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ALO~妖精郷の黄昏~ 第21話 アンダーワールドにて…

本郷 刃さん

第21話です。
今回からしばらくの間はアンダーワールドによるアリシゼーション編になります。
イチャラブはないので申し訳ないですが、是非楽しんでください。

どうぞ・・・。

2014-05-11 11:30:27 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:10674   閲覧ユーザー数:9811

 

 

 

 

 

第21話 アンダーワールドにて…

 

 

 

 

 

 

 

和人Side

 

海上に浮かぶRATH(ラース)の施設、『オーシャン・タートル』。

久しぶりにここへやってきたのだが今までとは違って俺は明日奈と共に来ている。

事前に菊岡へと連絡を入れ、迎えのヘリに乗り込んでつい先程ここへ到着し、

いまは彼らのいるエリアへと移動中である。

 

「しかし、一時は訪れないとおっしゃられていた割に早い再訪問になりましたね、桐ヶ谷さん」

「そうですね、中西一等海尉……ですがさん付けはやめてください。子供ですよ、俺」

「いえいえ。なんと言っても菊岡二佐や比嘉博士、神代博士の大切なお客様ですから。

 一般人とはいえ粗末な扱いはできません」

 

それに凄い少年だと思っているのは本当だ、という言葉に俺は苦笑した。

まぁ凜子さんはともかく、階級の高い菊岡とタメ口で平然と話し、

比嘉と難しい会話をしていればそう思われるのも仕方がないのかもしれないな。

そんな中、俺の隣で手を繋いで歩く明日奈はソワソワとキョロキョロと辺りを見回している。

物珍しさとこれからのことに僅かながら緊張しているのかもしれないな。

 

「なんだか凄いところだね…。映画に出てくるような場所みたい」

「それは言えてる。だが中枢や研究部屋はもっと凄いぞ」

 

彼女の手を優しく握り締めると感嘆の声でそう言ってきたので、俺もそれに応じた。

中西一等海尉はそんな俺たちを見て笑みを浮かべている。

 

「なんだか絵になりますね、お二人は」

 

遠回しにお似合いだと言われ、その意味に気付いた明日奈は頬を紅く染めて照れくさそうにし、俺は礼を告げた。

そんな会話が続いてから、俺たちは菊岡たちの待つ部屋へと辿り着いた。

 

「久しぶりだね、キリト君。アスナ君も、結構久しぶりかな」

「お久しぶりね、キリト君、アスナさん」

 

巨大なモニターに映る街並み、それを見据えられるモニター前の椅子に座っていた菊岡と凜子さんが言葉で迎えてくれた。

また、比嘉も立ち上がるとこちらに近づいてきた。

 

「お久しぶりッス、キリト君。それとはじめまして、結城明日奈さん。比嘉タケルッス」

「あ、はじめまして」

 

挨拶を交わす2人、俺も3人と周囲のスタッフに声を掛けたあと、

明日奈を凜子さんとタケルに任せ、少し離れたところで菊岡と話しをする。

 

「驚いたよ、いきなり『アンダーワールド』に行きたいなんて言うもんだから。

 でも逆に納得したところもあったかな……こちらでも丁度、あちらに異変を察知したからね」

 

異変という言葉に眉を顰めると気付いたというその事柄を教えてくれた。

なんでも、俺の3日間における長時間ダイブの翌日、簡単に言えば俺が金本に襲われた日のことなのだが、

アンダーワールド(通称『UW』)を観察中に不自然な信号を確認したらしい。

まぁその不自然な信号こそ茅場が発したものなのだけど…ともあれ、

それを詳しく調べるためにシステムにアクセスしたところ、UWのカーディナルに異常が見られたとのこと。

詳しく調べようにも、システムに詳しく、それでいてVR世界に詳しい俺は金本に襲撃を受けたり、

テストで忙しかったりなどするために招集するのに躊躇われたという。

そのため、外部からUWの機能そのものを一時的に凍結させ、

期を待っていたところに俺からの連絡という渡りに船な状況になったわけだ。

ま、俺は俺でそのUWの異変の理由を茅場から聞かされているが、それを菊岡に話す訳にはいからないからな…。

 

「そういうわけで、UWの凍結したシステムを復旧させると同時にキミにはダイブしてもらうことになる」

「了解した。FLA(フラクトライト・アクセラレーション)倍率はいつも通りの1000倍で頼む。

 それと、あちらの俺(・・・・・)の記憶を全て解放してくれ。

 あとはALOの俺のデータをSTLに組み込んでくれ、以前の実験通りにな」

「正気かい? いや、それくらいなら誤差もなくできるけど、いいのかい?」

「構わない、もとより2,3年程度の魂の寿命など捨て置くつもりだ。

 その程度でUWを救えるのなら安い物だし、人間の記憶は140年分は記憶でき、

 人間自身の寿命を合わせても問題無いだろう」

 

そんな俺の言葉に菊岡は一瞬だけ寂しげな表情を見せるも、それをすぐに隠した。

自分の命を削るようなセリフを聞き、それを若い俺に任せることしか出来ないのが悔しかったのかもな。

 

「こっちは任せろ……それよりも、明日奈を頼む。万が一のことがないとは言い切れないからな」

「分かった。こっちでなにかあっても、彼女だけはなんとしても守り通してみせるよ」

 

キミに殺されたくないからねと冗談めかして彼は言ったが、俺と菊岡の間ではそれが冗談ではないからそう言ったのだ。

それを冗談っぽく言えるくらいには信頼しているけどな。

 

「あぁそうだ、忘れるところだった。コレを…」

「このディスクは?」

「保険だ。オーシャン・タートル中の機材にインストールしておいてくれ」

「ふむ、キミが言うんだから相応の物なんだろうね」

 

俺が渡したディスクを受け取り、一度思案したようだが一応納得してくれたようだ。

中身を調べるとは思うが、調べれば理解も納得もするだろう。

 

「ではそろそろ」

 

話しを終えた俺たちはまだ話しをしている3人の元へ歩み寄り、

俺と明日奈はSTL(ソウル・トランスレーター)のある部屋へと案内された。

 

 

STLのある部屋へ辿り着くと、そこには安岐さんの姿があった。

 

「やっほ、桐ヶ谷君。明日奈ちゃんも久しぶり」

「安岐さん!? どうしてここに!?」

 

自衛隊用のナース服を着用している安岐さんが挨拶したところ、明日奈は驚きの声を上げた。

 

「それじゃ、私の正体を知らない明日奈ちゃんに改めて自己紹介を……安岐ナツキ二等陸曹であります!

 フルダイブ中の桐ヶ谷君の身体保護は本官が責任を持って務めさせていただきます!……なんてね」

 

安岐さんの冗談めかした自己紹介とその事実に驚愕している明日奈。そんな彼女に俺は事情を説明した。

安岐さんが『自衛隊東京病院高等看護学校』の卒業生であることを伝えると明日奈は納得したように頷いた。

俺も明日奈も、自衛隊の看護学校を卒業するとナースだけではなく、

自動的に軍人としても組み込まれることを以前に資料で知ったからだ。

それから隣にある更衣室で病衣に着替え、STL用のジェルベッドに腰掛ける。

 

「それじゃあ明日奈。出来るだけ早く終わらせてくるから、良い子で待っててくれるか?」

「もぅ、わたしの方が年上なんだけど……でも、行ってらっしゃい。頑張ってね」

 

STLにおける魂の寿命の消費については説明済みであり、また痛覚も再生されることを伝えてある為、

俺のことを心配してくれている明日奈の表情は良い物とは言い難い。

それでも、信じて見送ってくれる彼女の為に、俺は全力で為すべきことを成すだけだ。

そして明日奈と深いキスを交わす。

 

「それじゃあ…」

「あぁ…」

 

明日奈からすればたった1,2日程度、しかし俺からすれば年単位で明日奈やみんなと離れることになる。

だからこそ、昨日は結構楽しませてもらったんだけどな(黒笑)

安岐さんに促されて部屋から出た明日奈。俺はベッドの上で横になり、電極などを張られる。

そして、準備が整った…。

 

『キリト君、心の準備はいいね?』

「あぁ、頼む」

 

傍のスピーカーから聞こえた菊岡の声に応じてから瞳を閉じて…、

 

『UWの凍結を解除。STL4号機のシステム起動を確認。フルダイブリンク開始。

 音声確認後、自動的にフルダイブします。どうぞ』

「リンク、スタート」

 

システム音声に対し、お馴染みの言葉を告げ、俺はUWへとダイブした。

 

和人Side Out

 

 

 

 

キリトSide

 

空気に匂いを感じ、瞳を開く。どうやら森の中で横たわっていたらしく、上半身を起こしてから辺りを見回す。

鳥の囀りや小動物の鳴き声、木々の小さなざわめき、水のせせらぎが聞こえる。

 

「ここがUWか、本当に現実世界と大して変わりないな…」

 

それを再認識してから、自分の中の記憶を思い起こす。

 

『ルーリッドの村』で生活し、友人のユージオやアリス、周囲の人たちとの時間、

『ギガスシダー』と呼ばれる大樹を切る為に斧を振ったこと、

小さなことでも数多くの記憶が溢れるかのように思い出し、思わず頭を押さえてその負荷に耐える。

 

正直、凄まじい痛みを伴ったが、これも生きていくために背負わなければならないことだ。

記憶の整理を終えてから、側にあった小川の水を汲んで飲み干す。

甘露とはこのことか、今まで味わったこともない水の美味しさに感心しつつ、今度は顔を水で洗ってスッキリさせた。

 

「さて、まずはステータスの確認でもするか…」

 

左手を動かしてステータスウインドウ、UWでは『ステイシアの窓』と呼ばれているものを開く。

 

この世界では『天命』と呼ばれるHPや『神聖術』と呼ばれる魔法を行使する為のMPも存在しているため、

それを確認するとSAOとALOで用いていた『キリト』のもの。

さらに、所有している武器は『ダークリパルサー』、『エリュシデータ』、『アシュラ』、『ハテン』、

『セイクリッドゲイン』、『ダークネスペイン』という愛剣たち。

加えてALOで俺が着用している愛用の防具などなど……自分で言うのもアレなのだが、

敢えて言わせてもらう、チートであると!

 

とはいえ、これは俺自身が菊岡に頼んで行ってもらったアカウントデータの移植であり、

俺は事前にこの4本の剣と2本の刀のみを持たせておいたわけだ。

早々にこれらを扱うつもりはないが、万が一に備えてはおきたいからな。

その内の1本であるエリュシデータを選んで背負う。

 

そろそろ行動に移そうと思った時、何かを叩いているような音が聞こえてきた。

その音に懐かしさを覚えると同時に、あぁアイツがいまでも『天職』を熟し続けているんだなと苦笑する。

森を歩き、しばらくすると俺はその大樹の元に辿り着いた……丁度その時、大樹の反対側から少年が顔を覗かせた。

彼の顔を見て、思わず久しぶりだと感じ、声を掛けそうになるが、念を込めてそれを抑えた。

直後、それは正解だったと自覚した。

 

「キミは誰? 何処から来たの?」

 

幼い頃からの友人であるはずのユージオはそう告げた。彼は俺のことを覚えていなかった。

あの長時間フルダイブのあと俺がログアウトしたことで、

その誤差を修正するために俺の事柄に関して情報を抹消された。

一応、事前に菊岡からそう聞いてはいたが、実際に目の当たりにすると少々くるものがある。

だが、それを表には出さずに俺は言葉を返す。

 

「俺はキリト。この世界を旅して周る『剣士』だ…」

 

その言葉を聞いた彼は、目を丸くして呆然としていた。してやったり…。

 

 

俺たちはギガスシダーの樹に体を預けながら話しをすることになった。

 

「それじゃあキリトは天職を授けられた年に終わらせて、それから旅を続けているんだ。凄いね、僕と同じ年なのに…」

 

お互いに呼び捨て合うことを決めてから、俺は真実半分嘘半分の経歴をユージオに話した。

 

両親を赤子の頃に亡くし、母の親族に愛情を受けて育ててもらい、

10歳の頃に授けられた天職である『洞窟の奥に眠る秘宝』を持ち帰るというものを終わらせ、

世界を知るために旅人を兼ねた剣士になり、この数年間をこの世界中を放浪していたということを告げた。

 

その際に愛する女性と出会い、彼女といつか再会するということも…。

 

「その女の人とは、恋人同士なのかい?」

「あぁ、でも前に会ったのは数ヶ月前だ。今回は長くなるって伝えたからな」

 

本当はここに来る直前まで一緒だったのだが、

この国以外の国出身ということにしているから敢えて数か月前とさせてもらった。

ついでに婚約者だと伝えれば、それはもう驚きのなんのという表情をしていた。

 

「それで、キリトはどうしてこの森に? 普通ならルーリッドの村にそのまま来ると思ったんだけど」

「あぁ、途中で黒毛狼の群れに襲われてな。

 さすがに街道では戦うには分が悪そうだったし、

 かといって人が住む場所の近くだとどんな不足の事態があるか分からないから、道を外れて進んだってわけ。

 そしたら少し迷ってな、そんな時にユージオに会えた」

「そうなんだ……本当に凄いね、キリトは」

 

これまた適当なことを言ったのだが、あっさりと信じられてしまったので罪悪感が半端じゃない。

すまない、ユージオ…。

 

「キリトが自分のことを話してくれたから、僕も自己紹介がてら話しておこうかな」

 

そう言うと、ユージオは自身の身の上話を始めた。

 

アリスという幼馴染の少女が居て、自分はこのギガスシダーを切り倒す天職を与えられ、

安息日に出掛けた北の洞窟、そこで道を誤ってしまった結果、闇の国の境界線まで来てしまい、

その時にアリスが躓いてしまって『禁忌目録』に触れてしまった。

それにより、彼女は【人界の守護者】と呼ばれる『整合騎士』によって央都セントリアに連れて行かれたと…その時、

自分は連れて行かれる彼女を見ているしかできなかったと…。

 

 

 

 

ユージオの身の上話は、俺が知っている彼の物と変わらず、

違いがあるとすればそこに俺という存在がいないだけであった。

 

「ユージオ。アリスは生きていると思うか?」

「村長に聞いてみたことがある、『死んだものと思え』って…。

 だから、僕は信じてる。アリスは、絶対に生きてるって」

 

差し詰め、そうしたいと思っている程度か…。まぁ、今はいいか。

それからユージオにパンを分けてもらい、

それを食べてから彼の天職であるこの樹を切る手伝いをさせてくれないかと申し出た。

昼飯を分けて貰ったお礼と言えば、お願いしようかなと言ってくれたので、

彼の持っていた『竜骨の斧』を借りうけ、構える。

 

「斧なんて師匠の家で薪割りした時以来かな? それ以外じゃ使わなかったし」

「師匠って、もしかして剣士の師匠かい?」

 

まぁな、と答えてから一気に斧を切り目に向けて叩きつけた。すると、かなりの音を立てて斧が食い込んだ。

 

「うそ…」

 

その様にユージオは驚愕しきっている。

自身がほんの少しずつの積み重ねで刻み込んだ切り目を、一気に切り進んだのだから当然か。

 

「なぁ、ユージオ。この樹を切る天職に他人が手伝ってはいけないなんてこと、掟にはないんだよな?」

「そ、そうだね…」

「そしてこの樹は1日掛かりで刻んだ深さの半分を夜の内に埋め戻すんだな?」

「う、うん…」

「俺が手伝えば、この樹を早く切り倒せる。勿論、最後に切り倒すのはユージオだけどな」

「キリト、一体何を言って…」

「ユージオ」

「……な、なんだい?」

 

問答を進めてから、俺は真剣に彼を見据え、名を呼ぶ。

怯えつつ、されどそれを見返す真剣なユージオに、言葉を投げかける。

 

「央都にアリスを探しに行きたいか?」

「えっ、そ、それは探しに行きたいけど…」

「けどじゃない。行きたいのか?行きたくないのか?」

「い、行きたい!」

「どうしてもか?」

 

一度はためらいがちに言ったものの、次の問いかけにはハッキリと答え、最後にもう一度聞くと力強く頷いた。

俺としてはまだ回答に不満なため、まずは提案することにする。

 

「提案だ、ユージオ。俺を村に宿泊できるよう誰かに融通を聞かせてもらいたい。

 その代わりに俺はお前の天職の手伝いと、剣術の指南をしてやる。どうだ?」

「どうって………それってまさか!?」

 

提案の意図が掴めなかったようだが、

俺がニヤリと笑うとどうやら先程の会話を思い出したらしく、その意図が掴めたようだ。

これなら、もう一度聞いてもいいかもな。

 

「ユージオ、アリスのことは好きか? 異性としての物じゃなくてもいい。

 友情としてでもいいしな。どうだ、彼女のことは好きか?」

「……女の子としてのアリスが好きなのか、友達としてのアリスが好きなのかは分からない。

 だけど、僕はアリスが好きだよ」

「探し出したいか?」

「あぁ!」

 

及第点というところだけど、合格かな。

俺のこっちでの記憶が正しければ、本当はハッキリとしているはずだが、

アリスが連れて行かれた一件でその思いを無意識の内に封じているのだろう。

ま、今はその話はいいか…。

 

「実は俺も目的があって央都に行きたいと思っていたんだ。

 その前に周辺のことも探っておきたくてさ、それでここに訪れたわけだ」

「そうだったんだ…あ、でもいいのか?僕のことで時間が無駄にならないかな?」

「構わないさ。それにみたところユージオは剣の腕がかなりいいと思う。お前の行く先を見てみたいと思うんだ」

「なんか、キリトって見た目と心の年齢が合ってないよね?」

「よく言われるよ」

 

ユージオの言葉に苦笑しながら答える。

それからユージオの天職を半分手伝ってから、俺たちはルーリッドの村へと向かった。

この日、ギガスシダーの切り目は、今まで切り込んだものと同じほど、切り込まれることになった。

 

 

現実世界での1日は、こちらだと約2年7ヶ月にもなる。

ここに来る前に菊岡には保険用のプログラムを組み込んだディスクを渡した。

明日奈の安全も取りつけた。彼女と離れるのは辛い…けれど、俺にしか成せないことでもある。

だから俺は、必ずやり遂げてみせる。

 

キリトSide Out

 

 

To be continued……

 

 

 

 

 

あとがき

 

というわけでキリトがUWに突入し、アリシゼ編がスタートしました。

 

原作と変わるのはキリトのセリフや立ち振る舞い、行動が主に変化してきます。

 

それにともないユージオの言動や行動、周囲の2人に対する対応も変化します。

 

なんせ我らが覇王のキリトさんですからねw

 

しかしキリトが早くに行動を移さないのは、やはりアドミニストレータを警戒しているが故です。

 

そういうわけで物語の時間の流れは原作と変わりません。

 

なお、現実での1日がUWだと約2年7ヶ月というのはなんとか計算して導き出しました(苦笑)

 

それでは次回で・・・。

 

 

 

 


 
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