No.673738

Element fairy23話

雷光夢幻さん

ようやく氷牙が思いを告げます

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2014-03-25 23:37:32 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:233   閲覧ユーザー数:232

雷幻が左足を義足に変えてから

平和な1週間が経過したある日

「起きろー!寝坊助ー!」

とある家のとある1室で誰かを起こす女性の叫び声が聞こえた

「起きてるからそんな大きな声を出さないでくれ耳に響く」

そして、眠りから覚めたであろう男性の声が聞こえた

そして、その部屋とは違うところから

「理子〜、雷幻は起きたー?」

と、女性の声が聞こえた

「あ、お母さん、雷幻やっと起きたよ」

「おはようございます燐香さん」

彼ら3人の会話を聞いてわかると思うが、雷幻、理子、燐香の3人である。

雷幻も義足には慣れたった1週間で今までの左足と同じように扱えるようになっていた。

最近の変化は

「雷幻、今日もよろしくね」

フェンリル(強化版?)

と戦ってる時にとっさに出た理子の波動の力をちゃんと制御したり自分の意思で扱えるようになりたいと理子は思い、雷幻に特訓して欲しいと申し出たのである

「わかった燐香さん結界お願いします」

あの日から1週間燐香は結界が使えるようになり家の中でも周りを気にせずトレーニングが出来る

「じゃあ、この1週間の間で教えた事を全て実戦してくれ」

と、雷幻の言葉を聞いた理子は

「わかった、そーれ!」

理子がそう言うと2Mはある位の長い波動の剣が出来上がった

「毎回思うんだがよく振り回せるな」

と、雷幻は言ったが

「雷幻の方がすごいくせにいつもは1M位の長さだけど本気を出したら10mを軽く越すくせに」

と、理子は言った

「まあ確かにそうだが、次は2丁の銃を使い実際に撃ってみるぞ」

と、雷幻がいって波動で的を作り出しそれを結界のあちらこちらに飛ばした

「やっぱり動くんだ」

と、理子はいいながらその的を全て撃ち抜いている

「1週間でかなり上達したな

今日からならお前とペアーで

魔族と戦えるな」

と、雷幻がいったのを聞いて理子は喜んだのは言うまでもない

そして、雷幻の指示で燐香は結界を解除した

「俺、少し外歩いてくる」

と、言って雷幻は家の外に出た

外に出た雷幻

「さて、どこに行こうかな」

と、雷幻がつぶやいていると

「あれ?兄貴?」

と、声が聞こえたので雷幻は声がした方を見たら

「氷牙かどうかした?」

そう、雷幻に声を掛けたのは氷牙であった

「やっぱ兄貴か、今頃だけど最終テスト頼むよ」

氷牙の言葉に雷幻は何のことかを思い出した

「わかった氷牙本気で来い」

雷幻と氷牙が本気でぶつかり合う

2人のぶつかり合いが終わり

雷幻の判定は

「合格だ、よく練習したなだが、まだお前にはフェンリルは任せられない。

俺と理子の2人だけ何とか攻略して見せる」

その言葉を聞いた氷牙は驚かなかった

なんせこの1週間で理子の以上なまでの実力アップにはエレメンタルサーヴァントの誰もが驚いていたが、同時に皆は彼女にも期待をしたが、

やはりまだ1人での戦闘は危ないと判断した雷幻は必ずペアーで戦うと決めたのである

「理子さんが強くなってから萌香が地味に対抗してるよ」

と、氷牙は言葉を発した

「ところで、お前はいつ萌香に思いを告げるんだ?」

と、雷幻は氷牙に質問をした

その言葉を聞いた瞬間氷牙は

「な、何言ってんだよ、こ、こんなときに」

と、氷牙は答えた。

それに対して雷幻は

「こんな時だからだこそだ、万が一お前が死んでしまったら伝えられる思いも伝えられない

だから、早めに告白した方がいいぞ」

雷幻の言葉を聞いた氷牙の答えは

「そうだな、俺、今から行ってくる」

そう言い残し氷牙は走って行った

「さてと、結界展開!」

雷幻が結界を張ると同時に

2体のフェンリルが襲いかかって来た

雷幻は無言のまま

速攻で片付けた

「久々だったが腕は落ちてない」

そう思っていたが

「グルルルルー!」

何処かに潜んでいた一体が他の2体を食いパワーアップをはたした

「おいおいこれはありかよ」

雷幻がそう言いながらため息をついているとフェンリルは容赦無く襲いかかって来た

が、それを雷幻はよけ何度か斬り刻みフェンリルを倒した

そして、そんな騒動があったのを知らない氷牙は萌香のとこに行かず念話で萌香を呼び

病院の裏の山に呼んだ

少しして萌香が来た

「どうしたの氷牙?突然1人で山に来てくれなんて」

と、萌香が質問をした

「悪いな、だが、萌香に話したいことがあってな」

と、氷牙は答えた、それに対する萌香は

「話したいこと?」

と、氷牙に聞いた

そして、何かを決心したような顔で萌香の方を向いた

「俺、本当は悩んでたでも、あの時萌香を庇ってからようやく決心がついたんだだから、その決心を今伝える」

氷牙の真剣な顔を見て萌香は冗談では無いと思い氷牙の言葉の続きを待った。

そして、氷牙が口を開いた

「俺、萌香のことが好きだ、友達としてではなく幼馴染としてではなく仲間としてでなく1人の女性として萌香の事が好きだ

だから、俺と付き合ってくれ」

氷牙の言葉を聞いて萌香は自身の瞳から涙が出るのがわかった

氷牙も、この涙は嬉し涙だとすぐわかった

「わ、私もぐすん、氷牙のぐすん、事がぐすん、好きですぐすん、私の方こそお願いします」

そして、嬉し涙を浮かべながら泣き声を出す萌香を氷牙は優しく抱き萌香が泣き止むのを待った

ようやく2人は結ばれましたこれからも2人仲良く幸せになることを祈りたいです


 
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