No.686007 魔法少女リリカルなのはStrikers ダメ人間の覚悟makeさん 2014-05-11 21:51:29 投稿 / 全4ページ 総閲覧数:8913 閲覧ユーザー数:7683 |
!!!!!!注 意!!!!!!!
※今回の話は序盤は非常に・・・かどうかは分かりませんが、卑猥な感じになっておりまして、もし気分を害すると思われた方は戻るか半分程飛ばして読まれることをお勧めします。
あと、これアウトだなと思った方は、遠慮なく注意してください!編集、もしくは指定を掛けさせてもらいます。
~機動六課隊舎内~
透「ウッシ!なんとか完治したゼィ」ダンッダンッ
俺はジャンプし、着地する時に強く足を地面に付ける。完全に治ったことを確認したいけぇじゃった。
あれからしばらくして、俺はなのは達の言う通り大人しく治療に専念し、病院で医師の指導の下リハビリに精を出した結果、見事脚の怪我も完治した。
そして俺は今、なのは達がおる機動六課の隊舎前に来とる。
俺の退院を期にはやてが俺の退院祝いの為に機動六課で盛大にやろうっちゅーことで俺を機動六課に呼んだ・・・・決して俺を拘束するのが目的じゃないってのはわかっちょる。
ホンマ・・・アイツ等には頭上がらねぇわ。
透「・・・にしても、だ~れも俺の事を呼びに来んかったし・・・まぁなのは達は忙しいのは分かるけど、ハリベルとか・・・せめてユーノだけでも迎えに来てほしかったんじゃけどなぁ」
そう、俺は今『一人で』機動六課の隊舎の前に居る。
普通・・・・・なんかどうかは分からんけど、俺は退院したはええんじゃけど誰も俺の事を迎えには来てくれず、ここまで一人で来た。
そういえば、入院中も誰も見舞いに来ず、ずぅっと一人じゃったなぁ・・・・・・まぁ皆それぞれ忙しいんじゃろうな。
俺は自分にそう納得させ、いい加減突っ立っておくのも変と思って、勝手に隊舎の中に入った。
入ったはええんじゃけど、驚いたことに誰も局員ともすれ違わんかったんやけど・・・・・Do youこと?
透「いやいや、それでも誰もおらんっちゅーのはおかしいじゃろうて」
確かなのは達の部隊はそれなりに局員もおるはずなんじゃけど・・・・・あれ?俺の勘違いっつーか情報を把握出来とらんかったんかなぁ?
「――――――――――――――!」
と思いきや、どっかの部屋から声のようなものが聞こえてきた。
透「なんねぇ、やっぱ誰かおるんやんけぇ・・・・マジビビった~」
俺はとりあえず、部屋の中に居る人にこの『機動六課』の最高責任者のはやてが居る場所を聞こうと思って、部屋に近づいた。
・・・・・じゃけど、俺はとんでもないモンを聞き、しかも目撃してしもぉた。
???「ァン!」
透「!!!!!!」
俺は部屋の扉の近くまで行き扉を開けようとした瞬間、部屋の中からありえない声・・・・『女性の喘ぎ声』が聞こえてきた。
透「(オイオイ!!マジか!?昼間っから何ヤッとんや!?!?)」
俺は驚きまくってしまった、普段ならば局員が働いとる時間に男女がエロい事をしとるんじゃけぇ。
透「(はやてさ~ん!!お宅の局員が昼間っから・・・・って・・・は?)」
まぁ?俺も男なんで?見たいって気持ちは大いにありますよってね?覗きとチャイますよ?これは中に居る人等の邪魔にならんようにとですね・・・・・っていいわけをしとこうかね。
しっかしこんな真昼間からねぇ・・・・俺は驚きましたよ。
じゃけどそれ以上に、俺はその女性の声に聞き覚えのある声にまた更に驚きを隠せんでおった・・・・・・その女性の声の主っちゅーのは。
フェイト「んぁあ!・・・・ハァ・・・ハァ・・・あぅぅ・・・・ぃぃ」
透「(・・・オイ、なんでフェイトが・・・・)!!」
普段ならはやてが中学生時代にやり始めた、同性の胸を揉むっつー犯罪チックなスキンシップをまたやっとんじゃろうと思い、勢いよく部屋に入りながらツッコミを入れるところなんじゃけど。
じゃけど、その相手は・・・はやてじゃなかった・・・・・・その相手は・・・・・。
緋村「っへへ・・・・どうだフェイト?気持ちいいか?」
フェイト「ハァ・・・ハァ・・・・・う、うん・・・・気持ちいいよ・・・・修」//////////////
透「(何で・・・・・何で・・・・・緋村が機動六課に・・・・・・)」
中に居ったのは、緋村と・・・・・フェイトじゃった。
しかも更に驚いたことに・・・二人とも『裸』じゃった・・・・・・フェイトに至っては緋村を嫌う様子も無く受け入れたような感じじゃった。
そして驚く俺に更なる追い討ちがあった・・・・・・それも一つだけじゃなく、複数も。
アリシア「修ぅ、フェイトだけじゃなくて私も構ってよぉ」///////////
はやて「ズッコイで修君、私にもぉ♪」///////////
なのは「ねぇ~凶夜くぅん♪今日も私を可愛がってよぉ♪」///////////
アリサ「ちょっと何抜け駆けしてんのよなのは!き、凶夜!きょ、今日はアタシといなさいよ・・・か、勘違いしないでよ!?別にアンタなんかといいことしようとは思ってないんだから!」/////////////
すずか「私も・・・可愛がって・・・・ほしいな」////////////
榊「ヒャハハ♪焦んなくても、ちゃぁんと可愛がってやるよ」ニタァ
中には緋村とフェイトだけじゃなく、なのは・アリシア・はやて・アリサ・すずかの5人もおり、しかもなのは・アリサ・すずかの近くには榊の姿もあった。
言うまでも無く、榊やなのは達の恰好も・・・・・・『裸』じゃった。
透「(アイツ等・・・緋村達の事・・・・・嫌っとったはずなのに・・・・・・・何で・・・・・アイツ等と・・・・・・そんなこと・・・・?)」
俺は扉の前から動けずにおった、覗くだけにしようかと思ったら衝撃的な現場に遭遇してしもぉたからか?
それによぉ見てみたら、中にはなのは達5人だけじゃねぇ・・・・シグナム達『ヴォルケンリッター』や、新人達やナカジマ姉もおるし、グラシアさんやシャッハさんもおる。
しかもハルカ先輩達やハリベルやシュテル達も同じように『裸』になっとって・・・・もう何が何なんか・・・分からんようになってきた。
そんな混乱しとる俺に、追い討ちともなるべき声が聞こえてきた。
ハルカ「やっぱりアンタ達の方が・・・いい男よね、アイツとは段違いよ」
俺が覗きこんどる死角からハルカの声がした、ゆっくりと歩きながらハルカは俺が見える範囲まで来て、そしてそのまま榊の所まで行った。
響子「義兄さぁん、疲れてないですか?響子のこの胸でいっぱい疲れを癒してくださいね♪」
そして、何時の間に緋村の近くに来たんか、響子も自分の義兄の近くに来て自慢の胸を緋村の顔近くに寄せとった。
俺の中で何かが壊れるような音がした・・・・血の気まで引いた・・・いや引きすぎて寒気さえ感じてきた。
透「(ぇ?・・・・え?・・・・・・・アイツ等ホンマに・・・・・・何してんの?)」
動きたい、けど動けん・・・・・・何故か身体が凍りついたように俺はその場に立ち尽くしてしっとった。
今すぐにでもアイツ等を離したかったんじゃけど・・・・・一歩も動けんかった。
響子「ゴメンナサイ義兄さん、義兄さんの魅力に気づけなかったダメな義妹で・・・・」
緋村「何言ってんだ、お前がダメなわけねぇじゃねぇか、今こうして俺の傍にいるんだからな」ニコッ
響子「義兄さぁ~~ん♡」/////////////
緋村「オイオイ、甘えん坊だな響子は・・・へっへっへ」
ニヤついた緋村に響子は大き過ぎる胸を緋村の顔に押し付けるようにして抱いた。
ハルカ「響子の言う通りね、今更になってアンタ達の魅力に気づくなんて・・・・どうかしてたわ」
榊「あの野郎なんかの為に、お前達が散々な目にあってきたからな・・・・・でもいいのかよ?あの野郎、少しは思うところがあるんじゃねぇのか?」
ハルカ「ダメよあんな屑、私達を数年もほったらかしにして、今頃になって助けろだなんて・・・・虫が良すぎるのよ」
ハリベル「そうだな、私達を助けたのも自分がお前達に裏切られた保険のようなものだしな」
シュテル「まったくです、私達だってなのは達の代わりでしかありませんでしたし・・・・用済みとなれば捨てるに決まってます・・・その点あなた方は私達を同じように愛してくれるというのがわかります」/////////////
透「!!!!」
確かにハルカ達の言う通りかもしれん、俺はなのは達に会わずにずぅっと研究所を襲ってきた、その間会える機会なんぞいくらでもあったのにからに・・・・。
会えん理由は・・・・今更何言うても言い訳にしかならん・・・・。
ハリベルやシュテル達の事もそうじゃ、アイツ等を助けたのだって・・・・なのは達に見放された時、『もしも』と心のどっかでは・・・・いやそんなレベルじゃないんかな・・・。
意外にも冷静なんかなと思いきや、俺の身体は震え、呼吸も荒くなってきた・・・・・前世のエロゲーとかではこういうのってなんていうんかなぁ・・・・・確か『NTR』ってやつじゃったっけぇ?
といっても、俺はこんな現場を見て興奮するような変態ではない・・・・寧ろ・・・・寧ろ・・・・・・・ムシロ!!
気付くと俺はなのは達がおる部屋の中に立っとった。
いつ俺は動いたのか?いつ中に入ったのか?謎ではあるが、一つ気付いたことがある。
部屋の中が、いつの間にか真っ赤に染まっていたことである。
しかもこの部屋の中は絨毯も無ければ、元々赤い空間では無かったはず・・・・・なのに、この部屋の中はまるで水浸しのように大量の水があった・・・・・それも赤い液体・・・・・いや・・・赤黒いな。
そして、また更に疑問に思ったことがいくつか出てきた。
俺はいつ・・・・・デバイスを展開したのか?そして、何故俺の手には血の付いた刀が握られているんか?
俺は自分の恰好を確認すると、いつの間にやら『死覇装』を着ており、尚且つ右手には『斬魄刀』が握られとった。
透「・・・・・ぇ?・・・・俺、いつの間に刀が握られて・・・・・・・???」
そして、俺は辺りを見てみると・・・・・・。
なのは「」
フェイト「」
アリシア「」
はやて「」
アリサ「」
すずか「」
ハルカ「」
響子「」
緋村「」
榊「」
室内には未だ『裸』のままのなのは達がいた・・・・・・・唯一違うとすれば。
なのは達は・・・・・物言わぬ死体になっていた・・・・・・・・全員。
透「・・・・え?・・・・・・あ・・・」
俺はこの部屋の惨状、自分の持っとる刀、そして横たわっとるなのは達を見て理解した。
透「っ!!!うあああぁぁぁ!!!!」ブンッ
俺恐怖のあまり、咄嗟に刀を投げ捨てた。
透「俺が?!俺が殺し・・・・たんか?・・・・・」
俺はなのは達と緋村達の行為を見てた時の事を思い出した、確かにあの時『あの現場』を見た時に自分の中で何かドス黒い何かが渦巻いたような気がした。
今の俺には自分が『武器恐怖症』の事なんぞ忘れてしまうくらい今の俺は動揺しまくってた。
透「(もしかして・・・・・・あれが・・・『嫉妬』ってやつなん?!それとも『憎悪』って・・・・やつ?)」
『嫉妬』・・・俺はなのは達の行為だけじゃなく、俺は緋村達に対して・・・・嫉妬してしまったってことなんか?
『憎悪』・・・嫉妬動揺、あんなことをしとったなのは達や緋村や榊を見て、俺は殺してしまいたいと・・・・心のどっかでそう思ったんかもしれん・・・・。
透「ぃ・・・いやいやいやいや!俺が嫉妬!?恋愛もした事無い俺が、そんなモンでアイツ等を・・・・・アイツ等を・・・・・・・殺すわけ・・・・・そうじゃ、俺は・・・・なのは達を緋村達から助けようと「何偽善ぶってんだよ?」!!」
俺は頭を抱え激しく否定をしとったら、後ろから男の声が聞こえてきて、後ろを振り返ると・・・・そこには見たことのある顔の男がいた。
ガージェス「何今更善人ぶってんだぁぁ??」
透「・・・ガー・・・・ジェス」
そこには、かつて俺が殺した・・・・『初めて人を殺した』相手、ガージェスが血塗れの恰好で立っていた。
よく見ると身体には俺が付けた傷痕、胸には『雷切』で貫いた穴もあった。
そして、いつの間にか周りは血の空間から真っ暗い空間へと変わっとった。
ガージェス「テメェはぁ、もう既に俺という人間を一人殺してんだろうが!今更何を誤魔化そうってんだ!?」
透「オ、オメェとアイツ等を一緒にすんなや!それに、俺はアイツ等を殺したくは「でもさぁ、私も死んだよね?」なか・・たって・・・・・ミュ・・・・ミュウ・・・・」
ガージェスとは別方向から声がして、そちらを向くと今度はミュウがいた。
ミュウは頭を90度横に傾け目を見開きながら血の涙も流しながら俺を凝視してきた。
ミュウ「君がどう思ってるか知らないけど、君が何もしなければ私達だって無意味に死ぬことなんて無かったんじゃないかなぁ?扱いは酷くても『生きる』ことは出来たと思うんだよねぇ」
透「それは・・・・・じゃけど、俺等が行かんかったらお前等は!」
ミュウ「君が今まで何をしたのか・・・・忘れたの?」
透「何をって・・・・」
ミュウ「君は助けていたと思ってるかもしれないけどさぁ、実際どれだけ助けられたと思ってるの?」
透「!」
そう言いながら、徐々に近づいてくるミュウとガージェス。
近づいてくる度に血で浸っている地面が”パシャッパシャッ”と音を立てる。
ミュウ「生態系の研究所では一つに付き千から万を超える生物を扱ってるんだよ?そんな中で果たして君はすべて助けられたのかなぁ?」
透「・・・・・それは・・・」
ミュウの疑問に俺は答えられんかった、ミュウの言う通り一つの施設ではそれくらいの規模で研究をやる所もある。
そんな所からすべてを助けた事なんぞ・・・・全く無い。
ミュウ「無いよね?・・・私が良い例だもんね?酷いなぁ君は・・・・」
ガージェス「まぁ何だ・・・早い話がだ」
そう言い終わると同時にガージェスと俺との顔の距離が、ほぼゼロとなった。
ガージェス「お前は俺達を殺したんだよ・・・・この事実は変わらねぇよな」
透「!!」
ミュウ「直接ではなくても、結果君が殺したんだよ?もちろん、私もね・・・・私にもあのクライドって人と同じことをしてくれたら、もっと『海』が見れたのにね」
なのは「そうだよ」
そしてミュウ達だけじゃなく、横たわっとったなのは達もユラリと起き上がり、頭や顔、至る所から血を流しながら俺を睨みつけてきた。
なのは「ちょっと私達が緋村君達と居ただけで、こんな風にしちゃうなんてさ・・・・酷過ぎるよ」
ハルカ「私達はアンタの道具じゃなければ、ペットじゃないのよ?アンタのその醜い八つ当たりや嫉妬をこっちに向けるの、やめてほしいんだけど」
フェイト「いかにも自分だけが被害者面をしないでほしいな・・・・・」
アリサ「傷付いてるのが自分だけって思ってんじゃないでしょうねぇ?」
はやて「私等がいつまでも、君のモノって思ぉてたら大間違いなんやけど」
すずか「君はどうしようもなく、最低だよね・・・・」
響子「あなたみたいな人なんて・・・・誰も好きになんかならないわよ」
ガージェス「この人殺し・・・・」
ミュウ「人殺し」
なのは「人殺し」
フェイト「人殺し」
アリシア「人殺し」
はやて「人殺し」
すずか「人殺し」
アリサ「人殺し」
ハルカ「人殺し」
響子「人殺し」
ガージェス「ヒト殺し」
ミュウ?「人ゴロシ」
ガージェス? ミュウ?「「ヒトゴロシ」」
なのは フェイト アリシア「「「ヒトゴロシ!」」」
はやて アリサ すずか「「「ヒトゴロシ!」」」
ハルカ 響子「「ヒトゴロシ!」」
全員「 人 殺 し!!!!!!! 」
~聖王医療院・透の病室~
透「~~~~~・・・っがぁっ!!」ガバッ!
リコ『マスター!?』
俺は起き上がると辺りを確認した・・・・色々パニクッとって、何が何だか分からずにおった。
透「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・・」
激しく肩で息をする俺、身体中が火照っとるのがわかり、加えて酷い汗をかいてしもぉとる・・・・・超気持ち悪い。
ヤクモ『マスター・・・・大丈夫ですか?』
ライラ『酷く魘(うな)されておられましたけど・・・・・』
俺はライラに魘されてと聞き、辺りを見回しながら脚へと視線を移した。
透「魘されて?・・・・ここは・・・・・・あぁ・・・そうか、俺・・・病院に居るんじゃったっけぇ」
自分の両脚のギプスを見て、ようやく今の状態を把握した。
透「(なんじゃ・・・・・アレは・・・夢じゃったんか・・・)ハァ・・・・・ハァ・・・・・フゥ」
やっと呼吸も落ち着いてこれたような気がした時にヤクモから声が掛かった。
ヤクモ『マスター・・・本当に大丈夫ですか?変な夢でもご覧になられましたか?』
透「・・・夢・・・・・・」
俺は『夢』というキーワードを聞きさっきの夢を思い出していた、意外な事にさっきの夢はハッキリと覚えちょるんよなぁ。
しかし、さっきの夢を思い出した瞬間、俺は突然胸から込み上げてくるものを感じた。
透「!!・・・うぷっ!!」ドサッ
俺は激しい吐き気・・・・というか、すぐにでも吐きそうじゃったんじゃけど、なんとか口を手で押さえながら急いで備え付けのトイレに駆け込もうとベッドから降りた。
じゃけど、俺は両脚をギプスで固定されとることを忘れてしまい、両脚にくる痛みで立てず病室の床に無惨に転げ落ちた。
リコ『マスター?!』
突然の俺の行動に驚いたヤクモ達、心配して俺に声を掛けてきたんじゃろうけど、俺は急いでトイレに行って吐きたかったけぇそんな声を聴く余裕が無かった。
じゃけど歩けん俺にとってはどうすればトイレに行けるか、答えは簡単・・・・・床を這いずって行くしかない。
そしてなんとかトイレに辿り着くと、丁度我慢の限界と言わんばかりに俺は盛大に吐いた・・・・吐いて吐いて・・・・・吐きまくった。
どんだけトイレに居ったんかは分からん、とりあえず俺は吐き終わって?自力でベッドに戻り布団を被った・・・・が、さっきの夢の所為か・・・・眠れん。
ライラ『・・・・どうなさったんですか?マスター』
透「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちょっとの」
リコ『ちょっとって、ちょっとってレベルの状態ではありませんでしたよ!?どんな夢か話してくださらないんですか?話せば楽かもしれませんよ?』
あんなんを・・・・・・コイツ等に言えるか?気軽に相談できるようなモンじゃ無いであんなん・・・・。
透「スマンけど、眠いけぇ・・・・・・また今度の」
ライラ『あ、マスター!?』
ヤクモ『・・・・・・・』
寝るとは言ってみたものの、寝るとアレをまた見そうで怖いの。
結局、俺はまた不眠症に悩まされる羽目になり、夜はずっと・・・・ヤクモ達にバレんように起きるしかなかった。
アリシア Side
最近、透の様子がおかしい。
いきなり何を言い出すのかって思うかもしれないけど、本当に透の様子がおかしいんだって!
透がクロノのお父さんを出現させたり、透の本当のレアスキルが判明したりって事があった日から約2週間くらいが経過したんだけども・・・・。
その翌日から透が私達を『避けてる』ような気がするんだよね。
まず始めに、その翌日の日に私が透のお見舞いに行ったんだよね・・・・・何でいきなり私が行くのかって?
そりゃぁ皆を出し抜いて透とイチャイチャ・・・・は控えるけど、ここの所管理局内部がゴタゴタしてて任務だったりも忙しくなるって言われてたけど、他が忙しく私達はマダラを倒したっていう功績があるらしく、しばらくは何もしなくて良いとの事・・・・まぁそれでも事務的なのはあるけど。
それでも手の空く人は出てくるわけで、偶々私が空いてたから透のお見舞いに行ったわけ。
ちなみに行く途中で榊に会ったけど、アイツが何か言う前に『雷襄』でフルボッコにしてやったけど。
榊もそうだけど、緋村や他の局員には透の居場所をバレるわけにはいかない・・・・あの二人はすぐ透に危害を加えようとするし、他の局員だと透が『マダラ』だとすぐにバレる事は無いかもしれないけど、公安や研究所の連中にバレるかもしれないから油断は出来ない。
まぁそれは置いておいて、意気揚々と透のお見舞いに行ったんだけど、病室に入った途端透に物スッゴク驚かれた・・・・・ていうかビビられた。
結構私的にはショックなんだけど・・・・・。
更にショックだったのが、私が帰るまで一度も目を合わせてくれなかったことかな・・・・・・それに妙に余所余所しいんだよ。
まぁその日は、昨日色々騒がしかったから疲れが抜けてないんだろうなって思って、気にせず帰ったんだけどね。
次の日にはなのはが行ったんだけど、やっぱり透の様子がおかしかったらしい。
ちゃんと私は透の事は言ったよ?疲れてる事とか・・・・・それでもおかしかったらしい。
なのはは透がどれくらい入院するかは分からないけど、暇だろうから本を持って行ったんだって。
でも透は本を受け取ると、すぐに本を開いて読み込んでたらしい。
あとなのははヴィヴィオも一緒に連れて行ってたらしく、ちゃんと透に挨拶してなかったからさせとこうとしたらしい。
だけどヴィヴィオは前の透がナカジマ三佐が誘った時の『闇透』(命名:ハルカ)にビビってたのか、なのはの後ろに隠れたまま挨拶出来なかったんだって。
まぁ透も透で、なんかヴィヴィオの事を睨んではいなかったけど、とにかくヴィヴィオの事を見てたらしいけど、会話をしようとはしなかったとのこと。
それからしばらくしてリハビリをするよう看護師の人と一緒に出て行った、それっきり帰ってこなかったからなのははメモだけ残して帰ったんだって。
そしてその次の日には私の自慢の妹のフェイトが行った。
フェイトは勇気を振り絞って透に『あぁーん』をしようとしたらしい・・・・・なんとも羨ましい。
だけどやろうとすると透はお皿の上の一つを素早くとって勝手に食べてたらしい・・・・・明らかにおかしいよね。
それからもはやて・アリサ・すずか・シグナム・ヴィータ・シャマル・アインスと立て続けに行ったんだけど、やっぱり皆同じ反応だった。
それにスバル達やカリムさん達も行ったんだけど、自分達も妙に避けられてると言っていた。
やはりおかしい、私達何かしたのかなぁ?・・・・・さっぱり分からない、思い当たることはありすぎるけど、一体どれの事なのか分からない。
アリシア「てなわけで、講師の方にお越しいただきました」
ヤクモ『・・・・・えと、どうも?』
アリサ「何でヤクモ達がココに居んのよ・・・・てか講師って何よ?」
はやて「てゆーかアリシアちゃんは誰に言うるん?」
まぁまぁはやてさん、そこはスルーということでね・・・・。
私達は機動六課内の会議室にてヤクモを囲むようにして並んでいる。
アリシア「いやぁ、今迄で一番透の近くにいたというカテゴリーということで・・・・・というか私が呼んだわけじゃないよ?」
すずか「呼んだ・・・・というか、持ってきたのは私だよ。ヤクモに直接頼まれたんだ」
手を挙げて答えたのはすずかだった。
なのは「ヤクモが?」
ライラ『ハイ、少し皆さんにお話しした方がよろしいかと思いまして・・・・』
ハルカ「その前に気になったんだけど、どうやって透の所から持ち出せたの?」
リコ『先日カリム・グラシアさん達がお帰りになられた後、マスターがリハビリを行ってる隙にコッソリとすずかさんのラボにメールを出したんです。話があると』
すずか「持ち出す理由は何とでもなったからね、単純に前にコピーしたデータに不備・不足があったから正確に取り出したいから貸して?とか、前の戦闘から全然整備してないから、いざって時に使えないんじゃ困るでしょ?とか言ったら簡単に貸してくれたよ・・・・その時も目を合わせてくれなかった」シュン・・・
淡々と答えたすずかだったけど、透の冷たさに肩を落とした。
やっぱりおかしい・・・・・おかしすぎるよ。
響子「それで、ヤクモは何を話に?」
ヤクモ『ハイ、実は・・・・皆さんもうお気付きだと思いますが、最近のマスターが皆さんを避けていることについてです』
フェイト「知ってるの!?」
ヤクモ『知ってる・・・・と申しますか、聞いたと言った方が正しいですね。私はそのことを話すつもりだったのです』
はやて「聞いたって・・・・・誰に??」
リコ『マスターの中にいる人物・・・・・『白』です』
ヤクモの話はこうだ。
ここ最近の透の私達に対する姿勢が可笑しい事は流石のヤクモ達も気付いてたらしい。
それに、毎晩夢に魘されており、しかも相当酷い夢だったのか夜中起きてはトイレに自力で駆け込んで吐いているらしい。
流石にコレはと思ったヤクモ達は何とかして透に何を見たのか?とか相談に乗りますよ?と心配して声をかけたとのこと。
だけど自分達が聞いても透はすぐに「何でも無ぇっての」という始末らしい。
でもそんなある日の夜、珍しく寝た(どういう意味?)透にヤクモ達は透ではなく奴を呼んだらしい。
それが『白』だった。
ヤクモ達は自分達では透から何があったのか聞く事が出来ないし知ることが出来ないと思い、四六時中透と一緒に居る白に話を聞こうと思ったらしい。
その白曰く、
白「透ノ野郎、アイツ等ガ大勢デ来タ次ノ日カラ妙ナ夢ヲ見ルヨウニナッチマッテナァ・・・・・知リタイカ?」
と言ってきたので、失礼と思いつつも知りたいと答えたら意外にもアッサリと教えてくれたらしい。
ヤクモは私達に白から聞いたことを余さず答えてくれた。
そして又聞きだったけど、聞いた私達はかなり驚いた・・・・うん、スンゴイ衝撃だった。
アリサ「ハ、ハァァァ!!??」//////////////
ヤクモから話を聞いた途端、声を荒げたのはアリサだった。
アリサ「なななな何見てんの透はぁぁぁ!!」
ヤクモ『何とは・・・・俗に言うセ「言わなくてもいいから!!!」そうですか』
アリサ「そそ・・・・そのぉ・・・アタシ達がアイツ等とエエエエッエッチな事してる夢ですって!!??訳わかんない!!!」///////////
一方的に声を荒げてるのはアリサ一人だけだった、私含めた他の皆は微妙な顔をしてた。
そりゃぁ私だってアリサのように叫びたいよ・・・・けど、その後の事がね・・・・。
ヴィータ「それに関してはアリサにスッゲ同意するな」
アインス「右に同じく」
はやて「いやいや、何ナチュラルにアンタらも入って来てん?つーかいつ入って来たん?」
いつの間に入って来たのか、シグナム達が揃って会議室に居て私達の会話に参加してた。
シグナム「わ、我々にも関係のあることのようだったので参加をと」////////////
はるか「私は響に付いてきたの♪」
響「じゃないでしょ、はるかが無理矢理私達を連れてきたんでしょ?・・・はぁ、ゴメンナサイ七咲まで」
逢「いえ・・・・驚きはしましたけど」
響先輩はいいけど、はる先輩や逢はアリサとシャルルの会社を抜けても大丈夫・・・・・・なの?
アリサ「そ・れ・よ・り・も!!冗談じゃないわよ!!何でアタシがあんな腐った奴等なんかと・・・そ、そんなことしなきゃなんないのよ!!」/////////////
終始顔を赤くしたままキレ続けてるアリサ・・・・よくその状態を維持出来るよねぇ。
ライラ『・・・・本来の問題はそこではないんですが・・・・・・』
フェイト「何で透がそんな・・・えっと・・・・・ゆ、夢を見るようになったのかってことだよね?その原因って・・・・」
フェイトの言葉に続く様にハルカが透の精神的な面の原因を言った、皆は黙って頷いた。
ハルカ「透がそんな夢を見てしまったのは、十中八九ガージェスとミュウの『死』でしょうね」
はやて「・・・・・・・・」
アリシア「・・・・・・・・」
私はハルカの言葉を聞いてちょっと考えてみた。
あそうだ・・・ちなみに今室内にいるのは、なのは・フェイト・私・はやて・すずか・アリサ・響子・ハルカ・シグナム・シャマル・ヴィータ・アインス・響先輩・はる先輩・逢。
・・・・・何だろ?女だけなんだけど、暑っ苦しいような・・・・。
まぁでもこの場にスバル達がいないことが救い・・・・なのかな?
って、ありゃりゃ・・・脱線しちゃったなぁ・・・。
とりあえず、私なりに考えてみた。
透の夢の原因・・・・それはガージェスを殺した事とミュウを死なせてしまった事、他にも色々あるんだろうけど・・・何か決定的というか・・・・・そもそも何で透が私達を避けるのかが分からない
ハルカ「(考えられそうなのは、殺してしまった自分が私達に釣り合うはずが無いだの資格が無いだの・・・ss小説とかでありがちな事っぽいんだろうけど・・・・・何かしら?何か釈然としないのよね・・・)」
皆も私と同じように考え込んでいると、いきなり室内に携帯の音が鳴り響いた。
prrrrrr♪ prrrrrr♪
なのは「わっちょっ!ゴ、ゴメン!!」
音の出所はなのはの携帯からだった・・・って何で携帯なんて持ってんだろ?
アリサ「ちょっとなのは、アンタ何で携帯なんて持ってんの?デバイスで充分でしょう?」
あ、アリサが今まさに私が思ったことを口に・・・・・。
なのは「あぁ・・・コレ実はお母さんの携帯なの、返しに行きたいんだけどこっちにはまだ来れないからしばらく預かってくれって・・・・ってちょっとゴメン」
そう言うとなのはは携帯に出た、そういえばふと気付いたんだけど、地球からの電話って繋がるっけ?
・・・・・・・・・・・・・考えないようにしよ。
なのは「・・・・うん・・・・・・ゴメンお母さん、今は・・・・・え?・・・・いや・・・大丈夫だから・・・・・・ぅっ・・・・・わか、分かったから!・・・・・はぁ、実はね」
すぐに切るかと思ったけど、何やら揉めてる・・・・というか、なんだか怒られてる・・・・・とも違うし・・・・・なのはが桃子さんと何かを言い合ってるようにも見えた。
なのは「・・・・・そう・・・・透君が・・・・・・なんだよね・・・・・え?・・・・・さぁ?それは・・・・・・・ええ?!・・・・でも、それってどういう・・・・・何でお母さんが・・・・うん・・・・・分かった、皆に言ってみる・・・・うん・・・じゃぁね、あっ、携帯は来週くらいに届けるから・・・じゃぁね、はぁ~い」ピッ
桃子さんとの会話がやっと終わり、携帯を切ったなのはが私達の所に来た。
その顔はなんか微妙な顔をしてたけど、私は思い切ってなのはに聞いてみた。
アリシア「桃子さん、何て言ってた?話したんでしょ?透の事」
なのは「うん、お母さんに透君の事を話したらね、透君・・・・不安なんじゃないのかって言ってた」
シャマル「・・・・詳しく聞かせてもらってもいいかしら?」
なのは「はい、透君は確かに人を殺した事とか助けられなかった事に対して深く悲しんでました。そこは変わりません、でもそれだけじゃなく私達に対して攻撃して来たり本当の事を打ち明けなかった事に対する後ろめたさがあったことも事実」
すずか「・・・・透君だけの責任じゃないのにね」
ハルカ「(まぁでも、ここまで聞いたらさっき考えた結果になるんだろうけど・・・)」
なのは「でもね、透君にはまだ不安となる要素がいくつかあるってお母さんが言ってたの」
アリサ「要素って・・・・何?」
なのは「『武器恐怖症』による不安、怪我による不安、それらもあるんだけど・・・・一番不安なのが」
アリシア「い、一番不安なのは?」
なのは「透君自身と私達への不安だって」
はやて「透君自身と私達へのって・・・え?何なんそれ?」
正直、私もはやてと同じ反応なわけで、桃子さんが何を言いたいのかが私にはサッパリだった。
ハルカ「・・・・・・」
なのは「私も訳が分かんないよ・・・・・あでも、ハルカちゃんならもしかしたら分かるんじゃないかしら?ってお母さんが言ってたよ」
皆の視線がハルカに集中する、ハルカは手を顎に当てて何かを考えているようではあったけど・・・。
響子「ハルカさん、本当・・・・ですか?」
ハルカ「・・・・もしかして・・・・・・・だけどね、いや・・・・・でも桃子さんが言ってたことが本当なら・・・・」
しばらく考え込んでたハルカは顔を上げ、私達を見ながらこう言った。
ハルカ「あのさ、明日なんだけどさ・・・・・・ちょっと考えたんだけど・・・・ねぇ?乗ってみる気ない?」
明日って、確か明日はハルカが透のお見舞いに行く日だったはずだけど。
アリシア「乗るって・・・・・何に?」
ハルカ「そりゃもちろん・・・・・」
ハルカが私達から数歩距離を置いてから、此方を向いた。
ハルカ「透に素直になってもらう事よ」ニヤァ
その顔はスッゴイ嫌な感じの笑みを浮かべてた・・・・・ニヤァってするハルカなんて見た事無いよ。
Side out
第三者 Side
~機動六課隊舎内・会議室の扉前~
なのは達が秘密の?会議をしている扉の外では、二人の少女が中の様子を聞こうと聞き耳を立てていた。
???「ふむふむ・・・・」
???「ふむふむ・・・・じゃないわよ!アンタ何やってんのよ!?バレたらアタシまで怒られるのよ?!」ヒソヒソ
???「だってなのはさん達が入ってったきり、出てこないから気になったんだもん・・・・でも・・・これはいい事聞いたかもね」ヒソヒソ
???「ハァ?アンタ何言って・・・」ヒソヒソ
???「明日、???も一緒に行こ?井上さんの病院に」ヒソヒソ
???「えぇ?!な、何でいきなり・・・・」ヒソヒソ
???「だって気にならないの?井上さんの事、???だって好きなクセに」ヒソヒソ
???「なっ!?ばっ!アンタ何言ってんのよ!?」ヒソヒソ
???「ん~でも??姉にはちょっと悪いかなぁ・・・・??姉も井上さんの事気にしてたし・・・」ヒソヒソ
???「ちょっと、アンタ話聞いて・・・ってヤバい!なのはさん達が出て来ちゃう!」ヒソヒソ
???「わっ!ちょっ!うそっ!?」ヒソヒソ
そう言うと、オレンジ髪の少女が短髪の少女を引っ張るようにして会議室からトンズラした。
その姿は二人の少年少女に目撃されていた事も露知らず。
エリオ「・・・・見なかったことにしようキャロ」
キャロ「そう・・・・だね」
フリード「キュル~・・・・・」
所変わって聖王教会。
~聖王教会・執務室~
カリム「ふぅ、こんなとこね」
シャッハ「お疲れ様ですカリム」
カリム「ええ、ありがとうシャッハ・・・・にしても、大丈夫かしら彼」
シャッハ「・・・明らかに様子が先日とは違ってましたが・・・おそらく怪我の様子が芳しくないのでしょう、なんと言っても5年もの間、ずっと戦い通しだったそうですし」
カリム「そう・・・・・なのかしらね・・・・・・・・・・・・」
シャッハ「?・・・・騎士カリム?」
カリム「・・・・シャッハ、明日もう一回彼のお見舞いに行きましょ?」
シャッハ「は・・・・・ええええ?!?な、何を言い出すのですか貴女は!?」
カリム「何って、言ったじゃないお見舞いに行くって、彼の様子がどうにも気になるからよ・・・あなたは行かないの?」
シャッハ「え、いや、そういうわけでは・・・・・・って話を変えないでください!」
カリム「行くんだったらハリベルさんやエメリッヒさん達を数人連れて行った方がいいかしら?ここ最近、あの人達も会ってないようだし」
シャッハ「話を聞いてください騎士カリム!ちょっと、聞いてるんですか!?」
またまた所変わって、聖王教会内の広場。
そこには5人の少女が何をするでもなく集まっていた、近くにはシスターが数人いる。
~聖王教会・広場~
レン「・・・・先生に会いたい」
ディア「また唐突に言うなお前は」
シュテル「ついこの間会いに行ったばかりじゃないですか」
ユーリ「でもレンの言うことも分かりますよ、私も先生に会いたいですよ」
レヴィ「それに前会いに行った時、先生の様子変だったしさぁ」
ディア「まぁ・・・確かにそうなのだがな」
レン「・・・・・決めた」
ユーリ「レン?」
レン「レン、先生に会いに行く」
ディア「何っ!?お前何を言ってるんだ!?」
レヴィ「ズルいよレンお姉ちゃん!僕も行く!」
ユーリ「あなたまで何言ってるんですか!?」
シスター「(あの子たち今日も元気ねぇ~)」
シュテル「・・・・・・待ってください二人とも」
ディア「オォ!シュテルよ、お前からもこやつ等を止めて」
シュテル「行くなら明日にするべきです、さっそくカリムさん達にご相談を」
ディア「行くんやなくて止めなアカンの!!」
ユーリ「ディアーチェ?!オリジナルの口調が出てますよ!?」
あとがき
・・・・あ、いや・・・・ホントに・・・・何と言ったら良いやら・・・・とりあえず見てくださった皆様、ありがとうございます。
それと、気分を害された方々には本当に申し訳ありませんでした。
ですが、緋村達に対して気分を害されたというのであれば、それはそれで私の表現力が多少良かったと思いますが・・・・・それでも申し訳ありません!
本当にどこまでが良くて、どこまでがダメなのか分からないので、これを投稿して良いのかハッキリ言って超超心配です。
えぇ~今回は序盤は透の夢、ということで・・・なのは達があの馬鹿二人とイチャイチャ・・・・・を通り越しての行為をしちゃっているのを見てしまい、更にそれを見てしまったことにより我を忘れ、なのは達をその手にかけてしまった。
そして、混乱する中でガージェスとミュウ、それになのは達に責められての目覚めということでしたが・・・・・・・。
もし自分がそういうのを見たら・・・・どうするんでしょうね?
結果透はなのは達を避けてしまう羽目になってしまったようですが・・・・・原因の一部となる奴らが今回は出てませんね。
まぁ今回はこんな風になってしまいましたが、次回は・・・・・あまり不快にならないと言いますか、透が若干壊れますね・・・・・キャラ的にです。
さて次回は!!ヤクモ達によって透の事を聞きだしたなのは達!ハルカが何かを企てているようですが、一体何をするというのか!?そしてなのは達の話を聞いていた少女たちとカリム達、そしてシュテル達はどうするのか!?
では次回をお楽しみに!!感想等お待ちしております・・・・・・・ていうかお願いしますホント!!!
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第44話 悪夢と悪巧み?