俺が日本に戻って数日後
中学二年最後辺りだっただろうか
もう一つの別れが俺を待っていた
リンが中国に帰国するらしい
原作と違い、両親は今でも仲が良いのだが。本国へ戻らなければならない理由があるそうだ
多分IS関係だろう、日本でもリンのIS適正は結構上だと聞いた
そして今、俺とリンは空港に来ている
一刀「達者でなリン、暇になったらメールでも送ってくれ」
リン「ええ、落ち着いたら真っ先にメール送るわ」
リン「それでね?一刀」
一刀「ん?何だ」
リン「えっとね・・・その」モジモジ
リン「今度会う時まで、アタシの料理の腕が上がったら」
リン「アタシの作った酢豚・・・・・・食べてくれる?」
一刀「ありがとう、でも俺の答えを言う前に聞いていいか?」
リン「・・・何?」
一刀「殆ど人に話したこと無いんだが、俺『重婚許可書』持ってるんだ」
リン「それって」
一刀「ああ、一応まだ俺は童貞だが。二人の女性と籍を入れている」
一刀「リンは・・・・俺が他の女性との仲を容認できるか?」
リン「それは」
一刀「俺が女性と本気で付き合う理由は簡単なんだ『俺を愛してくれる人。俺が愛する人』本当にコレ一つだけなんだ」
一刀「俺はリンが勇気を出して言ってくれた事。こんな変な恰好している俺を想ってくれた事を本当に嬉しいんだ」
一刀「でも俺は、俺を愛してくれた人達の中から一人だけ選ぶなんて出来ない」
リン「・・・・はぁ、ヤッパリ一刀は一刀って事ね?」
一刀「リン?」
リン「正直今の話にはスッゴク驚いているし、しばらくは頭の整理が付きそうにないわ・・・・だから」
リン「次会う時まで、アタシは答えを見つけてくる!それまで・・・・・待っててくれる?」
一刀「ああ、何時までも待っているよ。リンの答えを聞くまで」
リン「うん、ありがと一刀っ♪」
リン「それじゃぁ行くね?一刀」
一刀「ああ、行ってらっしゃい。リン」
リン「うん♪行ってきます!一刀♪」
まだ困惑が混じっていたが、まぶしい笑顔を浮かべながら。リンと別れを告げた
リンが中国へ戻って一年後、俺は今、藍越学園入学試験場の隣、『IS学園入学試験場』へ来ている
これは前に束姉さんとあらかじめ打ち合わせして置いたことだ
束姉さんのナビに従って歩いて行くと、頑丈そうな扉の部屋に入った
中に居るめんどくさそうな感じに俺にさっさと着替えろと言う女性職員に言われるままISスーツを着て置くに鎮座する。純日本産・量産型第二世代IS『打鉄』鎧武者を彷彿とさせるISが鎮座している
俺は今一度覚悟を決めて打鉄に触れる
この日、日本で世界初の男性のIS操縦者が表れたと世界中のお茶の間に流された
その日のうちに、年齢・写真・プロフィール等、そして極東武蔵に所属する主が速報される
・・・つづく?
あとがき
どうもアサシンです
今回は短く簡単に終わってしまいました
そして一刀は純度100%の女子高へ・・・・・・爆発しろ(!△# )
極東武蔵は今しばらくは秘密であります・・・・・・出るかな?
では次回予告へ
次回 真・恋姫IS学園編 第零話
英国淑女(笑)
ではでは
再来~~~
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