今年冬のワンフェスで頒布されたはむすた工房製イベントＧＫ
艦隊これくしょんのしまかぜと連装砲の完成品です。

抜きはベルグでしたが、かなり精度は落ちている感じの抜きでした。
原型ももう少し綺麗に表面処理されていればイイ製品だと思いました。

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表面処理で時間の掛かったのは髪の毛ですね。
製作においてほとんどはココの表面処理に使いました。
後ろ髪の部分で、特にうねりや段差、表面の荒れがひどかったです。
気泡の発生が結構存在し、アイボリー色キャストの抜きの精度がガタ落
ちと言う噂を実証しておりました。
カラーレジン抜きにベテランを要する影響？でしょうか。

気泡埋め、上記の表面の均し、成形上、髪の毛の重なりを一部切断、個
別に整形する等の処理をしました。

今回、塗装の弁を考え、顏と胴体、襟の部分で切断工作、一体化工作
をしました。
首と顏を分断、断面を整形し、ネオジム磁石を仕込み、磁力による結合。
上半身と下半身も分断、断面成形してネオジム磁石を仕込み、こちらも
磁力結合にしました。
背中の魚雷管砲塔も結合は磁石によります。
これにより金属軸による位置の修正等で他のパーツへの塗料の擦れ移り
等をかなり予防できます。

襟とスカートはそれぞれ二分割パーツでしたが、ワンパーツ化して付け
やすくしています。
スカートは下半身が上着との境界ラインで切断しているので着脱が容易
になりました。
襟は頭部が分離できるので左右分割だったのを一体化でき、後ろ姿が綺
麗になりました。

塗装はミッチャクロン塗布ののち、クリアで埃の付着予防。
肌色部分は改造箇所以外はサフレス。
改造箇所においてはその部分だけコンクホワイトの下塗り。
衣装部分他はコンクホワイトの下塗り。

髪の毛は白にカスタードイエロー少々。パステルでオーカーを溝部分で
降り拡げ不要を除去、毛先に向けて30年前のガンダムカラーのアッガイ
用ココアブラウンを10倍希釈の塗料でゆっくり塗装。

自作肌色で肌色部分を塗装。つや消し処理してからパステルで陰影をつ
けていきました。
目は手描き。

衣装は襟、スカートはイラストに似た色を自作。何を混ぜたか忘れた。
白い上着の陰影はパステル。
ニーソの赤はモンザレッド。
ブーツの上はフィールドグレー１。現在絶版の色。
ジャーマングレーの日照退色の様な色合い、いい感じなのですが、残念な扱い。ブーツ本体色は艦これカラーの３を使用。ブーツ底の色は艦底
色。
連装砲も艦これカラーの３を使用。防水布部分はガイアのインテリアホ
ワイト。
赤茶色、ジャーマングレー他でウォッシングとドライブラシ塗装。
連装砲そのものはアルミ線での固定等です。
題字が付属したのでこれも塗装。銘板として使用。
ベースは⑮㎝直径のミラー処理アクリル板。
皿ネジで固定。
連装砲はターレットの部分で分割だったのと、向きによる表情付けの
為に接着していません。左右へ振れます。

今回は塗装についてのアドバイスを私の師匠、ご友人方。
ニコ動艦これコミュの方などから私が知らない部分での色のご教示等
頂き、完成させられました。
元々陸軍好きな私なので海軍の、それも日本軍の事は良く知らないの
で聞ける事は助かりました。
ありがとうございました。