No.642793 ソードアート・オンライン『明星の勇者』第二十三話ウィングゼロさん 2013-12-05 06:00:02 投稿 / 全3ページ 総閲覧数:775 閲覧ユーザー数:754 |
デスゲームが始まって約4ヶ月…遂に17層のボスの部屋にたどり着きボス戦が繰り広げられていた。
カイン「うおおぉっ!虎牙連斬!秋沙雨!!」
俺は虎牙連斬で17層のフロアボス、《The watch dog of violenc》(猛威の番犬)を怯ませ、そのまま9回攻撃を食らわせる。
カイン「シリカ!ムラマサ!今だ!スイッチ!」
俺は秋沙雨の切り上がりを利用して後ろに下がり後ろにいたシリカとムラマサに交代する。
シリカ「はああぁっ!」
ムラマサ「ふん!」
そしてシリカとムラマサのソードスキルが発動して猛威の番犬にダメージがはいる。
ディアベル「よし!総攻撃で終わらせるぞ!」
そして全方面からプレイヤー達が一斉に猛威の番犬に襲いかかり、猛威の番犬はポリゴン化して倒された。
倒されたのがわかるとこの部屋にいるプレイヤー全員が歓声をあげる。
ムラマサ「やりましたね!親方様!」
ユリアン「全く…今回もトップクラスの実力を見せてくれる」
カイン「まあな…LAは俺みたいだ…ん~これはこれはケルベロスダガーか…短剣か…これはシリカにやるよ…俺は使わないし」
シリカ「いいんですか?」
カイン「いいんだよ、使わないものをわざわざ持ってても意味はないしな」
そういって俺はシリカにケルベロスダガーを渡した。
ディアベル「それじゃあ、行こう!18層へ!」
全員「おおおっ!」
こうして18層に向かう俺達…そこが俺にとっての最大の分岐点になってしまうとは誰もわからなかった。
18層フィールド
カイン「此処が…18層…」
シャール「なんだか普通の平原が広がってるね」
アスナ「キ、キリトくん…」
キリト「落ち着け、アスナ…」
カイン「ん?どうしたんだ?キリト?お前が取り乱すなんて珍しい」
キリト「いや、何でもない」
カイン「ん、そうか…」
カイン(それにしてもこのフィールド…何処かで見たことが…)
俺は何度もこの光景を見渡したすがβ時代でここまで上がったことないはずなので気のせいだと思うが…気のせい…だよな
ディアベル「それじゃあみんな!街開きに行こうぜ!」
全員「おおおっ!!」
こうして俺達は街見える方向に歩き始めた。
シリカ「カインさん?どうしたんですか?そんなキョロキョロ回りを見て…」
カイン「いや、なんか…見たことある風景でさ…」
シリカ「そうなんですか?」
カイン「いや、多分俺の気のせいだ」
ディアベル「みんな!街が見えてきたぞ」
シリカ「あっ!本当だ!遠くから見てますけど大きいですよ!そう思いませんか?カイン…さん?」
カイン「あっ!…ああっ!」
いや、そんなはずがない、こんなことが…
カイン「くっ!」
俺は見えた来た街に向かうべく全力で走る。
後ろからはディアベルや他のプレイヤーが何か言っていたがそんなのお構い無しに駆ける。
カイン(そんな!何であの街が!)
俺は街にたどり着くとどうやらどこかの広場のようで俺はこの街の象徴ともいえる高い柱が見えておりその時俺は確信した。
シリカ「漸く追い付きました~…カインさん?」
カイン「帝都…ザーフィアス…」
ソードアート・オンラインに存在するはずもない帝都…ザーフィアス…その町並みを見ながら俺は漠然とするしかなかった。
後書き
どうも~ウイングゼロです!
ここまで相当なスピードで投稿しました!
そして18層でカイン達を待ち受けていたのはTOVの始まりの街、帝都ザーフィアス!さってと一体どんなストーリーが始まるのか楽しみですね
それでは次回にお会いしましょうさいなら~
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