No.644725

七日間 秋蘭

lieさん

※タイトルとは関係ありません、決して七日間での出来事ではありません。


魏エンド後でいいっすか?

続きを表示

2013-12-12 22:23:10 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:2440   閲覧ユーザー数:2093

 

 

 

 

北郷。

 

 

私は今、とても複雑だ。

 

 

とても怒っているかと思えば、

とても悲しくて、

とても辛く、

とても謝りたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

姉者は可愛いな・・

 

 

しかし、やけ酒は良くないな。

霞もそうだ、良くない。

 

 

だが、私も人の事は言えんな。

 

 

飲まないとやってられないな。

 

 

さぁ、姉者。

もう寝よう。

きっと明日謝れるさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

た、大変だ!

 

 

姉者が‥姉者が!

風邪を引いてしまった!

 

 

あぁ・・・姉者・・死なないでくれ!

 

 

私を独りにしないでくれ!

 

 

 

 

姉者までいなくなったら、

私はどうすればいいのだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

姉者の風邪が治った。

 

 

あぁ、よかった・・・本当によかった・・

 

 

 

 

姉者は元気になった。

とても元気だ。

 

 

 

 

まるで、

 

 

あの時の事を忘れてしまってるかのように・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

凄く大きな地震が起きた。

人が立ってられない程。

それと同時に情報が耳に飛び込んだ。

 

 

流星が落ちた、と。

 

 

華琳様、いかがいたしましょう。

わかりました。

 

 

 

 

さぁ姉者、この地震の原因を探しに行くぞ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大変だ・・・

街で北郷の姿をした者が暴れている。

 

 

 

 

どうしたんだ真桜、顔が真っ青だぞ?

 

何、隊長2号が暴れた?

あぁ、あれは真桜が作ったのか。

どうりで似ていると思ったよ。

壊さないようにして欲しい?

 

 

 

 

すまないが無理そうだ。

もう姉者がやってしまったみたいでな。

 

 

 

 

姉者、北郷は死んではいないよ。

怪我が治ったら謝りに行こう。

 

 

私も一緒に謝りに行くから、大丈夫だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

華琳様から聞いた時、怒っていたんだ。

人気のいない場所で頭を冷やそうと思ったのだ。

そこで管輅という占い師に出会ったのだ。

聞いてしまったよ、理由を・・

 

 

すまないな。

 

 

そうとも知らず、私は憎んでいた。

姉者や華琳様、皆を悲しませた北郷を・・・

 

 

すまない・・な・・・

 

 

北郷がまた帰って来てくれるとは思ってもみなかった。

私が生きている限り、帰って来ないと思った。

 

 

そして、ありがとう。

 

 

こんな私を助けてくれて。

おかげで、可愛い姉者をまた見れた。

 

 

 

また北郷に・・一刀に会えた。

 

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
16
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択