スケールの105mm砲がジャンクパーツであったので絶対無理とは思いつつ差し替えられるようにしました。
まあ荷室全部弾薬とか脳内補完すればなんとかなりそうな・・・

機体側面、及び両サイド下面にパイロン設置でミサイル・ロケット弾搭載、
ドリルミサイル（笑）等の武装は例によってロシア軍機用ミサイルセットから流用。
なんかウルトラ兵器に流用しまっくて肝心のロシア機作った時には既に在庫が無いような本末転倒…

本来の武装（だよね？）が付く両サイドにはアメリカ地上機材セットの投光器ライトを拝借。


その他
機体上面の鉄板＋ボルトモールドはなんかダサかったので削って謎バルジ追加。
その他機体前面とかに流用パーツ等で謎センサー類追加。
上部インテイクはメッシュを貼ったけどほとんど見えなくて意味無し orz
ファンはピッチが殆ど無くて残念な感じですが今回は断面を薄く削るのみにしてます。


搭載車両
カーゴルームは思ったより狭く、同スケールで載せられる戦車を探しましたがやはり無理なモノは無理。
幅は充分なんですが長さ・高さに余裕がありません。　
最終的に S-MODEL の 1/72 ウイリス・ジープを使用、小さいながらもエッチングパーツまで用意されており
ブリスターの端材で窓追加したくらい。　残念なことに完成までいろいろとパーツが取れてしまいましたが（おい）

フィギュアは付属していないので現在絶賛停滞中の某キットに付いてる科特隊フィギュアに御協力頂いて
いつの間にか怪しい光線兵器搭載したなんちゃってマットジープに乗って頂きました w
まあ U.W.W. 冒頭の年表だと MAT と科学特捜隊は被ってる時期があるんであり得ない光景ではないということで・・・
そうだそーゆーことにしませう。
尚、カーゴルームの開閉機構は塗料を厚く塗り過ぎた為かうまく作動せず orz 　

塗装
赤・青ラインはマスキング・エアブラシ塗装にて。　
出来れば MAT マークとか余分に付属してほしいですな。 そうすればあんな機体やこんな機体もなんちゃって MAT仕様に…

さて、２号は来るかな？　　ま、来ないよな～