No.679053

仮面ライダーディケイド〜破壊者と天使達〜 第二話

D.C.D.さん

仮面ライダーディケイド5周年、原作そらのおとしもの完結記念作品です。
※オリジナルライダーが登場します。
※質問、疑問等ありましたら、コメントの方にご連絡ください。できる限りで対応いたします。

※次回予告を追加しました。 (2014 4.17)

続きを表示

2014-04-15 19:31:33 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:1167   閲覧ユーザー数:1156

 

 

これまでの「仮面ライダーディケイド〜破壊者と天使達〜」は!

 

 

 

士郎

「ここも俺の世界じゃない…」

 

 

ニンフ

「敵接近のアラート⁉︎」

 

 

ラギア

「私はラギア、全てのエンジェロイドの破壊者です。」

 

 

士郎

「俺も破壊者だ。」

 

 

ラギア

「まさか…」

 

 

士郎

「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディケイドはすぐさま1枚のカードをディケイドライバーに差し込む。

 

 

 

〈アタックライド・ブラスト!〉

 

 

 

放たれた矢に向かって、ライドブッカーの引き金を引く。

 

 

高エネルギー弾とラギアの矢がぶつかり、爆発が起きる。

 

 

爆発によって煙がディケイド達の視界を遮った。

 

 

 

ニンフ

「…反応が消えたわ。」

 

 

士郎

「逃げたか…」

 

 

 

士郎はバックルを外し、変身を解く。

 

 

 

士郎

「じゃ。」

 

 

 

士郎はマシンディケイダーに乗り、その場を去っていく。

 

 

 

智樹

「なんだったんだ?」

 

 

ニンフ

「ラギア…それにディケイド…何者かしら?」

 

 

智樹

「まぁいいや。そろそろ飯にしようぜ。」

 

 

アストレア

「はいはいーい!待ってました!」

 

 

イカロス

「今、用意します。」

 

 

 

智樹の一言で、桜井家は朝食をとることにした。

 

 

 

 

 

 

その頃…

 

 

 

士郎

「ったく…今日はよく止められるな。」

 

 

 

士郎は謎の覆面男に止められた。

 

 

男は覆面だけで無く、全身を黒いタイツで覆っており、全身に骸骨をイメージしたような模様が入っていた。。

 

 

 

覆面の男

「イー!」

 

 

士郎

「?」

 

 

覆面の男

「イー!イー!」

 

 

 

男は短剣を取り出し、士郎に襲いかかる。

 

 

 

士郎

「見た感じ雑魚か…」

 

 

 

士郎は男の攻撃を難なく避け、ディケイドライバーを装着する。

 

 

 

士郎

「雑魚は一撃で倒す。」

 

 

覆面の男

「イー!」

 

 

 

士郎はすばやくカードをセットする。

 

 

 

〈カメンライド・ディケイド!〉

 

 

 

ディケイドはライドブッカーをソードモードにし、男をを斬りつける。

 

 

 

覆面の男

「イー⁉︎」

 

 

士郎

「斬っても血が出ない…人間じゃないな?」

 

 

覆面の男

「イ、イー!」

 

 

 

確かに人間では無いが、人間だったらどうしたのだろうか。

 

 

男はそう思った。

 

 

そんな事はお構いなしに、ディケイドはライドブッカーから1枚のカードを取り出し、ディケイドライバーにセットする。

 

 

 

〈アタックライド・スラッシュ!〉

 

 

 

ライドブッカーにエネルギーが溜まり、ディケイドは男を思いっきり斬った。

 

 

爆発と共に、男は消えてなくなった。

 

 

 

士郎

「何だったんだ?」

 

 

ラギア

「流石ですね。」

 

 

 

見上げると、上空にはフライトユニットに乗ったラギアがいた。

 

 

 

士郎

「あれま、てっきりお家に帰ったもんかと。」

 

 

ラギア

「まさか。エンジェロイドに邪魔をされるのが嫌でしたから。一旦退いただけですよ。」

 

 

 

ラギアは弓を構え、矢を放つ。

 

 

ディケイドはすばやく避け、カードをディケイドライバーにセットする。

 

 

 

〈カメンライド・響鬼!〉

 

 

 

ディケイドの体が紫の炎に包まれ、鬼の戦士、仮面ライダー響鬼へと変身した。

 

 

 

〈アタックライド・音撃棒 烈火!〉

 

 

 

後ろから二本の太鼓のバチのような武器「音撃棒」を手に取り、ラギアに向かって振る。

 

 

すると音撃棒の先端から炎の弾が飛ばされる。

 

 

 

ラギア

「そんなもの!」

 

 

 

ラギアは弓で弾き、再び矢を放つ。

 

 

 

士郎

「そこだっ!」

 

 

 

ディケイド響鬼は音撃棒を器用に使って矢を受け流し、再び音撃棒を振るう。

 

 

 

ラギア

「うあっ!」

 

 

 

炎の弾はフライトユニットに命中し、ラギアは地上に着地した。

 

 

 

ラギア

「くっ…」

 

 

士郎

「やっと降りてきたな。勝負はここからだ。」

 

 

ラギア

「私も本気を出しましょう。」

 

 

 

ラギアは黒いバックル「戦極ドライバー」を装着する。

 

 

するとラギアの体が蒼白い光と共に変わり、青い仮面の戦士へと変身した。

 

 

 

士郎

「お前も…仮面ライダーなのか?」

 

 

ラギア

「仮面ライダーラギアよ。この力で、あなたを殺す。」

 

 

 

ラギアは再び弓で矢を放つ。

 

 

 

ディケイド響鬼はギリギリでそれを避け、次のカードをディケイドライバーにセットする。

 

 

 

〈カメンライド・カブト!〉

 

 

 

ディケイド響鬼の体が機会音と共に変わり、赤いカブトムシ、仮面ライダーカブトへと変身した。

 

 

 

ラギア

「なら、こちらも。」

 

 

 

ラギアは南京錠型の変身ツール「ロックシード」を取り出し、それを解錠する。

 

 

 

[カブト!]

 

 

 

戦極ドライバーにセットし、バックルに備え付けられた小刀を傾けてロックシードを切る。

 

 

 

[カブトアームズ!天の道、マイ・ウェイ]

 

 

 

上空から仮面ライダーカブトの顔を模した鎧が現れ、ラギアの頭にセットされる。

 

 

鎧が開き、ラギアの体へと装着された。

 

 

 

士郎

「さしずめ、仮面ライダーラギア カブトアームズといったところか。」

 

 

 

ディケイドカブトはライドブッカーから1枚のカードを取り出す。

 

 

 

士郎

「覚悟はいいか?」

 

 

ラギア

「そちらこそ。」

 

 

 

ディケイドはカードをディケイドライバーにセットし、ラギアは戦極ドライバーの小刀で2度カブトロックシードを切る。

 

 

 

〈アタックライド・クロックアップ!〉

 

 

[クロックアップ!]

 

 

 

2人はクロックアップ能力により、超次元のスピードを得る。

 

 

時の止まった空間の中で、2人は互いの武器を交わす。

 

 

 

士郎

「お前、俺の過去を知ってるか?」

 

 

ラギア

「え?」

 

 

士郎

「過去の記憶が無いんだ。おぼえてるのは、この力のことだけだ…」

 

 

ラギア

「そう。でも安心して。これから死ぬ人間が知る必要はないわ!」

 

 

 

ラギアは戦極ドライバーの小刀でロックシードを三度切る。

 

 

 

[ライダーキック!]

 

 

 

ディケイドもカードをディケイドライバーにセットする。

 

 

 

〈ファイナルアタックライド〉

 

 

 

バックルを正位置に戻し、ラギアとの距離を一気に詰める。

 

 

 

〈カ・カ・カ・カブト!〉

 

 

 

2人はエネルギーの溜まった右脚を、回し蹴りの要領でぶつけ合う。

 

 

2人の間で爆発が起こり、それと同時にクロックアップの効果が切れた。

 

 

 

ラギア

「うわっ!」

 

 

士郎

「くっ!」

 

 

 

ディケイドカブトはダメージが大きく、元のディケイドの姿に戻ってしまった。

 

 

 

ラギア

「ん?あれは…」

 

 

ニンフ

「あんた、また来たのね。」

 

 

 

士郎の後ろには、イカロス、ニンフ、アストレア、カオス、そして智樹がいた。

 

 

イカロス達、エンジェロイドは戦闘服に切り替えており、どうやら本気の様子であった。

 

 

 

智樹

「あんた、全てのエンジェロイドの破壊者だって言ったよな?」

 

 

ラギア

「えぇ。」

 

 

智樹

「なんでだよ。」

 

 

ラギア

「私の目的のため、ただそれだけです。」

 

 

智樹

「…ざけんなよ、てめぇ1人のために、俺達の平和を、家族をやらせるかぁ!」

 

 

ニンフ

「トモキ…」

 

 

イカロス

「マスター…」

 

 

カオス

「お兄ちゃん…」

 

 

ラギア

「だから?ただの人間のあなたに何ができるの?」

 

 

智樹

「こいつらの戦いを…見守ることはできる!」

 

 

ラギア

「ふふっ、おもしろいわね。でも今日はやめておくわ。さすがに分が悪いわ。」

 

 

 

突如、ラギアの背後に銀色のオーロラが現れる。

 

 

 

ラギア

「また会いましょう…」

 

 

 

ラギアは銀色のオーロラの中へと消えて行った。

 

 

 

アストレア

「あ、待ちなさいよ!」

 

 

 

アストレアもオーロラの中に入ろうとするが、その直前に消えてしまった。

 

 

 

アストレア

「消えた…」

 

 

士郎

「あー疲れた〜。」

 

 

 

士郎は変身を解き、道路にゴロンと寝転がる。

 

 

 

士郎

「空が綺麗だな、ここは…」

 

 

 

士郎は仰向けになり、そんな事を思いながら空を見つめる。

 

 

 

ニンフ

「あんたも破壊者って言ってたわね。どういうこと?」

 

 

士郎

「そんなの俺が知りたいよ。」

 

 

ニンフ

「え?」

 

 

 

士郎は起き上がり、マシンディケイダーにまたがる。

 

 

 

士郎

「今日どこで寝ようかな…」

 

 

智樹

「あんた、住むとこ無いのか?」

 

 

士郎

「あぁ。」

 

 

智樹

「じゃあ、ウチに来いよ。飯も出すぜ。」

 

 

ニンフ

「ちょ、トモキ⁉︎」

 

 

智樹

「大丈夫だって。というわけでイカロス。今日の飯、もう1人分追加な?」

 

 

イカロス

「はい、マスター。」

 

 

ニンフ

「はぁ…まぁ、トモキがそう言うなら。」

 

 

士郎

「じゃあ、お邪魔するよ。」

 

 

こうして、士郎は桜井家で寝泊まりすることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

次回の「仮面ライダーディケイド〜破壊者と天使達〜」は!

 

 

 

エンジェロイド1

「世界の破壊者ね?」

 

 

士郎

「ただの通りすがりだ。」

 

 

ラギア

「手間が省けたわ。」

 

 

士郎

「やめろ!」

 

 

ラギア

「エンジェロイドを人だというのかしら?」

 

 

士郎

「俺も同じだ。」

 

 

ラギア

「排除する対象に過ぎないわ!」

 

 

士郎

「でやぁぁぁぁぁあぁっ!」

 

 

 

すべてを破壊し、すべてを繋げ!

 

 

 

 

 

 

作者&智樹より…

 

 

 

作者

「第二話です。」

 

 

智樹

「途中の覆面男は何だ?」

 

 

作者

「みんなのアイドル、ショッカー戦闘員に決まってるだろ!」

 

 

智樹

「いや、アイドルじゃねぇだろ。」

 

 

作者

「それはさておき。今回から仮面ライダーガイムの要素が含まれる事になりました。」

 

 

智樹

「どんどんクロスオーバーするな。」

 

 

作者

「ディケイド本編自体がクロスオーバー作品みたいな感じだからな。」

 

 

智樹

「読者の幅が減るぞ?」

 

 

作者

「気にしない、気にしない。それではこの辺で、さようなら!」

 

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
1
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択