No.680623

魔法少女リリカルなのは終焉者と魔法少女達『決戦の準備』

和也に完全敗北し辛くもライダー達によって助けられた尚哉は時の庭園の決戦に向けて準備をする。

2014-04-22 08:47:58 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2274   閲覧ユーザー数:2210

なのはSIDE

 

 

海上での戦いから翌日、リンディさんから家族が心配するからということで久しぶりに家に帰ってきました。

 

 

久しぶりの家に…少し懐かしむ感じがあるけど、ふと脳裏をあの事を過ると俯いてしまう

 

 

でも真実が知りたくて私は今日学校に登校して確かめる。

 

 

勇翔「なのは…やっぱり怖いか?真実を確かめるのは」

 

 

なのは「…うん、だってディエンドさんが…尚哉くんかもしれないんだよ?」

 

 

 

あの海上での戦いのとき私は意識が薄れていくときにしっかりと見た。

 

 

墜落していく私達のなかにディエンドさんもいたけどいつも隠していた素顔は晒されていてそのとき見たのは尚哉くんだった。

 

 

勇翔「…ついたな」

 

 

なのは「…うん…」

 

 

一度深呼吸をしてから覚悟を決めて教室に入り尚哉くんの机を見るけど鞄も下げられていないからまだ来ていないみたい。

 

 

アリサ「なのは!勇翔!久しぶり!」

 

 

なのは「アリサちゃん!すずかちゃん!禀くん、楓ちゃん!」

 

 

楓「なのはちゃん、お久しぶりです」

 

 

禀「全く今までどこにいってたんだ?」

 

 

勇翔「ちょっとな」

 

 

久しぶりのアリサちゃんたちとお話をして私は意を決して聞いてみた。

 

 

 

なのは「ねえ、そういえば尚哉くんは?」

 

 

アリサ「尚哉?確かに今日は見てないわね」

 

 

すずか「いつもならもう来ていてもおかしくないんだけど」

 

 

楓「あ。尚哉くんなら」

 

 

禀「熱だして欠席だぞ」

 

 

なのは「え?」

 

 

尚哉くんが体調を崩したことを聞いて思わず声を漏らす。

 

 

勇翔「熱!?尚哉がか?」

 

 

楓「はい、実は昨日の帰りに溺れている人を助けるために飛び込んでそれで」

 

 

すずか「風邪を引いて熱だしたってこと?」

 

 

禀「ああ、そういうことだ」

 

 

尚哉くんが来ない以上確かめることはできないから私は今日の授業を集中することにした。

 

 

尚哉SIDE

 

 

尚哉「はっくしゅん!」

 

 

ディエンド〈風ですか?〉

 

 

尚哉〈いや誰か噂してるのかも〉

 

 

例えばアリサ、すずか辺りかな?

 

 

尚哉〈それでここら辺でも収穫なしか〉

 

 

ディエンド〈そう簡単に見つかるとは思っていないでしょ?〉

 

 

俺とディエンドは学校を仮病で休み、昨日の和也とその仲間達を探していたのであったが、これがまたなかなか見つからない。

 

 

尚哉「てか、もうお昼時か…早いな」

 

 

俺背中に背負っているリュックサックから弁当(はやて作)を出しておかずを口に運び食べる。

 

 

尚哉「ん?なんか今日の料理は一段と上手いな」

 

 

ディエンド〈ふふ、それはある調味料をいれているからですよ?〉

 

 

尚哉〈調味料を?というより何をいれたか知っているの?〉

 

 

ディエンド〈愛情ですよマスター〉

 

 

その瞬間思わず咳き込んだ。

 

 

尚哉〈ディエンド?いきなりなに言い出すんだ!?〉

 

 

ディエンド〈それにあなたははやてさんをどう思っているのですか?〉

 

 

はやてについてか…

 

 

まず初めはアニメとかの空想上の人物だったけど今は…

 

 

尚哉〈家族…いやなんか違うな、何故か言葉がでない〉

 

 

ディエンド〈そうですか、それで話は終わりますが、これから行く宛があるのですか?〉

 

 

尚哉〈…一応ある、あの人たちは必ず元々無い物に興味を示すはずだ〉

 

 

ディエンド〈それはいったい…〉

 

 

尚哉〈…初音島だ、あそこは元々原作ではなかったし一年中桜が咲いてるからな興味を示すに決まってる、飯を食ったら行くぞ〉

 

 

その後弁当を平らげてリュックサックのなかにいれると初音島に向かった。

 

初音島に向かっている途中、初音島に一瞬だけ強大な魔力反応を感知し推測通り、あの和也達の誰かだろうと思った俺は急ぎめにその反応があった地点大きな枯れない桜の木がある場所に行くとそこには案の定、俺やなのは達を手も足もでなかった古河和也がそこにいた。

 

 

和也「…来たか…」

 

 

尚哉「気づいていたんですか?魔力は押さえてたはずなんですが」

 

 

和也「気配だけで誰なのかはわかる」

 

 

尚哉「なら、ひとつ聞きたいことがある、あんた達はどうしてこんな!」

 

 

俺はディエンドを起動して銃口を向ける。その時俺の体が悲鳴をあげるが耐える。

 

 

和也「…ほらよ」

 

 

和也は俺の体の状態を見越していたのか何かの回復薬を渡される。

 

 

尚哉「なんのつもりですか?」

 

 

和也「ラストエリクサーだ飲めそしたら体力も疲れ完全回復だぞ」

 

俺は黙りながらラストエリクサーを飲むと先程まで痛みが嘘かのように引いていった。

 

 

和也「さてと、お前とは話し合いがしたいからちょっくら誰にも聞かれない場所で」

 

 

尚哉「それならうってつけの場所がある」

 

 

そういうことで俺と和也は絶対に他人に聞かれないある場所に向かった。

そして誰にも聞かれない場所…デンライナーにきた俺と和也さんは互いの情報を交換しあっていた。

 

尚哉「ってことは!和也さんは平行世界のフェイトと結婚してるんですか!?」

 

和也「まあな、それとお前もはやてと同棲してるんだから似たもんだろ?」

 

尚哉「いや、それは…その///」

 

はやてとはそんな…家族だよな?義理の家族な筈だ…確証はないけど

 

和也「それで俺としてはアリシアには驚いたわ」

 

和也さんは指を指して俺もわかっているがその方向に向くと…

 

アリシアとリュウタがクライマックスジャンプヒップホップバージョンを踊っています。

 

アリシア&リュウタ「イエーイ!」

 

 

曲が終わるとアリシアとリュウタが満面の笑みを浮かべながら両手でハイタッチする。

 

 

尚哉「…まあ、いいんじゃないですか?こういうのはかなり見ものですよ?」

 

 

そういいながらミルクと砂糖を入れたコーヒーを飲んで一息つく。

 

 

和也「所でさ…」

 

尚哉「なんですか?」

 

和也さんはなにかを探しているのかデンライナーの車両内を見渡す

 

和也「あいつ…白いイマジン、えっとなんだったけな…!?」

 

和也さんはどうやら白いイマジン…おそらくジークを探しているのたが突然光の球が和也さんの背後から体内に入り込みそして突如和也さんの回りに白い羽が舞った。

 

尚哉「まさか…」

 

若干笑みを引き釣りながら今和也さんに起きた現象が理解した。

 

和也「降臨…満をじして」

 

先ほどから話していたジークが和也さんに入り込んで憑依してしまったのだ。

 

ハナ「ただいま~って何この羽!?まさか…ジーク!?」

 

そこに戻ってきたハナさんがこの光景に驚き原因はジークだと直ぐに理解した。

 

和也G「おお!姫!ささ、こちらへ、おいそこのお供1直ぐにコーヒーを入れろ」

 

 

モモ「なんだと!?この手羽先野郎!ていうか、はやくその体から出ろよ!そいつ良太郎じゃねえだろ!」

 

 

ジーク「問題ない、私なのだ「勝手に俺からだを乗っとるな!」何!?」

 

 

次の瞬間和也さんの体からジークが飛び出してきた。

 

 

和也「はぁ…はぁ…全く、人の体を勝手に…」

 

 

尚哉「自力でイマジンを追い出すのはすごいと思いま すよ…」

 

 

そう思った俺なのだが直ぐに気持ちを切り替えてある議題を持ちかけた。

 

 

尚哉「それで、もしよければ協力してほしいのですが…いいですか?」

 

 

和也「別に構わねえよ?だって俺達も闇の書事件終わるまでいるつもりだし」

 

 

尚哉「助かります、ではまず問題点は二つ、1つはプレセアさんの病…そしてもう1つはグレアム提督による作戦の妨害この二つです」

 

 

和也「任せておけ、あと管理局の不正データとかあるのか」

 

 

尚哉「ありますよ、できればこれをリンディさんに渡そうかと」

 

 

和也「ならよ、もっとうってつけの人物いるぞ」

 

 

尚哉「え?誰ですか?」

 

 

和也「ミゼット・クローベル」

 

 

 

その瞬間俺は飲んでいたコーヒーを少し吹いた。

 

 

 

尚哉「伝説の三提督に渡すんですか!?」

 

 

和也「そっちの方が効率いいだろ?」

 

 

 

尚哉「まあそうですね」

 

 

和也「それじゃあ本局に潜入といきましょうか」

 

 

そして俺は和也さんの協力もあり伝説の三提督にお忍びで会いに行き無事にデータを渡すことができた。

 

明日の決戦の打ち合わせを終えた俺は当初の目的は達成したために家に帰ることにした。

 

尚哉「ただいま…あれ?なんか靴多いな、誰か来てるのか?」

 

玄関の靴置き場にはいつもより靴が多いことから来客者がいるのかと思った。

 

そんな疑問を持ちながらも俺はリビングのドアを開けると…

 

音姫「あ、尚哉くんお帰り」

 

はやて「尚哉くん帰ってきたな、今日は私らで作るからゆっくりしててな」

 

そこにははやてといつもの稟や楓だけではなく、義之、朝倉姉妹、小恋といった、初音島メンバーもいた。

 

尚哉「義之!?どうして初音島のみんなも!?どうして」

 

義之「いや、今日遊びにきてそれで今夜はお泊まり会ってことでみんなで夕食をな」

 

尚哉「ああ…なるほど」

 

音姫「やっぱりこういうのもいいかな?って」

 

小恋「もちろん、お母さん達には了承してもらってるよ?」

 

尚哉「そうなんだ、それじゃあ俺少し部屋でやることあるから」

 

はやて「そうか…もうすぐできるさかい、出来たら呼ぶな」

 

そういって俺は部屋に入り引き出しを漁る。

 

尚哉「おっ!あったあった」

 

俺は引き出しの奥の方に隠されていたマガジンを1つとりだし直ぐにディエンドに収納した。

 

尚哉「明日は決戦だし予備を持っていっとかないとな」

 

そして直ぐにご飯の準備が完了しその夜はみんなで楽しく過ごすのであった。

 

 

 

 

翌日

 

ディエンド〈マスター…マスター〉

 

尚哉「…んん…もう予定の時刻か?」

 

いつもより早い時間にディエンドの念話で起こされパジャマから私服へと着替えるとパスは持っているかを確認し家を出て門前でディエンドを起動させ軽く回してから待機モードに戻した。

 

はやて「尚哉くん」

 

尚哉「は、はやて…それにみんなも」

 

後ろから声がして振り向くとはやてを始めに俺の小恋と由夢以外のみんなが玄関前にたっていた。

 

尚哉「おいおい、起きてたのかよ」

 

はやて「まあな、それで一体隠してたマガジンなんかもってどうするんや?」

 

尚哉「そこまで気づいてたのかよ、はぁ…簡単に言うと決着をつけにいく」

 

義之「大丈夫か?」

 

尚哉「心配するな、俺は強いし協力してくれる人もいるからよ」

 

はやて「…そうか、なら絶対に約束して必ず私らの元に帰ってくるって」

 

尚哉「…とうぜん!それじゃあ行ってくる!」

 

そういって俺は家を出て決戦の地へと向かった。

 

今1つの戦いが終わりを迎えようと動き出す。

 


 
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