俺は力を貰った………

蒲公英から元気を………

凪から勇気を……

蓮華から愛を…………

それにより俺は放つことができた

響窃の闇の龍をも喰い殺す最強の一撃、『無龍破』を!!

　　　十二節　〜魔人の最期〜

一刀「『無龍破』ぁぁぁっ!!!!」

ｺﾞｵｯｯ!!

俺は響窃によって殺された蒲公英や凪、蓮華に力を貰い『無龍破』を放った

響窃「ぐっ!!?ま、まさか!?こ、こんな事が!!」

ｺﾞｵｯｯ!!

一刀「はあぁぁっ!!」

ｺﾞｵｯｯ!!

俺が放った『無龍破』は響窃の『闇龍破』を飲み込み、押し返していった

響窃「ぐっ!!?あ、ありえん!!!私は魔人だぞ!!この響窃が負けるはずなどない!!!」

一刀「過信は良くないぞ………響窃!!」

雪蓮「凄い………凄いわ、一刀!!」

華琳「そのまま押し切りなさい!!一刀!!!」

明命「一刀様!!!頑張って下さい!!」

春蘭「一刀ぉぉぉぉっ!!!」

秋蘭「凪達の仇を討て!!一刀!!」

一刀「はあぁぁっ!!」

ｺﾞｵｯｯ!!

響窃「むっ!?ぬああぁぁっ!!?」

俺は力を込め、『闇龍破』を押し返した

一刀「………形勢逆転だな、響窃……」

今現在響窃『闇龍破』は俺の『無龍破』で押し返され、全体の2/3が俺の『無龍破』となっていた

一刀「終わりだ!!響窃!!!」

響窃「ぐうぅぅぅぅっ!!!!?」

蓮華『シャオ………姉様…………』

小蓮「お姉ちゃん!!」

雪蓮「蓮華!!」

蓮華『私の体………守っていてくれたのね………ありがとう』

雪蓮「当たり前よ…………一刀の命を受けて護っているのだから」

蓮華『ありがとうございます………お姉様』

真桜「凪!!」

沙和「凪ちゃん!!」

凪『真桜……沙和………』

真桜「…………頑張ったで、ウチら」

沙和「もう少しで隊長が響窃に勝つの」

凪『あぁ、そうみたいだな…………

出来れば、生きてここに立っていたかったな…………』

真桜「ぐすっ、凪ぃぃぃ……………」

翠「蒲公英!!」

蒲公英『翠お姉様………』

翠「ゴメンな………ゴメンな…………アタシのせいで………蒲公英が…………!!」

蒲公英『大丈夫だよ〜♪そんなに責任感じないでよ〜』

翠「だけどよ!!」

蒲公英『大丈夫だって♪だって…………』

蒲公英『ご主人様が倒してくれるから♪』

一刀「はあぁぁっ!!」

ｺﾞｵｯｯ!!

響窃「………我が名………は………響窃……」

一刀「ぬああぁぁっ!!」

ｺﾞｵｯｯ!!

響窃「外史に…………復讐を………する………者………………」

一刀「ぬああぁぁっ!!はあぁぁっ!!」

ｺﾞｵｯｯ!!

響窃「こん……な…ところ……で………!!!!」

一刀「『無龍破』ぁぁぁっ!!!!」

ｺﾞｵｫｫｫｯｯ!!!!!

響窃「ぐあぁぁぁぁぁっ!!!!??」

ｺﾞｫｫｫｫﾝﾝﾝﾝｯ!!!!!!

俺はフルパワーの『無龍破』を放つと、響窃にそれが直撃し大爆発を起こした

一刀「はぁ………はぁ……………」

左慈「北郷………………？」

于吉「………………っ!!」

左慈「っ!?どうした!?于吉!!」

于吉の発言により

于吉「響窃の…………」

この長き

于吉「生命の気が……………」

狂った戦いに

于吉「消滅しました……………!!」

終止符が打たれた……………………

　　　　　　　　　　　……終……