腐女子「今日ここに集まって貰ったのは他でもない」バッ
女騎士「ふむ……」キリッ
女騎士B「ほう……」キリッ
腐女子「君達にはより深みを目指して貰うッ!!」
女騎士「ふっ、言ってくれる」
女騎士B「お手並み拝見といきましょうか」
腐女子「クックック……今日はこれを見て貰う!」スッ
女騎士「これは……」
女騎士B「円盤……」
腐女子「さあ、備えは十分だ。 刮目せよ!」キリッ
女騎士「これは一体……」
女騎士B「映像が動いている? 妖術か?」
腐女子「ブルーレイディスクだ」
女騎士「?」
女騎士B「?」
腐女子「まあ見てろ。 お前達を信じる俺を信じろ!」キリッ
女騎士「!? こ、これは!」
腐女子「ククク、気づいたか」
女騎士B「昨日見た薄い本と内容が似ている、いや絵柄は少し違うがそのものか!」
女騎士「ほう、つまり……」
腐女子「黙っててOP流れるから」
女騎士「くっ」
――――――
女騎士「しかし、全く絡みはなかったな」
女騎士B「そうだな」
女騎士「しかし、あのシーンはそういうことに違いない」
女騎士B「ええ、明らかに顔が近かった。 それにあの間」
腐女子「萌えポイントを語るもよし、しかし今は沈黙の時。 耐えるのだ!」
腐女子「あ、コーラ
女騎士、女騎士B「ありがと」
女騎士「しゅわしゅわする、なんだこれは」
女騎士B「くっ…初めての感覚」
腐女子「珍しい奴らだな、コーラも飲んだことがないのか?」
女騎士B「ば、馬鹿にするな! こりゃくらいがどうした! 聖都に無い物はゴニョゴニョ」
腐女子「ククク……」
――――――
腐女子「さて、前半が終わったが感想はあるか?」ピッ
女騎士「ストーリーの大まかな流れは分かった。 しかし台詞がこう、な」
女騎士B「迷走か?」
腐女子「そう、感じても不思議ではないな。 しかしここからだ」
女騎士「ほう」
腐女子「……と言いたいところだが、今日はここで解散だ」
女騎士B「えーっ!」
女騎士「くっ……」
――――――
女騎士「しかし、あそこからどう変わるというのだ?」ハァ
女騎士B「ええ、気になるな」ハァ
男騎士A「どうした? 物憂げな顔をして」
女騎士「いや……今後の展望をだな。 このままではいけない」
男騎士A「!? 行く末を案じているのか」
女騎士B「そうだ……」
男騎士A「確かに市井は乱れ、我々もまた……」
――――――
女騎士「団長、私どもにお暇をいただけないでしょうか」
騎士団長「どうした?」
女騎士B「少し気になることが……聖都へ潜ろうと思います」
騎士団長「ほう、いいだろう。 報告を待つ」
女騎士「はっ」ビシ
女騎士B「はっ」ビシッ
女騎士「私だ」コンコン
腐女子「ククク、良く来たな」ガチャ
女騎士B「世話になる」
女騎士「土産だ。 母上殿に宜しく頼む」スッ
腐女子「ありが……
女騎士「ふっ」
女騎士B「今日は夜通しぶるーれいを見るぞ」
腐女子「行くぞ……」
――――――
腐女子「全話見た感想は?」
女騎士「そうだな、12話から少し雰囲気が変わったようだったな」
腐女子「ご明察。 そこから脚本に原作者が関わるんだよ」
女騎士B「原作者? 脚本とは違ったのか」
腐女子「通常アニメ化すると原作者は書かない」
女騎士「そうなのか」
腐女子「その後、通常ではあり得ないのだが、6年近い時を経て続編が作られた」
女騎士B「で、ぶるーれいはあるのか?」キッ
腐女子「ククク…私を誰だと思っている? だがぶっ続けで見たから休憩しよう」
女騎士「くっ…」
――――――
女騎士B「いやしかしこうしてみると駄作扱いされている前半も愛おしいな」
女騎士「ああ、こう……胸に来るな」
腐女子「では、この薄い本と比べてどうだった?」
女騎士「こういっては何だが……原作が一番だった。 それこそ裸の絡みはないのだが」
女騎士B「なんというか、二人がお互いに依存する関係がまたいいんだ」
腐女子「ククク……そう、今胸に生まれ出る感情……それが萌えなのだよ」
女騎士「こんな感情、私は知らなかった……」
腐女子「ぼうやだからさ」
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ふぅ