北郷一刀の外史紡ぎ二篭 第五話―張三姉妹、公式ファーストライブ決定
一刀「ずずずず~~~・・・はぁぁぁぁぁ・・・お茶がうまい。」
俺は今寝台に座りながら結璃の入れてくれたお茶を飲んでいる。
結璃「で?どうするんですか??」
一刀「なにが~?」
結璃「彼女たちですよ。ご飯の時自己紹介しましたが・・・張角じゃないですか。」
一刀「そうなんだよね~。どうしよう?」
本当にどうしよう?
結璃「考えてなかったんですか?」
一刀「いや~俺も勢いで言った所があるけど・・・彼女たちの歌を聞きたいとも思ったのも事実だよ。でも・・・声がなぁ・・・響くように出来ないかなぁ・・・けど音響装置を作ろうにも電力や素材がなぁ・・・」
大きな会場でのライブは、特に屋外は音響設備が必要だ。作れない事は無い、気を使えば電力を補える。でも・・・
結璃「・・・はぁ。できますよ?」
一刀「え?」
結璃「じゃじゃ~ん。南華老仙特性、太平要術の書~~~」
パンパカパ~ン
ドラ○もん?
一刀「・・・はぁ?それって単なるプロパガンダの書だって聞いたぞ??」
人心掌握や何やら危険な書物だと思ったけど??
結璃「まぁまぁ、これを・・・そうだなあ・・・張宝ちゃんに見せてみたらいいよ?」
一刀「・・・マジで出来るの??」
結璃「素質はあるよ~。できるかはあの子次第。」
一刀「・・・分かった。」
何の書かも詳しく分からないままに俺は承諾した。結璃は信用できる。
結璃「じゃ、明日にでも渡してね。そ・れ・じゃ。」
そのまま結璃は俺にすり寄ってくれる。
一刀「・・・彼女たちが居るのに?」
結璃「ふふふ、今日、七乃は城に泊まり込み。なら・・・その隙に・・・ね?」
一刀「・・・分かった。ただし・・・大きな声を出したら・・・」
結璃はかなり挑発的な顔をしている。それは裏を返せばかなり扇情的ともいえる。
結璃「オッケ~任せてよ。これでも我慢強ん・・・んちゅ・・・あむ・・・ちゅ・・・んん・・・・・ん・・・・んむ・・・・・んむぅぅぅ・・・・・ん・・・・ぷはぁ。」
俺はその鼻っ柱をまず折る事にした。口をふさぎ舌を絡ませ呼吸を制限させる事で彼女の余裕を無くさせる。
一刀「本気で行くからね?覚悟しててよ・・・よっと。」
結璃「あ・・・ん・・・くぅ・・・はぁ・・・・・・・・ん、あ、あ・・・」
俺は結璃の手のひらに丁度収まるサイズのおもちを愛撫していく。
一刀「ほら・・・声、出てきたよ?」
結璃「い、意地悪ぅ・・・あん・・・ひゃぁぁ・・・」
その流れでちょっと下をいじってやりながら彼女を虐め抜く。
一刀「さてと・・・十分解れたかな?それじゃぁ・・・」
カチャカチャ
結璃「あ、私が脱がすぅ・・・」
一刀「ん?じゃ、お願いしようかな?」
彼女におねだりされ、俺はそのまま彼女にお任せしてると、自慢のビッグマグナムがその姿を現した。
結璃「えへぇ・・・一刀君の・・・本当におっきくなってる~」
一刀「ははは、じゃ、往くよ?」
結璃「ん・・・あ・・・・―――――」
そのまま俺は彼女を何度も撃ち抜いた。
天和(す、すごいね・・・)
地和(・・・あれが・・・男の人の・・・・)
人和(・・・ゴクリ)
その行為を覗き見る三人に気付かぬままに・・・
翌朝
一刀「あの・・・どうしたの三人とも」
天和「え?い、いや~~~・・・何でもないよ~//////////」
地和「・・・うん・・・なんでもない//////////」
人和「・・・・//////////」
結璃「あれ?皆顔真っ赤。本当にどしたの??」
一刀「・・・ん・・・?も、もしかして・・・」
声は響いてない・・・つまりは・・・見られてたって事?
三人「//////////」
結璃「ん?なに??どゆこと???」
一刀「・・・あ~・・・その・・・ちょっと・・・//////////」
結璃「??????」
結璃さん・・・さすがに気付いてください。
一刀「そ、そんな事よりこれからだ!約束通り調練場を使った公演をしようと思う!それで・・・張宝ちゃん。これ・・・見てもらえるかな?」
地和「うぇ!?あ、う、うん。・・・・・・・・・・・・何これ・・・すごい・・・」
彼女はかなり驚いている。どんな事が書かれてるんだろう?
天和「ちぃちゃん。何が書かれてるの?」
地和「うん・・・声を遠くに届ける妖術に、遠くに居る人に私達の姿を見せる妖術とか・・・これを使えば私達の公演がものすごい事になる。」
・・・はぁ!?そんなものなんですか?結璃さん!?
結璃「えっへん!」
一刀「なんて物書いたんだよ・・・結璃。」
地和「へ?これって結璃さんが!?」
結璃「そうだよ~!だって私南華老仙だからね!」
あ、馬鹿・・・
三人「「はぁぁぁぁぁ!?「ほえ?」」」
勿論ほえ?は誰か分かりますね?
結璃「あ・・・」
一刀「はぁぁぁ・・・・」
俺は盛大なため息とともに自分たちの事を説明する事にした。
天和「え?え?それじゃあ一刀達は私達に真名を許してたって事??」
一刀「結璃はそうだろうけど・・・俺は元々真名を持たないと言うか・・・そう言った規則がない所から来たからな。」
地和「・・・ま、まさか・・・」
人和「真名の事もそうですが・・・貴方が南華老仙と言う事が驚きです・・・それに、管理者・・・ですか・・・」
ちなみに外史については濁してある。あくまで仙人として妖術を管理する立場と言う理由で管理者と言う言葉を使っている。
結璃「あ~本当私の馬鹿・・・」
一刀「まったく・・・」
これは結璃にはちょっとお仕置きが必要かな。
天和「じゃ、私も真名を預けるよ。私は張角。真名は天和だよ。よろしくね~一刀。」
地和「ちぃは地和。よろしくしてあげるわよ!」
人和「私は張梁、真名は人和です。よろしくお願いします。一刀さん、結璃さん。」
彼女達はそのまま俺達に真名を預けてくれた。いや、突拍子のない話を信じてくれただけじゃなく真名まで預けてくれるとは・・・やっぱり彼女たちが黄巾党を起こすなんて考えたく無いな。
こうして俺達はライブの相談を進めて行くことになる。会場は何処か。動員数は。そして何より・・・孫権さんへの交渉などを進めて行った。
数日後、東側調練場。
一刀「工作隊!何やってんの!右翼作業遅いよ!!」
某若艦長と似たセリフを叫びながら俺は会場の設営監督をしていた。
人和「あの、一刀さん。私達こんな大きな会場では・・・」
一刀「人和、こういったのは最初が肝心なんだ。変に小さいと馬鹿にされる。大きく出て大きく宣伝する!これが大事!」
人和「た、確かに一理ありますが・・・これはお金かかり過ぎでは?」
一刀「大丈夫、工作隊の訓練にもなるから人件費はお上が出すんだ。君たちの負担にはならない。」
人和「え、でもそれじゃあ・・・」
一刀「言ったろ?得があるって。人和、これを見てくれないか?」
人和「これって・・・街の清掃活動の事ですか?それを歌の合間に・・・なるほど、これなら・・・」
一刀「で、君たちさえよければだけど・・・これからも俺達の為に謳ってほしい。正確には俺達の元で民の為に歌ってほしいんだ。」
人和「え?それって・・・孫家のお抱えって事ですか?」
一刀「あぁ、孫権さんからは君たちの了承が得られるのならって言ってた。あの紹介の時の歌も良かったから、それが効いたんだと思う。すごくいい歌だって言ってたよ。」
人和「あ、ありがとうございます。姉さんたちに相談してみますね。」
一刀「ん、よろしく。」
こうして俺は会場の設営を進めて行った。勿論宣伝も一緒に行って行った。工作隊の兵士が街で大きなイベントの情報を流す。その規模の大きさからドデカイ娯楽と受け取れば客は大きく伸びる。勿論金は取るが・・・それほど高くない。食事をするより安い。周囲には兵達の屋台を出す。それも寿春の収益になる。兵の給金に還元されるとあって。兵達も気合が入っていた。
一刀「さて・・・と、皆!今日は此処まで。明日で完成だ!」
兵達「「「「「お疲れさまでしたーーーー!!!!!」」」」」
翌日、ラストスパートと労いのリハーサルライブが開催され、兵達はなんと数え役満三姉妹のファンになってしまったのだ。非番の奴等も明日のライブは金を払ってまで見にくるそうだ。アイドルのファン・・・パネェっす・・・
あとがき
孫呉編なのに呉の人間出てきたの名前だけな今回・・・これで大丈夫なのだろうか?
南華老仙って便利ですね。妖術書を持ち歩いてましたよ?何刷書いたんでしょう??え?外史のある数だけ??そう・・・ですか・・・
そう言えば結璃さん天和達の事自己紹介されるまで気付かなかったようですが、理由は簡単です。一刀しか見てません。他の女の事は今回の一刀を見ていて知ったほど盲目になっていたようです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ストーカーですね。
あれ?誰か来たようです。それではみなさんまた次回。
は~い、いま出ますよ~・・・ひ・・・ぎゃぁぁ!!!
Tweet |
|
|
29
|
1
|
追加するフォルダを選択
第五話です。
はい、結璃さんは愛情たっぷりな素敵なお姉さんです。
なので一刀の嫁にふさわしいです。
七乃なんて目じゃないです。
容姿、武、智、家庭スキル、最高のものをお持ちです
続きを表示