No.642045

真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第五十一話 私が出ないと読者が寂しがるでしょ!!

ohatiyoさん

なのは降臨!

2013-12-02 08:35:10 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:648   閲覧ユーザー数:634

フェイトがレリックを守りながら、クアットロと戦っている頃、フォアード達は次々とガジェットを破壊していた

 

なのはの訓練によって強くなった彼女達には、ガジェットなど敵ではなかった

 

しかし、やはり数は力である

 

膨大な数のガジェットが出現し、いよいよティアナ達も追いこまれてきた

 

強くなったのは事実だが、彼女達は魔力が少なかった

 

魔力が空になれば戦う事が出来なくなってしまう

 

ティアナ「クッ」

 

不味いわね…………………

 

徐々に押されていく状況に焦る ティアナ

 

スバル「やぁ!!!!」

 

体力が続く限り、ガジェットを殴り続ける スバル

 

エリオ「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 

キャロ「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 

肩で息をする エリオとキャロ

 

2人は体力が限界だろう

 

ティアナ(しかも囲まれたわね)

 

ティアナの言う通り、ガジェットらはフォアードを囲むように迫ってきている

 

これにより、フォアード達は前だけではなく横と後ろも警戒しておかなければならなくなる

 

精神的にもキツイ

 

ティアナ(こういう時に援軍を期待するのはナンセンスなのよね)

 

けど…………

 

ティアナ(魔力切れが近い私達だけでは打破出来ない)

 

ガジェット「「「「「「「「「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」

 

一斉に襲い掛かるガジェット

 

スバル「クッ」

 

ティアナ「ここまでか……………」

 

全員が諦めかけたが、

 

なのは「ディバインバスター!!!!!!!」

 

フォアード達に襲い掛かろうとしていたガジェットらは、ピンク色の光りに飲まれて消滅する

 

ティアナ「最高のタイミングです……………なのはさん」

 

上空に居る なのはに恩を感じながら、そう呟く ティアナ

 

なのは「みんな! 良く頑張ったよ!! 魔力が回復するまで休んでいて!!」

 

ティアナ「お願いします、なのはさん」

 

なのはは、ティアナの返事にほほ笑むと、ガジェットを次々と粉砕していく

 

そのスピードは、フォアード達4人全員分と言える

 

スバル「凄い………やっぱり なのはさんは凄い!!!」

 

尊敬の眼差しを送る スバル

 

ティアナ「私達とはレベルが違う……………でも何時かは」

 

今は無理でも、確実に実力を上げ、何時かはなのはを越えると決意する ティアナ

 

エリオ「僕達も、もっと強くなりたいです」

 

キャロ「足を引っ張る為に、ここに来たわけじゃありませんから」

 

ティアナ「そうね、でも焦りは禁物よ………私のようになりたくなかったらね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~はやてVSナギ~

 

はやて「ブラディダガー!!!」

 

何度もナギに攻撃するが、一発も当たらない

 

幾ら膨大な魔力を所持している はやてと言えども、魔力が無限にあるわけではない

 

焦りを隠せない はやて

 

はやて(クソッ ヴィータの言う通り攻撃が当てられん)

 

どうするか…………

 

はやて(10秒後の未来が見えるなんてせこいやん)

 

はやては、ナギのレアスキルの破り方が見えないでいた

 

ナギ「スラストカッター!!!」

 

青い斬撃を飛ばし、はやてを切り裂こうとする

 

はやて「この程度!!!」

 

シュベルトクロイツで、斬撃を弾き飛ばす

 

はやて(確かに回避能力以外は怖くないな)

 

けど、勝てるかどうかは別問題や

 

はやて「凍てつく足枷(フリーレンフェッセルン)!!!」

 

ナギの動きを止める為、足を凍らせようとするが、

 

ナギ「っ!!」

 

飛んで躱される

 

はやて「これも読まれたか」

 

ナギ「行くぞ!」

 

ナギの目の前にミッド式の魔法陣が展開される

 

はやて「デカイ奴来るか!」

 

砲撃魔法を警戒する はやて

 

ナギ「食らえ!」

 

魔法陣に手を翳すと、細長く青い魔力弾が何発も展開する

 

ナギ「ブルーアロー!!!!」

 

ナギが技名を言うと、魔力矢は一斉に はやてに襲い掛かる

 

はやて「悪いけど食らわんわ! デアボリック・エミッション!!!」

 

広域魔法で、ナギの攻撃を一掃する はやて

 

しかし、この行動も読んでいたのか、ナギは新たな技を発動していた

 

ナギは左手を空に掲げている

 

すると上空にミッド式の魔法陣が展開され、ナギは左腕を魔法陣に貫通させる

 

すると、ナギの左手に魔力が集り、青くて大きめの魔力弾が出来る

 

ナギ「スペルトブラッシュ!!!!!!」

 

その魔力弾を投げ、はやてを狙う

 

はやて「仕舞った!!」

 

反応が少し遅れてしまった

 

避ける事は出来ないだろう

 

はやて(当たる!!!)

 

はやては両手を胸の前でクロスして、何とか耐えようとする

 

はやてにナギの技が当たる瞬間、

 

レイン「アイスバスター!!!!」

 

ナギの技と同じぐらいの魔力弾がぶつかり、ナギの技は相殺される

 

ナギ「何?」

 

ナギもこれは予想外だったようだ

 

はやて(ッ!! どうやら絶対に全ての未来を見る事は出来んようやな)

 

それもそうか、未来なんて確定しないもんやしな

 

はやて「それにしても助かったで! レイン!」

 

レイン「どんなもんよ!!!!」

 

はやての前に立ち、ナギを見つめる レイン

 

ナギ「………………」

 

対するナギもレインを睨んでいる

 

レイン<今だぜ! アマル!>

 

アマル「…………………」

 

ゆっくりと影が、ナギに近づいて行く

 

アマル「終り」

 

アマルがそう言うと影は巨大化し、ナギに襲い掛かる

 

ナギ「邪魔だ!」

 

しかし、これは読んでいたのだろう

 

慌てるそぶりも見せず、影を切り裂いていく

 

アマル「…………………」

 

レイン「畜生!! 上手く行ったと思ったのに!!!」

 

はやて「気い付けや、あの子は10秒先の未来が見えるらしいわ」

 

ナギ「また邪魔が入ったか……………………」

 

レイン「はやての姐さん、こいつは俺とアマルで何とかする。姐さんは ティアッ子の援護に行ってくれ」

 

はやて「けど!」

 

レイン「なのはの姐さんが向かったから大丈夫かもしれねぇけどよ、あんたがやられちまった元も子もねぇだろ? それに俺達だって強くなってんだからよ。なぁ?」

 

アマル「……………」

 

アマルは頷く

 

はやて「……わかった、ここは任せる。もし、あの子に勝ったら捕えてな。それと、絶対に死んだらアカンで? 死んだら絶対に許さへん」

 

レイン「わかってるよ」

 

はやて「ほんならウチは行く!」

 

はやては その場から飛び去る

 

ナギ「逃げるのか!」

 

ナギは追おうとするが、

 

レイン「アイス・スラッガー!!!!」

 

目の前に巨大な氷柱を落され、阻まれる

 

レイン「行かさねぇよ! お前の相手は俺達だ!!!」

 

アマル「…………………」

 

2人がナギの目の前に立ちはだかる

 

ナギ「お前達の用は無い!!」

 

レイン「そうか。で?」

 

ナギ「何?」

 

レイン「そんなこと言って道を空けると思ったか?」

 

ナギ「………仕方あるまい」

 

構える ナギ

 

ナギ「押し通る!」

 

レイン、そしてアマルはナギを止めれるか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、この戦いに漸く終止符

 

勝つのは六課か? それとも…………

 

お楽しみに!!!

 

 

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
0
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択