岳は旅の途中で英傑劉備こと桃香に
出会った。平和への覚悟を固めた桃香は
今、岳と一緒に森を歩いていた
岳「そうか、じゃあ桃香たちは公孫賛に
会いに行く途中だったのか。」
桃香「うん!白蓮ちゃんとは塾での知り合い
なの、だから、客将として、
置いて貰えないかと思ってるんです。」
岳「桃香はともかく愛紗と鈴々はいけそう
だな。」
桃香「ああ!それどういう意味ですか!?」
岳・愛紗・鈴々「だって・・・・・ねぇ
(なのだ)」
桃香「ぶ~ぶ~」
岳「ほらほら、可愛い顔が勿体ないぞ?」
桃香「か、かわ/////・・・・・もう
ご主人様は冗談が上手いんだから」
岳「???本当にそう思ってるけど?」
桃香「うっ/////」
全くもって岳は超鈍感なんだからな、少しは
気づけよって感じだよな。」
岳「じゃあここでお別れかな?」
桃香「はい、ご主人様はどこに?」
岳「俺は長江に行こうと思ってる」
愛紗「お気をつけて、ご主人様」
う~ん、どうしよう。ご主人様って、
言ってもらえるのはありがたいけど。
まあ、いっか。
鈴々「バイバイなのだ!お兄ちゃん!!」
桃香「また、会いましょう!!」
岳「ああ!いつか必ず」
劉備は公孫賛のところへ岳は長江へ
それぞれ歩みだした。
岳「うわぁ~すげぇ~」
岳の目の前には河とは思えない光景が
広がっていた。
岳「いいもの見れたな、でもこっから
先は袁術の領地だからな。
・・・・・月のところへ戻るか。」
???「はぁ・・・はぁ・・・」
岳「ん?なんだ?」
何かの息継ぎが聞こえた。人だな
振り返ると――――
???「はぁ・・・はぁ・・・」
人が血だらけで歩いて―――
って、はぁ!?なにあれ!?ヤバイじゃん!
岳「だ、大丈夫ですか!?」
駆け寄っていくとこちらに気づき
???「お・・・まえ・・な・に
も・・・・・・の・・だ・・」
(ガク)
岳「おい!?大丈夫なのかよ!!くっそ!!
息は・・・・・なんとかあるか」
傷口はほとんど収まっているし大丈夫だろ
まずは、休ませないと、どっかにないか
・・・・・あそこの洞窟ならいけるな。
岳「・・・よっこいしょ!!」
岳は彼女をお姫様だっこするとその洞窟に
走っていった。
???「はぁ・・・はぁ・・・
母様・・・・・どこにいるの?」
???「雪蓮!!一旦引き上げるぞ!」
雪蓮「けど、母様が!!」
???「今は無理だ、深追いはするな」
雪蓮「くっ・・・・・分かったわ」
パチッパチッ
???「う、う~ん・・・・・ここは?」
岳「気がついた?」
???「貴方が私を?」
岳「ああ、心配しましたよ。血だらけで
歩いているんですから。」
???「ああ、色々あってな、なんなことに
すまなかったな。」
岳「いえいえ、気になさらないでください。
理由があるのですから。」
???「・・・・・なにも聞かないのか?
怪しいと、思わんのか?」
岳「全然、あなたが怪しかったら、
家のじいさんなんか存在事態が怪しい
ですから。―――それに」
???「???」
岳「貴方みたいな綺麗な人を疑いませんよ
俺は」
???「そ、そうか/////」
岳「自己紹介がおくれました、俺は
藤代岳といいます。」
???「ああ、私は孫堅だ。」
岳「えっ!?あの江東の虎ですか!?」
水蓮「ああ、そうだ。」
岳「ほぇ~すごい人を助けたな。」
水蓮「お前も大概だぞ
"天の御使い"さんや」
岳「ッ!?なんで、分かったんですか?」
水蓮「見た目」
岳「そうですか・・・」
次から気を付けよう・・・・・
水蓮「・・・・・・・・・・」
岳「あ、あの~何か?」
水蓮「いやなに、澄んでいると
思ってな、お前の目が」
岳「はぁ・・・・・」
雪蓮「母様~!!!どこにいるの~!!!」
水蓮「おっと、迎えが来たみたいだな」
岳「そうですか、じゃあ俺はこれで、
失礼します。」
水蓮「行くのか?」
岳「はい、待っている人がいるので」
水蓮「ふっ・・・世話になったな」
岳「気をつけて」
雪蓮「母様!!!大丈夫!?」
水蓮「ああ、無事だ。この通りにな」
???「水蓮様」
水蓮「貴女にも心配かけましたね冥琳」
冥琳「いいえ、無事で何よりです」
水蓮「それはそうと、天の御使いに
会いましたよ。」
雪蓮「天の御使いって、あの管路の占いの?
でまかせじゃなかったんだ。」
冥琳「その者は?」
水蓮「孫呉に誘おうかとおもいましたが、
"待っている人がいるから"だそうで、
さっき帰りました。」
雪蓮「そうですか・・・でも、そのうち
会える気がする」
冥琳「いつもの"勘"か?雪蓮の勘は当たる
からな、そのうちか」
水蓮「二人とも早く帰りますよ。」
雪蓮「は~い」
冥琳「御意」
岳「さて、月たちは元気かな」
ただただ日常をいきる今、それが
次第に壊れていくことになるとは
まだ、誰も気づかない
岳「さてと、帰りますか」
次回「最後の英雄!!!
覇王・曹操登場!!」
華林「貴方、私に仕えなさい」
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