No.645777

【獣機特警K-9ⅡG】通勤列車の痴漢を撃滅せよ!【交流】

時系列的にはこれ(http://www.tinami.com/view/645467 )の直後くらい。

ジャッキー:http://www.tinami.com/view/645448
とも署長:http://www.tinami.com/view/614714

2013-12-16 22:17:17 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:913   閲覧ユーザー数:894

ジャッキー上野が巡査部長に昇進して程なく、彼はフクオカ署の署長である築上ともに呼び出された。

 

「ジャッキー君、この前のヤクザ掃討作戦でのあなたの働きは本当に見事だったわ。あれは二階級特進も当然だと思うよ。」

「あ、ありがとうございます。」

「で、早速新しい仕事をお願いしたいんだけど…。」

 

そう言いながらともはある服を取り出した。

 

「これは…。」

 

ともが取り出した純白のセーラー服はジャッキーにも見覚えがある。フクオカでも有数の名門お嬢様学校の制服で、その制服を着ておしとやかに歩く同校の生徒たちは「フクオカの白鳥」の異名をとっている。

 

「実は最近カゴシマ本線の列車内での痴漢被害が絶えないの。特に朝の通勤快速はドアの空かない時間が長いからもう痴漢がやりたい放題!」

「なるほど…。」

「そこでジャッキー君には痴漢にも人気があるこの制服を着て通勤快速に乗ってもらって痴漢を誘い出し、捕まえて欲しいのね。」

「はあ…。」

「やってくれるわね?」

「…はい、分かりました。」

 

次の朝、ジャッキーは「姫カット」のカツラを被り純白のセーラー服を身に纏い問題の通勤快速に乗り込んだ。

 

 

もちろん下着も痴漢に触られることに備え女学生が着るような清楚なブラとパンティーに替えている。

 

乗り込んでそう時間もたたないうちに、果たしてジャッキーの身体を触る不審な手があった。

 

(お、早速…。)

 

手はジャッキーのお尻をパンティー越しに撫で回す。しかしまだジャッキーは動かない。

やがて調子に乗った手はパンティーの中に手を入れるが、パンティーの中には女子高生にはあってはならない物がある。それを触って凍りつく手。そしてその瞬間!

 

「あ、すみませぇん。」

「…え?」

 

ジャッキーは優しく声をかけながら不審な手を掴み、そのまま力任せにひねり上げてしまう。

 

「いててて!」

「はいお疲れ様。痴漢の現行犯で逮捕ね。」

「げ…!(おのれ男のケツを撫で回してしまうとは…)」

 

そのままジャッキーは次の停車駅に痴漢を引き摺り下ろし、鉄道警察に引き渡すのである。

 

そのようなことを2週間ほど繰り返した結果結構な数の痴漢を現行犯逮捕することに成功した。

 

そして更にしばらくして、ジャッキーは再びともに呼び出された。

 

「ジャッキー君やったじゃない!おかげで痴漢の被害が目に見えて減ったわ。」

「あ、どうもありがとうございます。」

「…それにしても、噂では聞いていたけどジャッキー君の女装って本当にきれいなのね。…お姉さん食べちゃいたいわ。」

「…やめて下さい。」


 
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