No.659138

真・恋姫IS学園編 第零話

アサシンさん

世界初の男性操縦者となった一刀

彼はIS学園でどんな物語を紡ぐのか

2014-01-31 18:00:56 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:3821   閲覧ユーザー数:3150

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やぁ、この外史に転生した織斑一刀だ

 

皆に一言、言って置きたい事がある

 

 

 

 

クラスの女生徒達「「「「「ジ~・・・・・・」」」」」

 

 

一刀「コレは・・・・・想像以上にキツイ」

 

 

 

今俺は、織斑一夏が最初に受けた精神攻撃を受けている

 

教卓の真正面に俺、それ以外四方八方が少女だらけなのだ

 

窓際最前列に居る箒以外は皆俺に視線を向けて来ている・・・・まぁ化石と言ってもイイ。渦巻きメガネ・ボッサボサの地面に付くほどの長髪・足首まで隠れる白衣・・・・・・うん、違う意味でも注目を集めてしまうな

 

コレは数多の作品でも言われている事だが。動物園に来たパンダたちの気持ちが凄く解かるよ

 

これは本当に珍獣扱いだな

 

まぁ、男でISが使えるから仕方がないんだけどな

 

多分無理だろうけど、箒にヘルプを求める視線を送るが、俺と目が合うと頬を少し赤く染めて顔を窓に背けてしまった・・・・・やっぱり駄目でした

 

実は別れた日以降、メールのやり取りはしていたんだが。電話や顔を合わせて通話したことは無かったんだ

 

前に何度かやって見たんだが、俺の顔を見ると共に顔を真っ赤にして『あうあう///』しか言わなかった

 

最近はちゃんと顔を見て話せるようになったんだが、どうしても俺の顔を見るとあの日のやっちゃった事を思い出してしまう様だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山田「皆さんこんにちわ、このクラスの副担任の山田(やまだ)真耶(まや)です、これから一年間、よろしくお願いしますね」

 

 

 

シ~ン・・・・・・

 

 

 

ごめんなさい山田先生、何と言うか俺の所為でごめんなさい。渦巻きメガネボサボサ長髪白衣でごめんなさい

 

クラスが無反応な所為で涙目になった山田先生・・・・・・本当にこの人中学生にしか見えないのに何と言うおもち。下手すれば束姉さんを越えるかも

 

 

・・・・・はっ!?

 

 

箒の所から殺気が!

 

俺は邪念を捨ててクラスメイト達の自己紹介に耳を傾ける

 

少し経つと俺の番が回って来たので、あらかじめ考えていた自己紹介をする

 

 

俺の番が来ると全員視線を俺にロックオン・・・・・・少し恐いな

 

 

 

 

一刀「織斑一刀です。特技は家事全般。趣味は料理と七年前に発売された『恋姫無双』系の小説が好きです」

 

一刀「ISが使えることが分かった当日から、『極東武蔵』に所属し国家代表を承りました。ISに関してはコア以外は全て理解しています、束姉さん程ではありませんが多少の助言位ならできます」

 

一刀「極東では開発部門『出雲』にも名を連ねさせていただいています」

 

 

 

 

その他諸々軽く自己紹介を済ませ席に着いた

 

原作の様な黄色い悲鳴は起きず、どちらかと言うと困惑と驚きが起きている

 

 

まぁそうだろう、国家代表にいきなり成ったと言う事は専用機を持っている事を示している

 

しかも所属が日本ではなくアノ『極東武蔵』なのだ

 

ISの生みの親、篠ノ之束に見初められた(気に入られた)人以外絶対になれない極東のIS乗りに。こんなさえない男が成ったのだ、しかもISの知識はコア以外は全て手に入れていると言い切ったのだ

 

それはつまり、コアさえあればISを一から組み立てる事が出来ると言っているに他ならない

 

そして極東で最も所属する事が難しいのが開発部門の『出雲』

ISを作った束と俺を除くとクロエ以外誰も居ない伝説の部署だ

主にIS専用の武装や装甲などを主に実験作成を行っている

 

 

 

 

 

教室内はざわざわとクラスメイト同志が小声で話している

 

それを山田先生は注意しているのだがまるで収まらず。普通に話し合っている・・・・・・・・ダメだこりゃ

 

そんな事を考えていると教室のドアから少し懐かしい気配がやって来た

 

 

 

千冬「騒々しいぞ?今はホームルームの時間の筈だ!・・・・・・遅れてしまってすまない山田君」

 

山田「いえ、会議の方はもうイイのですか」

 

千冬「ああ、粗方片付いたので抜けさせてもらった」

 

 

 

副担任の山田先生と一言二言行って俺達に向き直る千冬姉さん

 

其処からは原作通り暴君かっ!?って自己紹介をするとクラスの女子達から黄色い絶叫が響き教室が揺れた。イヤマジで

 

 

そんな音響兵器を相手に耳を塞いで耐えていると頭をこつんと叩かれた

 

 

一刀「んっ?」

 

 

千冬「もう止んでいるぞ?織斑」

 

 

一刀「すみません織斑先生」

 

 

千冬「ああ、女だらけの学園に一人は辛いだろうがしばらくすればなれるだろう。それまで耐えてくれ」

 

 

一刀「重々承知しております」

 

 

 

そんな少し振りの姉弟の会話にまたもやざわざわとしてきた

 

主に俺の苗字、俺と千冬姉さんとの事だろう

 

 

ざわつき始めた教室を、またも千冬姉さんの一喝ですぐさま静かになる・・・・・・自衛隊?軍隊?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝礼後

 

俺はクラスメイトと、廊下にひしめき合っている他のクラスや上級生たちに遠巻きに見られている・・・・・・マジで珍獣と言うかパンダの気持ちがわかるよ

 

 

俺はそんな女生徒達の視線を全力で無視して、制服に仕舞っていた真・恋姫無双「董卓編」を読んでいる

 

因みにこの制服、男子が俺一人と言う事を理由に無理言って色を変えている

 

原作同様ノーマルで改造していないのだが学年を表すネクタイなどの色以外全て真逆にしている

 

白の布地は全て黒に、黒や糸・装飾品(ボタンや金具)等は全て銀糸(黒)で拵えた。轡木(くつわぎ)さんに感謝感謝

 

今後、新たに男性操縦者が表れた時は、俺の制服を基準にするとかしないとか

 

因みに俺以外の男性操縦者は現れなかった

 

 

そんな事を思い出しながら自分で書いた小説を読んでいると、本に影が差したので顔を上げてみる

 

 

 

一刀「箒か、こうして直接会うのは六年ぶりかな?」

 

 

箒「ああ、もうそんなに立っていたのか。大丈夫か?」

 

 

一刀「予測はしていたけど結構きついからこうして読書にふけようと思っていた」

 

 

箒「そうか、そう言えば最新作読んだぞ!」

 

 

一刀「どうだった?」

 

 

箒「とても感動的だったぞ、特に美羽ちゃんが民の皆の為に善政を敷くきっかけになった所が特に良かった」

 

 

 

俺と箒は、この前書店に並んだ真・恋姫無双「袁術編」の話で盛り上がる

 

一応、篠ノ之家と織斑家は俺が小説を書いている事を知っている。それを知った箒が束姉さんから借りて読み始めてから自分も買い始めたらしい

 

今まで書いて来たのは原書の恋姫無双から真・恋姫「魏」「呉」「蜀」其処からさらに今読んでいた「董卓編」「袁紹編」に続いて「袁術編」をこの前出したのだ

 

それぞれが大体十冊前後の長編だ「袁術編」はこの前始めたバカリなので第一部目だ

 

 

 

その後も箒と小説の話題で盛り上がっている間に予鈴が鳴って一時限目に入った

 

千冬姉さんが来ると共に物見見物の女生徒達も自分の教室に戻って行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一時限目が終わった後の休憩時間に箒と話していると・・・・・アレがやってきた

 

 

セシリア「ちょっとよろしくて?」

 

一刀「ああ、何か用か?ミスオルコット」

 

箒「・・・・・・・」

 

 

セシリア「あら、わたくしの名前を知っているとは褒めて差し上げますわ」

 

 

一刀「そりゃどうも」

 

 

セシリア「しかし先ほどの自己紹介のジョークには驚いて笑うのを忘れてしまいましたわ」

 

 

一刀「ジョーク?」

 

 

セシリア「そうですわ、ほんの少し前に見つかったばかりの男性操縦者が。国家を代表する操縦者に。それもアノ大天災、篠ノ之束に認められた者にしか所属する事も出来ない極東武蔵に属しているだなんて。日本人の男性はジョークが御上手ですわね」

 

 

 

・・・・・なるほどね

 

 

 

一刀「事実だよ、ほら」

 

 

俺は御花畑な思考を持つ英国淑女(笑)にIS学園の校章と同じ型の黒いヴァルキリーの紋章が付いている銀の懐中時計を懐から取り出して見せる

 

この銀時計は某錬金術のを真似て面白半分に束姉さんに話したらIS学園と対になる黒のヴァルキリーの紋章を付けて『極東武蔵』の者だと言う身分証明書の様な物だ

 

ついでに銀時計を持つ右手にISを部分展開して見せる

 

 

 

 

あっ、固まっている

 

おまけに此方をチラチラ見ていたクラスメイトと俺を見物に来た女性と達も石像の如く固まっている

 

そんなクラスメイトを放っておいて俺と箒は先ほどの会話を再開する

 

 

 

この固まっていた女生徒達は千冬姉さんが来るまで固まったままだった

 

セシリアはお決まりの『後でまた来ますわ!』とか言って席に戻った・・・・・・はぁ

 

 

 

この後はお決まりの展開だと問題があり過ぎるのでちょっと違う方向に持って行った

 

以下のとうりだ

 

 

 

クラス代表を決めなければならない

みんなして俺を推薦する

俺はオルコットを推薦する

勘違いな理由で自慢しまくる(笑)

国家代表の俺が出るのはフェアじゃないと顔を見ないで言い放つ

英国淑女(怒△#?)

決闘ですわっ!?

よろしい、ならば戦争だ!

放課後

 

 

 

 

 

箒「哀れだな」

 

一刀「俺が?」

 

箒「違う、オルコットだ。よりにもよってお前を相手に決闘など・・・・・・ISは使うのか?」

 

一刀「まぁね」

 

箒「・・・・・・・幾つ外すんだ?」

 

一刀「外さないよ」

一刀「ちょうどIS専用のデバイスが実用可能にまで漕ぎ着けたからそれを使ってみようと思う」

 

箒「ああ、『不屈の心』を使うのか・・・・・・・ヤリ過ぎるなよ?」

 

一刀「・・・・善処しよう」

 

 

 

 

 

 

 

軽く話て俺と箒は寮へと向かった

 

因みに俺は原作どうり箒の部屋に少しの間。居候する事になったんだが

 

 

 

 

千冬「ふぁっ///んん~♡」

 

一刀「ゴッキュ♪ゴッキュ♪」

 

 

 

 

深夜の間だけ千冬姉さんの寮長室に三日に一回は出向く事になった・・・・・・おっぱいおいしい

 

因みに俺はIS学園に行く前に。束姉さんと千冬姉さんの花弁を散らした

その時、箒は既にIS学園に居た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・つづく?

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

どうもアサシンです

 

 

テンプレな展開でした今作

 

ちょっと個人的な趣向も入れてみました・・・・・・最後の所で消去されませんように

 

それと解かる人には解かってしまうヒントを出してしまいました・・・・・・コメント欄で書き込まないようお願いしますね?

 

 

 

 

 

 

では次回予告へ

 

 

 

 

 

次回 真・恋姫IS学園編 第一話

 

       クラス代表決定戦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再来~~~

 


 
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