No.686166

リリカルなのは~翡翠の戦士と七つの才牙~

第40話空牙の戦闘(短め)、剣也達到着、カードが盗まれた!?

2014-05-12 03:32:39 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:2618   閲覧ユーザー数:2476

「……ふっ!!」

 

空牙が剣を振るうのに対して女の子も剣を振るう

 

ーガキン!!ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!

 

右、左、左上、右下、突き、下、上、左、右下、上、下、左上、右……と様々な方向に打ち合い、空牙は更に双(ツイン)の攻撃を結界術や体術で捌く

 

「「…………。」」(゜ロ゜)

 

「ほ、ほえ~~…」

 

「なんちゅー戦いや…」

 

「まぁ…」

 

桜達は空牙と女の子の戦いに驚いていた

 

「エレン、鉄(Fe)」

 

「アム」

 

空牙の言葉と同時にエレンが緑色のレイピアから黄色い工場のロボットアームの様なクロウ″アム″に変形し、インファイトで相手を翻弄する

 

一見、空牙が押しているように見えるが

 

「……ぐっ」

 

最初に食らった針の傷みで少しずつスピードが落ちていた

 

そして、その鈍りは時に命を落とす危険を持つ

 

「!!」ブン!!

 

ガァン!!

 

女の子は空牙のエレン を絡めとり、更にその動きで切りつけようとする

 

「結!!」ガキン!!

 

『!?』

 

しかし、空牙はエレンが弾かれた瞬間、高速で針を抜き、回復魔法で治療、更に結界術で相手の斬撃と双(ツイン)を止める

 

「剣也直伝、武天流体術、貫槍手(かんそうしゅ)」

 

空牙は剣也に教えてもらっていた槍の様に相手を刺す手刀で攻撃する

*簡単に言うと″千鳥″の電気なし版

 

「なっ!?」

 

女の子は驚きながらも障壁でふせごうとする……

 

「(にやり)″はっけい″」

 

ーズドン!!!!

 

が、そのまま掌を障壁に当て、衝撃波を放ち、バランスを崩させた

 

パシッ

 

「エレン、カリウム、レベル3」

 

「カリスソード」

 

エレンを受けとめ、そのままエレンを紫色の大剣に変形させた

 

「後手必殺!!」

 

空牙が叫ぶと同時に空牙とカリスソードが藍色の魔力に包まれる

 

「聖魂の傷跡(スティグマータ)!!」

 

「くぁうっ!!」

 

瞬間、空牙は女の子まで瞬時に移動、目にも止まらぬ速さで数回切りつけた

 

まわりからには、何をしたのかは解らない速さで

 

「0,1秒の間に九回の斬撃で攻撃する魔法……聖魂の傷痕(スティグマータ)」

 

『!?』

 

空牙の言葉に桜達は驚いた

 

『それ魔法じゃないよね!?技だよね!?』

 

そっちかよ!?

 

「魔法です」

 

エレンも普通に答えるな!!

 

「!?空牙、後ろ!!」

 

音恩が叫ぶ

 

「マスター、後ろから双(ツイン)が」

 

「!?しまっ……!!」

 

空牙が振り向いた時には双(ツイン)が目の前にいた

 

回避する暇もない、防ぐにしても間に合わない……

 

「伏せろ!!」「伏せて!!」

 

ーキィィィィィィィィィィン……

 

「!!」バッ!!

 

突然の声、そしてなにかが回転する音、そして何かが集まる音を聞き、空牙はすぐに伏せると今まで自分がいた空間に翡翠色の珠を持つ右手と桃色の砲撃が通りすぎた

 

「螺旋丸!!」「ディバイ~~~ン、バスターーー!!」

 

ーズガァァァァァァァァァァァァン!!

 

その二つは双(ツイン)に当たり、吹き飛ばした

 

「大丈夫か!?」「空牙君、大丈夫?」

 

どうやら剣也となのは達が来たらしいが……

 

「「なのは、やり過ぎ!!!!!」」

 

ディバインバスターを放ったなのはに空牙と音恩が叫んだのだった……

 

一方で桜達は……

 

『………………』(゜ロ゜)

 

なのはのディバインバスターに驚いていた……

 

そりゃあ、自分達のすぐ横を通過したら……ねぇ~~?

 

「隙ありよ……」ひゅひゅっ……

 

「あっ!?」「なっ!?」

 

そう言って桜と小狼から二枚のカードを抜き取る女の子

 

「聖魂の傷痕(スティグマータ)を受けたのに動けるのか!?」

 

「えっ……あの技を叩き込んだの!?」

 

「あれ、シグナムですらも一度喰らうとダウンするはずやで!?」

 

空牙の言葉にフェイトとはやてが驚く

 

え?いたのかって?居て悪い?

 

「まぁ、剣也の八又一閃と互角だしね……」

 

アイがそう言って自分自身に納得させていた

 

「そんなこと言っている暇無いだろうが!?属性″雷″!!」

 

剣也はそう叫ぶと同時にサイガ式を展開、雷の紋章を真ん中にした

 

「喰らえ、防御不可の雷刃を……」

 

そう言うと同時に剣也の左手が翡翠色の雷を帯び始め、剣也は猛烈なスピードで女の子との間合いを縮める

 

「千鳥、雷切!!」

 

そのまま片手に電撃を溜め、突進して対象を貫こうとする

 

が……

 

「……くす」する……

 

『……へ?』

 

女の子が……

 

 

 

 

 

 

 

すり抜けた(・・・・・)

 

「もう時間ないから……じゃ♪」

 

そう言いながら消えたのだった……

 

「……あ!!?桜、はよ封印せぇ!!」

 

「う、うん!」

 

その後、双(ツイン)は無事桜に封印され、もう夜遅い為、話をする為に明日の放課後、会う約束をする事にしたのだった……


 
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