No.65984

仕組まれた戦

呂布さん

はい、どうも〜。
前回投稿した『三羽烏戦その後〜三国Side〜』の続きです。
稚文・乱文ですが、読んで頂ければ幸いです。

2009-03-30 09:39:41 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:4588   閲覧ユーザー数:3691

「「「「「「「「……………」」」」」」」」

うぅ…自分で招いた空気とはいえ、やはり堪え難いですね。

あぁ、何故この様な空気になったかと言いますと、昨夜の出来事を説明した上で皆さんに協力を頼んでいたのです。

ですが…さすがにこのような空気になるとは思いませんでした。

いつ以来ですかね、こんな重い空気は?

…と、僕が現実逃避をしていると、おもむろに楽進殿が口を開きました。

「…事実なのか?」

「嘘を申しても仕方がないでしょう?」

そう言う僕に対して殺気を篭めた視線を楽進殿が送って来ました。

「さて…もう一度申し上げますが、皆さん協力して頂けますね?」

そう言った僕の問いに、賛成6、反対2という結果になりました。

ちなみに、反対したのは楽進殿と李典殿です。まぁ受け付けませんがね。

「では、僕の指揮のもと、皆さんには動いてもらいます。それから、董卓殿と賈駆殿には、今回待機でお願いします。」

「はい。」

「わかったわ。」

「では、残った皆さんの配置ですが…」

一方成都では…

 

「申し上げます!我が軍が制圧した村々で例の賊が暴れていており、魏呉両軍も同じ被害にあわれているとのこと!」

「…!?」

入ってきた兵の言葉に俺は驚愕した。

例の賊っていうのは鋼牙達のはずだろ!だけど、あの二人は村を襲うなんて真似をするはずがない。

「…聞きましたか、ご主人様!か弱き民草が賊に襲われているのです!すぐにでも助けに参りましょう!」

そう言うのは、関雲長こと愛紗である。

愛紗の言うことは尤もだ。だけど…

「…少し待ってくれないか。」

「「「「「「「「「「なっ!?」」」」」」」」」」

俺の返答が以外だったのか、桃香を除いた全員が驚いていた。

「なにを言っているのですご主人様!」

「そうですぞ、御館様!一刻も早く賊を退治し、恋や華雄の仇をうちましょうぞ!」

そう言って愛紗と桔梗(厳顔)が、詰め寄ってきた。

「二人の言い分もわかる。」

「でしたら――「だけど!」――…ッ!?」

 

「だけど…友達は殺せない…!それに――「あまいな、主」――…星?」

俺が愛紗達に反論しようとした時に、星に遮られた。

「聞くが主よ。主は相手が見知った者だからというだけで、今後も攻めぬおつもりか?」

「そう言う訳じゃ…――「ならばどういうつもりだというのです!」――…!?」

言い淀む俺に対し、星が語気を荒げた。

「主。友や仲間のことを大事にするのも結構だが、時と場合を考えて頂きたい。」

そう言う彼女は、口調こそいつもと変わらないが、その瞳は真剣だった。

「ご主人様、ご決断を…」

愛紗に促され俺は決断する。

「俺達は――――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…俺達は、半分の人数で出陣しよう。人選は朱里と雛里に任せる。」

「「はい!」」

こうして蜀軍の軍議は終わった。

蜀の軍議が終わると魏呉両国から伝令が来ていた。

なんでも、それぞれの軍の精兵達を合流させた大群で当たらせる様だ。

「では、我が軍からは、愛紗さん、星さん、焔耶さん、桔梗さん、翠さん、それからわたしの六人で参りましょう。」

「「「「「応ッ!!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから二刻後――

「まさか…」

「この様な…」

「…………」

軍議解散後、三国の猛者が合流した…のだが。

蜀−関羽、趙雲、馬超、魏延、厳顔、諸葛亮

 

魏−夏侯惇、夏侯淵、許楮、郭嘉

 

呉−孫策、周瑜、孫権、甘寧、周泰

 

――以上が今回の賊退治のメンバーだが…小規模な戦が行えそうである。

「ま、まぁともあれこれなら負ける事は無いな。」

「あ、あぁそうだな!」

「…………はぁ。」

 

 

 

こんな感じで大丈夫なのか?

遂に三国VS鋼牙達が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

戦いの結末は―――

三国の、鋼牙達の運命は―――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中途半端だが次回を待ってくれ!

 


 
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