No.682463

【獣機特警K-9ⅡG】はじめてのおとまりかい【交流】

古淵工機さん

あのバカップルのことだから何しでかすかわからん。
モカ先生も冷や汗モノでしょうねw

■出演
ミカ:http://www.tinami.com/view/681290

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2014-04-29 13:58:05 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:875   閲覧ユーザー数:831

16:00、とある金曜日の放課後。

ラミナ小学校2年B組から手をつないで二人組のロボットが出てきた。

クラスでもアツアツぶりを見せ付けている、渋谷ミカと斑鳩飛鳥だった。

いつものように手をつないで廊下を歩いていると、一人の教師とすれ違った。

 

「あ、ママ!」

「もう、ミカ…渋谷さん、学校では先生と呼びなさいっていってるでしょ?」

すれ違った教師は3年A組の担任である渋谷モカ。ミカの母親である。

「だぁってぇ~…」

ふくれっ面をするミカ。その隣にいたアスカがモカに訊ねる。

「先生はこれからどこにいくの?」

「ん、ちょうどお仕事も終わったし、まっすぐおうちに帰ろうかなと思ってね」

すると、ミカが間髪いれずに大声を上げる。

「ねぇママ!今日はあーくんとお泊りしてもいい!?」

「だから私のことは先生と…、それに斑鳩くんのお父さんお母さんだって心配するじゃない」

「あ、そのことだったらパパとママにも話はしてあるから、お泊りは大丈夫だけど…」

「おいおい斑鳩くん保護者ー!そんなんでいいのかーーー!!…はぁ、わかったわよ。一緒に帰りましょ。でも渋谷さん、学校から離れるまでは…」

「ふふ、わかってるよ、せ・ん・せ・い☆」

三人は手をつなぎ、校舎をあとにする。

17:00、渋谷家。

「さ、着いたわよ。ちょっと狭いけどあがって」

「ただいまー!」

「おじゃましまーす」

モカに促されるまま家の中へと入っていくミカとアスカ。

「そうだ、晩ご飯3人分用意しなきゃね…」

「あたしも手伝うー!」

「あ、僕にも何か…」

…賑やかな夕飯が始まろうとしていた。

 

18:00、夕食の時間。

「いやー、モカ先生は」

「あら、家の中では『おばちゃん』で結構よアスカ君w」

「あ、モカおばちゃんは料理が上手なんだね!」

「うふふ、ありがと。このカレーは自信作なのよ」

と、得意げに話すモカ。さらにカレーを頬張るアスカ。

「ママの作るカレーはとーっても美味しいんだよ!はい、あーん♪」

「これミカ!まだアスカ君食べてる最中じゃ…」

と、モカがミカ制止しようとしたその時、アスカはミカがさし出したスプーンにかぶりつく。

 

「あむっ、もぐもぐ…ミカちゃんにあーんしてもらっちゃったw」

「もう、あーくんってばぁwww」

「じゃ、今度は僕の番だね、あーん♪」

「あむ、もぐもぐ…」

そんな二人の様子を見ていたモカは少々顔を赤くしていた。

「…あなたたち、本当に仲いいわね…」

「だって、あーくんが大好きなんだもん!」

「僕もモカちゃんが大好きだし!」

「「ねー!」」

「…ねー、って…」

少々呆れながらも、モカはただ笑ってやり過ごすしかなかった…。

19:30、浴室。

「あーくん、お背中洗いますねー」

「あぁ…ミカちゃんの背中洗い気持ちいいなー…」

石鹸を泡立てたスポンジで、アスカの背中を洗っているミカを見て、湯船の中のモカはため息をついていた。

「背中洗いかー。私も結婚した頃はダーリンによく洗ってもらったっけ…。ふふ、こんど帰ってきたら久々におねだりしてみようかなw」

と、しみじみ物思いにふけっていたその時である!!

 

「ほらほら、ママがパパにやってた洗い方だよ!身体にタオル巻いて、それで背中を洗うの!」

「あ…すごい、ミカちゃんの胸が、おなかが、僕の背中に…///」

「ちょっ!?こ、こ、こ、子供がそんなことするんじゃありません!!」

 

…いつもよりちょっと長いような気がした渋谷家の夜であった。

 

「ミカ、はしたないからやめなさいってばっ!…あーもぅ、見てるこっちが恥ずかしいじゃない…///」


 
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