No.678452

スタンド使いとデート!?

川来 蓮さん

第七話です

更新が遅くなってすみません

2014-04-13 07:06:27 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3247   閲覧ユーザー数:3072

『ラタトスク機関』

 

 

それは通称『精霊』と呼ばれる少女達を平和的に助けるための機関

 

 

そして空中戦艦『フラナシスク』

 

 

「これは予想外ね…………」

 

 

司令官、五河琴里は頭を抱えたいた

 

 

「まさか、士道以外の奴とデートするなんて…………」

 

 

そう、本来は時崎狂三は彼女の義理の兄、五河士道とデートさせるはずだった

 

 

が、何故か上坂 丈太郎とデートする事になっている

 

 

「神無月、これ、どう思う?」

 

 

「私も予想外、と言ったところです」

 

 

神無月と呼ばれた男は飄々としたまま言った

 

 

「あのまま別れてくれたら助かるんですけどねぇ…………」

 

 

「そんなの不可能に近いわよ。『アレ』を見たらね」

 

 

そう、先日の上坂丈太郎と時崎狂三の戦闘は偶然、フラナシスクから飛ばされた偵察機から見られていたのである

 

 

「上坂丈太郎ね…………何者なのよ?」

 

 

「分かりませんよ。調べても何をしたか全然分かりませんでしたし」

 

 

「………………まぁ、いいわ。観察を続けて」

 

 

そう言って、狂三が面積の少ない下着を持って試着室に行った場面だった

 

 

その時だった

 

 

突然、上坂丈太郎が素早く振り返り左手で顔を隠し右手で指をさした

 

 

その指の先は、琴里を指していた

 

 

『貴様「見て」いるな?』

 

 

「「「「「!!!!!」」」」」

 

 

その場にいた全員が息を飲んだ

 

 

見えてない筈の男が琴里に指をさしている

 

 

それだけでも衝撃が大きかった

 

 

『無駄無駄…………』

 

 

そう言った瞬間

 

 

メインモニターに巨人が突っ込んできた

 

 

「うわわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

ブツッ!

 

 

そして、メインモニターは真っ暗になった

 

 

「「「「……………………」」」」

 

 

誰も、何も、言えなかった

 

 

「い、いまのは何だったのかしら…………」

 

 

「分かりません…………でも、あの上坂丈太郎の『何か』と言う事は確かです。それに司令、さっきの悲鳴は可愛かったですよ?」

 

 

「…………うるさいっ!」

 

 

「ぎゃんっ!」

 

 

神無月は嬉しそうに蹴られていた

 

 

もっと注目すべき事を忘れて…………


 
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