No.64444

三羽烏との戦い

呂布さん

『東堂対三羽烏』の続きです。
作者が未熟者の為、ろくな作品にならないと思いますが、温かい目で見ていただきたいです。
それから、『三人の御遣い』のキャラ設定に多少追記致しましたので、確認のほどをお願いします。
『報告』
前回、『楽進VS死神』という作品を投降したのですが、読み直してみて違和感があったので削除致しました。

2009-03-21 01:53:30 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:4213   閲覧ユーザー数:3576

「はぁぁぁあ!」

ブンッ!

「せりゃあぁぁ!」

ギュィィイン!

「えぇ〜〜〜い!」

ヒュヒュン!

「チィッ!」

ガキィィン!

こんにちは、読者の皆さん。

東堂大河です。

今、兄上は『薙刀』で曹魏二万程の兵達と戦っているところです。

…え?お前は何をしているんだって?

それは――――――

「おい、大河!?」

…ん?

「どうか致しましたか、兄上?」

僕がそう言うと、

「どうもこうもないわ!何故、御主だけその様な安全地帯に――「隙あり(や(なのぉ)!!」――うぉあ!?」

おぉ、正に紙一重でしたね。

「くっ…すばしっこい奴め!」

銀髪の所々に古傷のある少女が、苛立ちながらおっしゃいました。

「中々当たらないのぉ〜」

茶髪の眼鏡をかけた少女も若干不機嫌ですね…

「…どうするんや、凪?」

薄い紫色の髪をした関西弁の少女が、銀髪の少女・・・楽進に問いかけました。

「ただ…前進するのみ!」

そう答える楽進に、「そう言うと思うたで。」

「凪ちゃんらしいのぉ〜」

関西弁の少女・・・李典と茶髪の少女・・・于禁は笑っていた。

「むぅ。」

楽進のそんな反応を見て、

「なんや、拗ねとんのか?」

「凪ちゃん可愛い〜。」

李典と于禁が微笑んでいました。

その時――――ッ!

ビュン!

「くっ!」

ヒュン!

「ぉわっと!」

ヒュヒュン!

「きゃあ!」

突然『矢』が三人に向かって飛んでいきました。

「ちょっ!なんで矢が飛んでくるんや!?」

「沙和が知るわけないのぉ〜!」

「二人とも黙って避けろ!!」

そう言いながら、三人は迫り来る矢の数々を躱し、時にはたたき落としていた。

「チッ!ちょこまかと躱しよって!」

そう言いながら、鋼牙は狙いを定めて、

「…はっ!」

ヒュン!

一糸乱れぬ一撃を放ちます。…が、

「なんの!」

ガキィィン!

楽進がそれを鉄甲で防ぎます。

「あやつが武闘家。で、あっちが双剣、あっちは螺旋槍か…ふむ。」

そう言い、鋼牙は考えた。

「(弓での攻撃は、楽進に防がれる。かといって接近戦では螺旋槍や双剣の間合いに入る…。)ならば…!」

そう言うと兄上は、持っていた弓を『崩した』。

「えぇ?!」

「なに!?」

「嘘やろ?!」

その行動に、驚きを隠せなかった三人だが、無理もない。

自分の得物を『壊す』奴など、この世界のどこを探してもいないだろう。

ただし、これが『壊す』という行為ならばだが…

「貴様…それは『降参した』とみて良いのか?」

幾分か冷静になった楽進が鋼牙に尋ねました。

それを見た鋼牙は、

「ほざけ。誰が貴様らごときに降伏などするか。」

…凄く悪態をついています。

「だったらなんで自分の武器壊しとるんや?」

李典がもっともな意見を述べた。

「誰も壊してなどおらぬ。造っておるのだ。」

そう言う鋼牙の手元には、先程までの弓は無く、代わりに、『三日月状の武器』があった。

そして、鋼牙はそれを楽進に向かって…

「むんッ!」

思い切り投げた。

「あまい!」

しかし、楽進はなんでもない様に、それを躱した。…だが、

「後ろや!凪!」

「なに!?」

楽進が躱したはずのそれが、後ろから迫ってきていた。

「くっ…!」

楽進はそれを咄嗟に身を翻して躱した。

「(どうなっている?確かに躱したはずなのに!)」

「チッ、躱されたか。やはり三日月では無理か…では。」

そう言うや否や、鋼牙は三日月を崩し、『鎖鎌』を造った。

「次はこれで行くか。」

そう言って鋼牙は、鎖鎌を振り回しながら、楽進達に突進して行った。

「阿保が!そんなんウチの螺旋の間合いに入るだけや!」

「やっぱりただのクズなのぉ〜」

そう言いながら、己の得物を構える李典と于禁。

それを見て、鋼牙は咄嗟に跳び、弓矢で二人の衣服を撃ち抜いた。

「きゃあ!?」

「しまっ…?!」

衣服を撃ち抜かれたので身動きが取れなくなってしまった二人。

鋼牙はそれを確認すると、

「おい、大河!」

「ん?なんですか、兄上?」

大河が返事をすると鋼牙は二人を指差し

「拘束して我らの本陣に送れ。」

「「「なッ!?」」」「了解です。兄上。」

そう言って大河はおもむろに手を挙げ、

「『縛』。」

ピシッ

「うっ…か、体が」

「動かへん…!」

「…でしょうね。では…『転』!」

そう言った途端李典達の姿が消えた。

「真桜!?沙和!?…貴様、二人を何処にやった!」

「なに、すぐにわかるさ。」

そう言って、鋼牙は楽進を鎖鎌で捕らえた。そして、

「大河!」

「わかってます!」

大河が手を挙げ、

「『転』!」

「…ッ!?」

楽進の姿までもが消えた。

「さて、帰るか。」

「そうですね。」

そう言って、二人は迫り来る兵士を倒しながら、意気揚々と帰っていた。

楽進達の運命は――

鋼牙達の次なる戦いとは―――――――

そして、鋼牙達は一刀に会えるのか――

 

 

 

 

 

 

 

次回に続く…かもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読みにくくてすみません。

稚文、乱文ですみません。

解りにくくてすみません。

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
17
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択