No.642614 真・恋姫†無双~黒の御使いと鬼子の少女~ 15風猫さん 2013-12-04 15:41:59 投稿 / 全4ページ 総閲覧数:1292 閲覧ユーザー数:1197 |
果ての無い荒野を進軍する俺達は各方面に細作、要は忍者のような役割の人間を放ち、黄巾党の情報を集めながら移動していた。
「いい天気だなぁ~」
が、我らが主は能天気な事を言いやがるわけでして。
「ご主人様、のんびりしすぎだよ!」
「桃香様の仰る通りです。今から戦いが始まるのですから、もっとしゃんとしてもらわねば困ります!」
「二人の言う通りだ。いくら軍事関連の仕事を孔明や鳳統がしてくれるからって、気を抜き過ぎだ。常にとは言わんが、少なくとも今はいつでも敵に襲われてもいいぐらいの心構えぐらいはしておけ」
「うっ、ご、ごめんなさい……」
で、そんなようすをケラケラと笑っているのは張飛だ。
「にゃはは! お兄ちゃん怒られてやんのー」
「うぐっ、鈴々にだけは言われたくないような気がするのはなんでだ?」
なんてことを言ってはいるが、どうにも実感が湧かないのか、首をひねったままだ。
だが、そんな北郷に思わぬ方向から助け舟が出てくる。
「でも、変に鯱張っているよりも、ご主人様は今みたいにのんびりしている方がいいと思います」
「兵士たちは上に立つ人の気分や態度をよく見ていますから。だから今みたいなご主人様の何事にも動じない姿は頼もしく見えていると思います」
軍師二人のフォローはある意味的確のようにも聞こえるが、
「……贔屓の引き倒しに思えるのは気のせいか?」
なんて身も蓋もないようなことを関羽は言ってしまうワケで。
「ちょ!? 愛紗、何気に酷くない!?」
「主にもっとしっかりして欲しいという可愛い部下からの諫言です」
「う、ううぅ。肝に銘じておきますぅ」
なんつーか、形無しだな。いろいろと。
「申し上げます!」
と、そんな場に伝令の兵士がやってきた。
「ここより前方五里の場所に黄巾党と思しき集団が陣を構えております! その数、約一万!」
「いっ、一万!? それは、ちょっと多すぎる、な」
思わず大声でそんなことを言ってしまう北郷だが、それも無理はない。
「こちらは約六千、兵数の差を考えれば、ここは退くべきじゃないか?」
「いや、ここで進路変更すれば義勇兵のみんなに示しがつかないよ」
「それもそうか、チッ」
厄介な相手にぶつかっちまったもんだな。仮に関羽と張飛が千人に相当したとしても約八千、まだ二千の差がある。
「どうすれば……」
北郷は伝令の兵士からの情報でシミュレーションしているようだが、そんな彼に鳳統がおずおずと話しかけてきた。
「ん? なに雛里?」
「だ、大丈夫です。きっと勝てます……」
「勝てるって、相手の兵力はこっちの二倍近くあるんだよ?」
「それぐらいなら、大丈夫です……」
そう言い切ってしまう鳳統。
「何か考えがあるのか?」
俺の問いかけに鳳統は帽子を目深にかぶって顔を隠してしまいながら小さく首を縦に振った。
(なんか、雪華が人に話しかけられた時みたいだな)
すっごい近親感がする。って、今はそれどころじゃない。
「私たちには、勇名を馳せている玄輝さんとか愛紗さん、鈴々ちゃんがいますし、それに義勇兵の皆さんの士気も高いですから……」
「だが、数はそれだけで力だ。味方一人に対して敵兵が二人当たることになるなら、苦戦になるのは目に見えていないか?」
「で、でも、その、こっちには私たちが居ます」
「……そういうことか」
俺はそこまで聞いてようやく納得した。いや、冷静に考えればすぐにわかることではあった。何だかんだで俺も浮足立っていたのかもしれない。
「玄輝殿? どういう意味です?」
「その説明は鳳統がしてくれるさ」
で、関羽の目線が鳳統に向くのだが、
「あぅぅ……」
その目線にまるで魚のように跳ねた鳳統はふらつきながら俺の背中に隠れてしまった。で、雪華からの嫉妬の視線が飛んでくると。
「はぁ~」
「愛紗、雛里を怖がらせたらダメなのだ」
「え、ええ!? わ、私はただ視線を向けただけではないか!? それだけでか!?」
「はうぅ……」
「ん、ん~、その、鳳統? まぁ、怖いかもしれんが、怒ってるわけでも脅しているわけでもないからな? 関羽は」
まるで雪華をあやしているような気分だ。で、嫉妬の視線はより一層強くなるわけで。
(はぁ、これが終わったら、なんか買ってやるか……)
実際、ここ数日は俺も含め、雪華と遊んでやれてない。アイツもアイツで遠慮している節があったから、相当溜まっていたのかもしれない。
まぁ、それもこの戦いが終わってからの話だ。あと、関羽が本気で落ち込んでいるのもなんとかせにゃならん。
「大丈夫だよー。愛紗ちゃんは別に怖くないよ? ただちょっぴり真面目過ぎるだけで」
「おまっ、それただの追い打ちだぞ?」
「へ?」
で、関羽は項垂れてしまうと。というか、天然であの追い討ちとは、劉備玄徳、恐るべし。
「と、とにかくですね。こういう時にこそ、私たちが役に立つ時だと思うんです」
若干空気がそれ始めていたのを戻すかのように、孔明が一歩前に出て話を始める。
「本来であれば、敵よりも多くの兵士を用意するというのが用兵の基本ですけど、それが無理ならば、その差を覆すのは策のみです。だからこそ、私たちが勉強していたことが役に立つと思います」
「べんきょーって、朱里たちは何のべんきょーをしていたのだ?」
「ええと、孫子、呉子、六韜、三略、司馬法……それに九章算術、呂氏春愁、山海経……あとはいくつかの経済書と民政書などを勉強しました……」
……俺の頭では理解できそうにないという事だけは理解した。やはり、歴史に名を残すだけの才能はあったという事だろう。鳳統のほうは知らなかったが。
「うわ~……それ全部勉強して、全部覚えたの?」
その質問に鳳統は小さく頷く。やっぱ凄いな、この二人。
「すっご~い! 愛紗ちゃん愛紗ちゃん! この子達ってば、もしかしてとっっっても凄い子かも!」
「そうなのですか? 孫子の兵法書は私も読みましたが、その他の書籍に関しての知識はありませんので、良くわからないのですが、一体どのような書籍なのです?」
若干嫌みったらしく聞こえるのは気のせいか? てか、
(嫉妬か?)
何に対しての嫉妬なのかはよくわからんが。まぁ、そんな嫌味(?)をものともせず、孔明はその内容をすらすらと口にしていく。
「孫子、呉子、六韜、三略、司馬法。これらは全て兵法書です。あとは算術、農政、地理書……ようは経済学と民を治めるための本です」
「ほぇー。すごいのだ! 朱里たちは完璧超人なのだ!」
「そ、そんなことは……えへへ」
謙遜はしているが、やはり嬉しかったのだろう。頬を緩ませて微笑んでいた。
「よし、朱里と雛里がみんなに実力を認められたところで、二人とも、数の差を覆す策っていうのを教えてくれないか?」
「はい!」
元気よく返事をした鳳統が説明を始める。
「えっと、伝令さんの報告では、敵軍は五里先に陣を構えているとのことですが、ここから五里先は兵法で言う衢地となっています」
「くちー? なんなのだ、それ?」
「衢地とは、各方面に伸びた道が収束する場所の事を言うんです」
「なるほど、交通の要所ってワケだな」
そんな場所に陣を構えれば、様々な方面に進軍中の味方に素早く補給物資を送ることが出来る。だが、それは裏を返せば、そこを押さえられたら補給が滞ってしまうという事になる。
「……そんな場所に一万の兵ってのは、少なくないか?」
全体の数からいったら、もっと多くてもいいはずだ。
「ええ。本来ならもっといても全然問題に何てなりません。だからこそ、雑兵だと判断できます。そして、そこが私たちの狙い目かと」
「えーと、どういうこと?」
桃香が指をこめかみに当てたまま問いかけると、鳳統がそれに答える。
「敵は私たちより多くの兵をもっているとはいえ、雑兵です。また、その雑兵が守っている地は黄巾党全軍に影響を及ぶすであろう重要な場所」
「そこを破れば、私たちの名は否応なく高まることになります。だからこそ、これは千載一遇の好機なんです」
「さらに言ってしまえば、自分よりも少ない部隊が前に現れたとしても、目の前の雑兵ならば恐れることはないでしょう。……そこが付け目なんです」
「なるほど。油断している敵を策を持って破る。そういうことなのだな?」
「ひゃ、ひゃひ!」
で、さっきと同じように鳳統は俺の背中に隠れて、雪華の視線がもはや凶器の域に達しかけている。
「……そんなに緊張しないでほしいのだが」
で、関羽はものすっごい悲しそうな顔で落ち込んでいる。
「あわわ……ごめんなさいですぅ……」
「あ~、その、パッと見あれだが、心根は優しい奴だ。そんなに怖がることはない」
で、行った後に軽く後悔した。
「……ほぉ、玄輝殿は私の見た目は怖いと、そう遠回しに言うのですね?」
「…………」
自分の額を自分で叩く。
「いや、決してそういう意味で言ったわけじゃないんだが……」
なんとかもう一度フォローをしようとしたところで、痺れを切らせた張飛がウガー! といった勢いで打ち切ってしまう。
「そんなことはどうでもいいのだ! さっさと方針を決めて、アイツらをブッ飛ばすのだー!」
「そうだよ、玄輝さん。愛紗ちゃんとイチャイチャするのはこの戦いが終わった後にしてね」
「うんうん」
「ゲンキ、場所は考えてほしいかも」
んなっ!?
「べ、別にイチャついてるワケじゃないだろ!?」
「そ、そうですよ! 桃香様!」
だが、俺達の抗議は虚しく、北郷は話の続きを促してしまう。俺と関羽は互いに顔を赤くさせながら、黙って続きを聞くことにした。
「まず、第一に、敵を陣から引きずり出すこと」
「その後、野戦に持ち込むことです。ただ、決して平地で対峙してはいけません」
「数で負けているのなら、数で負けない状況を作り出してしまえばいいんです」
「数で、負けない状況……」
北郷は考えるそぶりをして、すぐに大きな声を出して、それが何かに気が付いたようだ。
「そうか! 道が狭くなっているところに相手を誘い込めばいいのか!」
「はわわ! その通りです!」
「あわわ……言われちゃいました……」
「おー! 正解だったみたいだね。さっすがご主人様!」
「いやいや、そーれほども……」
女子三人に褒めちぎられ、謙遜しつつも嬉しそうな北郷だが、
「だが、そんな狭い道、都合よくあるか? パッと見渡しても荒野しかないぞ?」
どうみても、そんな道は見当たらない。
「あっ」
俺に言われて北郷も気が付いたのか、俺と同じように周辺を見渡して、がっくりとうなだれる。
「確かに、なさそうだね……」
だが、それに異を唱えたのは、鳳統だった。
「あの、あります、よ?」
「あるのか!?」
慌ててもう一度周辺を見渡すが、やはりそれらしいモノは見つからない。
「えっと、ここより北東へ二里ほど行ったところに、川が干上がって出来た谷があるんです」
「えっ? でも、地図にはそんなところ載ってないよ?」
言いながら劉備が取り出したのは公孫賛の所を出る前に買っておいた地図だ。
「その地図、市販の物ですよね……?」
「う、うん」
「なら、正確な地図ではありませんね。役に立たないと思います」
軍師二人はあっさりと切り捨ててしまった。
「え~と、じゃあ、この地図って、偽物?」
だが、孔明は首を振って、それを否定する。
「いえ、その地図はその地図で本物ですよ。市販の地図は旅人や、隊商の人たちが良く使う道とか、山とかしか書かれていないんです」
「なるほど、つまり、市販品は簡略化されているって訳か」
「はい。正確な地図を持っているのは、漢王朝や官軍だけです。地図は戦略や戦術を決定するうえで一番大きな要素となります。逆を言ってしまえば、地理に詳しくなければ作戦を立てることが出来ません」
たしかに、そうだ。いくら平地において完璧な策を立てたところで、山でそれが通用するわけがない。山には山の、平地には平地の策を考えなければならないし、それを判断するのにも地図は必要不可欠だ。
「最近、力を付けてきている地方の諸侯も、独自に地図を作っているようです。公孫賛さんは、恐らくですけど、そこまで気が回って無かったのではないでしょうか……?」
「……ありえそうだな」
確かに、どっか抜けているところはあったし。
「白蓮ちゃん、たまぁにそんな大ポカやらかすからなぁ……」
……ん?
「それ、お前が言える事か?」
「まったくなのだ。お姉ちゃんが言うななのだ」
「うっ! そ、それもそう、だよね」
納得した劉備に北郷が小さく笑いながら、孔明たちに続きを促した。
「……幸いなことに、私たちは水鏡先生のツテで正確な地図を見たことがあります。だから、おおよその地理は覚えていますよ」
それには全員が驚いた。
「お、覚えてるって、もしかして、大陸全部の地図を丸暗記してるって事!?」
北郷が思わず聞いてしまった質問に、鳳統は小さく首を縦に振った。
「す、すごいのだぁ……」
「あ、ああ」
ここまで驚いたのは、師匠に連れられ、初めて竜に対峙した時以来だ。
「えへへ、それ程でも……」
頬に両手を当て、嬉しそうにテレテレしている二人に、北郷がどうやって誘き出すのかを聞くと、二人の顔は咳払いの一つですぐに真剣な表情へスイッチする。
「簡単です。敵の陣の目の前に全軍で姿を現して、すぐに逃げるだけです」
「なるほど、わざと敵に追尾させるという事か」
「そうです。その、幸いと言うと語弊がありますけど、私たちの軍はどう見ても正規軍には見えませんから」
孔明の言うことは尤もだ。
「白蓮おねえちゃんに武器とかは貰ったけど、あとは着の身着のままの義勇兵だもんなー」
鎧すらつけていない人間がちらほら見えるしな。
「そういうことです。目の前にいかにも弱そうな相手がいたら、黄巾党はどう考えるでしょう?」
「我らをただのカモとしか思わず、襲い掛かってくるだろうな」
「そうです。元々、明確な主義主張をしているのは黄巾党の中心部だけで、その他は食い詰めた農民たちが欲望に従って動き回っている、これが黄巾党の正体ですから」
「殺して、奪って、犯して、ってやつだよな。……獣でもそこまでしないだろうに」
「むしろ、そこだけ聞けば獣の方が遥かに優れてるな」
獣は、余計な殺しをしない。自分が生きる分だけ狩る、それ以上の事はしない。
「だからこそ、だよ。私たちがそんな獣以下の奴らをコテンパンにやっつけなきゃいけないの!」
(……なんだかねぇ)
劉備の発言が腑に落ちない自分がいる。彼らとて、元を正せば漢王朝の被害者だと言える。
(まぁ、劉備が正しくないワケではないが……)
なんというか、甘い。世の中、善悪だけで区切れるものではないだろうに。だが、その軍に属している以上は、俺も同じなのかもしれない。
(……いや、今考える事じゃねぇか)
意識を表に戻すと、北郷が布陣の話をしていた。
「愛紗は前衛を率いて、状況に応じて反転、さっきの峡間を目指してくれ。鈴々と玄輝は後衛を」
「えーっ! 鈴々は先陣を切りたいのだ!」
「駄々こねるなよ。関羽たちが反転した時に殿を守る奴が必要だろう?」
「うー、それは玄兄ちゃんだけで十分だと思うのだ!」
まぁ、あながち間違いでもないかもしれんが。
「俺の隊は俺自身も含めて未熟だ。誰かしらの補助がないとキツイ。そうなると、俺の一隊で殿を持つのは厳しいんだよ」
「むぅー、それなら仕方ないのだ……」
それでも納得いかなそうな張飛に北郷は苦笑交じりに一つの約束を取り付ける。
「じゃぁ、次の時は鈴々を先陣にするよ。それでいいかい?」
「ホント!?」
「おう。約束だ」
で、あっさり機嫌が直ってしまう。そういったところはまだ子供だな、って感じる。
「で、二人の補佐を朱里にお願いしていいかな?」
「あ、あの、ご主人様。できればその役は雛里ちゃんにお願いしてもらってもいいですか?」
「雛里に? 別にいいけど……」
「しゅ、朱里ちゃん……」
「頑張って、雛里ちゃん!」
「……うん」
顔を真っ赤にして俯いた鳳統はそのまま帽子で顔を隠してしまう。
「えっと、ご主人様、私はどうするの?」
「あの、私も……」
で、未だに名前を呼ばれていない劉備と雪華が自身を指さしながら前に出てくる。
「桃香と雪華は当然、本陣だよ。で、その補佐として朱里を配置。状況に応じて臨機応変に対応できるようにしておいて」
「御意です♪」
「ん」
「ご主人様も本陣だよね?」
その問いに北郷は少し恥ずかしそうに頭を掻いて答える。
「前衛で先陣を切るよ、って上に立つ人として言いたいところだけど、そんな力は俺にないからね。本陣にいさせてもらうよ」
「何を仰います! ご主人様は我らの大切な御方。前線で戦うは我らの役目です」
「そうなのだ! お兄ちゃんの事は鈴々たちがしっかり守るから、いっぱい安心するのだ!」
「……うん、頼りにしているよ。……じゃあ、行こう!」
「それじゃあ、みんな! 敵さんめがけて微速前進~♪」
何とも気の抜ける号令の元、俺達は黄巾党の部隊へと歩を進めて行った。
あとがき~のようなもの~
ハイどうも、おはこんばんにゃにゃにゃちわ、風猫です。
いやはや、あとがきネタが思い浮かばないw
思いつくことと言えば、ようやく「艦これ」に着任できたことぐらいしかw 9月に始めようと思って、まさか今月に着任するとは思いもよりませんでしたわw で、今は小破したらとりあえず撤退するチキンプレイをしながらちまちまやってますw
あとは、他の恋姫2次創作で、何回かキャラクター設定を見たのですが、やってほしい方はいますか? 要らなきゃいらないで構わないんですが…… もし、やってほしい、と思った方はコメントに書き込んでください。次回ぐらいのあとがきにでも記載します。
このぐらいかな? では、何かありましたらコメントの方にお願いいたします。
また次回~
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白髪の鬼子と黒の御使いの、守るために戦い抜いたお話
真・恋姫†無双の蜀√のお話です。
オリジナルキャラクターが蜀√に関わる話なので、大筋の話は本編とほぼ同じですが、そういったのがお嫌いな方はブラウザのバックボタンをお願いします。
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