No.649140

真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第七十五話 強き想い

ohatiyoさん

フォアード達の戦い
そして、ルーテシアに挑むキャロ

2013-12-28 09:14:25 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:613   閲覧ユーザー数:605

シグナムとゼストが戦っている間、ライトニングとセイヴァーは東へと向かっていた

 

東には大量のガジェットが襲来しており、4人では少々キツイかもしれない

 

レイン「数が多すぎるな……………」

 

エリオ「どうします?」

 

レインに問うエリオ

 

レイン「仕方ねぇ……………二手に分かれんぜ」

 

エリオ「わかりました」

 

ライトニングとセイヴァーに分かれて、ガジェットを破壊していく

 

レイン「行くぜ、シェリム!!!」

 

シェリム「ペ~ン」

 

レインの懐からペンギンが出て来る

 

レインのマリッジデバイスである

 

レイン「シュヴェーレンモード!! Ver1で行くぜ!」

 

マリッジデバイスは、他のデバイスと融合する事が可能

 

シェリムと、レインのストレージデバイスであるウィンタムソードが1つとなる

 

冷気を纏ったスノボーに乗り、お得意の戦術でガジェットを破壊していく

 

レイン「ブリネット・シュケンナー!!!!」

 

スノボーから吹雪を発生させ、ガジェットを凍らせていく

 

アマル「っ!!!」

 

凍ったガジェットを次々と切り裂いていくアマル

 

2人の連携は完璧なものとなっていた

 

レイン「来るなら来やがれ!!! 俺達に勝てるならな!!!!」

 

アマル「…………………」

 

レインとアマルはお互いに背中を預け合う

 

レイン「はやての姐さんが帰って来るまでの辛抱だ……………ぜってぇ生き残る、ガジェット何かにやられねぇ」

 

アマル「……………うん」

 

ガジェット「!!!!!!!!!!!!!!!」

 

レインとアマルを囲むようにして広がるガジェット

 

レイン「何だ? 急に動きが変わったような……………」

 

アマル「来る……………」

 

ガジェット達は一斉に光線を発射する

 

レイン「シュケルント・プロテクション!!!」

 

レインはウィンタムソードからバリアを張り、

 

アマル「蠢く影(シャドーウィーク)

 

アマルは影で壁を創り、ガジェットの攻撃を防いだ

 

レイン「こいつら……………急に動きが良くなりやがったな。気を付けろよ? アマル」

 

アマル「……………わかってる」

 

急激に強くなったガジェット

 

そう、あの子の召喚虫の恩恵を受けているのだ

 

レイン達が苦戦を強いられている頃、別の場所でエリオがガジェットと戦っていた

 

エリオ「やぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

 

ストラーダを振るい、ガジェットを切り裂いていく

 

キャロ「我が乞うは、清銀の剣。若き槍騎士の刃に、祝福の光を! エンチャント・フィールドインベイド!」

 

ブースト魔法を使い、エリオにAMF無効効果を与える

 

エリオ「ありがとう、キャロ」

 

一気に突撃し、ガジェット3体を貫く

 

エリオ「まだまだ!!!」

 

ストラーダ【カートリッジロード!】

 

エリオ「紫電一閃!!」

 

シグナムの技を使い、ガジェットを5体も迎撃する エリオ

 

キャロ「エリオ君、凄い」

 

ガジェット「!!!!!!!!!」

 

エリオのサポートをしているキャロを狙い始めるガジェット

 

エリオ(動きが変わった? 狙いは……)「っ!! キャロ!!!!!」

 

エリオが叫んだお陰で、キャロはガジェットの動きを理解し、フリードに迎撃させる

 

キャロ「ありがとう、フリード」

 

フリード「キュックル!」

 

エリオ「良し、このままガジェットを殲滅して、レインさんの援護に回ろう」

 

キャロ「うん」

 

しかし、そう簡単には行かない

 

ガリュー「っ!!!!!!」

 

突如、ガリューがエリオに襲い掛かってくる

 

エリオ「クッ」

 

ガリューの拳を槍で受け止める エリオ

 

キャロ「エリオ君!!!!」

 

エリオを助ける為、彼に駆け寄ろうとするが、

 

エリオ「来ちゃダメだ!!!」

 

エリオに止められる

 

キャロ「え?」

 

キャロは戸惑ってしまう

 

エリオ「召喚師を探して!」

 

エリオはガリューを2人で倒すより、直接 召喚師を叩く方が早いと判断したのだ

 

キャロ「わかった……………行くよ! フリード!」

 

フリードは巨大な白竜となり、キャロの乗せて飛翔する

 

キャロ「あの召喚虫は……………………」

 

キャロには見覚えがある

 

そう、古の森で分断された時に戦ったのだ

 

キャロ「紫色の髪の子…………」

 

召喚師が誰なのかはわかっている

 

しかし、一体何所にいるのだろうか?

 

キャロ「そこまで遠くにはいないはず………………」

 

キャロは辺りを見てみるが、空中に居る為、地上の方は良く見えないでいた

 

下に降りるべきか考えていたが、その必要はなくなった

 

地雷王「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

巨大な虫が召喚されたのだ

 

ヴィヴィオを保護した時に現れた地雷王だ

 

そして、その近くにルーテシアが居た

 

ベルカの魔法陣の上に立ち、まるで空を飛んでいるように見える

 

キャロ「あの子だ…………」

 

キャロはどうするべきか悩む

 

何故このようなことをするのか聞きたい

 

しかし、地雷王を召喚した時点でルーテシアは敵対する気満々だ

 

恐らく説得は不可能だろう

 

キャロ「フリード、出来る限りあの子に近づいて」

 

それでも、いきなり戦うのではなく、話してみようとする キャロ

 

しかし、地雷王がそれを邪魔する

 

地雷王「ガァァ!!!!!!!!」

 

回りを放電させ、フリードを追い払おうとする

 

キャロ「キャア!!!!!!」

 

電気に触れてしまい、感電するキャロ

 

その時、フリードの上から落下してしまう

 

フリードも麻痺して動けない様子

 

このままでは不味い

 

しかし、以外な人物に助けられる

 

キャロの落下はベルカの魔法陣によって阻止された

 

キャロ「こ、この魔法陣は……………」

 

キャロは魔法陣を出現させた人物が居る方向を見る

 

ルーテシア「………………………」

 

そう、キャロを助けたのは敵であるはずのルーテシアだった

 

ベルカの魔法陣はゆっくりと地面に降りていき、キャロが飛び降りれるぐらいの高さになると消える

 

ルーテシアは一度もキャロの方を見ることなく、移動を開始する

 

地雷王「ウゥゥゥ!!!!!!!!!!!」

 

地雷王がゆっくりと一歩踏み出す

 

するとかなり大きな地響きがする

 

キャロ「一体何所へ?」

 

地雷王が進んで行く方向を見つめる

 

そう、地雷王が向かっている場所は六課

 

恐らく六課を踏み潰そうという魂胆だろう

 

キャロ「ダメ………このままじゃ!!!」

 

フリードリヒ「キュックル!!!!」

 

漸く自由に動けるようになったフリードリヒが、キャロの近くまでやってくる

 

キャロ「あの子は私を助けてくれた…………きっと話せばわかってくれる!!」

 

再びフリードリヒに乗り、ルーテシアに接近する

 

ルーテシア「……………」

 

キャロを見ることなく、真っ直ぐ六課を見つめる ルーテシア

 

キャロ「お願い! 止まって! ここから先には、私達の家があるの!!」

 

懸命に訴える キャロ

 

彼女にとって、六課は家であり、メンバーは家族だ

 

ル・ルシエ一族に村を追い出され、絶望していた自分に光を与えてくれた フェイト

 

自分の力を恐れずに面と向かって話してくれるフォアード達

 

みんなと築いて来たものが、あそこにはある

 

キャロにとって、とても大切なものが

 

キャロ「あそこには、私達の思い出が在る………あそこだけは、絶対に失いたくない!!」

 

フリードリヒ「キュクルガァァァァァ!!!!!!!!!」

 

キャロの想いを訴えるかのように、フリードリヒが雄叫びをあげる

 

その雄叫びは空気を振動させ、戦場にいる者達の耳に響き渡る

 

そして、近くに居るルーテシアが漸くキャロに視線を合わせる

 

キャロ「あなたは私を助けてくれた!!! だから、分かり合えると信じている!!! けど、六課を壊そうとするなら、私はあなたと戦わなくちゃいけない!!!」

 

ルーテシア「……………………」

 

ルーテシアは無言で手を翳す

 

すると、地雷王は反転し、キャロに向かて来る

 

どうやら説得は不可能だったようだ

 

キャロ「行くよ、フリード………彼女を止めて見せる!!!」

 

キャロの想いはルーテシアに届くか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回はギンガが抜けたスターズ視点です

 

なのは達の前に現れた狂気のクアットロ

 

そして、ギンガの運命は?

 

次回もお楽しみに~

 

 

 


 
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