No.667047 IS 2体の魔神皇帝HIBIKIさん 2014-03-01 12:04:23 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:680 閲覧ユーザー数:668 |
『GOOOOOOOOOOOO!!!』
ドラコノサウルスは海面から顔を出し、触手を使って噛み付いてくる。
一夏「動きは意外と素早いな・・・」
千冬「グレートブーメラン!!」
冷静に観察をする一夏をよそに各々が攻撃をしている。
千冬は触手に掴まりそうな弾を助ける為にグレートブーメランで触手を切断する。
弾「助かりました」
鈴「フォトンプレッシャー・・・マグナム!!」
フォトンプレッシャーマグナムがさらに別の触手を貫く。
簪「光子力ビーム!!」
楯無「でやぁ!!」
更識姉妹が光子力ビームで貫かれた触手を焼き切る。
しかし直ぐに再生されてしまった。
箒「之では鼬ごっこだ」
清香「破瑠覇!!」
清香は破瑠覇に跨り破瑠覇に装備されていた2本の大剣で触手を横ではなく盾に切断する。
すると今度は再生の仕方が違い、触手が増えてしまった。
清香「・・・駄目だった」
一夏「どの様になるか能力が今は皆目検討もつかないから早めに試して正解だ」
弾「嫌になるほど冷静だな一夏・・・サンダーブレーーーク!!!」
『GAAGOOOOOOOOOOOOO』
触手先端部の口が何故か光りだす。
千冬「なんだ・・・?」
簪「距離をとります!!」
一夏「離れろ!」
突然簪と一夏が距離を取り出したので他の面々も距離をとる。
すると触手の口から光線のような物が発射された。
簪「・・・放射熱線」←特撮マニア
一夏「ったくゴジラかってんだ・・・」←最近十蔵に付けられたあだ名が歩く資料館
ブレストリガーパルスビームモードで攻撃しながら生物の途轍もない生命力を感じている一夏。
千冬「お前等なんであの攻撃が解ったんだ?」
簪「特撮怪獣のゴジラに攻撃方法が似ていたので・・・」
一夏「右に同じ」
どうもドラコノサウルスは以前Drヘルが思い描いたとおりゴジラの様に熱線を吐く能力を得たようだ。
さらに自己再生能力も格段に上がっているようで弱点らしい弱点がまだ見つからない。
ラウラ「打つ手無しですか?」
箒「いまは兎に角色々方法を試すしかない」
鈴「私はラウラと同じく援護に回るわ」
弾「頼んだぜ、鈴」
弾はネーブルミサイルを撃ちながら距離をとる。
しかしミサイルはドラコノサウルスの体内にめり込むと爆発せずに無効化される。
弾「之じゃ駄目かやっぱ・・・」
一夏「ミサイルは止めておけ。サンダーブレークやブレードで攻撃をするほうが良い。
トルネードクラッシャー!!」
千冬「チィ・・・アトミック・・・」
千冬のグレートマジンガーの左腕が鋭くゴツゴツしたものに変形する。
千冬「パーーーンチ!!」
アトミックパンチはドラコノサウルスの触手を何本か強引に破壊するがやはり再生される。
今度は右腕を巨大なドリルに変形させる。
千冬「ドリルプレッシャー・・・パーンチ!!」
同じ様に触手を掘り切るが5秒もしないうちに再生される。
箒「ファイヤーブラスター!!」
マジンカイザーのファイヤーブラスターが直撃しドラコノサウルスは空中に飛び出した後、
学園上空へとやって来た。
シャル「セシリア!危ない!!」
触手がセシリアを襲おうと迫ってきたがシャルが椀部ブレードブーメランで切断し
セシリアは難を逃れることができた。しかし今度は別の触手がシャルに迫って来る。
鈴「ガジェットツール!!Zブレード!!」
しかし鈴が寸での所で切断してくれたのでダメージは無かった。
だが鈴に触手を鞭のように叩き付けたので鈴は地面に激突してかなりのダメージを受ける。
鈴「っ!・・・このぉ・・・」
その後放射熱線が鈴に放たれるがラウラが助け出した。
鈴「ラウラ・・・ありがと」
ラウラ「無理に喋るな。衝撃のダメージが大きい」
ラウラは鈴を連れて一端前線を離れた。
その後も暫くの間、ドラコノサウルスを学園上空に釘付けにするための戦闘が続いた。
セシリア「光子力砲、発射!!」
腕部連装砲から光子力砲を発射して腹部に命中させたセシリア。
一夏「光子力ビーム!!」
ブレストリガーを大斧モードにするように付け合せて光子力ビームを発射し、セシリアの
攻撃した場所を続けて攻撃した一夏。すると今度は学園にある池に逃げ込んで姿を隠した。
千冬「束!島の移動はまだ始まらないのか!?」
現在ドラコノサウルスは元IS学園人工島にいる。
束が昨晩遅くに念のためといって深度がすこし深めの巨大な池を作り出していたので
ドラコノサウルスはこの中に逃げ込む事ができる。
弾が海に逃げられないようにする為の対策で提案した所、思いのほか上手く行った。
束『いま移動用機関が始動したよ!あと3分もしないうちに移動開始できるから!
でも沖合いに行くにはあと4時間は掛かるよ!!』
箒「もうすでに戦い始めて40分・・・大分きついです」
一夏「・・・ドラコノサウルスは潜っているから一度冷凍ビームで表面を凍らせてみるか?」
千冬「それが良いだろうな。どの位時間が稼げそうだ?」
一夏「多く見積もって120分が限界だと思う」
千冬「しかし小休止は出来るな・・・」
先程箒が発言したとおりすでに戦い始めて50分が経過していた。
どうにかしてダメージを与えようとしても再生されてしまう。
完全な鼬ごっこになってしまっている。弾達も箒以上に疲れてしまっている。
清香「・・・ボスまだかな」
一夏「ボスの事だ、直ぐに来る」
千冬「ネーブルミサイル!!」
水中に向ってネーブルミサイルを発射する千冬。爆発はあったがドラコノサウルスはすでに
深い場所まで潜っていたようで水面は直ぐに静かになった。
箒「冷凍ビーム!」
マドカ「冷凍光線発射!」
水面を凍らせてから着地し、休憩を取る一同。
弾「駄目だ・・・全然歯が立たない・・・」
楯無「エネルギーも大分減っちゃったわ・・・」
セシリア「弾丸等は念のため使わなかったのですがその代わりエネルギーが厳しいですわ」
一夏「スカルホースを使って順番にエネルギー補給をしておけよ・・・。
コイツにはIS用エネルギージェネレーターが装備されているから補給機として使える」
スカルホースをポンポンと軽くたたきながらエネルギー補給を促す一夏。
シャル「助かったよ~・・・」
ラウラ「移動用機関の音で奴が出てくる可能性は・・・」
箒「解らん・・・」
一夏に視線が集まる。彼はこの中では生物学者に一番近い知識を持っている。
一夏「機関の周りには多重防音壁があるから可能性としては限りなく低い。
だからといって油断は出来ないけどな・・・」
彼も相当疲れていたようだ。肩で息をしている。
他のメンバーも彼ほどではないが相当疲れている。
一夏は特に攻撃が激しかったのでその分他の者達より体力を消耗している。
一夏「少し寝る・・・」
一夏は草むらに寝転び直ぐに寝息を立てて熟睡してしまった。
セシリア「鈴さん・・・大丈夫でしょうか?」
箒「多分一夏はこうなる事を予測して皆を鍛えていたんだ。
彼女もダメージはあっても無事なのは確かだろう・・・私も眠るな」
清香「私も寝るね・・・」
箒と清香は一夏に寄り添って眠り始めた。
其処へ後方で待機していた真耶がやって来た。
真耶「皆さん大丈夫でしたか?」
千冬「真耶か・・・体力は大分消費したが皆無事だ。鈴の方は?」
真耶「鈴さんなら大丈夫です。叩きつけられたダメージは地下に移していたメディカルマシンで治療中です。
30分もすれば全快できますよ」
楯無「ホッ・・・」
簪「よかった・・・」
弾も胸をなでおろして安心している。セシリアは安心して腰が抜けてしまっている。
それを見て一安心した真耶はスポーツドリンクと○ロリー○イトを各自に渡す。
寝ている3人以外はそれを食べながら凍った池を見つめる。
氷の厚さは約4メートルはあるだろうがドラコノサウルスは簡単に砕いて出てくるだろう。
千冬「しかし氷を張ったのは良かったかもしれんな・・・」
真耶「氷にひびが入ればそれが再度戦闘開始の合図ですね・・・」
ボス「皆~!待たせたわね~!!」
ボス達3人がボロットに乗ってやってきた。
ボス「皆無事が!?」
千冬「鈴が治療中だが皆無事だ・・・」
ボスに遅れた理由を聞くとボロットに武装を取り付けるのに時間が掛かったそうだ。
ボロットを見るとガトリングガンが4丁、RPGが2丁、その他にも幾つかの
ボロットサイズの武装が見受けられる。
ボス「それに腹部格納庫にはIS用の武器も沢山あるだわよ」
格納庫を開くと確かに様々な武器が格納されていた。
冷凍光線銃、熱線銃、弾薬や特殊武装などかなりの数がしまわれている。
千冬「役者は揃ったか・・・。やっと五分の戦いが出来るな」
千冬はポツリと呟くと凍った池を見つめた。
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ドラコノサウルスにとある怪獣の攻撃方法を加えました。