No.64644

【一刀の】望み【たい】外史《外史の可能性は無限大》

つよしさん

……ここはどこ?私は誰?

………なんでこんな事しちゃったの?


続きを表示

2009-03-22 07:35:38 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:9356   閲覧ユーザー数:7561

────貴方は何を望むのですか?────

 

 

一刀『大切な人が悲しまない世界……かな・・・』

 

 

────なぜ?───

 

 

一刀『なぜって……。決まってる。……好きだから。愛した人たちだからさ』

 

 

────それだけですか?────

 

 

一刀『それだけで十分だろう。…理由が小さいってか?……理由は大きさじゃない。理由は、存在することが大事だろ』

 

 

────…かもしれませんね。しかし、どうしてそう望むのですか?────

 

 

一刀『どうして、か……。それは、蜀では華雄が、そして大勢の五湖。魏では華琳が、…いや、魏の皆、そして、祭が…。呉では雪蓮と冥琳、これでも魏の皆が…。』

 

 

────誰かが悲しみ、もしくは死ぬ。ですか?────

 

 

一刀『っ!……そうだ。…外史が無数に存在するのに、大切な人が悲しまない外史は存在しなかった!悲しむ必要なんか無いのに!……だから!』

 

 

────だから『悲しまない世界』を望むと?────

 

 

一刀『そうだ!』

 

 

────ならば、望みなさい。あなたが考える最良の形での外史を────

 

 

一刀『…望めるのか?』

 

 

────外史の可能性は『無限大』ですよ?────

 

 

一刀『……そっか。はは…、そうだよ、な…。じゃあ、やってみようかな…』

 

 

────決まりましたか?────

 

 

一刀『…ああ!決めた!やってやるさ!』

 

 

────では、お行きなさい。外史の先で貴方が愛した人達がまっています────

 

 

一刀『ああ。行ってくる!皆の為に!』

 

 

────はい。お気をつけて────

 

 

一刀「ありがとう!じゃあな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作られた外史──。

 

 

それは新しい物語の始まり。

 

 

終端を迎えた物語も、望まれれば再び突端が開かれて新生する

 

 

物語は己の世界の中では『無限大』──。

 

 

そして閉じられた外史の行き先は、ひとえにあなたの心次第──。

 

 

さあ。

 

 

外史の突端を開きましょう───。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────幽州啄郡。五台山・麓。

 

 

桃香「ぽーりーえすてーるってなぁに?」

 

???「へっ!?」

 

桃香「それに、何だかさっきから、私の知らない言葉ばかりー。……お兄さん、一体何者なのかな?」

 

???「な、何者?うーん、まさか自分がそんな風に言われる日がくるとは……」

 

俺ってばそんなに怪しい風体してる?なんて思わずがっくり。

……なんて言ってる場合じゃないな。

 

???「俺は──」

 

 

 

 

 

──────同時刻。陳留。

 

 

???「君……誰?」

 

曹操「それはこちらの台詞よ。あなたこそ、何者?名を尋ねる前に、自分の名を名乗りなさい」

 

???「えっと……──」

 

 

 

 

 

──────同時刻。荊州南陽・孫策の館。

 

 

孫策「私は孫策。字は伯符。この館の主よ」

 

???「そんさく……孫策?うーん……」

 

孫策「唸る前に、まずはあなたの名前を教えなさいよ」

 

???「あ、ごめん。俺の名前は──」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀(蜀)「俺は北郷一刀。聖フランチェスカ学園の二年生。なんだけど……」

一刀(魏)「えっと……北郷一刀。日本で聖フランチェスカの学園の学生をしている。日本人だ」

一刀(呉)「あ、ごめん。俺の名前は北郷一刀。ええと……姓が北郷で名前が一刀。字っていうのは無し」

 

 

 

 

一刀×3「「「ん?」」」

 

 

 

 

 

 

 

三国に、この世界に3人の天の御使い降り立つ。

 

 

劉備のもとに、『仁』の北郷一刀が。

 

曹操のもとに、『勇』の北郷一刀が。

 

孫策のもとに、『智』の北郷一刀が。

 

 

 

この3人の一刀は、それぞれの国のために──いや、この大陸のために努力し、『大切な人が悲しまない世界』にするのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─────外史の可能性は『無限大』ですよ?─────

 

 

 

 

 

 

 

 

続けかないよ……たぶん。

 

~あとがき~

 

 

外史の可能性は【無限大】なんです!!!!!

 

 

…はい、ほんとすいません。

 

誰も悲しまない世界ってことで書いてみました。

 

あと、一刀が一人だけじゃ『全員』に手を出せないからこの形ってことで。

 

…はい、ほんとすいません。

 

反省もしてるし、後悔もしてます。

 

すいませんでした。

 

 

 

 

…で、では!!(逃げよう!)《ダッ!》


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
64
1

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択