ふと窓の外を見た。
ただの政務の息抜きのつもりだったそれは、空からまっすぐに伸びる一筋の白い光を見つけた途端運命となった。
これは幽州。公孫賛の領地での出来事だ。
----中略
「なぁ白蓮」
「なんだ? 一刀」
「白蓮ってなんでもできるよな」
「ある程度はできるな」
「ある程度?」
「……」
「……」
「そ……そこそこな! これでいいか!」
「わ、悪かったって。怒らないでくれよ」
「これでも私だって気にしてるんだ!」
「はいはい、落ち着いて。それでさ……」
「そもそもお前が……いや、止めよう。それで、どうした?」
「目の前の袁紹の大群だけど、どうするの?」
「……どうしたらいい? かずとぉ~」
「うわっ、泣きつくなって」
「避けるなよー! どうしたらいいんだよー! あんな大群、私達には相手にできないぞ?」
「あそこにいる袁紹が反董卓連合のときのままなら、なんとかできるかもしれないけど……」
「けど?」
「その後に、絶対曹操が来るよね」
「あ…………」
「だから泣くなって!」
----さらに略
「なぁ一刀」
「んー? 」
「桃香達、助けてくれたな……」
「……そうだなあ。ほんと良い友を持っていたよな」
「…………あぁ。私の……最高の友だ」
「……なぁ、白蓮」
「…………どうした? 一刀」
「今ぐらいは泣いていいんじゃないか? 」
「そうか……そうだよなぁ…………うっ、ぐす……----っ!」
----終
【あとがき】
こんばんわ
九条です
再投稿その一
完全にネタ作品ですw
自分の力では、どうしてもハムry……白蓮さんを活躍させる場面が思いつきませんでした
全国のハム……白蓮好きのみなさんには謝罪しておきます。すみません
引き続き偽√の再投稿をしていきます
ちょこちょこ修正を加えているので前よりは見やすくなっている……と信じたいところ
ではまた次回もよろしくー
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