俺がIS学園に入学した翌日
朝早く起きた俺はマルチタスクを使用してどのようにミスオルコットをリンt・・・・フルボkk・・・・倒そうかと仮想空間でシミュレーションをしながらお弁当の準備を始める
因みに箒とは何も無かったぞ?
期待している読者も要るかも知れないが何もなかったぞ?・・・・・・・・箒がふとんをかぶって敷居の向こうで悶えていたが俺とは何もなかったからな!
夜遅くまでモゾモゾしていた箒は夢の中だ、起こさないように静かに調理するのはさすがに骨が折れる
黒い弁当箱は俺、紅い弁当箱は箒の分だ。今日はお弁当の定番の卵焼き・から揚げ・その他諸々詰め合わせだ
ニ十分ほどで出来上がったのだが朝食まで一時間はあるので。御菓子も作って置こう
御菓子を焼く匂いにつられて箒も起きた・・・・・弁当のおかずの時は起きなかったのに。やはり女の子は御菓子好きだな・・・・・ッハ!?
兆じゃなかった。超が着く位御菓子大好きな少女が居た!!
俺は急いで御菓子を大量生産した
お弁当と三時のおやつの準備が終わる頃、俺と箒は食堂へ向かう・・・・・・視線の嵐のを
二人で同じ朝食を取っていると
本音「ねぇおりむ~、一緒に食べない?」
一刀「うん?」
朝食から顔を上げてみると某電気鼠に酷似しているキグルミ?を着ている少女と制服姿のクラスメイト二人が朝食を持って俺達の所に来ていた
周りの取り巻き達は『しまった~!?』『くっ!』とか言っている
そんな声を無視して隣りの箒に是非を問う視線をやると首を縦に振ったのでいいのだろう
一刀「俺みたいな変な恰好の男と食事したがるとはお主・・・・・・・出来るな?」
本音「いえいえ~、おりむ~程ではございませんにょ?」
寝ぼけているのか最後の所を噛んでいたが可愛いから良し
布仏の後ろに居る二人も布仏に続いてテーブルについた
一刀「因みにおりむーとは私の事か?」
布仏「うん、おりむ~はおりむ~だよ?」
一刀「ならば私は「のほほさん」と呼ぼう」
その後のんびりと食事していると千冬姉さんの声が食堂に響き渡り、俺と箒はちゃっちゃ食べて教室へ向かった
何故か出遅れたのほほさんが先に教室に居た・・・・謎だ
教室でものほほさんと箒を交えて『恋姫無双』系統の小説の話になった
のほほさんも愛読者のようだ。俺が作者だってバレない様にしないと
予鈴が鳴って千冬姉さんと山田先生が入って来て授業が始まる前に仕合の予定日が三日後と通達された
昼食時
俺は一緒に食べると腕に抱き着いてくるのほほさんを腕にぶら下げながら箒と一緒に食堂に向かう
本音が俺が箒と自分の分のお弁当を作った事と美味しそうに涎を垂らしながら見て来るので『あ~ん』で卵焼きを与えると箒に殺気を飛ばされ、のほほさんからは自分の分も作ってと駄々を言う・・・・・・・コレどうすればいいんだ?_?
和気藹々と昼食と取っていると上級生と思われる女生徒が俺に話しかけてきた
何でも俺が『極東武蔵』の国家代表であり『出雲』にも所属している事を聞きに来たようだ
とりあえず昨日教室でも見せたように黒いヴァルキリーが描かれた銀時計(懐中時計)を懐から出して持ち手だけを部分展開して見せた
説明し忘れたが、『出雲』製の武器や装備を手に入れれば世界を手に入れられるという風潮が生まれるくらい素晴らしい作品バカリだ・・・・・・・どこの刀を語る物語なんだか
一刀「それと俺のIS搭乗時間はブリュンヒルデと同等なのでコーチも入りませんよ?」
銀時計と部分展開の滑らかさから俺の事をただISが動かせる男子から熟練のエース級パイロットとして認識して顔が強張っていたが、ISの稼働率(時間)を言うと完璧に笑顔が引きつった。周りで聞き耳立てていた女生徒達もだ
一言挨拶して上級生が何処かへ去った処で俺達は昼食を再開した
惨事のおやつ(誤字にあらず)には教室に残った千冬姉さんと呼びとめられていた山田先生。そしてのほほさんと箒が俺の作った御菓子を頬張って顔を綻ばせた
そんな千冬姉さんを見てクラスの女子達も1つクッキーかキャンディーを食べて破顔していた
ミスオルコットも教室では食べずに持ち帰って紅茶と一緒に食したとかしなかったとか
そんな日が三日ほど続いて、今日がクラス代表決定戦だ
クラス代表決定戦当日、俺達はピットに来ている
今回の対決だが、俺のISを下手に世間に晒すと面倒な事極まりないのでちょっと細工してある
まず以前オータムに襲われた時と同様の装備と外装を出し、ISの一切の情報を漏れないようにした
何と言うか・・・・・放浪者の様な恰好に山田先生が苦笑いしている
箒と千冬姉さんの激励を受けて、俺はカタパルトにISを固定してゲートから飛び出し。アリーナの中へと飛翔した
アリーナに飛び出した俺のISを見て、満員御礼のアリーナ席や、中継画面を見ている女性と達は頭に疑問符が出ているだろう
セシリア「あら、逃げ出さずに来たことは褒めて差し上げますが・・・・・・ソレはISですの?」
一刀「ええ、こんな恰好ですがISですよ」
セシリア「まぁ良いですわ、あなたに最後のチャンスを与えて差し上げますわ」
一刀「チャンス?」
セシリア「ええ、此処で頭を下げ己の非礼を詫びれば瞬殺して差し上げますわ」
一刀「・・・・・はぁ」
一刀「止めた」
セシリア「・・・はい?」
一刀「ウチの『出雲』製の物を買ってくれるイギリスの顔を潰さないようにしようと思ったがヤメだ」
一刀「セシリア・オルコット。本編じゃぁ記載されていなかったが貴様は俺の家族を国を侮辱し、あまつさえ、そのISの専用ライフルに使われている『スターライトスコープmarkⅢ』やその他『雲製』製の部品を持っていながら偏見と傲慢に染まった行動。そして技術者たちへの感謝の意志も見られない所か軽視した」
一刀「堪忍袋の尾が切れた所じゃねぇ・・・・・・爆発したぜ?」
俺は軽く殺気を放ちながら英国処女(笑)に説教をする
因みに俺達の会話は全てオープンチャンネルなため、この試合を見ている者すべてに聞こえている
一刀「決めた、貴様に必要なのは賢者の教育ではない。痛みを知る愚者の教訓だ」
俺は掌を上に向け、前に突き出した状態で胸の上にまで持って行く
その掌の上に『紅い宝玉』を乗せて
一刀『我、使命を受けし者なり』フワッ・・・・・
俺は紡ぐ
一刀『契約のもと、その力を解き放て』サァァ~・・・・・
どんな困難にも屈しない
一刀『風は空に、星は天に』フォォォ~・・・・・
どんな試練をも潜り抜けた
一刀『そして不屈の魂はこの胸に』コォォォォ~・・・・・
消して諦め無かった
一刀『この手に魔法を』ゴォォォォォ~・・・・・!!
幼くも強い少女を
一刀『レイジングハート、セットアップ!』ゴゴォオオオオオオオオ!!!!
レイジングハート<standby ready? set up!>
それは突然の事だった
織斑一刀は、彼はISが見えないように来ている頭までスッポリかぶれるロングコートとグローブ・ブーツを着けている
そんな彼にアリーナやこの中継を見ている生徒達はどよめいている
そんな中、織斑一刀とセシリア・オルコットは観客に会話が聞こえている状態で話をしていた
あの二人が争うきっかけになった話で謝れば一瞬で楽にしてやると織斑一刀はセシリア・オルコットに瞬殺宣言された
其処からだ、彼の雰囲気と口調が変わったのは
彼は彼女の非を正論で伝え、自身の我慢が限界を突破したと宣言した
まぁ、内容を聞けば大多数の者が彼を支持するだろう
そして彼は掌に紅い宝玉の様な物を乗せて胸の高さまで掲げると、会場の空気が一瞬で変わって
まるで人が犯してはならない聖域に足を踏み入れてしまったかのように、誰一人動けなくなった・・・・・否
目を離すことができなくなった
一刀『我、使命を受けし者なり』フワッ・・・・・
一瞬彼のコートが内側からフワリと一瞬浮かぶ
一刀『契約のもと、その力を解き放て』サァァ~・・・・・
そよ風が彼を中心に生まれ
一刀『風は空に、星は天に』フォォォ~・・・・・
風は少し強くなり、彼の周りに白い光が産まれ。蛍の様に彼の周りを舞い
一刀『そして不屈の魂はこの胸に』コォォォォ~・・・・・
風は強風と成り、彼の外装を乱す
一刀『この手に魔法を』ゴォォォォォ~・・・・・!!
風はついに暴風と成り、一瞬だけ彼の目を衆目にさらした
一刀『レイジングハート、セットアップ!』ゴゴォオオオオオオオオ!!!!
暴風は嵐と成り、白金の輝く光の嵐と成り彼を中心に渦巻く
レイジングハート<standby ready? set up!>
嵐は強くなり、目が開けられない程の閃光を放つ
視界は直ぐに戻ったが、アリーナを見た者は誰もが在る一つの存在を見つめる
先ほどまでの嵐の中心、織斑一刀が居た・・・・彼なのか?
白を基調とした装甲に青のカラーリング、紅の装飾に金のラインが入った、小さなISに彼?がいた
そしてその手には大きな紅い宝玉が付いた機械的な杖が握られている
皆がISよりもISを纏う彼に瞳を向けている
スラリとした、流れるような筋肉に包まれた体
一切の無駄のない四肢
整ったおとぎ話に出てくるような美しくも雄々しい顔立ち
踵まで届く程に伸びた。風に靡く艶やかな黒髪
そして黒真珠の様に輝く大きな瞳に。狼のような覇気を持つ鋭い眼差し
アリーナと中継で彼を見た女生徒や教師たちは一人誇らず頬を赤く染め、瞳を輝かせる者や潤ませる者
中には鼻血を垂らしてたり、卒倒する人までいた
無理も無い、少女ならば一度は夢見る白馬の王子様が目の前に現れたのだから
セシリア『ファーストシフト?まぁいいですわ、踊りなさい!わたくしとブルーティアーズの奏でる円舞曲(ワルツ)で!』
変貌した織斑一刀に見惚れてしまったセシリア・オルコットは思考が戻り、ブルー・ティアーズ(蒼い雫)のライフル『スターライトmkIII』を織斑一刀に向け引き金を引く、それと同時にアンロックユニットについているイメージインターフェイスの第三世代兵器『ブルー・ティアーズ』ビット兵器を使い、死角から織斑一刀を撃ち抜かんと空を飛ぶ
前門のセシリア、後門のビット兵器を前に織斑一刀は動揺の色を見せていない
一刀『謹んでお断りする。レイジングハート』
レイジングハート<アクセルシューター>
彼は少し間違った返答をすると、自分の杖?の名前を呼ぶと杖の宝玉が点滅しながら機械的な音声が聞こえて来た
アクセルシューターと発音すると共に彼の周囲に八つの光る球体が現れた
彼はその手に持つ杖を上に掲げ、自分に迫り来るビームに目掛け振り下ろす
一刀『シュート!』
すると杖を向けると共に周囲にある球体の内の一つが迫り来るビームに向かって行き
ビームを貫きながら進み、ブルーティアーズの右足に被弾した
セシリア『くぅ!?』
更に追撃とバカリに四つが織斑一刀の周りを浮遊し、残った四つがセシリア・オルコット目掛け追撃を仕掛ける
彼女は態勢を取りながらもドッグレースをしつつ追撃して来る織斑一刀のアクセルシューターをライフルで射ち落そうとするが、シューターそのものが弾丸を回避しながら追撃を続ける
これが自分のブルーティアーズと同じイメージインターフェイスと同じモノだと考えたセシリアは
杖を縦にして前に突きだすように持ち、空いている左手を右手に添えるように置き、目を閉じている一刀目掛け、先ほど飛ばしていたビットを死角から同時にレーザーを放った
四方から迫ってくるレーザーに身動き一つせず、一刀は静かに目を瞑っている
誰もが当たると思っていると
彼のISの手が届く範囲に入った瞬間。上下左右から彼の周りを漂っていた四つのシューターが相殺した
セシリアが驚いてビットの動きが鈍くなった瞬間、四つのシューターがビットを撃ち抜いた
この間セシリアは一刀が放ったシューターを一つも落とせずにいまだ後ろを取られたままアリーナを飛び回っている
対して一刀は最初の指定位置から一センチも動いていない
そして空で一刀が放ったシューターとドッグファイトをしているセシリアは空中に突然現れた光の輪に四肢を掴まれ空中で拘束された
如何言う原理なのかはわからないが、織斑一刀のトラップだろう
身動きが取れなくなったブルーティアーズのスカートに二つのシューターが当たり装甲を破壊。更にスカートの中に隠されていた二基のミサイルを残り二つのシューターが命中し小さい爆発を起こした
空中に大の字で拘束されてしまった彼女に目を向けている間に、織斑一刀はトドメを指す為の準備をしていた
何時の間にか彼の持つ杖の先端が宝玉を中心に槍のような形状に変わっており、二つの光の翼が生えている
槍近くの柄にはグリップとトリガーが出ている
槍の矛先には巨大な光球があり、さながら小さな太陽の様な輝きを放ち今なお大きくなっている
彼から見て月を背にするセシリアにその矛先を向け、取っ手を持つ手の人さし指を引き金に掛け
一刀『スターライト~!』
レイジングハート<スターライト・ブレイカー>
一刀『ブレイカーぁあああああああああああああ!!!』
星をも打ち砕く、光の柱を放った
光の柱は身動きの取れないセシリアを一瞬で包み込み。アリーナのシールドすら一瞬で貫通し。大気圏を突破し。月面に新たなクレーターを創った
之には皆、顎が外れるのでは?っと言う程に口を開けっ放しだ
其処から何とか再起動した面々は一気に顔を青ざめる
その恐ろしいほどの威力を受け。ISに乗っているとはいえタダでは済まないと思われたセシリアはISが解除されているとはいえ無傷だった。だが解除され落ちている状態でアリーナに来た時と同じ格好になった一刀に拾われ。彼女を抱きかかビットに戻り医務室へと連れて行かれた
この非現実的な光景を前に、放心状態の彼等に聞こえたのは試合終了のブザーの音だった
・・・つづく?
あとがき
どうもアサシンです
私から一言だけ言わせて、もとい書きます
・・・・・ヤッチまったZE☆
・・・・・・はいごめんなさい反省させて頂きますDO☆GE☆ZA☆
一刀がISを使わずに英国淑女(笑)相手に、海に大穴を空ける威力以上の極太ビームを撃ち込んでアリーナのシールドを貫通して月面に直撃させちゃいました
デバイスは『極東武蔵』技術部門『出雲』でも一刀以外誰も作れず、(まだ)誰も使えない者と言う設定です
では長々と書きましたが次回予告へ
次回 真・恋姫IS学園編 第二話
魔王の一撃は吊り橋効果
ではでは
再来~~~
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