海鳴市/月村邸
尚哉「SAO(ソードアート・オンライン?)?」
アスナ「はい、私達はSAOを攻略して現実世界に戻れるはずだったんですが…」
はやて「気がついたらあの孤島にいた…そういうわけやな」
アスナ「…はい、あのそれでキリトくんは…」
シュテル「あの男性なら一命は取り止めていますが何時目を覚ますかは…」
アスナ「そう…ですか…」
ユイ「ママ…パパは必ず目を覚ましてくれますよね」
アスナ「うん、キリトくんは絶対に目を覚ますよ、だってユイちゃんの自慢のパパなんだから」
ユイ「そうですね、パパならきっと…」
なのは「あ、あの~少し聞いてもいいでしょうか…」
アスナ「あ、はい、何でしょうか…」
なのは「えっと…ユイちゃんはアスナさんとキリトさんの子供で」
アスナ「はい、そうですけど…」
なのは「ということはキリトさんとアスナさんは夫婦ということでいいんですね」
ユイ「はい!誰もが認めるラブラブ夫婦です!」
なのは「と、ととと、ということは何年前から結婚を…」
アスナ「え?」
クライン「あ~…なるほどなそういうことか…まあ、疑問に思うわな」
勇翔「た、確かにユイちゃんってキリト達のこどもなわけで…下手したら結婚したの小学生ってことになる」
アスナ「ち、違うよ!確かにユイちゃんは私達の娘だけどその…えっとね」
尚哉(どうしたもんかねこれは…)
すずか「ねえ、シリカちゃんちょっとみんなのナーヴギアだったっけ貸してくれないかな?」
シリカ「ナーヴギアをですか?構いませんけど」
尚哉「なんに使う気だ?」
すずか「それはお楽しみよ」
鴻上ファンデーション/会長室
鴻上「映司くん、よく来てくれたね」
映司「お久しぶりです会長、それで連れ戻した理由は…」
鴻上「映司くんが思っている通りこの世界についてだよ」
映司「やっばり原因は…」
鴻上「原因はまだわからないが世界中が大パニックだ」
里中「会長」
鴻上「里中くん、どうしたのかね」
里中「実は…」
鴻上「なるほど…映司くん早速で悪いんだが、後藤くんからの連絡で町の方でヤミー達が暴れているらしい」
映司「直ぐに向かいます」
そう言って映司は走って会長室を後にする。
里中「それと…既に正体不明の団体が戦っているようです」
鴻上「それは映司くんが出ていく前に言わないか里中くん」
三話-A『メダルと渡航者と欲望の王』
町中では大量のヤミーが出現しそれと戦う5人の少年少女達の姿があった。
アインハルト「すっかり囲まれてしまいましたね」
コロナ「このままじゃ私達がやられてしまいます」
リオ「でも可笑しくない?戦闘してから結構経つけど一真さんのパパの部隊が一向に来ないし」
ヴィヴィオ「勇翔パパ達ならすっ飛んで此方に来るはずなんだけどな…一真はどう思う?」
一真「一応予想はついたけど確証がない…それよりまずは周りの敵をどうにかしよう!」
そういいながら一真は持っている刀型のデバイスでヤミーを倒す。
ヴィヴィオ「そうだね、こんなところでやられる訳には行かないから!」
ヴィヴィオは巧みなステップでヤミーの攻撃を避けながら強い一撃を入れる。
コロナ「ゴライアス!」
コロナは自身が創作したゴーレム、ゴライアスの肩に乗りゴライアスの拳でヤミーが爆散する。
リオ「轟雷砲!!」
リオの雷を纏った蹴りでヤミーを蹴り飛ばす。
アインハルト「覇王!空破断!」
アインハルトの飛ばした衝撃波でヤミーが爆発する。
ヴィヴィオ「…あれで最後?」
リオ「はあ~疲れた~」
アインハルト「これは試合ではなく本当の戦闘ですからやはり違いがありますね」
コロナ「人が来ない間に此処から…」
一真「!?いや、まだだ!」
一真が叫んだあと大量のヤミーを加えガジェットまで出てくる。
ヴィヴィオ「そ、そんな…」
みんなが驚いている隙をつかれガジェットから放たれた光線がゴライアスに直撃しコロナがゴライアスの肩から落ちる。
コロナ「キャッ!」
体制を崩したコロナにヤミーが接近し攻撃の体制に入る。
リオ「コロナ!」
一真「この距離じゃ!」
誰もがヤミーの直撃を避けられないと思ったその時ヤミーとコロナの間に誰かが入りヤミーに攻撃しヤミーは後退る。
コロナ「えっと…あの…」
映司「君、大丈夫かいどこも怪我してない?」
コロナ「は、はい、大丈夫です」
映司「此処は俺に任して君達は早く逃げるんだ」
映司はオーズドライバーを腰につけて三枚のメダルを入れる。
ヴィヴィオ「それは!」
映司「変身!」
[タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ!タトバ!タ・ト・バ!!]
映司は仮面ライダーオーズに変身しトラクローでコロナを襲おうとしたヤミー倒す。
リオ「凄い…」
コロナ「あの人って…確か…」
ヴィヴィオ「?クリスどうしたの?」
クリス「!!!!」
ヴィヴィオ「えっと、此方に4つの魔力反応が向かってる?もしかして…!」
ヴィヴィオが予想していた通り尚哉達が 到着する。
尚哉「やっぱりあそこに居るのは映司さんだ」
はやて「何や他にも私らと同じ魔導士が居るな…尚哉あれが誰かわかるか?」
尚哉「わかると言えばあそこのヴィヴィオだけだなそれ以外はわからない」
勇翔「まあ、今はヤミー達を倒すのが先決だな」
コロナ「ね、ねえ、尚哉さんとはやてさん…若返ってない?」
リオ「うん、私もそう思った」
アインハルト「それにあの態度…ヴィヴィオさんのお父様は私達を知らないご様子」
ヴィヴィオ「へ、変身魔法で小さくなってるとかは…ないよね」
一真(このパターン…まさか!)
一真達がそう言っている最中尚哉は映司の元にたどり着く。
映司「尚哉くんじゃないか!久しぶり」
尚哉「お久しぶりです、映司さん、それで聞きたいことあるんですけどいいです…か!」
尚哉は喋りながら後ろにいたヤミーをディエンドで切り裂き爆発する。
映司「何かな?」
尚哉「どうして映司が此処に?世界を飛び回ってると思ったんですけど…」
映司「それは会長に呼び出されてね、帰ってくるのは大変だったよ」
尚哉「なるほど会長…ね」
映司「尚哉くん、やっぱりユキちゃんのことが…」
尚哉「それはあるけど…あの会長は憎みきれないしな」
はやて「はいはい、お話し中失礼、一気に片付けるから、尚哉、合体魔法行くで」
尚哉「ディアボリックブラストだな、わかった」
はやて「それじゃあ行くで!遠き地にて闇に沈め…尚哉!」
尚哉「N&H広域殲滅合体魔法!ディアボリック…ブラスト!」
尚哉のディエンドから黒い球体が8発放たれヤミー達の近くで黒い球体はその大きさを膨張されてヤミー達を飲み込んだ 。
尚哉「よし!これで完了」
勇翔「案外呆気なかったな」
はやて「いやまだ終わりやないよ、あの子達をどうするかがまだ残っとる」
ヴィヴィオ「ど、どうしよう…」
アインハルト「敵がいなくなったことで次は私達の保護でしょうですが」
一真「間違いなく此処は俺達がいた時代じゃない…」
コロナ「た、確か未来の人が過去の人に未来のこといったら危ないんでしたっけ」
リオ「下手をすれば未来が変わるだよねってことはもし言ったらあの戦いに勝てなかった未来とかも…」
ヴィヴィオ「ということはやっぱり此処は…」
はやて「なあ、そこの君達…」
ヴィヴィオ「すいません、はやてさん!此処は未来のために逃げさせてもらいます!」
ヴィヴィオ達は全速力で戦闘区域から離脱する。
はやて「あ!待って!…行っちゃった…」
シュテル「尚哉、あなたは心当たりがあるのではありませんか」
尚哉「確証はないけど十中八九そうだと思う」
尚哉(でも一人だけあの男は一体…)
海鳴市/駅前
ヴィヴィオ「こ、此処まで来ればもう大丈夫だよね」
アインハルト「追っ手はまけたかとおもいます」
リオ「でも、これからどうしよう、私達未来に帰れないし…」
コロナ「住むところ無いもんね」
一真「俺はともかくヴィヴィオ達には野宿はきついしな」
ヴィヴィオ「あ!それなら先生の所に行こうよ!」
コロナ「先生の所に?でも先生だってまだ学生じゃ、それにすんなりと認めてくれるかな?」
ヴィヴィオ「事情を話せばきっとわかってくれるよ」
アインハルト「そうですねあの方ならわかっていただけるはずです」
一真(あの父さん…そういえば籠手をつけていなかった…まさかな…俺の思い違いだといいんだが…)
海鳴市/月村邸
アスナ「ということは未来のなのはちゃんの娘がこの世界に迷い混んでるってこと!?」
はやて「尚哉の推測やとそうやと」
クライン「でもよ、どういった経緯でそうなっちまったんだ?タイムスリップなんて普通じゃ起きねえだろ」
リイン「そうですね…今の世界が世界ですからそれの何らかに巻き込まれたとかですかね~」
すずか「でもパパともいっていましたし…やっぱりそのパパって…」
勇翔「…やっぱり俺か?」
はやて「一番可能性大やな」
シリカ「あのはやてちゃん、そういえば尚哉くんは」
はやて「何や知らんけど映司さんと一緒に鴻上ファンデーションちゅうところに行ってるで」
鴻上ファンデーション/会長室
鴻上「はじめましてだね、八神尚哉くん、君のことは映司くんから聞いているよ」
尚哉「そうですか…俺を此処に連れてきた理由は何なのですか?」
鴻上「少しこの世界ことを調べていたらね、面白いものを発見したんだよ、これを見たまえ」
映司「これは…」
尚哉「……なんだこれ?」
鴻上「偶然に見つかったものでね、君達にはこれらの調査をしてもらいたい」
映司「調査」
尚哉「調査するために俺達がいくのは…非常事態のときのためか?」
鴻上「話が早くて助かるそれで場所は…東京のお台場だ」
???
???「はぁ…はぁ…」
???「この道…どこに繋がっているのでしょうか」
???「詠ちゃん、恋さん、霞さん…一体どこにいるの?…会いたいよう」
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『メダルと渡航者と欲望の王』